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704 [2012/01/30]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2632 . Wim Vandemaan / Die Nacht des Regenriesen / 雨巨人の夜
2633 . Hubert Haensel / Der tellurische Krieg / 大地戦
2634 . Hubert Haensel / Terras neue Herren / テラの新主人たち
2635 . Hans Kneifel / Jagd auf Gadomenäa / ガドメネアで追跡
2636 . Christian Montillon / Das Schema des Universums / 宇宙の枠組

□ Perry Rhodan-Heft 2632話「雨巨人の夜」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2632.html ]

 新銀河暦1469年、異空間に転送された、星系ソル――

「惑星テラでは~」
「謎の異星人、アウグル人が~」
「歌う辻説法で~」
「若者の心を、がっちりつかみ~」
「転移パーケットで~」
「〈守護者世界〉に、さらってしまって~」
「どうしようも、なかったり」
「……」
「恒星ソルでは~」
「謎の異星人、スペンタ種族が~」
「恒星ソルの周囲に~」
「〈フィムブル殻〉を、展開」
「恒星ソルは~」
「外から見ると~」
「直径3500万kmの黒い球体に、なってしまって~」
「どうしようも、なかったり」
「……」
「偵察に派遣したエクスプローラー船《ボンベイ》は~」
「ずっと、戻ってこないし~」
「連絡もない」
「どうしようも、なかったり」

 10月5日、首都テラニア――

「自由テラナー連盟政庁首席レジナルド・ブルは~」
「恒星ソルから、生還した後~」
「溜めていたデスクワークに、取り組みながら~」
「――来い……新しい事件っ」
「どうしようもない現状を~」
「何とかできる、新展開を~」
「待っていたり」
「……」
「9:02――」
「太陽系政庁の計算脳〈ラオツェ〉が~」
「――海王星軌道で、事件発生です」
「知らせてきました」

 バイゾーン――

「バイゾーンは~」
「生まれ育った都市クロンクを、出て~」
「〈老道〉を、歩き~」
「航宙士イディオムで言うところの〈小門〉を抜け~」
「〈夜岸〉へ、至る」
「バイゾーンは~」
「〈夜海の岸〉に立つのが、好きなのです」
「……」
「バイゾーンは~」
「父のことを、思い出したり」
「――父は~」
「――サイバー艦隊の一部を、担い~」
「――〈星煉獄〉に向かう、途上~」
「――メタナトの戦力と、衝突したのだ」
「……」
「バイゾーンは~」
「造船所のテクノ網に絡まる〈星船〉の半完成船体を、眺めたり」
「……」
「バイゾーンは~」
「夢を見るのです」

 星系ソル、《カサブランカ》――

「ここ数日~」
「《カサブランカ》は、観測任務を遂行していたり」
「――静かですねー」
「――陽が消えたみたいよねー」
「――消えてますもんねー」
「……」
「ヘリア・マルゴウさんは~」
「《カサブランカ》の、女性ハイパー物理学者」
「探知結果を、掻き集め~」
「分析します」
「――なーんだ……新しい発見はないわね」
「……」
「そうこう、するうち~」
「恒星ソルの周囲で~」
「ポスビのクェーサー級10隻が~」
「〈フィムブル殻〉を標的に~」
「――どどーん」
「トランスフォーム砲で、砲撃を加えます」
「が」
「効果なし」
「――どどーん」
「パラトロン兵器でも、砲撃を加えます」
「が」
「効果なし」
「……」
「《カサブランカ》の、ヘリア・マルゴウさんは~」
「探知結果を、掻き集め~」
「分析します」
「――?」
「――もしかしたら?」
「――ポスビのクェーサー級10隻の攻撃は~」
「――効果……あったのかも?」
「データ分析結果を、よく見ると~」
「――効果があった……みたいに見える?」
「――でも」
「――これだと?」
「――パラトロン兵器で砲撃する前に?」
「――効果が最大に?」
「――みたいな?」
「――時系列が、反対?」
「――因果律が、変?」
「……」
「そうこう、するうち~」
「地球から恒星ソルの方向に、およそ150万km離れた位置に~」
「――ぱっ」
「――ぱぱぱぱっ」
「人工太陽75基の設置工事が、完了したり」
「恒星ソルの代用品、として~」
「厳しい〈フィムブルの冬〉を和らげる効果が、期待されます」
「……」
「《カサブランカ》の探知機器が、発見しました」
「――宇宙船1隻が、接近?」
「事件……かと、思いましたが~」
「――識別は……エクスプローラー船《ボンベイ》?」
「――なーんだ……やっと帰ってきたのね」
「……」
「とはいえ」
「――?」
「――《ボンベイ》が……救難信号を発してる?」

 惑星テラ、ユカタン半島――

「ジェロニモ・アブは、15歳のテラナー男児」
「目下~」
「シェボパル人のお嬢さんダイシャさんと、テント暮らし」
「……」
「ちなみに」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「オペア――家事手伝いを条件に、食事付きで住みこむ留学生――です」
「で」
「事件発生当時~」
「惑星テラに滞在中だったのでした」
「……」
「現地時刻20:00――」
「両名は~」
「ユカタン半島の、熱帯雨林から~」
「人工太陽群の落日を、ながめたり」

 星系ソル、《カサブランカ》――

「――エクスプローラー船《ボンベイ》が……応答しない?」
「ハイパー通信も~」
「そうでない通信も~」
「つながりません」
「――情報機器=フライトレコーダーの中身も、読み出せない?」
「でも」
「どうやら~」
「――パラトロンバリアの裂け目を通して?」
「――短時間なら、転送機が接続できそう?」
「かくして」
「突入部隊、編成」

 惑星テラ、ユカタン半島、夜――

「ジェロニモ・アブと~」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「反重力バイクで~」
「――ぶろろろっ」
「ジェロニモ・アブの両親の農場へ」
「……」
「ちなみに」
「ジェロニモ・アブの両親は~」
「事件発生当時~」
「星系ヴェガにいたのでした」
「で」
「ジェロニモ・アブの弟は~」
「事件発生後~」
「謎の異星人、アウグル人に、さらわれたのでした」

 星系ソル、《カサブランカ》――

「――転送機の接続成功っ」
「で」
「突入部隊――」
「ヘリア・マルゴウさん」
「エミリオ・ルナ」
「コルヴィス・ミラヴェルテ」
「TARA型ロボット1台」
「以上は~」
「エクスプローラー船《ボンベイ》へ」
「――転送っ」
「が」
「直後」
「――ぷっつん」
「……」
「エクスプローラー船《ボンベイ》と接続できたのは~」
「この1回だけだったという」

 惑星テラ、ユカタン半島、夜の農場――

「ジェロニモ・アブと~」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「ジェロニモ・アブの両親の農場に、到着」
「……」
「ちなみに」
「ジェロニモ・アブの両親の農場は~」
「〈重力断裂〉で、壊滅していたのでした」
「……」
「ジェロニモ・アブと~」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「壊滅した農場で~」
「食料と燃料を、掻き集め~」
「反重力バイクで~」
「――ぶろろろっ」
「テントへ、帰るのでした」

 バイゾーン――

「バイゾーンは~」
「くりかえし~」
「――父が……」
「――宇宙小型艇が……」
「もっと、いろいろ~」
「――むにゃむにゃ」
「夢を見るのです」
「……」
「バイゾーンは~」
「ときどき~」
「何度も~」
「――はっ」
「――これは、全部、夢?」
「――自分は?」
「――〈星船〉の〈金庫〉で眠っている?」
「気づくのです」
「……」
「バイゾーンは~」
「――座標を~」
「――並び替え~」
「エーテル剥き出しの宇宙を、漂うのです」

 星系ソル、エクスプローラー船《ボンベイ》――

「《カサブランカ》の突入部隊3名+1台は~」
「――転送っ」
「《ボンベイ》の、転送機に実体化」
「転送機室には、誰もいません」
「正確には~」
「――ニワトリの……つがいがいる?」
「――コココー」
「床のコーンを、ついばんでいたりする」
「ともあれ」
「――司令室へっ」
「が」
「――ぷかぷか~」
「反重力シャフトには~」
「――黒い卵型の構造物・多数が、浮遊?」
「――非常に低い水準ですが、エネルギー放射ありですねー」
「アブナイ感じがして~」
「通れません」
「リフトのケージにも~」
「――ぷかぷか~」
「入れません」
「で」
「突入部隊一行は~」
「非常階段で、司令室を目指したり」
「と」
「《ボンベイ》のロボット1台が~」
「――この通路だけは、通すわけにいきません」
「立ち塞がります」
「が」
「このロボットは~」
「――この階段だけは……あれ?」
「――階段を上がるのは、良いのか?」
「――あれ?」
「自己矛盾を起こして~」
「――ばーん」
「自己崩壊してしまいました」
「……」
「――いったい、何がどうなっているの?」
「――あー、この部屋は寒いっ」
「いろいろと、アブナイ感じがします」
「……」
「ともあれ」
「突入部隊一行は~」
「随所に~」
「爆発物を仕掛けたり、しながら~」
「――あいかわらず、誰もいないわねー」
「――あー、この部屋は暑いっ」
「突入部隊一行は~」
「司令室を、目指す」
「で」
「――どうして、区画ごとに、こんなに気温が違うの?」

 バイゾーン――

「バイゾーンは~」
「――はっ」
「――この夢……ただの記憶だ」
「気づいたり」
「驚いたり」
「――王権の玉座は、うち捨てられて?」
「――機械茸の胞子が、ずっと前から、みっしり?」
「――技術サイレンは、まだ歌うのかな?」
「――むにゃむにゃ」
「……」
「バイゾーンは~」
「――この空間の中の宇宙には~」
「――大した数の星は、ないしー」
「――むにゃむにゃ」
「航行を、続けます」
「……」
「で」
「――ぴぴぴ」
「命令が、来ました」

 エクスプローラー船《ボンベイ》――

「突入部隊一行は~」
「司令室を目指す」
「が」
「司令室までの経路は~」
「どこも、黒い卵の群れでいっぱい」
「――どうすれば、この黒い卵の群れを突破できる?」
「ヘリア・マルゴウさんは~」
「調査していて~」
「――はっ」
「気づいたり」
「――今……黒い卵が1個、消滅した?」
「――でも?」
「――元素も、ガスも、放出していない?」
「――どうなってるの?」
「……」
「突入部隊一行は~」
「自然環境リングまで、到達」
「いつもなら~」
「カンガルーとか~」
「チンパンジーとか~」
「――ぴょんぴょんぴょん」
「跳ね回っている、はずの人工環境」
「が」
「――あー、この部屋、妙に寒いぞっ」
「――川が、氷結してる?」
「――氷の上に、ベッドがたくさん?」
「――その上に、保温フォリオにくるまって、乗員たちが眠っている?」
「――医療ロボットが、世話している?」
「世話するロボットの1台に、話をきいてみましょう」
「――複雑な症候群、なのです」
「――対症療法くらいしか、できないのです」
「――原因は、不明なのです」
「で」
「ヘリア・マルゴウさんは~」
「眠っている乗員たちの中から~」
「ヴァン・タールンホイ少佐を、選び~」
「医療ロボットに~」
「――覚醒させるのよっ」
「――ぷしゅ」
「ヴァン・タールンホイ少佐は~」
「――ひーっ」
「歯を、ガタガタいわせて~」
「悪夢から、目覚めたとか」

 惑星テラ、ユカタン半島、熱帯雨林のテント――

「ジェロニモ・アブと~」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「テントに、戻り~」
「農場で調達してきた食材で、夕食にしたり」
「で」
「雨が降り出し、豪雨になりました」
「ジェロニモ・アブが、寝つけないでいると~」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「シェボパル人の神話……〈雨巨人〉伝説を、語ってくれたり」

 エクスプローラー船《ボンベイ》――

「覚醒した、ヴァン・タールンホイ少佐は~」
「――うー、眠いっ」
「――でも……」
「――ぷしゅ」
「――眠らなーいっ」
「こんな具合に~」
「起こった出来事を~」
「突入部隊一行に~」
「語ります」
「――酸素惑星の北極と~」
「――メタン惑星の南極が~」
「――細い円柱状の〈惑星橋〉で、つながった~」
「――そんな構造物を、発見したり……」
「――《ボンベイ》の搭載艇《ヴァハナ》が~」
「――〈惑星橋〉に、遠征したり……」
「――〈惑星橋〉から、生還したり……」
「――で……」
「――撤退しようとしたら……」
「――メタン惑星の方から~」
「――ごごごっ」
「――何か、上昇してきたり」
「――全長600m、全幅400mの、マルハナバチみたいな船で……」
「――船体の艫に~」
「――昔のガレオン船に付いていたみたいな……」
「――四本腕したヒューマノイドの上半身の彫像が1体、付いてる……」
「――船団が、上昇してきたり」
「――さらに……」
「――船内では~」
「――黒い卵が、攻撃してきた……」
「――推測するに~」
「――ナノ兵器が、生命体も、機械も、麻痺させてしまうのでは……」
「――うー、眠い……かっくん」
「……」
「突入部隊一行は~」
「――司令室は、駄目だっ」
「黒い卵が、どの経路も、完全封鎖していたり」
「が」
「――副司令室に、到達できたぞっ」
「――船載脳と……接続成功っ」
「で」
「ヘリア・マルゴウさんは~」
「船載脳=生体ポジトロニクスの生体部分を、切り離してみたり」
「――船外との無線通信が、つながったわっ」
「で」
「ヘリア・マルゴウさんは~」
「船外に、警告しようとしました」
「が」
「ヘリア・マルゴウさんも~」
「激しい睡魔に、襲われ~」
「――黒い卵が……」
「――ナノ兵器が、生命体も、機械も、麻痺させてしまう……」
「――うー、眠い……かっくん」

 星系ソル――

「エクスプローラー船《ボンベイ》と、再度、通信途絶」
「……」
「直後」
「――未知の宇宙船団が、物質化?」
「――エクスプローラー船《ボンベイ》が言っていた、〈ガレオン宇宙船〉?」
「――150隻?」
「……」
「自由テラナー連盟政庁首席レジナルド・ブルは~」
「――警報発令っ」

 バイゾーン――

「何日かして――」
「バイゾーンは~」
「〈星船〉が~」
「どこかの星系に進入するのを、感じたり」
「で」
「――ぴぴぴ」
「命令が、来ました」
「――ぴぴぴ」
「くりかえし、同じひとつの声が~」
「命令したり」
「で」
「――どどーん」
「――ばーん」
「戦闘が、はじまったり」
「……」
「――どどーん」
「――ばーん」
「バイゾーンは~」
「――まさか……〈星船〉が、初弾でやられた?」
「――まさか……〈星船〉のバリアが、破られた?」
「バイゾーンは~」
「転送インパルスを、察知します」
「――〈星船〉の乗員が、〈鋼籠〉から脱出した?」
「――てことは?」
「――オレがいる〈金庫〉は……自爆?」
「――オレ、全自動で始末される?」
「が」
「〈星船〉の全自動始末機能は~」
「着弾のおかげで~」
「壊れていました」
「……」
「バイゾーンは~」
「〈星船〉の自爆で、死ぬことなく~」
「攻撃目標の惑星に、墜落していくのでした」

 惑星テラ、ユカタン半島、熱帯雨林のテント――

「ジェロニモ・アブと~」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「いきなりの、轟音と、爆発で~」
「――はっ」
「目を覚ましたり」
「――宇宙先が、近くに墜落した?」
「ジェロニモ・アブと~」
「シェボパル人ダイシャさんは~」
「――(そーっと)」
「おっかなびっくり、墜落現場に近づいてみました」
「と」
「――!」
「両名は~」
「4本腕の、巨大な生き物を目にしたり」
「で」
「ジェロニモは~」
「聞いたばかりの物語を思い出して、曰く」
「――〈雨巨人〉……に似てる?」

 星系ソル――

「〈ガレオン宇宙船〉150隻は~」
「78隻が、完全に破壊されたり」
「が」
「多くは、惑星テラまで到達し~」
「――!」
「電磁的・音響基盤の兵器で、地表を攻撃」
「――!」
「10億単位の人々が~」
「――!」
「視覚・聴覚に、障害を、きたしたり」
「トラウマを抱えて、苦しんだり」
「しかも」
「〈ガレオン宇宙船〉3隻が~」
「――地表に降下して、深海に隠れた?」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
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◆今回のひとこと

 緊迫してるはず、なのですけれど。


d-information ◆ 704 [不定期刊] 2012/01/30
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