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734 [2012/08/27]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2662 . Arndt Ellmer / Kaowens Entscheidung / カオウェンの決断
2663 . Christian Montillon / Der Anker-Planet / アンカー惑星
2664 . Hubert Haensel / Hinter dem Planetenwall / 惑星障壁の奧
2665 . Marc A. Herren / Geheimnis der Zirkuswelt / サーカス惑星の秘密

□ Perry Rhodan-Heft 2662話「カオウェンの決断」
[ http://www.perry-rhodan.net/band-2662-kaowens-entscheidung.html ]

 新銀河暦1469年11月、両カンダ銀河――

「《アペラス・コッカイア》造船所は~」
「超知性体キン・シの戦略上の要衝……でした」
「が」
「ペリー・ローダンが~」
「新生《バジス》の2分の1を、奪還したとき~」
「《アペラス・コッカイア》造船所は~」
「いくつか、不幸な出来事が重なり~」
「結果」
「――ばーん」

 ジルス人プロテクター、カオウェン――

「カオウェンは~」
「旗艦《ラドンジュ》以下、直下の部隊を率いて~」
「《アペラス・コッカイア》造船所を、脱出すると~」
「――撤退っ」
「――《アペラス・コッカイア》造船所から、離れるのだっ」
「全艦隊に、命令したり」
「……」
「ちなみに」
「超知性体キン・シは~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の中の~」
「異常空間の中に~」
「姿を消してしまいました」
「――異常空間を抜けて、〈調和の帝国〉エスカリアン銀河に、行った?」
「――異常空間を安定させるため、異常空間に、入った?」
「カオウェンの~」
「立ち位置からは~」
「詳細の知れるはずもなし」
「……」
「ともあれ」
「カオウェンは~」
「《アペラス・コッカイア》造船所が崩壊する様子を~」
「呆然と、眺めるのでした」
「……」
「ちなみに」
「これまで~」
「カオウェンは~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の中の~」
「クローン施設で~」
「肉体を、いくつも製造できました」
「これまで、事実上、不死……でした」
「が」
「今となっては~」
「――現在、使っているクローン肉体が、死ねば?」
「――残るは、故郷惑星上にある原型だけ?」
「――オレ、世界観が、変わるかも?」
「とか、思うのでした」
「……」
「ともあれ」
「目下の不穏な状況に~」
「モミの実宇宙船団に搭乗する、ドサンティ種族たちは~」
「――パニック放射っ」
「種族の特殊能力を、抑えきれないようで」
「――ひーっ」
「――もういやだーっ」
「――オウチに帰るよーっ」
「混乱を極めているようです」

 ザサ種族、ラモズ――

「ラモズは~」
「〈冷たい空間〉の中で~」
「――艦隊を、再稼働させるんだにゃ」
「――〈冷たい空間〉から離礁させるんだにゃ」
「努力しています」
「……」
「ちなみに」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「ラモズに対して~」
「態度が、目立って冷たくなっている模様」
「ラモズの側でも~」
「モンドラ・ダイアモンドさんを、顧みない」
「実際、一言も声をかけません」

 ジルス人プロテクター、カオウェン――

「カオウェンは~」
「旗艦《ラドンジュ》で~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の爆発を~」
「なんとか、免れました」
「と」
「転移デッキを、抜けて~」
「〈調和の帝国〉エスカリアン銀河に進軍する予定の艦隊が~」
「まだ、続々と、到着したり」
「……」
「ちなみに」
「《アペラス・コッカイア》造船所の中の~」
「異常空間は~」
「《アペラス・コッカイア》造船所が崩壊した後も~」
「存続しています」
「つまり」
「――エスカリアン銀河への侵攻は、まだ可能?」
「が」
「目下の状況で~」
「超知性体キン・シから適切な命令が届くことは、ありません」
「カオウェンとしては~」
「――とりあえず、待機だっ」
「全艦隊に、命令してみたり」
「……」
「で」
「カオウェン本人は~」
「旗艦《ラドンジュ》で~」
「――超知性体キン・シから~」
「――最後にもらった指示のひとつを~」
「――果たすのだ」
「――行くのだ、シカキン=ヴィーバドへ」

 ペリー・ローダン――

「ちなみに」
「ペリー・ローダンが奪還し~」
「〈冷たい空間〉の近くに運んだ~」
「新生《バジス》の2分の1は~」
「居住区とか~」
「機関部とか~」
「〈多宇宙接眼〉以外の機能の集合体です」
「呼び名がないと、不自由なので~」
「当面は~」
「供給系モジュール、と称しておきましょう」
「……」
「新生《バジス》供給系モジュールの格納庫の中の~」
「《ミクル=ジョン》では~」
「ペリー・ローダンが~」
「スター・サファイアから知らされた~」
「原エントン人、アナレーさんの、生きた歴史を~」
「心で反芻していたり」
「で」
「――もしかして?」
「――超知性体キン・シは?」
「――超知性体アルケティムの遺体が、目当てで?」
「――星系ソルを誘拐した?」
「とか、考えいたります」

 新生《バジス》供給系モジュール――

「ペリー・ローダン一行は~」
「〈冷たい空間〉の中に~」
「連絡して~」
「――起きた事件を、数え上げ、整理したいのだ」
「――スター・サファイアのデータも、確認・評価したいのだ」
「で」
「新生《バジス》供給系モジュールの格納庫の中の~」
「《ミクル=ジョン》で~」
「会議が、催されたり」
「……」
「ラモズは、曰く」
「――今すぐに~」
「――全力で、攻めて~」
「――超知性体キン・シを、殺ってしまいたいにゃ」
「――惑星鞭も、破壊したいにゃ」
「ペリー・ローダンは、制止する役目です」
「――ちょっと待てっ」
「――このペリー・ローダンの豊富な経験からして~」
「――超知性体抹殺の王道は~」
「――アンカーを探して、破壊だっ」
「……」
「ちなみに」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「ザサ種族、ラモズの、生きた歴史を~」
「収録した、データ水晶を~」
「ペリー・ローダンに~」
「――(こっそり)」
「手渡したり」
「……」
「ともあれ」
「――新生《バジス》供給系モジュールは~」
「――ラモズの艦隊76万5000隻を、使用再開するための~」
「――エネルギー供給に、役立てようっ」
「今後の展開などを、話し合ったところで~」
「会議は、終了です」

 ペリー・ローダン――

「ペリー・ローダンは~」
「モンドラ・ダイアモンドさんから知らされた~」
「ザサ種族、ラモズの、生きた歴史を~」
「確認してみたり」
「――つまり?」
「――オラッカメオ種族が?」
「――超知性体キン・シの発生に関わったのは?」
「――疑念の余地なし?」
「――さらに?」
「――オラッカメオ種族が?」
「――オラッカ種族の先祖であることも?」
「――疑念の余地なし?」
「さらに、考えます」
「――て、ことは?」
「――ラモズの艦隊76万5000隻に?」
「――トロヤの木馬がまぎれてるとか?」
「――艦隊まるごと、木馬だとか?」
「――ありえるよなー」

 ジルス人プロテクター、カオウェン――

「カオウェンは~」
「旗艦《ラドンジュ》で~」
「シカキン=ヴィーバドに、到着」
「……」
「ちなみに」
「この近所で〈ヴィーバド礁〉といえば~」
「銀河系でいう〈トリョルタン喉〉のことです」
「エネルギーの台風みたいなモノのことです」
「……」
「シカキン=ヴィーバドも~」
「怪物級のハイパー嵐が~」
「――ごーっ」
「荒れ狂う宙域でした」
「が」
「じつは~」
「シカキンの正体は~」
「静かな環境を中にくるんだ、中空の泡」
「シカキン=ヴィーバドの~」
「怪物級のハイパー嵐は~」
「――ごーっ」
「偽装なのでした」
「……」
「ところで」
「シカキン=ヴィーバドの防衛艦隊は~」
「どうにかして~」
「――超知性体キン・シが不在になった?」
「とか、知ったらしい」
「――ばらばらー」
「三々五々~」
「解散しようとしていたり」
「で」
「カオウェンは~」
「やる気のある艦だけ、集め終えると~」
「やる気のない艦は、原則、逃亡するにまかせます」
「とはいえ」
「――規律維持のためには~」
「――わかりやすい処罰も必要っ」
「逃げようとした司令官を何人か、処刑してみせたり」
「司令官の1名を、自分が決闘で始末してみせたり」
「このくらいは、やります」
「……」
「と」
「そんなところへ」
「超知性体キン・シが、顕現」
「命令します」
「――カオウェンが集めた一団を除き~」
「――残りの全艦隊は、艦隊集結点に行くのだっ」
「――空いた穴は、到着する部隊で埋めるから、問題ないっ」

 新生《バジス》供給系モジュール――

「――ラモズの艦隊に、エネルギー供給するには?」
「――たっぷり、2、3時間かかる?」
「……」
「ちなみに」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「原エントン人、アナレーさんの、スター・サファイアを~」
「ここ、ずっと~」
「分析していました」
「で」
「調査結果を~」
「ペリー・ローダンに報告したりする」
「――スター・サファイアは~」
「――サファイアに見えるけれど、別のモノです」
「――この結晶は、ハイパー質量を含みますが~」
「――究極素を欠いた偽物であることは、明白です」
「――見た目を、山で産するサファイアみたいに、偽装してあるだけです」
「……」
「ちなみに」
「ペリー・ローダンへの報告の直後」
「実験室で~」
「スター・サファイアが~」
「――かっ」
「激しいエネルギー放射に、およんだり」
「が」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「傷ひとつなく~」
「奇跡的な感じに~」
「やりすごしました」
「……」
「じつは」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンには~」
「秘密があります」
「でも」
「本人は~」
「――自分が、どうして、何に変わってしまったのか~」
「――ペリー・ローダンには、隠し通さないとっ」
「と、心に決めているわけで」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「――約束を守り~」
「――与えられた時間のうちに、果たすのだっ」
「と、心に決めているのでした」

 新生《バジス》供給系モジュール――

「続いて~」
「宇宙船が何隻も、〈冷たい空間〉あたりに到着」
「で」
「新生《バジス》供給系モジュールの中で~」
「ペリー・ローダンや~」
「地下組織〈必死抵抗〉は~」
「会議を、さまざまに展開したり」
「が」
「ザサ種族、ラモズは~」
「オラッカ種族――地下組織〈必死抵抗〉に所属する――のコトが~」
「信用ならない」
「――オラッカ種族は、オラッカメオ種族の末裔だにゃ」
「――よーするに、超知性体キン・シの関係者だにゃ」
「――いっしょに会議するなんて、あり得ないにゃ」
「一方」
「ペリー・ローダンは~」
「――オラッカ種族は、オラッカメオ種族の末裔であろうか?」
「繰り返し~」
「問い合わせます」
「が」
「オラッカ種族は~」
「――返答できません(きっぱり)」
「情報開示を、拒否」
「このままでは~」
「平行線です」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「両者のあいだを、仲介しようと~」
「あれこれ、立ち回るのです」

 ジルス人プロテクター、カオウェン――

「シカキン=ヴィーバドに~」
「艦隊が、到着しました」
「……」
「ちなみに」
「この艦隊には~」
「ドサンティ種族、トクン・ガヴァングが乗っていました」
「ちなみに」
「トクン・ガヴァングは~」
「じつは~」
「この前~」
「地下組織〈必死抵抗〉に加入したヒトなのでした」
「……」
「けっきょく」
「目下の不穏な状況に~」
「モミの実宇宙船団に搭乗する、ドサンティ種族たちは~」
「――パニック放射っ」
「種族の特殊能力を、抑えきれないらしい」
「――ひーっ」
「――もういやだーっ」
「――オウチに帰るよーっ」
「パニックが高じて~」
「暴動に発展」
「……」
「暴動発生をうけて~」
「カオウェンは~」
「――パニック対処スイッチ、オンっ」
「――かちっ」
「見せしめに~」
「一旦、指揮下に入れた、モミの実船のうち、3隻を~」
「――ばーん(×3)」
「破壊」
「……」
「――ひっ……」
「ドサンティ種族たちは~」
「さしあたり~」
「暴動をやめて、考えこんだり」
「と」
「その時」
「――!」
「――地下組織〈必死抵抗〉の船団が、接近?」
「――ひーっ」
「――もういやだーっ」
「――オウチに帰るよーっ」
「パニックが高じて~」
「暴動再発」
「ドサンティ種族たちは~」
「地下組織〈必死抵抗〉の船団と、一緒になって~」
「――ごごごっ」
「シカキン=ヴィーバドに、突進」
「1隻が~」
「偽装場を、突破しました」
「――!」
「偽装場は、消えました」
「惑星がひとつ、見えるようになりました」
「惑星の地表は~」
「有機構造のようなモノに、覆われています」
「惑星の地表は~」
「オラッカ種族の顔のような形を、していました」

 〈冷たい空間〉――

「ラモズの艦隊76万5000隻が~」
「〈冷たい空間〉の外に、浮上」
「――!」
「周辺宙域には~」
「壊滅的な感じの構造震動が、発生したという」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 8月も終わりですね。


d-information ◆ 734 [不定期刊] 2012/08/27
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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