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738 [2012/09/24]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2666 . Arndt Ellmer / Die Pyramide der Badakk / バダックのピラミッド
2667 . Michael Marcus Thurner / Der Diplomat von Maharani / マハラニの外交官
2668 . Christian Montillon / Neuntau / 9タウ
2669 . Marc A. Herren / Wettstreit der Konstrukteure / 設計者たちの競争
2670 . Marc A. Herren / Der Weg des Konstrukteurs / 設計者の道
2671 . Christian Montillon / Das Weltenschiff / 世界をしまう船

□ Perry Rhodan-Heft 2666話「バダックのピラミッド」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2666-die-pyramide-der-badakk.html ]

 新銀河暦1470年、銀河系中央部、星系テアトルム――

「テアトルム第3惑星、テアは~」
「サーカス惑星です」
「銀河系イーストサイドの物流拠点でもあります」
「で」
「テアトルム第7惑星の衛星には~」
「サイポラン人の基地があります」
「……」
「自由テラナー連盟の第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「惑星テアを、訪問中~」
「サイポラン人に、拉致されて~」
「転移パーケットで、テアトルム第7惑星の衛星へ、送られて~」
「サイポラン人の基地の奧の~」
「謎の水溜まりに~」
「――ぴっちゃん」
「漬けられたのでした」

 テアトルム第7惑星の衛星――

「ロナルド・テケナーが預かる《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「全長2400mの、亜鈴型」
「直径800mのアポロ級球形艦《JV1》と《JV2》を~」
「全長800mの円柱状の中央艦体で、繋いだ形」
「……」
「今般~」
「《JV1》は~」
「分離して、単艦で作戦中」
「ロナルド・テケナーの指揮のもと~」
「テアトルム第7惑星の衛星の~」
「サイポラン人の基地へ」
「で」
「ロナルド・テケナーは~」
「USO部隊+TLD部隊と共に~」
「サイポラン人の基地に、突入」
「サイポラン人、コウルヴァイデスを~」
「捕獲して~」
「――アルン・ジョシャナンは、どこだ?」
「案内させて~」
「発見したのでした」
「……」
「昨年――」
「アルコン人、ホザリウス家のトルマナクは~」
「側近のナート人、グレスドゥールと共に~」
「アルコン帝国の、惑星トラヴノルで~」
「バダック種族+謎の水溜まりに~」
「遭遇していました」
「で」
「――謎の水溜まりの粘液は?」
「――ナノマシンのようなモノ?」
「――一定量が、ヒューマノイドの宿主に入ると?」
「――宿主の肉体の中で?」
「――疑似バダック種族を、構成して?」
「――宿主の意識を抑えて、行動しはじめる?」
「こうしたことが~」
「知られるように、なったのです」
「……」
「現在――」
「――あー、つまり?」
「――コレって、あの……水溜まりか?」
「――あー、このヒトってば……」
「――完全に漬かっちゃってるよー」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「意識不明」
「謎の水溜まりに漬かっていた、度合いも~」
「不明です」
「ともあれ」
「謎の水溜まりから、引き上げて~」
「――撤退だっ」
「が」
「基地のサイポラン人+バダック種族たちは~」
「――どどーん」
「――ばーん」
「果敢に抵抗」
「ロナルド・テケナー+USO部隊+TLD部隊は~」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンを~」
「連れて~」
「サイポラン人、コウルヴァイデスを~」
「連行して~」
「端から端まで、逃げ回り~」
「ようやく、脱出成功」

 ロナルド・テケナー指揮下、《JV1》――

「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「《JV1》の医療ステーションに収容・隔離」
「オクストーン女性1名が、見張ります」
「――疑似バダック種族として暴れたら、撃ってよし」
「発砲許可も、出ています」
「……」
「ともあれ」
「――惑星テアは、すでに侵略されているのかも?」
「関係者は、認識を新たにしたわけです」
「で」
「ロナルド・テケナーは~」
「《JV2》に、連絡をとり~」
「――第7惑星の衛星から逃げた宇宙船団は、任せたっ」
「で」
「ロナルド・テケナー本人は~」
「《JV1》で~」
「惑星テアへ」

 惑星テア、首都ドリナ・サラモンスキ――

「どうやら~」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「体内に入った粘液が、中途半端だったらしい」
「――はっ」
「――何?」
「今のところ~」
「本人の意志で動いている、ようです」
「……」
「ロナルド・テケナーは~」
「アルコン人、ホザリウス家のトルマナクから~」
「情報を得ていました」
「――この中途半端な状態の人材は~」
「――いろいろ、使い道が、あるのだ」
「で」
「ロナルド・テケナーは~」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンに、曰く」
「――囮になってもらいます」
「――住民に混じった、疑似バダック種族を~」
「――追跡し、捕獲するのです」

 惑星テア、首都ドリナ・サラモンスキ――

「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「団長組合の会議に列席」
「で」
「会議の席上~」
「わかったことが、あります」
「――サイポラン人のコンサートの途中?」
「――15人の子供たちが、消えた?」
「で」
「会議の席上~」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「なぜか、わかってしまいました」
「――あの中に、疑似バダック種族がいる?」
「で」
「会議の席上~」
「さらに、判明したことが、あります」
「――目下?」
「――星系テアトルムから?」
「――オリオン腕方面だけで?」
「――サーカス船800隻が、巡業に出ている?」
「――少なくとも、この2年?」
「――サイポラン人が、同乗してる?」
「――〈瞑想の館〉という天幕を、出店してる?」
「おそらく」
「このサイポラン人たちは~」
「惑星に降りる都度~」
「バダック種族と、あの水溜まりを~」
「全銀河に展開・設置していった、と思われ」
「――直近では?」
「――イーストサイドの惑星20個に巡業した船がある?」

 惑星テア――

「ロナルド・テケナー率いる~」
「突入部隊――老トプシダー、ヌグヌグを含む――は~」
「――巡業から戻ったサーカス船を、調査するのだ」
「――サーカス船《レグルス》を、調査するのだ」
「サーカス団旗が翻る広場を~」
「飛び越えて~」
「その向こうの、ドックへ」
「で」
「TLD工作員たちは~」
「大倉庫で~」
「――あった!」
「怪しいコンテナ群を発見」
「――転移パーケットが……1基」
「――水溜まりが……たくさん」
「――バダック種族用の居住ユニットが……たくさん」
「――これらのコンテナを手配したのは……?」
「――ウェタク団?」

 《JV2》――

「――第7惑星の衛星から逃げ出した宇宙船団が?」
「――巨大なトリョルタン喉に、消えていく?」
「――全部、逃がすわけには、いかない……よな?」
「――よし、拿捕しようっ」

 惑星テア、首都ドリナ・サラモンスキ――

「そうするうちに~」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「――あー、腹減った」
「――ふたり分、食べないと、やっていられん」
「で」
「ロナルド・テケナーは~」
「――確証は、得たっ」
「――団長たちの中の疑似バダック種族と、対話を持つのだっ」
「団長たちに、詰め寄って、曰く」
「――こうして、バダック種族は、銀河系に展開しているっ」
「――この中にも、疑似バダック種族がいるっ」
「――びしっ」
「と」
「団長20人が~」
「――!」
「暴れました」
「ウェタク団の団長も~」
「――!」
「その一員でした」
「ロナルド・テケナーは~」
「仕方なく、麻痺銃で~」
「――ばーん」
「さらに、加えて」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンも~」
「――!」
「暴れました」
「――ばーん」
「……」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンの中でも~」
「疑似バダック種族は~」
「しっかり、育っていたのでした」

 惑星テア、宇宙港、《JV1》――

「暴れた団長20人と~」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「《JV1》の医療ステーションに収容・隔離」
「――暴れたら、撃ってよし」
「……」
「幸いなことに~」
「団長組合の代表、グリマルディの中に~」
「疑似バダック種族は、いませんでした」

 惑星テア――

「突撃部隊が~」
「ウェタク団の敷地を、急襲」
「敷地内のバダック種族たちは~」
「――どどーん」
「――ばーん」
「果敢に抵抗」
「――どどーん」
「――ばーん」
「突撃部隊は~」
「抵抗を排除し~」
「大倉庫で~」
「怪しいモノを発見」
「――バダック種族が、2500体くらい?」
「――ピラミッドみたいに、重なりあって?」
「――つながって?」
「――ネットワークを構成して?」
「――何か、インパルスを送信してる?」
「――いったい、どこに送ってるんだろう?」
「送信先は、わかりません」
「で」
「直後」
「ウェタク団の敷地の施設の反応炉が、ひとつ~」
「――ごごおおおおお……」
「――ばーん」
「自爆しようと、しました」
「が」
「《ジュール・ヴェルヌ》が~」
「――エネルギーバリアで、爆発を押さえこめっ」
「――じゅうう……」
「被害は、最小限でした」

 一方――

「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「――はっ」
「本人の意識を取りもどすと~」
「手持ちの知識を、あれこれ使って~」
「サイポラン人、コウルヴァイデスを~」
「真っ向から、尋問」
「で」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンが~」
「――逃走した釘状船2隻の1隻を~」
「――拿捕しようとしたら~」
「――自爆されてしまったのです」
「とか、最新情報を開示したところ~」
「サイポラン人、コウルヴァイデスの~」
「態度が、変わりました」
「――(故郷に帰るには~)」
「――(船と可能性を残しておかなければっ)」
「――協力しようっ」
「かくして」
「サイポラン人、コウルヴァイデスは~」
「自発的に、語りはじめます」
「――釘状船を設計したのは、サイポラン人だ」
「――釘状船を操縦するのも、サイポラン人だ」
「――釘状船の乗員は、スペンタ種族だ」

 一方――

「ロナルド・テケナーと~」
「団長組合の代表、グリマルディは~」
「20人の団長の中のヒト=疑似バダック種族を~」
「尋問」
「が」
「――疑似バダック種族?」
「――中のヒトなんて、いないよな?」
「――なー」
「対話に、なりません」
「……」
「ロナルド・テケナーは~」
「20人の団長+疑似バダック種族を~」
「解放し~」
「惑星テアの住民の手に、委ねたのでした」

 一方――

「サイポラン人、コウルヴァイデスは~」
「――スペンタ種族の釘状船の、残る1隻と、交渉するのだな?」
「――ワタシに、まかせるのだっ」
「自発的に、交渉に向かう」
「もちろん」
「――裏切ったら、撃ってよし」
「とかいう、監視つきで」

 一方――

「ロナルド・テケナーは~」
「銀河系の諸種族に~」
「説明して、曰く」
「――こうして、バダック種族は、銀河系に展開しているっ」
「――キミの隣にも、疑似バダック種族がいるっ」
「――びしっ」

 一方――

「サイポラン人、コウルヴァイデスが~」
「交渉から、戻ってきました」
「――スペンタ種族は~」
「――居住区に入らない、という条件つきで~」
「――釘状船の調査に、同意したのだ」
「で」
「ロナルド・テケナーは~」
「しかるべく指示」
「……」
「スペンタ種族の釘状船は~」
「調査のため~」
「ギガ=ラントン級の艦隊テンダーに、積みこまれ~」
「星系アルコン、研究惑星ウレンゴルへ」

 惑星テア、首都ドリナ・サラモンスキ――

「かくして」
「惑星テアの、一連の騒動は~」
「おおむね、一区切り」
「で」
「第一テラナー、アルン・ジョシャナンは~」
「トプシダー護衛2名――トルク=トラクとオントリル=グクズ」
「USO工作員になった老トプシダー、ヌグヌグ」
「監視役のオクストーン人女性1名」
「お供を、引き連れて~」
「遮蔽環境の中で~」
「ロナルド・テケナーと~」
「朝食しながら、密談」
「で」
「席上~」
「ロナルド・テケナー、曰く」
「――以前~」
「――ペリー・ローダンが~」
「――ポリポート駅《ガリレオ》を~」
「――星系ソルに、こっそり運んで、調査した時~」
「――アルコン帝国皇帝ボスティク1世陛下は~」
「――ずーっと、ぶーたれてました」
「さらに、曰く」
「――でも」
「――今回~」
「――スペンタ種族の釘状船は~」
「――星系アルコン、研究惑星ウレンゴルへ~」
「――運びました」
「ということで」
「――アルコン帝国皇帝ボスティク1世陛下も~」
「――文句はないでしょう」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 それでも、綱渡りですね。


d-information ◆ 738 [不定期刊] 2012/09/24
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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