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701 [2012/01/09]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2629 . Christian Montillon / Die Weltengeißel / 惑星鞭
2630 . Marc A. Herren / Im Zeichen der Aggression / 反撃の烽火
2631 . Marc A. Herren / Die Stunde der Blender / 眩惑者の時間
2632 . Wim Vandemaan / Die Nacht des Regenriesen / 雨巨人の夜
2633 . Hubert Haensel / Der tellurische Krieg / 大地戦

□ Perry Rhodan-Heft 2629話「惑星鞭」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2629.html ]

 新銀河暦1469年9月、カンダ銀河、星系クルナル――

「超知性体キン・シの〈惑星鞭〉の、次なる標的は~」
「クルニ種族です」
「……」
「クルニ種族は~」
「昆虫です」
「群体知性を、形成して~」
「生きています」
「種族は~」
「世代ごとに~」
「群れをなして、暮らして、いるのです」
「が」
「全体として~」
「一個の共同体を、形成しても、いるのです」
「で」
「同時に~」
「個体も、個体として~」
「生存能力や、思考能力を、備えていたり」

 クルニ種族――

「スジモン・コロシュタは~」
「クルニ種族の若者」
「多少、群れから、はみだしがちな傾向が、あったりして」
「――また、サボってたんかい?」
「――てやんでいっ」
「みたいな~」
「牧歌的な日常」
「が」
「突然」
「――ぎゃぁぁっ」
「殺虫事件が、起きました」

 地下組織〈必死抵抗〉の宇宙船《カンドリ》――

「《カンドリ》は~」
「星系クルナルに、向かっていました」
「で」
「船上には~」
「イオトン人レギウスや~」
「客人、ペリー・ローダンが、いたりして」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「〈惑星鞭〉について、教示されたり」
「――〈惑星鞭〉は?」
「――標的の惑星から?」
「――37時間、精神エネルギーを、ずぞぞ……と収集する?」
「――37時間で、キン・シは、接続を切る?」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「〈惑星鞭〉の対抗策について、教示されたり」
「――地下組織〈必死抵抗〉の科学者たちが?」
「――特殊なブイを、開発した?」
「――このブイは?」
「――〈惑星鞭〉が、精神インパルスを探知するのを~」
「――難しくする?」
「――あるいは?」
「――不可能にする?」
「とはいえ」
「まだまだ、実験段階……というのですが」
「……」
「ともあれ」
「《カンドリ》は~」
「星系クルナルに、到着」
「星系クルナルに、進入……しようとしました」
「が」
「〈モミの実船〉部隊が、待ち伏せていたりして」
「――どどーん」
「――ばーん」
「――うわわー……もうダメかも」
「が」
「ペリー・ローダンは~」
「直感的に~」
「――そこだっ」
「敵の作戦の瑕疵に、気づいたり」
「で」
「《カンドリ》は~」
「大きな被害を、うけながらも~」
「逃げのびたという」

 クルニ種族――

「殺虫犯に~」
「罪を悔いる気持ちは、ないようです」
「殺虫犯は~」
「長老世代のひとりです」
「――何千年前にあった危機、なのじゃ」
「――忘れた頃に再来する危機、なのじゃ」
「――この危機を忘れぬように、ずーっと警告する義務があるのじゃ」
「――ワシらの世代は~」
「――危機を警告する者を、輩出するのじゃ」
「……」
「スジモン・コロシュタは~」
「クルニ種族の若者」
「――てやんでいっ」
「――オレら、若者世代は~」
「――そんな危機のコトなんて、知らねえやいっ」
「が」
「殺虫犯の長老、曰く」
「――危機の予兆が、あらわれておるのじゃ」
「――種族の記憶を、呼び醒ますのじゃ」
「――だからこそ~」
「――さあ、殺虫をはじめよう……なのじゃ」
「――!」
「――ひーっ」
「騒動に、なったりして」
「で」
「そうこうする、うちに~」
「――うっ」
「クルニ種族は~」
「えもいわれぬパニックに、襲われたのでした」
「――ひぃぃぃーっ」

 ジルス人プロテクター、カオウェンの旗艦《ラドンジュ》――

「ドサンティ種族、ティオン・ユルデルは~」
「――あそこのジルス人が?」
「――オレが、地下組織〈必死抵抗〉の一員だと、勘づきそう?」
「――断固、阻止っ」
「――パニック放射っ」
「標的となった、あそこのジルス人は~」
「――うっ」
「――ひーっ」
「パニックに、襲われ~」
「残念なコトに、なったりして」
「ドサンティ種族、ティオン・ユルデルは~」
「秘密を、守り抜いたのでした」
「……」
「さて」
「《ラドンジュ》は~」
「星系クルナルに、到着」
「で」
「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「命令して、曰く」
「――星系クルナルを、封鎖だっ」
「――〈惑星鞭〉の獲物を、逃がすなっ」
「――何千名のドサンティ部隊と、戦闘ロボットは、惑星に降下だっ」
「――〈惑星鞭〉の仕事が、楽になるように~」
「――パニック放射で、パニックを蔓延させるのだっ」
「……」
「ドサンティ種族、ティオン・ユルデルも~」
「降下部隊の一員です」
「――さあ、発進だっ」
「と、いうところで~」
「ドサンティ種族、ティオン・ユルデルが~」
「ふと」
「探知装置の表示を、見ると~」
「――ごごごごっ」
「恒星クルナルの、背後から~」
「半透明で、ぼんやり赤い、月の大きさの巨大なモノが~」
「やってくるのが、わかったり」
「――あー、もうあんなトコロまで、来てやがる」
「とか、思うのでした」

 地下組織〈必死抵抗〉の宇宙船《カンドリ》――

「ペリー・ローダンが着用する〈多宇宙服〉が~」
「着用者であるペリー・ローダンに、語りかけてきたり」
「――少し前~」
「――エンネルハールが~」
「――《ミクル=ジョン》の探知遮蔽を改良しました」
「――ワタシは~」
「――当時のデータを、保管しています」
「――使いますか? 使いませんか?」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「地下組織〈必死抵抗〉の科学者たちに~」
「エンネルハール由来の、探知遮蔽の技術を、授けたり」
「で」
「地下組織〈必死抵抗〉の科学者たちは~」
「――ブイの探知遮蔽も、換装っ」
「――無人搭載艇の探知遮蔽も、換装っ」
「――発進っ」
「で」
「ブイの一団は~」
「――(そーっと)」
「敵に悟られること、なく~」
「星系クルナルに、潜入」
「惑星上空に、展開したり」

 ドサンティ種族、ティオン・ユルデル――

「惑星に降下して~」
「ドサンティ種族、ティオン・ユルデルは~」
「単独で、作戦行動していたのです」
「――!」
「クルニ種族の若者と、出会い~」
「――おーい」
「話など、してみようかと~」
「声を、かけたり」
「が」
「――ひーっ」
「――て……てやんでーい」
「逃げられました」

 クルニ種族、スジモン・コロシュタ――

「かくして」
「ドサンティ種族の降下部隊は、完璧に仕事をこなし~」
「……」
「スジモン・コロシュタは~」
「――ああ、爺ちゃんと、従兄弟がっ」
「――ああ、母ちゃんと、妹がっ」
「クルニ種族が~」
「パニックに駆られて~」
「殺し合う~」
「そんな、非日常の中~」
「――ひーっ」
「――て……てやんでーい」
「孤独に、逃げ惑ったり」
「と」
「スジモン・コロシュタに、ついてきた~」
「ククリ猫という、生き物が~」
「――ふーっ」
「――うみゃみゃ」
「ドサンティ種族、ティオン・ユルデルは~」
「――オマエが、動物以上の存在みたく、思えるよー」
「思ったり、するのでした」

 地下組織〈必死抵抗〉の宇宙船《カンドリ》――

「地下組織〈必死抵抗〉の科学者たちは~」
「――《カンドリ》の探知遮蔽を、換装っ」
「で」
「《カンドリ》も~」
「――(そーっと)」
「敵に悟られること、なく~」
「星系クルナルに、潜入したり」

 惑星上空――

「〈惑星鞭〉が~」
「赤く輝く炎の玉となって~」
「出現」
「惑星上空に~」
「――ピタリ」
「所定の位置に、ついたりして」

 地下組織〈必死抵抗〉の宇宙船《カンドリ》――

「ペリー・ローダンが装着するポリポート駅・制御装置が~」
「装着者であるペリー・ローダンに、表示してきたり」
「――近くに、何かありますっ」
「でも」
「詳細な表示は、出ないのでした」

 ジルス人プロテクター、カオウェンの旗艦《ラドンジュ》――

「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「――警報?」
「――何かが、〈惑星鞭〉が機能するのを、邪魔している?」
「――何かを、探せっ」
「――何かを、破壊だっ」
「……」
「次々と~」
「ブイを~」
「発見し~」
「――ばーん」
「破壊し~」
「――ばーん、ばーん、ばーん……」
「ブイを一定数、破壊すると~」
「――ず……ぞ……ぞぞっ」
「〈惑星鞭〉が、機能しはじめました」
「――ずぞぞぞっ」
「クルニ種族を、取りこんでいくのでした」

 惑星上――

「クルニ種族……何百万体が、死にました」
「でも」
「――あれ?」
「クルニ種族が~」
「パニックから、解放されて~」
「ふと」
「周囲を、見回してみると~」
「思いがけず、たくさん、生き残りがいたり」
「……」
「すなわち~」
「今回、〈惑星鞭〉は~」
「37時間……ではなく~」
「5時間……しか、機能しなかったわけ、なのでした」

 〈惑星鞭〉――

「超知性体キン・シは~」
「とうてい、満腹では、ないわけで~」
「――ごごごごっ」
「超知性体キン・シの〈惑星鞭〉の次の標的は~」
「距離838光年の~」
「星系ピティコ」
「急ぐのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 寒い日が続いてますが。


d-information ◆ 701 [不定期刊] 2012/01/09
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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