rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

711 [2012/03/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2639 . Hubert Haensel / Die grüne Sonne / 緑色恒星
2640 . Christian Montillon / Splitter der Superintelligenz / 超知性体の欠片
2641 . Michael Marcus Thurner / TANEDRARS Ankunft / タネドラル到来
2642 . Michael Marcus Thurner / Der Maskenschöpfer / 仮面製作師
2643 . Christian Montillon / TANEDRARS Puppe / タネドラルの人形

□ Perry Rhodan-Heft 2639話「緑色恒星」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2639.html ]

 ジルス人の貨物宇宙船《パルトガ》――

「貨物船《パルトガ》は~」
「両カンダ銀河を、航行中」
「が」
「両カンダ銀河は~」
「高次元的に、いろいろとアレな銀河です」
「船倉に、上物のハイパー水晶――精製前――を、満載して航行」
「これは、かなり危険です」
「で」
「案の定」
「――操船不能?」
「――航路から、はずれた?」
「――リニア空間から、通常空間に落ちた?」
「――船倉が……?」
「――ばーん」
「――外殻が、吹き飛んだ?」
「ジルス人船員、ジェケティは~」
「――船倉を、見てきますっ」
「司令室を出ようとして~」
「――あれ?」
「おかしな現象に、気づいたり」
「――あれ?」
「――何だか、モノが二重に見える?」
「――オレが、ダブって存在してる?」
「――うっ……くったり」
「乗員一同が~」
「意識喪失」
「……」
「――はっ」
「ジルス人船員、ジェケティは~」
「意識回復」
「――何が、起こった?」
「――船は、大丈夫か?」
「計器を見ても~」
「――この数値……あり得ないっ」
「どれくらい、寝ていたのでしょう?」
「――丸1日……とか?」
「時計を見ると~」
「――500単位?」
「――時計まで……あり得ない?」
「ともあれ」
「――船倉を、見てこないとっ」

 ジルス人の貨物船《パルトガ》の船倉――

「ジルス人船員、ジェケティが~」
「船倉に到着すると~」
「――思ったより、被害は小さいかも」
「――爆発の穴も、バリアがふさいでいるし」
「と」
「――!」
「青い宇宙服を着たヒューマノイド1体が、出現したり」
「――誰だ?」
「――……?」
「意志疎通、ならず」
「で」
「先刻から、一杯いっぱいの~」
「ジルス人船員、ジェケティは~」
「――!」
「キレました」
「ニードル銃で~」
「――ばーん」
「青い宇宙服を着た異人は~」
「――う……ばったり」

 新銀河暦1469年、両カンダ銀河、ペリー・ローダン――

「商船《バジス》は~」
「超知性体キン・シの一党に、拿捕されて~」
「両カンダ銀河で、解体されたり」
「で」
「商船《バジス》の人々は~」
「拿捕直前に、逃げ出したわけで」
「……」
「ペリー・ローダン+《ミクル=ジョン》は~」
「周囲に散った~」
「もと《バジス》搭載テンダー《チザム》」
「もと《バジス》搭載コルヴェット《ハール・デフィン》」
「もと《バジス》搭載コルヴェット《センコ・アフラト》」
「もと《バジス》搭載ルナ級巡洋戦艦《タブリル》」
「もと《バジス》搭載テンダー《シコウ・ジ・ル》の搭載艦《シコウ=1》」
「などを、寄せ集めたり」
「ここに~」
「モミの実船《カドゥラ》――カンダ地下組織〈必死抵抗〉所属――とか~」
「エンネルハールの〈光胞〉とか~」
「加わったり」

 寄せ集め船団、テンダー《チザム》の医療施設――

「ラモズ――モンドラ・ダイアモンドさんの、もとペット――は~」
「あいかわらず、問題だらけのまま~」
「入院中」
「……」
「ラモズは~」
「少し前~」
「両カンダ銀河と物質橋の〈パラゆらぎ〉を浴びて~」
「猫型から、ヒト型へ~」
「華麗に変態」
「言葉も話せる……ようなのです」
「が」
「飼い主=モンドラ・ダイアモンドさんとしては~」
「――話が、通じないの」
「――突然、苦しんだりするの」
「苦労が、絶えません」
「……」
「ラモズは~」
「先般も~」
「〈右眼の部分から生えた、棘みたいな器官〉を、押さえて~」
「――うにゃあ……ばったり」
「意識喪失」
「で」
「――はっ」
「意識回復した後も~」
「ひっきりなしに~」
「――うにゃああああああああっ」
「錯乱したり」
「――猫が寝こんだにゃ?」
「理解不能な発言をしたり」
「――うにゃああああああああっ」
「と」
「残念な状態を、交互に繰り返したり」
「……」
「診察した医師、曰く」
「――〈ラモズの右眼の棘〉は~」
「――未知の技術要素を、含むようです」
「さらに」
「――未知の技術要素は~」
「――脳が興奮してオーバフローする原因かもです」
「――〈パラゆらぎ〉ぽく脈動するハイパー構造体が、計測されたのです」

 寄せ集め船団、ペリー・ローダン――

「ペリー・ローダンは~」
「寄せ集め船団のキーパーソンを、招集」
「――現状を確認するのだっ」
「――入手した全情報を、取りまとめるのだっ」
「――行動計画を、討議するのだっ」
「――戦略を、組み立てるのだっ」
「会議したり」

 ジルス人の貨物船《パルトガ》の船倉――

「ジルス人船員、ジェケティは~」
「――あーあ」
「青い宇宙服を着た異人を、殺してしまいました」
「と」
「そこへ~」
「船長から、船内放送が~」
「――おーい……ジェケティ、いるか?」
「――司令室に、戻ってこーいっ」

 ジルス人の貨物船《パルトガ》の司令室――

「司令室に、戻ると~」
「――船倉で、5日間も、何をしていた?」
「叱られました」
「――え……そんなに経ってませんよ?」
「ともかく~」
「時計がおかしいから、話が噛み合わない」
「……」
「目下~」
「貨物船《パルトガ》は~」
「危機に、瀕していました」
「――ブラックホールと、〈ヴィーバド礁〉の間で?」
「――立ち往生してる?」
「ちなみに~」
「〈ヴィーバド礁〉とは、銀河系でいうトリョルタン喉のこと」
「いろいろ呑みこむ、宇宙の大渦現象です」
「で」
「ジルス人船員、ジェケティは~」
「思うに」
「――青い宇宙服を着た異人は、船外から来たんだよな?」
「――つまり?」
「――異人が来た経路から、脱出できるかも?」
「で」
「ジルス人船員、ジェケティは~」
「急いで、船倉に戻ってみたり」

 ジルス人の貨物船《パルトガ》の船倉――

「ジルス人船員、ジェケティが~」
「爆発の穴をふさぐバリアを、透かして見ると~」
「――!」
「――すぐ近くに?」
「――小さな四角い宇宙船がいる?」
「青い宇宙服を着た異人の遺体を、調べようとすると~」
「――?」
「――消えた?」
「が」
「――!」
「青い宇宙服を着た異人が、またしても出現」
「――どうして、無傷?」
「ともあれ」
「今度は~」
「意志疎通、できるかも」
「――誰だ?」
「――……?」
「似たようなコトを、繰り返し~」
「――ばーん」
「青い宇宙服を着た異人は~」
「――う……ばったり」
「で」
「ジルス人船員、ジェケティが~」
「青い宇宙服を着た異人の遺体を、調べようとすると~」
「――?」
「――また、消えた?」

 寄せ集め船団、ペリー・ローダン――

「エンネルハールは~」
「ペリー・ローダンに~」
「データ水晶を、手渡したり」
「――基地として有望な星系の情報だ」
「で」
「3隻を~」
「基地惑星探索に、派遣したり」
「――発進っ」

 寄せ集め船団――

「ラモズは~」
「いきなり」
「――うにゃああああああああっ」
「――緑色の恒星が、あるんだにゃあ」
「語りはじめました」
「で」
「診察してみると~」
「――ラモズが、五次元的なハイパー構造物の焦点になってる?」
「……」
「探知部門は~」
「――緑色恒星って?」
「――こんなスペクトルの恒星とか?」
「探してみたり」
「で」
「探知データを分析すると~」
「――〈ラモズの右眼の棘〉は、送信も受信もする?」
「と、わかったり」
「で」
「ハイパー物理学者ネモ・パルティジャンは~」
「――それらしい五次元的なハイパー構造物なら~」
「――何千光年も離れたあたりに、複数、計測できるです」
「で」
「エンネルハールは~」
「――〈光胞〉の手段を使い~」
「――データを絞りこんでやろうっ」
「結果~」
「――探知した結果のひとつが~」
「――問題のスペクトルの恒星と、同じ座標だぞっ」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「《ミクル=ジョン》に乗りこむと~」
「巡洋艦《シコウ=1》」
「エンネルハールの〈光胞〉」
「2隻と共に~」
「――目標、緑色恒星っ」
「――発進っ」

 《ミクル=ジョン》+2隻、航行中――

「乗り組むのは~」
「ペリー・ローダン」
「モンドラ・ダイアモンドさん」
「ラモズ」
「ネモ・パルティジャン」
「バアロル教団の音楽司祭、リノル・コグ=ラアル」
「イオトン人、航宙士キストゥス」
「……」
「航行中――」
「ペリー・ローダンは、気がつきました」
「――ミクルが?」
「――キストゥスを意識してるような?」
「……」
「憶えているでしょうか?」
「じつは~」
「《ミクル=ジョン》は、意識をもつ宇宙船」
「《ミクル=ジョン》の意識は、ミクルといいます」
「で」
「このミクルが~」
「ヒューマノイド少女の投影像として~」
「船内を、ウロウロしているのです」
「……」
「航行中――」
「ペリー・ローダンは、気がつきました」
「――モンドラ・ダイアモンドさんと~」
「――ラモズの関係が~」
「――何とゆーか、鬱陶しいっ」
「――あー、イライラするっ」

 《ミクル=ジョン》+2隻、航行途中――

「ミクルが~」
「――救難信号を受信しました」
「とか、言うので~」
「3隻は、発信源に、立ち寄ってみたり」
「と」
「――発信源は、おんぼろのジルス人の貨物船?」
「――青いエネルギー・ヴェールの外縁域で、漂流してる?」
「さらに」
「ミクル、曰く」
「――時空構造が、ほころびているのを、探知しました」
「――測定した値は、いろいろ不安定です」
「で」
「接近しながら~」
「探知測定を、続けると~」
「――ジルス人の貨物船に、四角い船が、ちょうど接舷しようとしてる?」
「――何だか、見たことある形……?」
「――《ミクル=ジョン》の船首パーツと、そっくり?」
「……」
「憶えているでしょうか?」
「じつは~」
「《ミクル=ジョン》は~」
「〈ポリポート駅網で搬送可能〉な特殊宇宙船」
「仕様のギリギリの寸法のパーツ3個に、分離・合体できるのです」
「……」
「――《ミクル=ジョン》の船首パーツは……付いてるよな?」
「――でも、あそこにも、ある?」
「――つまり?」
「――パラ現実が、発生してるのかも?」
「接近すれば、巻きこまれます」
「で」
「3隻は、反転」
「危険域から、距離をとって~」
「ジルス人の貨物船を、牽引放射で引き上げたり」

 ジルス人の貨物船《パルトガ》の船倉――

「ジルス人船員、ジェケティは~」
「――次こそは、友好的な接触をっ」
「――せめて、有効な接触をっ」
「青い宇宙服を着た異人が再登場するのを、待っていました」
「と」
「船長から、船内放送が~」
「――おーい……ジェケティ、いるか?」
「――船が動いたぞー」
「――脱出できたぞーっ」

 《ミクル=ジョン》+2隻は、目的の座標に到達――

「が」
「――何も、ないですね」
「3隻の前には~」
「空虚な空間が、あるばかり」
「が」
「イオトン人、航宙士キストゥスには~」
「超能力があります」
「パラ感覚で~」
「――見えますっ」
「ハイパー構造物を探知し~」
「テレキネシスで~」
「――見せますっ」
「探知装置の表示に、それなりの細工をして~」
「薄い輪郭を、表示させたり」
「――直径5光分くらいの〈繭みたいなモノ〉が、あるのです」

 《ミクル=ジョン》――

「憶えているでしょうか?」
「じつは~」
「《ミクル=ジョン》は~」
「操縦士を選ぶ宇宙船」
「つまり」
「契約して~」
「操縦士になると~」
「《ミクル=ジョン》と、精神的に合体」
「すごい操縦ができるのです」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「《ミクル=ジョン》と、現在、契約中の操縦士~」
「なのでした」
「……」
「操縦士ペリー・ローダン+《ミクル=ジョン》は~」
「イオトン人、航宙士キストゥスの指示のもと~」
「――ごごごっ」
「〈繭みたいなモノ〉に突入」
「……」
「ちなみに~」
「エンネルハールの〈光胞〉は~」
「――観測して、データ収集してやるぞっ」
「離れた場所から、見守っていたとか」

 《ミクル=ジョン》、突入中――

「〈繭みたいなモノ〉の糸が、航路の邪魔になったり」
「――わああっ」
「――ごごごっ」
「と」
「また」
「〈繭みたいなモノ〉の糸が、航路の邪魔になったり」
「――わああっ」
「――ごごごっ」
「操縦士ペリー・ローダン+《ミクル=ジョン》は、緊急回避」
「でも、大変です」
「――わああっ」
「――ごごごっ」
「けっきょく~」
「――わああああああああああっ」
「ペリー・ローダンは、《ミクル=ジョン》の制御を失い~」
「反転して~」
「もといた場所へ、戻るのでした」

 《ミクル=ジョン》――

「エンネルハールは~」
「説明して曰く」
「――プシオン網が変化したモノだな」
「――完璧な隠れ家であるところの、時空的なモノだ」
「現状の、ままでは~」
「突入は、超困難です」
「で」
「ミクルは~」
「イオトン人、航宙士キストゥスに、曰く」
「――契約して、副操縦士になってください」
「……」
「かくして」
「操縦士ペリー・ローダン+副操縦士キストゥス+《ミクル=ジョン》は~」
「――ごごごっ」
「〈繭みたいなモノ〉に突入」
「で」
「――わああっ(×2)」
「両操縦士には~」
「限界まで、負担がかかりました」
「が」
「――ごごごっ」
「《ミクル=ジョン》は~」
「なんとか、無事~」
「〈繭みたいなモノ〉の内部へ」

 異空間内部――

「《ミクル=ジョン》は~」
「水晶の塵からなる、巨大な雲の中へ~」
「押し流されたり」
「と」
「探知しました」
「――水晶の靄の中に?」
「――宇宙船が、何千隻も?」
「と」
「ラモズが、いきなり言ったりして」
「――これは、ラモズの艦隊だにゃ」
「で」
「《ミクル=ジョン》は~」
「ラモズの指示に従って~」
「水晶の靄の中にいる宇宙船の1隻へ」
「で」
「エアロックが開いて~」
「ペリー・ローダンと~」
「ラモズは~」
「乗りこむのでした」

 異空間の宇宙船内――

「精神の声が、曰く」
「――おかえりなさいませ」
「権限さえ証明すれば、仕えてくれそうな雰囲気です」
「で」
「ローダンが、問いかけてみました」
「――は、はろー?」
「精神の声は、曰く」
「――ステイっ」
「ローダンと話す気は、ないようです」
「で」
「精神の声は、あらためて、曰く」
「――あなたは、ラモズさま」
「――そうだ、と言ってくだされば~」
「――ワレワレ、奉仕いたします」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 人命救助は大事ですけれど。


d-information ◆ 711 [不定期刊] 2012/03/19
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]