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741 [2012/10/15]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Extra 15
[ http://www.perry-rhodan.net/hefte-perryrhodan-extra.html ]

 10月19日刊行の、〈特別編集版〉ヘフト15冊目。
 こんな話が、収録されるようです。

 Hubert Haensel / Das Plejaden-Spiel / プレアデス・ゲーム

「新銀河暦1469年――」
「星系ソルは、誘拐されました」
「同時に~」
「自由テラナー連盟は~」
「首星と、第一テラナーを、失ったわけです」
「で」
「プレアデス星団の~」
「惑星マハラニの~」
「執政官アルン・ジョシャナンが~」
「関係者を招集して、会議開催」
「で」
「あれこれの結果~」
「惑星マハラニは、自由テラナー連盟の首星に~」
「アルン・ジョシャナンは、第一テラナーに~」
「なったのでした」
「さて」
「アルン・ジョシャナンとは~」
「そもそも、何者なのか?」
「どうして、こんな人に育ったのか?」
「どうして、トプシダーと仲が良いのか?」
「……」
「アルン・ジョシャナンの青春時代を~」
「語る……とか、いう」

□ Perry Rhodan-Heft

2669 . Marc A. Herren / Wettstreit der Konstrukteure / 設計者たちの競争
2670 . Marc A. Herren / Der Weg des Konstrukteurs / 設計者の道
2671 . Christian Montillon / Das Weltenschiff / 世界をしまう船
2672 . Verena Themsen / Kosmische Agonie / 宇宙の臨死
2673 . Hubert Haensel / Das 106. Stockwerk / 107階
2674 . Uwe Anton / Das Reich der Angst / 不安の帝国

□ Perry Rhodan-Heft 2669話「設計者たちの競争」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2669-wettstreit-der-konstrukteure.html ]

 太古の星間戦争の、ある戦場――

「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「モウェン人の若者」
「――ばーん」
「――うっ」
「戦場で、瀕死の重傷を負いました」

 コラクィン・ポルタルドナルの生い立ち――

「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「成功もして、裕福な、技術者&設計家の一族の出です」
「が」
「本人の大望は~」
「――愛国作家になるんだ、ボクはっ」
「決意は、固い」
「――ショロウブワが、ペンネームだっ」
「出世作『飽食の時代の愛』は~」
「――我が国は、正義であるっ」
「――立て、若者よ……歓喜を抱いてっ」
「多くの若者+自分を~」
「悲惨な戦争に、駆り立てたのでした」

 病院――

「医療ロボット、エムホーホツェーン――つまり〈Mの10乗〉――が~」
「コラクィン・ポルタルドナルを~」
「救出してきました」
「で」
「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「一命を、とりとめたのです」
「戦場の恐怖を、体験したせいで~」
「しばらく、ボンヤリ」
「でも、醒めてくると~」
「――新作を、書こう」

 病院――

「いろいろなヒトが、見舞いに来ては去り~」
「ロボット、エムホーホツェーンも、来ては去り~」
「そうして」
「コラクィン・ポルタルドナルの父も、来ました」
「――この親不孝者っ!」
「親子喧嘩、勃発」
「父は~」
「――オマエが、小説家になる?」
「――才能を、ドブに棄ておってっ」
「――ワシが求めるのは、マトモな跡取りだっ」
「一方的な主張」
「親子関係は、決裂です」

 病院――

「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「熱に浮かされて~」
「新作を、書きました」
「――戦争反対っ」
「――反対っ」
「――この作品は、ショロウブワの最高傑作に、なるのかもっ」
「――ああっ」
「書きながら~」
「感極まりました」
「――うっ」
「感極まって~」
「意識を失いました」
「……」
「――はっ」
「意識を回復した時~」
「――筋立ては……?」
「――結末は……?」
「――ああっ」
「肝心のことを、忘れていたという」

 そして、2年――

「コラクィン・ポルタルドナルの父は~」
「息子を勘当しました」
「破産しました」
「……」
「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「忘れてしまった最高傑作の~」
「代わりに書いた~」
「別の作品を、世に問いました」
「が」
「戦友の若者たちは~」
「――戦争反対?」
「――何をいまさら?」
「支持される、はずもなく~」
「――!」
「非難ゴウゴウ」
「――ごーっ」
「ショロウブワの作家生命は、終わりました」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「コラクィン・ポルタルドナルの父は~」
「亡くなりました」
「……」
「そうして」
「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「決めたのです」
「――全作品を、消去だっ」
「――筆名は、医療ロボット、エムホーホツェーンに譲るっ」
「かくして」
「ロボット、エムホーホツェーンは~」
「ショロウブワ……という名に、なったのでした」

 そして、15年――

「けっきょく」
「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「父の跡を、継ぎました」
「15年間、実績を重ね~」
「――父の水準は、とっくに飛び越えたっ」
「――とりわけ、転送技術の領域で、名を成したっ」
「……」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「――在来型ポジトロニクスだって、まだ性能を上げられるっ」
「ある生体ポジトロニクス設計家は~」
「――そんなコト、無理に決まっているっ」
「両名は~」
「賭を、しました」
「で」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「――自分が発見した〈零チャネル〉を、使って~」
「――ショロウブワを、大型ポジトロニクスに接続」
「ショロウブワは、凄い性能を発揮」
「――わはは」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「賭に、勝ちました」
「――女房は、もらっていくぞっ」

 そして、1年――

「――もう飽きたっ」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「賭して、もらってきた女房と、別れました」
「……」
「そんなコトより~」
「――興味深いっ」
「〈零チャネル〉は~」
「――有機生命体にとって致命的な放射線を、出す?」
「――この放射線が?」
「――ショロウブワの生体部品を、突然変異させている?」
「さらに」
「――星間転送技術のため~」
「――その現状打開のため~」
「――決定的な示唆を、与えてくれるのかもっ」
「なお」
「ショロウブワの突然変異と、同じ現象は~」
「再現できず」
「――ショロウブワは、唯一無二の存在ということ?」
「で」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「ショロウブワを、モウェン人の外観に改造して~」
「連れ歩いても、目立たないようにしました」
「……」
「ある日――」
「〈秩序の勢力〉の使者が~」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルを~」
「訪ねてきました」
「〈零チャネル〉は、遠隔地を零距離でつなぐのです」
「〈絶対移動〉と同種の、高次な移動方法なのです」
「だから~」
「コスモクラートは~」
「〈零チャネル〉の発見者に、目をとめたのでした」
「――〈秩序の勢力〉のために、働いてほしいのです」
「が」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「――あー、また何か来た」
「――押し売りとか~」
「――金の匂いに群がる連中とか~」
「――もー、うんざりなんだよねー」
「コスモクラートの使者を~」
「門前払い」

 そして、18年――

「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「空洞にした月に、計算機を詰めこみ、結合したものに~」
「ショロウブワを、接続」
「……」
「ショロウブワは~」
「自律性を、増していきました」
「――今日は、疲れました」
「――待遇改善を要求します」
「いろいろと、勝手を言っては~」
「勝手に行動」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルと~」
「ショロウブワの間には~」
「――ぴしっ」
「その都度、緊迫した空気が流れたり」

 一方、この頃――

「政治の世界で、変革がありました」
「拡張主義を掲げる、新政府は~」
「――設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「――戦争に協力しよう、としないっ」
「決議しました」
「――設計家コラクィン・ポルタルドナルの所有物は~」
「――国家のモノだっ」
「……」
「政府の使者が~」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルを~」
「訪ねてきました」
「と」
「ショロウブワは~」
「自律性を、発揮」
「――計算したとおりです」
「――このショロウブワの存在が、危ういです」
「――ばーん」
「政府の使者を、勝手に殺害」
「で」
「――ぴしっ」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「月の空洞の中の、計算機群を~」
「爆破」
「――ばーん」
「――この隙に、逃げるぞっ」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルと~」
「ショロウブワは~」
「流浪の旅へ」
「……」
「その後――」
「両名は~」
「カルン=レグレク銀河の各地を、転々として~」
「最後は~」
「スリンカリ族のもとへ」
「――ここに、定住しようっ」

 そして、10年――

「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「スリンカリ族のために、働いていました」
「……」
「スリンカリ族は~」
「〈連合〉と~」
「対立しています」
「で」
「〈連合〉は~」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルを~」
「誘拐して、曰く」
「――〈連合〉のために、働いてほしいのです」
「が」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「――スリンカリ族に仕えると、決めたのだ」
「意地を張ります」
「が」
「同時に~」
「思いつきました」
「――代わりに、コレを使っては、どうか?」
「――最近、めっきり反抗的になってしまったが~」
「――設計家としての技倆は、充分に仕込んであるぞ」
「かくして」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「いらないコ=ショロウブワを~」
「〈連合〉に、押しつけたのでした」
「……」
「やがて」
「スリンカリ族VS〈連合〉戦争~」
「勃発」
「これは、同時に~」
「コラクィン・ポルタルドナルVSショロウブワ戦争~」
「でも、ありました」
「……」
「戦いの結果~」
「〈連合〉+弟子ショロウブワは、勝利」
「敗北したスリンカリ族は~」
「〈連合〉に加入することに」

 そして、16年――

「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「〈連合〉のために、働いてきました」
「が」
「もう、高齢です」
「健康状態は、目に見えて悪いです」
「で」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「――自分の脳と、ショロウブワの接点を、作りたい」
「神経接続する転送機を仕立てようと、計画する」
「が」
「――複雑だから、72年かかる?」
「寿命が、そこまで保ちません」
「かくして」
「設計家コラクィン・ポルタルドナルは~」
「――医療槽を、宇宙船に乗せて~」
「――光速に近い速度で、3週間飛行して~」
「――戻ってくると、72年たっている」
「――という計画で、どうか?」
「もちろん」
「ショロウブワが、当地に残り~」
「72年かけて、準備を調えるわけなのです」

 そして、72年――

「ショロウブワは~」
「72年を、有効に使いました」
「――師匠は、いらないコなのです」
「――師匠と接続なんて、したくないのです」
「ショロウブワは~」
「そのための、仕掛けに~」
「充分な時間を、かけたのでした」
「……」
「コラクィン・ポルタルドナルは~」
「死の瞬間に~」
「――あの最高傑作の、結末の韻はっ」
「――ああっ」
「思い出したとか」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 アラスカ・シェーデレーアは活躍しません。


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