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703 [2012/01/23]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2631 . Marc A. Herren & Christian Montillon / Die Stunde der Blender / 眩惑網の時間
2632 . Wim Vandemaan / Die Nacht des Regenriesen / 雨巨人の夜
2633 . Hubert Haensel / Der tellurische Krieg / 大地戦
2634 . Hubert Haensel / Terras neue Herren / テラの新主人たち
2635 . Hans Kneifel / Jagd auf Gadomenäa / ガドメネアで追跡

□ Perry Rhodan-Heft 2631話「眩惑網の時間」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2631.html ]

 (承前)

 新銀河暦1469年、カンダ銀河、惑星メロウディル――

「キン・シ親衛隊、所属~」
「ジルス人のプロテクター、カオウェンは~」
「〈モミの実船〉艦隊を率いて~」
「――ごごっ」
「惑星メロウディルの周囲を、封鎖」
「で」
「〈惑星鞭〉が~」
「――ごごごっ」
「惑星メロウディルに、接近」
「……」
「ジルス人のプロテクター、カオウェンとしては~」
「――すべて順調っ」
「――すべて好調っ」
「――満足であるっ」

 過去:新銀河暦1379年――

「キン・シ親衛隊、所属の~」
「ドサンティ種族、トクン・ガヴァングは~」
「突然」
「――うががががががっ」
「退行症状に、襲われたり」
「――うががっ」
「何週間も~」
「退行症状に、苦しんだり」
「で」
「パニック放射能力を~」
「巧く扱えなくなったのです」
「が」
「上官=ジルス人レパラート、ヴェテラは~」
「――仮病かっ」
「――命令拒否かっ」
「――やはり、地下組織〈必死抵抗〉の一員ということかっ」
「――次に、パニック放射しなければ、逮捕だっ」
「とか、叱責したり」
「が」
「脅されても~」
「体調が良くなる、はずもなし」
「……」
「そんな~」
「トクン・ガヴァングに~」
「故郷から訃報が、届いたり」
「――とーちゃんが、死んだ?」
「わかったコトが、あったり」
「――とーちゃんも、地下組織〈必死抵抗〉の所属だった?」
「こんなコトを、きっかけに~」
「トクン・ガヴァングは~」
「――生きるのだ、強く・前向きにっ」
「意欲とか~」
「パニック放射能力とか~」
「いろいろと、取り戻したり」
「でも」
「出世街道を走るつもりは、もうありません」
「……」
「トクン・ガヴァングは~」
「――故郷=惑星メロウディルに、行きたいです」
「転属願いを、出したのでした」

 現在:惑星メロウディル――

「探知装置に、よれば~」
「――月の大きさの巨大なモノが?」
「――惑星メロウディルに、接近してる?」
「で」
「ドサンティ種族、トクン・ガヴァングは~」
「ジルス人、テラヒュルに、連絡をとったり」
「……」
「ジルス人、テラヒュルは~」
「もと、キン・シ親衛隊、所属の~」
「退役将校です」
「……」
「――やっぱり、アレ……〈惑星鞭〉ですよね?」
「――〈惑星鞭〉であるなっ」
「両者の意見は、一致」
「――でも?」
「――どうして、友軍の惑星に接近?」
「――まさか?」
「――惑星メロウディルを、餌食にしよう……とか?」

 地下組織〈必死抵抗〉の宇宙船《カンドリ》――

「《カンドリ》は~」
「〈惑星鞭〉の次の標的まで、リニア航行」
「でも」
「イオトン人レギウスも~」
「地下組織〈必死抵抗〉の他のヒトたちも~」
「――次の標的は、惑星メロウディル?」
「――超知性体キン・シの配下の惑星だねー」
「――同士討ち?」
「――粛正?」
「――まあ、オレたちには無関係だねー」
「――このへんで、停泊して、見物だねー」
「とはいえ~」
「〈惑星鞭〉に、襲われたら~」
「37時間、精神エネルギーを、ずぞぞ……と吸われて~」
「住民は、大半が死んでしまう」
「――おーい」
「ペリー・ローダンは~」
「地下組織〈必死抵抗〉の幹部の冷酷さを見て~」
「ちょっと、びっくり」

 惑星メロウディル地表――

「指導者層は~」
「ようやく、事態を認識したり」
「――〈惑星鞭〉に、襲われる?」
「――37時間、精神エネルギーを、ずぞぞ?」
「――ひいいいいーっ」
「……」
「探知装置に、よれば~」
「――〈モミの実船〉の艦隊が?」
「――惑星メロウディルを、封鎖しようとしてる?」
「最悪の事態が~」
「現実になりました」

 地下組織〈必死抵抗〉の宇宙船《カンドリ》――

「ペリー・ローダンは~」
「――おーい」
「――ドサンティ種族だって、生きているんだ」
「――好敵手と書いて、友と読むんだ」
「――ラヴあんどピースっ」
「手練手管のかぎりを、尽くし~」
「賛同者を、集め~」
「イオトン人レギウスを、説得」
「で」
「《カンドリ》は~」
「惑星メロウディルに、接近」
「と」
「――もしもーし」
「ペリー・ローダンが着用する〈多宇宙服〉が~」
「着用者であるペリー・ローダンに、語りかけてきたり」

 惑星メロウディル地表――

「地表には~」
「ずっと停泊したままの〈モミの実船〉が、いたりします」
「住民たちは~」
「ここを、居住施設にしているのです」
「で」
「ドサンティ種族、トクン・ガヴァングは~」
「ジルス人、テラヒュルと~」
「――この居住施設=〈モミの実船〉でっ」
「――700万名を、惑星メロウディルから脱出させるのだっ」
「――発進っ」
「が」
「仕掛けられていた、優先スイッチが~」
「――カチリ」
「作動」
「――ごごご……ぷしゅうううう」
「居住施設=〈モミの実船〉は、発進ならず」
「疎開計画は、失敗です」

 地下組織〈必死抵抗〉の宇宙船《カンドリ》――

「――もしもーし」
「ペリー・ローダンが着用する〈多宇宙服〉は~」
「収集したデータを、もとに~」
「――こうすれば、〈眩惑網〉を作るブイの性能が向上するかも?」
「とか、提案」
「ペリー・ローダンと~」
「地下組織〈必死抵抗〉の科学者たちは~」
「――改造だ。迅速にっ」
「……」
「《カンドリ》は~」
「――(そーっと)」
「敵に悟られること、なく~」
「惑星メロウディルに、接近したり」
「――〈眩惑網〉を作るブイ、発進っ」
「〈眩惑網〉を作るブイの一団は~」
「――(そーっと)」
「敵に悟られること、なく~」
「惑星メロウディル上空に、展開したり」

 惑星メロウディル上空――

「〈惑星鞭〉は~」
「惑星メロウディル上空で~」
「作動開始」
「――うぃぃぃぃん」
「が」
「〈眩惑網〉の効果に、邪魔されて~」
「住民の精神エネルギーを、吸うには到らず」

 ジルス人プロテクター、カオウェン――

「――地下組織〈必死抵抗〉の、妨害だっ」
「ジルス人プロテクター、カオウェンは、即座に命令」
「――地下組織〈必死抵抗〉の船を、捜すのだっ」
「――艦隊の中にも、裏切り者がいないか……つぶさに捜すのだっ」

 ジルス人レパラート、ヴェテラ――

「――惑星メロウディルに、着陸だっ」
「ジルス人レパラート、ヴェテラは、意固地に命令」
「――トクン・ガヴァングは~」
「――やはり、地下組織〈必死抵抗〉の一員なのだっ」
「――惑星メロウディルには~」
「――地下組織〈必死抵抗〉のセンターがある……かもしれないのだっ」

 〈惑星鞭〉作動開始から、34時間経過――

「〈惑星鞭〉の作動は、37時間と決まっています」
「現在、34時間が経過」
「残り時間は、3時間」
「と、いうところで~」
「――〈眩惑網〉が、機能しなくなった?」
「――〈眩惑網〉を作るブイのハイパー水晶の劣化で?」
「――全域を、カバーできなくなってる?」
「このままでは~」
「惑星メロウディルの住民は~」
「残り3時間のあいだ~」
「精神エネルギーを、ずぞぞ……と吸われることに」
「で」
「このとき~」
「ペリー・ローダンは、ひらめいた」
「――レギウスっ」
「――搭載艇を、貸してくれっ」
「――操縦士も、貸してくれっ」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「ジルス人、ヌアラムが操縦する、搭載艇で~」
「――発進っ」
「――突撃だ。〈惑星鞭〉にっ」

 惑星メロウディル地表――

「ドサンティ種族、トクン・ガヴァングは~」
「ジルス人、テラヒュルと~」
「抵抗運動要員を、編成」
「――着陸した〈モミの実船〉を、拿捕だっ」
「――突撃っ」
「――うおおおっ」
「で」
「着陸した〈モミの実船〉に、突入」
「船内で、白兵戦」
「――どどーん」
「ドサンティ種族 VS ドサンティ種族」
「ジルス人 VS ジルス人」
「――ばーん」
「激戦です」

 惑星メロウディル上空――

「――びゅうううーん」
「搭載艇の操縦士=ジルス人、ヌアラムは~」
「無茶な操縦の連続」
「でも」
「おかげで~」
「搭載艇は~」
「〈モミの実船〉艦隊の防衛陣を、突破」
「で」
「〈惑星鞭〉の至近距離で~」
「ペリー・ローダンは~」
「おもむろに~」
「所持するポリポート駅の制御装置のスイッチを入れてみたり」
「命令を送信して、曰く」
「――再起動っ」
「……」
「――!」
「すぐさま~」
「〈惑星鞭〉を包む赤い力場が、消滅」
「ひどく損傷した〈商星〉……の形が、露わになったり」
「もちろん~」
「再起動、したので~」
「〈惑星鞭〉=〈商星〉の全機能が、停止」
「〈惑星鞭〉の精神エネルギー収集機能も、中断」
「――きゅううん」
「――じーこじーこ」
「――がっちょん」
「再起動は、それなりに時間がかかります」
「……」
「さすがに~」
「ペリー・ローダンたちの搭載艇は、発見され~」
「――どどーん」
「――ばーん」
「〈モミの実船〉艦隊に、追われることに」
「――びゅうううーん」
「搭載艇の操縦士=ジルス人、ヌアラムは~」
「無茶な操縦の連続」
「でも」
「見事に~」
「追っ手を、振り切るのでした」

 惑星メロウディル地表――

「着陸した〈モミの実船〉で~」
「ドサンティ種族、トクン・ガヴァングは~」
「ジルス人レパラート、ヴェテラと、遭遇」
「――どどーん」
「戦闘になります」
「――ばーん」
「トクン・ガヴァングは、完敗」
「が」
「ジルス人、テラヒュルが~」
「――大丈夫かっ」
「助けてくれたりして」
「――撤退だっ」
「なんとか~」
「着陸した〈モミの実船〉を、脱出するのでした」

 惑星メロウディル上空――

「――ぶーん……」
「〈惑星鞭〉は~」
「ようやく、再起動・完了」
「で」
「〈惑星鞭〉作動再開」
「――うぃぃぃぃん」
「残り時間=5分間だけ、作動したり」

 惑星メロウディル地表――

「この5分間で~」
「ジルス人レパラート、ヴェテラは~」
「――ずぞぞ」
「〈惑星鞭〉に精神エネルギーを吸われて、死んだという」

 ジルス人のプロテクター、カオウェン――

「キン・シから、連絡が届きました」
「――本件の報告書を提出せよ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 寒い日が続きます。


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