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722 [2012/06/04]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2650 . Uwe Anton / Die Phanes-Schaltung / ファネス回路
2651 . Leo Lukas / Rettet die BASIS! / 《バジス》を救え!
2652 . Susan Schwartz / Traum der wahren Gedanken / 真の思考の夢
2653 . Hubert Haensel / Arkonidische Intrigen / アルコン人の陰謀
2654 . Hubert Haensel / Zeichen der Zeit / 時の徴

□ Perry Rhodan-Heft 2650話「ファネス回路」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2650.html ]

 (承前)

 新銀河暦1469年11月、両カンダ銀河――

「ペリー・ローダンの《ミクル=ジョン》は~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャン」
「ネズミビーバー、グッキー」
「イオトン人、航宙士キストゥス」
「バアロル教団の音楽司祭、リノル・コグ=ラアル」
「以上を乗せて~」
「――《アペラス・コッカイア》造船所に、急行したい」
「が」
「――ラモズの艦隊がいる冷たい空間の、後遺症がっ」
「そこへ」
「エンネルハールの〈光胞〉が~」
「――生きてますか?」
「通信してきたのを、これ幸いと~」
「ペリー・ローダンは、得意の交渉術で~」
「――乗せていっては、くれまいか?」
「エンネルハールの〈光胞〉は~」
「《ミクル=ジョン》を、積みこむと~」
「――すいーっ」
「航行すること、15時間」
「《アペラス・コッカイア》造船所に、到達」

 《アペラス・コッカイア》造船所――

「転移重層バリアとは~」
「HÜバリアとパラトロンバリアの融合技術……のようなもの」
「目下~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の周囲を~」
「直径500kmの転移重層バリアが、防衛中」
「超巨大なバリアですが~」
「《アペラス・コッカイア》造船所も、商星を改造した超巨大施設」
「転移重層バリアの中は、ほとんど、満杯です」
「で」
「さらに~」
「《アペラス・コッカイア》造船所を~」
「水晶球体41個が、取り囲んでいました」
「水晶球体は~」
「埋めこんである宇宙船の推力で、移動もする」
「40個は、直径18km」
「1個は、直径23km――ポリポート駅1基が、入っています」
「で」
「水晶球体群は、〈転移泡〉を、装備」
「〈転移泡〉を抜けて~」
「3万7000隻が~」
「迫る、〈調和の帝国〉エスカリアン銀河進攻計画のため~」
「すでに、エスカリアン銀河の辺境へ、転送されていたり」

 《ミクル=ジョン》+〈光胞〉――

「《アペラス・コッカイア》造船所の周囲は~」
「目下~」
「超過密」
「《ミクル=ジョン》+〈光胞〉は~」
「エンネルハールが展開した対探知楯に、隠れ~」
「――〈転移泡〉を避けて、接近するんだっ」
「――ごごごっ」

 《アペラス・コッカイア》造船所――

「造船所内部では~」
「ハイパー水晶の球殻の中で~」
「《バジス》パーツ群の、組み立て中」
「……」
「おおむね、巨大な球体2個が、組み上がり~」
「1個は、直径12.5km」
「1個は、直径5.9km」
「残るパーツは、あと9個」
「……」
「《バジス》パーツ群の内部には~」
「立て籠もった、もと《バジス》乗員たち」
「撤退の時機を逃した、キン・シ親衛隊の残党」
「集団2つが、取り残されています」
「というのも」
「解体工事のある時期以来~」
「《バジス》パーツ群は、青いバリアに覆われて~」
「脱出も、進入も、不可能なのでした」

 《アペラス・コッカイア》造船所――

「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「《アペラス・コッカイア》造船所に、到着すると~」
「――《バジス》パーツの中に、入りたいっ」
「でも」
「青いバリアが、あります」
「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「――そうだっ」
「――ハイパー水晶で、爆撃どーん」
「――〈転移泡〉を、狙い定めてずーん」
「――とか、やって~」
「――《バジス》パーツの動力系に、負荷をかけるのだっ」
「かくして」
「――どーん」
「――ずーん」
「が」
「この作戦は、失敗でした」
「ちょうど、その時~」
「――巨大な球体2個が、つながった?」
「――青いバリアが、膨らんだ?」
「大量のハイパー水晶が、焼けて、どじゅうううっ」
「エネルギーが、ぶつかって、ごーんっ」
「向こう側の~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の~」
「エネルギードームと~」
「転移重層バリアが~」
「――ごーん」
「崩落したり」

 《ミクル=ジョン》+〈光胞〉――

「ペリー・ローダンと~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンと~」
「ネズミビーバー、グッキーは~」
「――今だっ」
「《アペラス・コッカイア》造船所に、飛びこみました」
「でも」
「《バジス》パーツの周囲には、青いバリアが、あります」
「ペリー・ローダンは~」
「――そうだっ」
「――頼むっ」
「――頼むってばっ」
「――このとーりっ」
「多宇宙服を、拝み倒して~」
「青いバリアの通過を、助けてもらったり」
「……」
「そんな中~」
「多宇宙服は~」
「――キサマを、ご主人さま(暫定)に、選んでやったのは~」
「――本命のご主人さまが、音信途絶だから」
「――やむを得ず、ってコトなんだからな」
「――そのくらい、わかれよな……ご主人さまっ(暫定)」
「――ぶつぶつ……」
「いろいろと、不満なようです」

 《アペラス・コッカイア》造船所――

「造船所内部では~」
「ハイパー水晶の球殻の中で~」
「《バジス》パーツ群の、組み立て中」
「……」
「1個は、直径12.5km」
「1個は、直径5.9km」
「巨大な球体2個が、つながった形ができて~」
「残る最後のパーツが~」
「――がっこん」
「今、はまりました」

 新生《バジス》船内――

「ペリー・ローダン、確認して曰く」
「――つまり?」
「――大きい方の球体が?」
「――〈多宇宙接眼〉を、装備してる?」
「ネズミビーバー、グッキーは~」
「テレパシーで、感じとったり」
「――小さい方の球体から?」
「――テラナーの思考が、してる?」
「ペリー・ローダンと~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンと~」
「ネズミビーバー、グッキーは~」
「小さい球体の方へ、渡ってみたり」
「で」
「もと《バジス》乗員たち」
「キン・シ親衛隊の残党」
「両集団が、大変なことになっている~」
「現場に、到着」
「――このグッキーが、救援にきたぞー」
「――飛ばしてやるっ」
「もと《バジス》乗員の生き残り、およそ3ダースを、助け~」
「キン・シ親衛隊の残党を、捕虜にしたり」
「……」
「もと《バジス》船長、エリク・テオンタ少将については~」
「悲しいお知らせを、聞くことになりました」

 新生《バジス》船内――

「ネズミビーバー、グッキーは~」
「もと《バジス》乗員の生き残りと~」
「キン・シ親衛隊の残党=捕虜を~」
「《ミクル=ジョン》へ、運搬」
「さらに」
「エンネルハールを~」
「ペリー・ローダンと~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンがいる~」
「小さい球体の方へ、運搬」
「と」
「ペリー・ローダンと~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンと~」
「エンネルハールの前に~」
「――!」
「ラファエル――本物――が出現」
「エンネルハールに対して、曰く」
「――超知性体〈それ〉の使命を帯びた者を、歓迎します」
「……」
「以前に~」
「エンネルハールは~」
「自分に使命を委託したのは〈影光〉~」
「とか、漏らしたことが、ありました」
「では」
「果たして~」
「〈影光〉の正体は~」
「超知性体〈それ〉なのでしょうか?」
「謎は、深まるばかりです」
「……」
「ともあれ」
「ラファエルは~」
「昔話を、語るのでした」

 〈多宇宙接眼〉の歴史――

「憶えているでしょうか……」
「新銀河暦がはじまる前のことです」
「……」
「公会議が、銀河系を占領し~」
「惑星テラと、衛星ルナは~」
「恒星転送機で、避難しようとして、失敗」
「プローン=ナビル銀河とマハグール銀河の間の~」
「〈星のメールストローム〉に、誤転送されて~」
「また、転送されて~」
「この時~」
「超知性体〈それ〉は~」
「200億人のテラナー=アフィリカーを、吸収したわけで」
「この時~」
「逃げようとするテラナー=アフィリカーを、邪魔したのが~」
「超知性体〈それ〉が派遣した、ラファエルなわけで」
「この時~」
「テラナー=アフィリカーが~」
「超知性体〈それ〉に騙されて、衛星ルナで極秘建造したのが~」
「《バジス》なわけです」
「……」
「ペリー・ローダンとしては~」
「驚きです」
「――つまり?」
「――西暦3586年に?」
「――《バジス》が建造された最初から?」
「――〈多宇宙接眼〉は、《バジス》に組み込んであった?」
「ラファエルは~」
「昔話を、さらに、語るのでした」

 〈多宇宙接眼〉の歴史――

「憶えているでしょうか……」
「新銀河暦がはじまった後のことです」
「……」
「この宇宙の裏の宇宙=アレズム宇宙が~」
「アプルーゼに、脅かされていました」
「で」
「ペリー・ローダンは、《バジス》に乗って~」
「かみのけ座銀河団方向のヴォイドに、探査におもむいたり~」
「サンプラー惑星を、抜けて~」
「アレズム宇宙に、おもむいたり」
「この時~」
「超知性体〈それ〉は~」
「当初からの計画どおりに~」
「200億人のテラナー=コンセプトを、アレズム宇宙に送り~」
「アプルーゼによる被害を、阻止したわけです」
「……」
「ペリー・ローダンとしては~」
「驚きです」
「――もしかして?」
「――新銀河暦1216年に?」
「――このペリー・ローダンがアレズム宇宙に突入するために?」
「――〈多宇宙接眼〉は、《バジス》に組み込んであった?」
「ラファエルは~」
「――そうです」
「――でも~」
「――サンプラー惑星があったから~」
「――〈多宇宙接眼〉は、出番がなかったのです」
「――と、いうか……」
「――じつは~」
「――機能しなくなっていたのです」

 〈多宇宙接眼〉の歴史――

「憶えているでしょうか……」
「上記2つの事件の間~」
「新銀河暦448年のことです」
「……」
「この宇宙と別の宇宙=タルカン宇宙が~」
「ヘクサメロンのおかげで、終末を迎えようとしていました」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「コスモヌクレオチド・ドリフェルを、抜けて~」
「タルカン宇宙に、おもむいたり」
「この時~」
「超知性体〈それ〉は~」
「超知性体エスタルトゥを、手伝って~」
「ハンガイ銀河を、こちらの宇宙の局部銀河群に転送するのを~」
「手助けして~」
「結果」
「局部銀河群には、いろいろと異変が発生」
「ペリー・ローダンは~」
「新銀河暦448年から、新銀河暦1143年まで~」
「停滞場に囚われて~」
「身動きならず」
「そのあいだ~」
「《バジス》は、Xドア宙域の近くで~」
「ペリー・ローダンを、ずっと待つことになったのです」
「……」
「ペリー・ローダンとしては~」
「驚きです」
「――つまり?」
「――あの時、《バジス》が自分で細かいパーツに分離して?」
「――あの後、《バジス》が自分で細かいパーツを組み立てた時に?」
「――〈多宇宙接眼〉は、機能しなくなっていた?」
「ラファエルは~」
「――そうです」
「――タナトス=プログラムも、止まっていたのです」
「――でも~」
「――ここ最近~」
「――〈多宇宙接眼〉は、機能再開しました」
「――タナトス=プログラムも、動き出しました」
「――誰かが……」
「――このラファエルを、呼び起こし~」
「――タナトス=プログラムを、再開したのです」

 新生《バジス》船内――

「ペリー・ローダンは~」
「ラファエルに、教えて曰く」
「――タナトス=プログラムを再開したのは~」
「――デロリアンだ」
「――このペリー・ローダンの息子だ」
「ラファエルは~」
「――あ?」
「――デロリアン……って?」
「――何ですか、それ?」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――まさかとは思うけど?」
「――ウチの子が、黒幕なのかも?」
「――ウチの子が、超知性体〈それ〉を、どうにかして操っているのかも?」
「こんな印象を、持ったりする」
「……」
「ペリー・ローダンとしては~」
「この際、いろいろと~」
「聞きたいことが、あったのですが~」
「ラファエルは~」
「――コンフィギュレーション・ファネスが、何を用途とした調整なのか?」
「――多宇宙服と〈多宇宙接眼〉で、何ができるか?」
「――そんなコト、知るわけないじゃないですかー」
「いろいろと、知らないのでした」

 新生《バジス》船内――

「ラファエル、曰く」
「――新生《バジス》の〈多宇宙接眼〉部分の、環境条件は~」
「――普通の死すべき人間にとっては~」
「――非常に厳しいものなのです」
「――ストレンジネス効果が、ごー……っ、てなるのです」
「――普通の死すべき人間は~」
「――方向感覚が、やられて~」
「――右も左もわからないーっ、てなるのです」
「――だから~」
「――新生《バジス》は~」
「――2個の球体に分けて、作ってあるのです」
「――大きい球体の方に~」
「――〈多宇宙接眼〉が、あるのです」
「――小さい球体の方=動力系の側に~」
「――普通の死すべき人間のための居場所を、作ってあるのです」
「で」
「ペリー・ローダンとしては~」
「――〈多宇宙接眼〉部分に、入りたいっ」
「が」
「そうこうするうちにも~」
「新生《バジス》は~」
「どんどん、移動して~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の中心にある~」
「異常空間へ、突き進んでいたり」

 《アペラス・コッカイア》造船所、中心部――

「新生《バジス》が~」
「異常空間に到達する~」
「直前」
「――異常空間が、脈動してる?」
「異常空間は~」
「――ぺっ」
「円筒型のモノを、吐き出しました」
「……」
「憶えているでしょうか……?」
「少し前の、話ですが~」
「〈調和の帝国〉エスカリアン銀河にて――」
「アラスカ・シェーデレーアたちが~」
「エスカリアン銀河・第2異常空間から~」
「集合知性〈シル〉を取り出し~」
「異常空間は、安定を失い~」
「崩壊をはじめました」
「で」
「その時~」
「アラスカ・シェーデレーアたちは~」
「――ショロウブワからの贈り物?」
「――恒星爆弾?」
「理屈も、事情も、わからないながら~」
「言われたとおりに~」
「エスカリアン銀河・第2異常空間に~」
「長さ34mの円筒型のモノを、残してきたのでした」
「……」
「《アペラス・コッカイア》造船所の中心部で~」
「異常空間から出現した、謎の円筒型のモノが~」
「――ばーん」
「新生《バジス》にも、被害があったり」
「――ばーん」
「《アペラス・コッカイア》造船所にも、被害があったり」

 《アペラス・コッカイア》造船所の壊れた部分――

「たとえば~」
「《アペラス・コッカイア》造船所には~」
「クローン施設が、ありました」
「ここには~」
「ジルス人プロテクター、カオウェンのクローン肉体の~」
「最後の1体が、保管してあったのです」
「が」
「――ばーん」
「ジルス人プロテクター、カオウェンの肉体は~」
「あとは、惑星ジルスに保管してあるオリジナルだけです」
「……」
「たとえば~」
「《アペラス・コッカイア》造船所には~」
「監獄が、ありました」
「ここには~」
「以前に~」
「ペリー・ローダンや~」
「イオトン人、航宙士キストゥスが~」
「囚われたことが、あったのです」
「が」
「――ばーん」
「あたり一角は、ひどい状態です」

 《アペラス・コッカイア》造船所、中心部――

「新生《バジス》は~」
「異常空間への突入を、やめました」

 新生《バジス》船内――

「多宇宙服は~」
「ペリー・ローダンに、曰く」
「――自分を着用すべき、本命のご主人さまが~」
「――すぐ近くにいるのですっ」
「――あ……」
「――気配が、わからなくなりましたっ」
「――早くっ」
「――探すのです」
「――探せっ……ご主人さまっ(暫定)」
「いろいろと、不満なようです」
「……」
「ラファエルは~」
「新生《バジス》のバリアに構造亀裂を開きました」
「で」
「ネズミビーバー、グッキーは~」
「ペリー・ローダンと~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンと~」
「エンネルハールを~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の破壊された部分へ、運搬」

 《アペラス・コッカイア》造船所の壊れた部分――

「ペリー・ローダンと~」
「一同は~」
「――!」
「ノンセクシャルな雰囲気の女性1名を、発見」
「……」
「憶えているでしょうか……?」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「そもそも、ヒト探しの、あげく~」
「〈調和の帝国〉エスカリアン銀河まで、たどりついたのでした」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「そもそも、直接、会ったことはありませんが~」
「アラスカ・シェーデレーアの尋ね人のことを~」
「別途~」
「あちこちで、聞いて、知っていました」
「……」
「――もしかして?」
「――エントン人、サンブリ・ユラさん?」
「が」
「このエントン人女性の容態は~」
「よろしくありません」
「――崩れ落ちそうに……見える?」
「――細胞活性装置所持者が、装置なくして62時間後……みたいな状態?」
「で」
「このエントン人女性は~」
「苦しい息の下から、曰く」
「――キン・シが、目覚めたの……」
「――ボットネットが、待機中よ……」
「おなじみの、台詞です」
「――〈朝姉〉……〈朝姉〉……」
「これは、サンブリ・ユラさんの通称です」
「ペリー・ローダンとしては~」
「もう少し、意味のある発言をしてもらいたいところです」
「が」

 その時――

「――!」
「超知性体キン・シが、出現」
「《アペラス・コッカイア》造船所の知性体とか~」
「周囲の艦船の知性体とか~」
「あたり一帯の何百万という知性体から~」
「――ずぞぞぞぞぞ」
「精神エネルギーを、吸収しはじめたり」
「――?」
「ペリー・ローダンも~」
「あんまり突然で、対処のしようもない」
「――?」
「呆然としていると~」
「――ずぞぞぞぞぞ」
「――ふっ」
「超知性体キン・シの気配が、消えました」
「つまり」
「この状況は、どういうことかというと~」
「――超知性体キン・シも?」
「――異常空間を利用して、向こうへ行こうと?」

 《アペラス・コッカイア》造船所の破壊された部分――

「エントン人女性の容態は~」
「よろしくありません」
「ほとんど、完全に、崩れ落ちそうです」
「ペリー・ローダンに手を伸ばして~」
「苦しい息の下から、曰く」
「――アナレー……」
「――がっくり」
「――ずざざざー」
「死んで、崩れ落ちたのでした」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「床に残った、大きな水溜まりの中に~」
「――きらーん」
「スター・サファイア1個を、発見するのでした」

 以下、次号。

【関連サイト】
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◆今回のひとこと

 7日、ドイツでは、キリスト聖体祭だそうで……。


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