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726 [2012/07/02]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツSF大賞 2012
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツSF大賞 2012

 本年の Deutscher Science Fiction Preis 受賞作品。
 7月21日、キールにおけるSFCD大会にて授賞式。

・Bester Roman 長篇部門
 Karsten Kruschel / Galdäa - Der ungeschlagene Krieg / ガルデーア――終わらない戦争
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞ノミネート作品でした。
Wurdack Verlag 刊

・Beste Kurzgeschichte 短篇部門
 Heidrun Jänchen / In der Freihandelszone / 自由貿易域にて
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞ノミネート作品。
短篇集 Rößler/Jänchen 編 Emotio『心情』に収録。
Wurdack Verlag 刊

【関連サイト】
・ドイツSF大賞のサイト
[ http://www.dsfp.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2654 . Hubert Haensel / Zeichen der Zeit / 時の徴
2655 . Arndt Ellmer / Garrabo schlägt Phenube / フェヌーブでガラボ
2656 . Wim Vandemaan / Das Feynman-Kommando / ファインマン部隊
2657 . Leo Lukas / Geheimbefehl Winterstille / 秘密指令・冬のしじま
2658 . (未詳) / Die Stunde des Residenten / 政庁首席の時間
2659 . Richard Dübell / Toufec / トウフェク
2660 . (未詳)
2661 . Uwe Anton / (未詳)

□ Perry Rhodan-Heft 2654話「時の徴」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2654.html ]

 (承前)

 銀河系、M13球状星団――

「師匠クレゴンの誘拐・自決から~」
「おおよそ、3年が経過」
「ホザリウス家のトルマナクは~」
「――総合的に、効果的に、スキルアップを図りたい」
「ホザリウス家の〈三婆〉レゴリとマンタとシロナから~」
「話を通してもらうと~」
「ウレンゴル家のアクタクル――アルコン帝国の知将・最高頭脳――のもとで~」
「あらためて、科学の英才教育を、受けたのです」
「……」
「ちなみに」
「アクタクルという人物は~」
「そもそも~」
「代々、ボスティク家に、お仕えしてきた~」
「いわば、平民の出自です」
「が」
「皇帝ボスティク1世の、覚え、めでたく~」
「何にしても、いろいろ優秀で~」
「アルコン帝国が、惑星エルトルスを、占領したときにも~」
「エルトルス大公に、封じられて~」
「惑星エルトルスが、解放されてからは~」
「一時、所領がなくなりましたが~」
「その後~」
「星系アルコンの第21惑星ウレンゴルに、封じられ~」
「惑星まるごと、研究施設に使っていたりする」
「当節は~」
「――ウレンゴル家のアクタクルさま」
「とか、言われたりします」
「……」
「で」
「アクタクルに師事した~」
「トルマナクです」
「周囲から~」
「――付帯脳がダメなのに?」
「いろいろと、言われながらも~」
「卒業試験に、無事合格」
「――付帯脳がダメなのに!」
「アクタクルは~」
「いたく感動」
「――このナート人を~」
「――2本足の付帯脳と、思って~」
「――いつも、傍に置き~」
「――付帯脳がダメなのを、補うが良いっ」
「で」
「このナート人」
「――グレスドゥールであります」
「単に、付帯脳の代用品に、留まらず~」
「――食料を調達したのであります」
「――武器を調達したのであります」
「従者、というか~」
「護衛、というか~」
「連れ添ううちに~」
「――経験豊富な、ワレワレである」
「――常時、この程度の事態は、想定しているのであります」
「みたいに~」
「一心同体」
「なくてはならない存在に、なりました」
「……」
「かくして」
「アクタクルに、目をかけられ~」
「ナート人、グレスドゥールに、支えられ~」
「トルマナクは~」
「ずんずん~」
「科学者として、高いところに昇っていきます」
「……」
「が」
「ある日――」
「トルマナクは~」
「あっさり~」
「科学者としてのキャリアを、打ち捨てて~」
「――出発するのである」
「――移動手段と宿は、調達済であります」
「ナート人、グレスドゥールと共に~」
「銀河系周航に、出掛けたり」
「というのも」
「トルマナクは~」
「心の奥底で~」
「――師匠クレゴンを自決に追い込んだヤツを、探すのである」
「――復讐するのである」
「固く誓っていた、のでした」

 8年後――

「――帰ってくるのだっ」
「トルマナクは~」
「アクタクルに~」
「呼び戻されました」

 星系アルコン、アクタクルの封土惑星ウレンゴル――

「アクタクルは~」
「トルマナクに~」
「――キミには、ふたつの道があるっ」
「ひとつ――」
「アクタクルの研究成果を、手土産に~」
「センテンザ――アルコン・マフィアのようなもの――の~」
「科学者になる」
「違法なコトまでは、関わらないとしても~」
「民間の~」
「いわゆるひとつの、アンダーグラウンドな道」
「いま、ひとつ――」
「アクタクルの研究成果を、受け継いで~」
「〈科学と研究〉助言者委員会――皇帝ボスティク1世が議長を務める――の~」
「科学者になる」
「――キミが、最終的に、判断したまえっ」
「……」
「と、いうのも~」
「アクタクルは~」
「余命いくばくもない」
「――このアクタクルは~」
「――ホザリウス家のトルマナクを~」
「――自分のエネルギー葬の~」
「――儀典管理人に、指名するっ」

 新銀河暦1425年12月29日――

「アクタクルは、亡くなりました」
「トルマナクは~」
「――師匠2号っ」
「アクタクルの死を、悼みます」
「で」
「これ、すなわち」
「トルマナクが~」
「――ついに、道を選ぶ時が来たっ」
「と、いうことだったり」
「……」
「アクタクルは~」
「――センテンザが、研究成果を盗みに来る……はずだっ」
「と、予測していました」
「その時点で~」
「トルマナクが~」
「研究成果へのアクセスを、許せば~」
「センテンザに、自分を売り込める=民間企業に、就職」
「阻止すれば~」
「皇帝ボスティク1世に、自分を売り込める=晴れて、公務員」
「と、いう筋書きなのでした」

 明けて、新銀河暦1426年1月29日――

「星系アルコン、アクタクルの封土惑星ウレンゴルの~」
「アクタクルの研究用漏斗建築で~」
「アクタクルの葬儀式典が~」
「盛大に、営まれました」
「で」
「銀河全域から~」
「政治家たちが、集まり~」
「科学者たちが、集まり~」
「当然」
「皇帝ボスティク1世も、やってきます」
「――ホザリウス家のトルマナクよっ」
「――儀典管理人、大儀であるっ」
「トルマナクは~」
「皇帝ボスティク1世と、はじめて、面と向かい~」
「御言葉を、いただくのでした」

 アクタクルの葬儀式典、進行中――

「アクタクルの遺体を運ぶ葬列が~」
「コンヴァーターに、向かいます」
「……」
「一方」
「ナート人、グレスドゥールは~」
「――何者か、転送機で、研究施設に侵入したのであります」
「――この事態は想定済なのであります」
「――取り押さえるのであります」
「――がしっ」
「侵入して、捕獲された、窃盗団は~」
「アクタクルの推測どおり~」
「センテンザの構成員から、なっていました」
「……」
「トルマナクは~」
「皇帝ボスティク1世に~」
「――じつは(ひそひそ)」
「――何だとっ」
「で」
「トルマナクは~」
「皇帝ボスティク1世に~」
「説明して、曰く」
「――この窃盗団は~」
「――データパケットを寄越せっ」
「――とか、要求しているです」
「――もし、データパケットを渡さないと~」
「――葬儀中に、この研究用漏斗建築を、ばーん」
「――とか、脅しているです」
「で」
「トルマナクは~」
「窃盗団と~」
「交渉して、曰く」
「――指定したデータパケットの複製だけ、持って~」
「――とっとと、立ち去るのである」
「かくして」
「トルマナクは~」
「センテンザにも~」
「皇帝ボスティク1世にも~」
「自分を売り込んだという」
「……」
「アクタクルの遺体を運ぶ葬列が~」
「コンヴァーターに、到着しました」
「トルマナクは~」
「アクタクルの遺体を~」
「コンヴァーターへ」
「――じゅううっ」
「皇帝ボスティク1世は~」
「宣言して、曰く」
「――この研究用漏斗建築を~」
「――末永く〈アクタクルの家〉と称するものとするっ」

 その後――

「トルマナクは~」
「ずんずん~」
「科学者として、さらに高いところに昇っていきます」

 新銀河暦1463年3月25日、星系アルコン――

「《タントゥル=ロク》艦上にて~」
「トルマナクは~」
「匿名の情報提供者1名と、対面したり」
「で」
「この情報提供者は~」
「――ワタシが所属する組織の情報に、アクセスさせてあげましょうか?」
「トルマナクと~」
「ナート人、グレスドゥールは~」
「考えます」
「――これは、師匠クレゴンが残した言葉にあった、アノ……?」
「――これは、利益団体アルク・テュサンであります」
「トルマナクは~」
「――アナタが所属する組織の情報に、アクセスさせてほしい」
「……」
「この日~」
「〈アコン烽火〉計画に招待されて、星系アコンに、集まった~」
「銀河系の高位高官のヒトたちに~」
「迫る、生命の危機」
「――!」
「トルマナクは~」
「入手した情報により~」
「事件を未然に阻止するのに、舞台裏で、一役買ったり」
「で」
「本件の功績をもって~」
「トルマナクは~」
「皇帝ボスティク1世の側近=助言者の地位に、昇り~」
「今もまだ~」
「その地位に、あるのです」
「……」
「以後も~」
「トルマナクは~」
「利益団体アルク・テュサンと、つながりを維持」
「先日も~」
「プレアデス星団の惑星マハラニに、集まった~」
「自由テラナー連盟の全加盟世界の代表者たちに~」
「迫る、生命の危機」
「――!」
「トルマナクは~」
「入手した情報により~」
「事件を未然に阻止するのに、舞台裏で、一役買ったり」
「で」
「その後」
「トルマナクは~」
「利益団体アルク・テュサンの手掛かりを、追って~」
「惑星トラヴノルへ」

 惑星トラヴノル――

「トルマナクは~」
「――利益団体アルク・テュサンと、巧くつなぎをとって~」
「――皇帝ボスティク1世と、巧くつなげられたら~」
「――いろいろと、良いのであるが」
「とかいうコトを、思い描いていました」
「が……」

 漏斗建造物の、地下の最下層の一室――

「――はっ」
「トルマナクは~」
「意識を取りもどしたり」
「……」
「――えーと?」
「――自分は~」
「――円筒形をした種族に、捕獲されたのである?」
「――ぴっちゃん?」
「――粘液ぽい水溜まりに、寝かされたのである?」
「――で?」
「――何だっけ?」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 暑くなりました。


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