rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

720 [2012/05/21]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ドイツSF大賞 2012
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツSF大賞 2012

 本年の Deutscher Science Fiction Preis ノミネート作品を。
 7月21日、キールにおけるSFCD大会で結果発表の予定。

□ Bester deutschsprachiger Roman 長篇部門ノミネート作品

・Andreas Eschbach / Herr aller Dinge / 森羅万象の王
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞受賞作。Gustav-Lübbe-Verlag 刊

・Charlotte Kerner / Jane Reloaded / ジェーン・リローデッド
 ――Beltz & Gelberg 刊

・Karsten Kruschel / Galdäa - Der ungeschlagene Krieg / ガルデーア――終わらない戦争
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞ノミネート作品。Wurdack Verlag 刊

・Michael Marrak / Black Prophecy: Gambit / ブラック・プロフェシー:ギャンビット
 ――Panini 刊

・Simon Urban / Plan D / D計画
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞ノミネート作品。
Schöffling & Co. 刊

□ Nominierungen in der Sparte Kurzgeschichte 短篇部門ノミネート作品

・Nadine Boos / Kryophil / クリオフィル
 ――短篇集 Harald Giersche 編 Space rocks『スペース・ロック』に収録、Begedia Verlag 刊

・Holger Eckardt / Das letzte Taxi / 最後のタクシー
 ――Hahn/Hebben/Hilscher/Iwoleit編『Nova』18号に収録、Nova-Verlag 刊

・Frank W. Haubold / Das Paradies des Jägers / 狩人の楽園
 ――短篇集 Harald Giersche 編 Space rocks『スペース・ロック』に収録、Begedia Verlag 刊

・Florian Heller / Das Ende der Party / パーティの幕切れ
 ――Hahn/Hebben/Hilscher/Iwoleit編『Nova』18号に収録、Nova-Verlag 刊

・Nina Horvath / Die Duftorgel / 芳香パイプオルガン
 ――Giersche 編 Prototypen und andere Unwägbarkeiten『試作品に未評価品を添えて』に収録、Begedia Verlag 刊

・Heidrun Jänchen / In der Freihandelszone / 自由貿易域にて
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞ノミネート作品。短篇集 Rößler/Jänchen 編 Emotio『心情』に収録、Wurdack Verlag 刊

・Ernst-Eberhard Manski / Zeitlupenwiederholung / スローモーションでもう一度
 ――短篇集 Rößler/Jänchen 編 Emotio『心情』に収録、Wurdack社

・Uwe Post / Träumen Bossgegner von nackten Elfen? / ボスキャラたちは裸エルフの夢をみるか?
 ――Giersche 編 Prototypen und andere Unwägbarkeiten『試作品に未評価品を添えて』に収録、Begedia Verlag 刊

・Karla Schmidt / Auf dem Wind. Allein. / ひとり、風に乗って。
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞ノミネート作品。短篇集 Harald Giersche 編 Space rocks『スペース・ロック』に収録、Begedia Verlag 刊

 なお、本年のクルト・ラスヴィッツ賞・国内短篇部門受賞作 Frank W. Haubold 著 Am Ende der Reise『旅の終わりに』は、ノミネート外です。

【関連サイト】
・ドイツSF大賞のサイト
[ http://www.dsfp.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2648 . Christian Montillon / Die Seele der Flotte / 艦隊の魂
2649 . Michael Marcus Thurner / Die Baumeister der BASIS / 《バジス》建設部隊
2650 . Uwe Anton / Die Phanes-Schaltung / ファネス回路
2651 . Leo Lukas / Rettet die BASIS! / 《バジス》を救え!
2652 . Susan Schwartz / Traum der wahren Gedanken / 真の思考の夢

□ Perry Rhodan-Heft 2648話「艦隊の魂」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2648.html ]

 (これまでのあらすじ)

 新銀河暦1469年、両カンダ銀河――

「超知性体キン・シは~」
「銀河系の商船《バジス》を~」
「両カンダ銀河のあいだに、強制転送して~」
「配下の種族たちを使って、拿捕させました」
「と、いうのも」
「超知性体キン・シは~」
「超装置〈多宇宙接眼〉――商船《バジス》に設置――が~」
「欲しかったのです」
「で」
「超知性体キン・シの配下の種族たちは~」
「商船《バジス》を、拿捕すると~」
「《アペラス・コッカイア》造船所で、解体して~」
「別のモノに、組み立て直そうとしていたり」
「……」
「一方」
「商船《バジス》の人々は~」
「商船《バジス》が拿捕される直前に~」
「搭載艦艇に分乗し、逃げ出しました」
「もちろん」
「ペリー・ローダンも~」
「〈多宇宙接眼〉の制御装置〈多宇宙服〉を、着用して~」
「《ミクル=ジョン》に乗り、逃げ出しました」
「……」
「かくして」
「ペリー・ローダン+《ミクル=ジョン》は~」
「もと《バジス》搭載艦艇を、寄せ集めたり~」
「カンダ銀河地下組織〈必死抵抗〉と、同盟したり~」
「エンネルハールの〈光胞〉と、再会したり~」
「ウロウロ、しているのでした」

 もと《バジス》搭載艦艇など、寄せ集め船団――

「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「ペットのラモズの飼い主です」
「ラモズは~」
「もとは、猫型」
「両カンダ銀河に来てから~」
「変態して~」
「ヒューマノイドぽく、変わりました」
「……」
「このラモズが~」
「――うにゃああああああああっ」
「――緑色の恒星が、あるんだにゃあ」
「ハイパー物理学的に、何かを感じました」
「そこで」
「――ペリー・ローダン~」
「――モンドラ・ダイアモンドさん」
「――ラモズ」
「――ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャン」
「――イオトン人、航宙士キストゥス」
「一行は~」
「《ミクル=ジョン》に乗りこむと~」
「巡洋艦《シコウ=1》」
「エンネルハールの〈光胞〉」
「2隻をともない~」
「――発進っ」

 宇宙船《ミクル=ジョン》――

「《ミクル=ジョン》は~」
「操縦士を選ぶ宇宙船」
「《ミクル=ジョン》に選ばれて、契約して~」
「操縦士になると~」
「《ミクル=ジョン》と、精神的に合体して~」
「すごい操縦が、できるのです」
「で」
「《ミクル=ジョン》の船内には~」
「昔に契約していた操縦士たちの、意識の残像的なモノが~」
「ツクモ神的な投影像となって~」
「――ミクルでーす」
「ウロウロ、しているのでした」
「……」
「現在~」
「《ミクル=ジョン》が、契約中の操縦士は~」
「――ペリー・ローダン」
「――イオトン人、航宙士キストゥス」
「2名です」

 《ミクル=ジョン》+2隻は、ラモズが示した星域へ――

「到着してみると~」
「特殊な空間――直径5光分くらい――が、見つかりました」
「《ミクル=ジョン》は~」
「特殊な空間に、突入」
「すると」
「特殊な空間の内部には~」
「ハイパー水晶の塵からなる、巨大な雲があって~」
「ハイパー水晶の巨大雲の内部には~」
「宇宙船が、何千隻も遊弋していたり」
「で」
「ラモズが、言い出します」
「――これは、ラモズの艦隊だにゃ」
「かくして」
「《ミクル=ジョン》は~」
「ラモズに、誘導されて~」
「異船の1隻へ」
「……」
「ペリー・ローダン」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャン」
「ラモズ」
「一行が~」
「異船に、乗りこむと~」
「精神の声が、告げて曰く」
「――おかえりなさいませ」
「――あなたは、ラモズさまですね?」
「――合言葉を言ってくだされば~」
「――ワレワレ、奉仕いたします」

 (ここまでがあらすじ)

 ハイパー水晶の靄の中、《ミクル=ジョン》――

「ここのハイパー水晶は~」
「《ミクル=ジョン》に~」
「困った効果を、及ぼしました」
「――どうしたんでしょう~」
「――船内が、どんどん冷たく……寒いですー」
「船内は、謎の冷気に覆われ~」
「――乗員が、大半、意識喪失ですー」
「――船の機能も、大半、動きませーん」
「――ミクルも、魂が抜けそうですー」
「――あっ」

 ハイパー水晶の靄の中、異船――

「ここのハイパー水晶は~」
「異船の船内でも~」
「困った効果を、及ぼしました」
「たとえば」
「ペリー・ローダンが着用する〈多宇宙服〉が~」
「なんだか、ワガママになったような」
「――ペリー・ローダンなんて~」
「――ぜんぜんダメな、主人でーす」
「――この〈多宇宙服〉の潜在能力を~」
「――存分に引き出してくれないでーす」

 ハイパー水晶の靄の中、異船――

「異船の船内の~」
「精神の声は~」
「オラッカ――昔、キン=シに利用されていた、骸骨型の種族――の姿を~」
「とりました」
「僧帽つきの修道服みたいな装束を、着ています」
「で」
「この〈オラッカのようなモノ〉、曰く」
「――あなたは、ラモズさまですね?」
「――合言葉を言ってください」
「が」
「対する~」
「ラモズは~」
「――合言葉?」
「――ぜんぜん、思い出せないにゃ」
「――記憶が、きれいに、欠けているんだにゃ」
「……」
「かくして」
「ラモズは~」
「自分が艦隊の〈魂〉であることを~」
「別の手段で、証明しないと、いけなくなりました」
「で」
「一行は~」
「部分的には、現実で~」
「残りの部分は、非現実な~」
「そうした世界に、移動させられたのでした」

 現実なのか、非現実なのか――

「――あっ」
「ラール人、ヌメンコル=ボロクは~」
「昔、《ミクル=ジョン》の操縦士でした」
「意識の残像的なモノとして~」
「ずっと、ミクルの一部でした」
「なのに」
「――よくわからないけど~」
「――肉体が、あるぞ」
「と、なれば」
「――夢は、いくつになっても操縦士だ」
「――現在の操縦士なんて、始末してやる」
「――現在の操縦士の仲間たちも、始末してやる」

 現実なのか、非現実なのか――

「操縦士志望、ヌメンコル=ボロクは~」
「ラモズを、襲撃」
「――!」
「殺害は、成功です」

 現実なのか、非現実なのか――

「異船の船内で~」
「ペリー・ローダンに対して~」
「〈オラッカのようなモノ〉は、曰く」
「――あなたは、ラモズさまですね?」
「――合言葉を言ってください」

 現実なのか、非現実なのか――

「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「事件を正しく認識していました」
「――この空間にあるハイパー水晶が~」
「――この空間の出来事すべてに、影響しているのです」
「――艦隊は、凍結して=停止状態にしてあるのです」
「ペリー・ローダンは~」
「――博士は、どこから、そんな情報を仕入れたのか?」
「――発言の根拠が、まったく理解できない……」
「……」
「じつは」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「――少し前から、猛烈に背中が痛いです」
「――でも、コレのおかげで、いろいろ悟れているのかもです」
「とかいう~」
「神憑り的な状態、だったりします」
「……」
「ともあれ」
「ペリー・ローダンは~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンの言葉を~」
「――まあ、理解できないのは、いつも通りだし」
「――ここは、信頼してみよう」
「決めたのでした」

 現実なのか、非現実なのか――

「異船の船内で~」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンに対して~」
「〈オラッカのようなモノ〉は、曰く」
「――あなたは、ラモズさまですね?」
「――合言葉を言ってください」

 現実なのか、非現実なのか――

「操縦士志望、ヌメンコル=ボロクは~」
「ペリー・ローダンを、襲撃」
「――!」
「返り討ちに、遭いました」
「……」
「――はっ」
「操縦士志望、ヌメンコル=ボロクは~」
「《ミクル=ジョン》の船内で~」
「意識を、取り戻すのでした」

 現実なのか、非現実なのか――

「ペリー・ローダンと~」
「ラモズ」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャン」
「3名は~」
「異船の司令室へ、到達」
「そこで」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「理解している感じで~」
「何かを、アクティヴェート」
「さらに」
「解説します」
「――これで~」
「――艦隊は、ラモズの命令に従います」
「――ここまでの出来事は、試験だったのです」
「――ラモズは、自分が艦隊の〈魂〉であることを、証明したのです」
「で」
「確かに、その通りでした」
「〈オラッカのようなモノ〉は~」
「――あなたは、ラモズさまです」
「――あなたは、艦隊の〈魂〉です」
「確認したのでした」
「……」
「ところで」
「ラモズの艦隊、数千隻は~」
「――待機の時間が、長すぎました」
「――現状、作戦可能なのは1隻だけです」
「――他は、修理まで時間がかかります」
「という状態」
「で」
「ラモズは~」
「――この特殊な空間……艦隊に、残りたいのにゃ」
「――モンドラさんも、いっしょに残ってほしいにゃ」
「――ここからでも~」
「――通常空間の事件は、観察できるのにゃ」
「そこで」
「ハイパー物理学者、ネモ・パルティジャンは~」
「――《アペラス・コッカイア》造船所も、観察できるか?」
「探知してみたりする」
「で」
「結論して、曰く」
「――今、ここから、観察したこと~」
「――以前に、現地で、経験したこと~」
「――両方を、結びつけて、考えると~」
「――《バジス》の再構築は、ほとんど完了してるみたいです」
「と、なれば」
「ペリー・ローダンは、決断して曰く」
「――行くのだ!」
「――《アペラス・コッカイア》造船所へっ」
「――《バジス》へっ」
「――可及的速やかにっ」

 《ミクル=ジョン》――

「特殊な空間の、封鎖は~」
「解かれました」
「特殊な空間と~」
「通常空間は~」
「往来可能に、なりました」
「すると」
「――船内の冷気が、やわらいだですー」
「《ミクル=ジョン》は~」
「機能を、回復しはじめました」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「《ミクル=ジョン》に、乗りこみ~」
「――発進っ」
「――よろよろーっ」
「《ミクル=ジョン》は~」
「特殊な空間の、構造出入口を、抜け出ました」
「すると」
「――ミクルは、元気になったですー」
「《ミクル=ジョン》は~」
「機能を、回復したり」
「……」
「一方」
「ミクルが、元気になると~」
「操縦士志望、ヌメンコル=ボロクの肉体が~」
「壊れはじめました」
「ペリー・ローダンは~」
「ヌメンコル=ボロクの肉体を~」
「――ばーん」
「と、破壊」
「操縦士の魂を、解放し~」
「――あっ」
「ミクルの中に、戻したのでした」

 かくして――

「ペリー・ローダン+《ミクル=ジョン》は~」
「――ごごごっ」
「《アペラス・コッカイア》造船所へ、急ぐのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 科学者が、神憑り……。


d-information ◆ 720 [不定期刊] 2012/05/21
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]