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689 [2011/10/17]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツ・ファンタスティーク大賞 2011
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツ・ファンタスティーク大賞 2011

 Deutscher Phantastik Preis の本年の受賞作は、以下のとおり。

□ Bester deutschsprachiger Roman 国内長篇部門

・Markus Heitz / Judastöchter / ユダの娘たち

「ヴァンパイアもの~」
「Kinder des Judas 〈ユダの子供たち〉シリーズ」
「第1巻……Kinder des Judas『ユダの子供たち』」
「第2巻……Judassohn『ユダの息子』」
「第3巻……Judastöchter『ユダの娘たち』が、本作」
「ちなみに」
「Markus Heitz は~」
「Deutscher Phantastik Preis の常連」
「昨年も、受賞していたり」
「先日は~」
「Perry Rhodan-Heft の2615話を、ゲストとして書いてみたり」

 ――Knaur社

□ Bestes deutschsprachiges Romandebüt 国内長篇新人部門

・Gesa Schwartz / Grim - Das Siegel des Feuers / グリム――炎の鏡
 ――LYX社

□ Bester internationaler Roman 海外長篇部門

Bester internationaler Roman:

・Neil Gaiman / Der lächelnde Odd und die Reise nach Asgard / Odd and the Frost Giants / にんまりオッドとアスガルドへの旅
 ――Arena社

□ Beste deutschsprachige Kurzgeschichte 短篇部門

・Vanessa Kaiser & Thomas Lohwasser / Das Herz des Jägers / 狩人の心臓
 ――短篇集 Geschichten unter dem Weltenbaum に収録、Low社

□ Beste Original-Anthologie/Kurzgeschichten-Sammlung 短篇集部門

・Lothar Mischke編 / Geschichten unter dem Weltenbaum / 世界樹の下の物語
 ――Low社

□ Beste Serie シリーズ部門

 Perry Rhodan / ペリー・ローダン

「受賞してます」

 ――VPM

□ Bester Grafiker / アート部門

・Thomas Thiemeyer

□ Bestes Sekundärwerk 二次創作部門

・Nautilus - Abenteuer und Phantastik / ノーチラス――冒険とファンタジー
 ――Abenteuer Medien社

□ Bestes Hörspiel ラジオドラマ部門

・R. A. Salvatore / Drizzt 13: Das Vermächtnis / ドリッズト vol.13 遺産
 ――Lausch社

□ Beste Internet-Seite / ウェブサイト部門

・www.phantastik-couch.de

【関連サイト】
・ドイツ・ファンタスティーク大賞については
[ http://www.deutscher-phantastik-preis.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2617 . Hubert Haensel / Der dunkelste aller Tage / 史上最暗の日
2618 . Verena Themsen / Flucht von der Brückenwelt / 橋世界から逃走
2619 . Wim Vandemaan / Planet der Formatierer / フォーマットする者たちの惑星
2620 . Christian Montillon / Fremde in der Harmonie / 調和の中の異人
2621 . Christian Montillon / Der Harmoniewächter / 調和の番人

□ Perry Rhodan-Heft 2617話「史上最暗の日」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2617.html ]

 新銀河暦1469年9月、異空間に転送された、星系ソル――

「恒星ソルに潜ったスペンタ種族は~」
「――超知性体の遺体を、恒星ソルから、巧く摘出できないので~」
「――この際、いっそのこと~」
「――恒星ソルを、いっぺん、消灯しようかなあ……とか」
「天然な癖に、えらい物騒なことを計画していたり」
「……」
「恒星ソルのコロナの中にある~」
「恒星研究ステーション《アマテラス》では~」
「自由テラナー連盟の政庁首席レジナルド・ブルが~」
「――こうなったら、スペンタ種族を直接攻撃だっ」
「周囲のコトを感じとる超能力者シャンダ・シャーモットさんは~」
「――超感覚で、何とかっ」
「――むーん……見えましたっ」
「――スペンタ種族の現在位置は、アソコですっ」
「――座標を、待機中のテラ艦隊に送信しますっ」
「――ぴぴぴ……」
「が」
「そのとき~」
「アウグル人――惑星テラで暗躍する――に利用された~」
「コルビニアン・ボコ――コックとして潜入していた超能力者――が~」
「――〈庵〉展開っ」
「恒星研究ステーション《アマテラス》全体を、ミニ宇宙に遮蔽」
「……」
「テラ艦隊による~」
「スペンタ種族に対する攻撃は~」
「失敗……したのでした」

 惑星テラ、太陽系政庁――

「人々は~」
「今後の措置を巡り~」
「オロオロしたり~」
「対立したり」
「防衛大臣オラロンさんは~」
「――あらゆる手段を使って、防衛に打って出るわよっ」
「ホーマー・G・アダムズは~」
「――ここは……もう少し、穏便に様子を見ませんか?」
「言ってみるのでした」

 恒星ソル、恒星研究ステーション《アマテラス》――

「相変わらず~」
「恒星研究ステーション《アマテラス》は~」
「コルビニアン・ボコが生成した~」
「超空間泡というか、ミニ宇宙というか……に、くるまれて、遮蔽されたまま」
「……」
「人々は~」
「オロオロするばかり」
「――周囲の空間で、探知がまったく効きませんっ」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「意識を失い……意識不明のまま」
「で」
「――無人のスペースジェットを、偵察に出すんだっ」
「でも」
「距離、約9kmのところで~」
「――ばーん」

 惑星テラ、ホイッスラー博物館――

「トーヤ・ザナバザルさんは、ホイッスラー博物館の館長」
「そもそも~」
「惑星テラで屈指のロボット技術者のひとりでしたが~」
「ホイッスラー一族の同僚から~」
「仕事のことで、妬まれて~」
「ホイッスラー博物館に、左遷された次第」
「もちろん」
「こっそり、研究は続けていたのです」
「……」
「そんな、トーヤ・ザナバザルさんのもとに~」
「1通の、手書きの招待状が」
「――アザーっ」
「――ワイズっ」
「――出掛けるわよっ」
「2体は、氷柱型のロボット」
「トーヤ・ザナバザルさんが開発した、ヴァリオ・ロボットの発展形です」

 惑星テラ、西ヨーロッパ――

「トーヤ・ザナバザルさんは~」
「旧英国、ケント州のあたりに、到着」
「出迎えたのは~」
「ホーマー・G・アダムズ」
「トーヤ・ザナバザルさんに、曰く」
「――〈姿なき友人の会〉活動開始なのです」
「で」
「ホーマー・G・アダムズは~」
「封緘した封筒2通を手渡し~」
「――お願いします」
「――これを持って~」
「――商業宇宙港ポイント・スルファトにいる~」
「――宇宙船《レディ・ラヴェルナ》に、乗船してください」

 恒星ソル、恒星研究ステーション《アマテラス》――

「相変わらず~」
「恒星研究ステーション《アマテラス》は~」
「コルビニアン・ボコが生成した~」
「超空間泡というか、ミニ宇宙というか……にくるまれ、遮蔽されたまま」
「……」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「――はっ」
「意識を回復」
「――超空間泡を作っているのは~」
「――コックのコルビニアン・ボコよっ」
「で」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「コルビニアン・ボコに釈明を求めたい、と思うのですが~」
「コルビニアン・ボコの居室に~」
「物質でなくなった投影像が見えるばかり」
「そんな状況下~」
「シャンダ・シャーモットさん、曰く」
「――コックのコルビニアン・ボコとはっ」
「――恒星研究ステーション《アマテラス》の外に行けば、会えるのよっ」
「何というか、電波な感じですが~」
「シャンダ・シャーモットさんの超能力は、そもそも電波な感じです」
「信じてみましょう」
「かくして」
「自由テラナー連盟の政庁首席レジナルド・ブルは~」
「シャンダ・シャーモットさんと、共に~」
「万能宇宙服を着て~」
「恒星研究ステーション《アマテラス》を、出てみたり」
「……」
「と」
「シャンダ・シャーモットさん」
「まず最初に~」
「――万能宇宙服の技術装置が、機能しなくなった?」
「――何、この非現実的な周囲の状況は?」
「周囲は~」
「ラフスケッチの風景みたいな感じ」
「――何もないところから~」
「――木とか草とか生えたりしてる?」
「そのうち~」
「――万能宇宙服が、消えた?」
「――船上服だけの格好になった?」
「さらに~」
「ラフスケッチの家が何棟も、出現」
「――1軒、炎上中の家だけ、現実的な感じ?」
「で」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「炎上中の家に突入」
「――あーつーいー」
「――あれ?」
「キッチンテーブルの下に~」
「うずくまっているコルビニアン・ボコを、発見」
「――もしもし?」
「――わたしは、シャンダ・シャーモット……」
「――今、あなたの後ろにいるの」
「……」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「コルビニアン・ボコの心の葛藤を解決して~」
「――超空間泡を、何とかしたいのっ」

 惑星テラ、首都テラニア脇の商業宇宙港ポイント・スルファト――。

「トーヤ・ザナバザルさんは~」
「スプリンガー船《レディ・ラヴェルナ》に、到着」
「プロフォス人、フリント・サートランド――当船の船長――に~」
「ホーマー・G・アダムズから貰った招待状を手渡す」
「――これが、コードネーム=アール・グレイからの招待状よっ」
「――ここに書いてあるところまで、飛んでちょうだいっ」

 惑星テラ、南極大陸――

「スプリンガー船《レディ・ラヴェルナ》は~」
「南極大陸の西のあたりに、到着」
「トーヤ・ザナバザルさんは~」
「バージル・リフェシュド――世捨て人みたいに暮らしている――に~」
「ホーマー・G・アダムズから貰った手紙の1通目を手渡す」
「で」
「一行は~」
「巨大倉庫を開けて~」
「巨大倉庫の中の機械を《レディ・ラヴェルナ》に搬入」
「――次は、木星まで、飛んでちょうだいっ」

 木星の衛星軌道――

「スプリンガー船《レディ・ラヴェルナ》は~」
「衛星ガニメド――破壊された――が周回していたあたりに、到着」
「そこは~」
「――とてかーん」
「――おーらい、おーらい」
「衛星ガニメドを再建しようとする巨大建設現場」
「で」
「トーヤ・ザナバザルさんは~」
「そこは」
「イーノック・ゴドルフィン――惑星居住地建設シンジケートの元老――に~」
「ホーマー・G・アダムズから貰った手紙の2通目を手渡す」
「で」
「スプリンガー船《レディ・ラヴェルナ》は~」
「整然と並んだ小惑星のひとつに、着陸」
「南極大陸から運んだ機械を使って~」
「――とてかーん」
「――おーらい、おーらい」
「12日かけて~」
「小惑星の空洞に、制御監視ステーションを建設」
「……」
「ちなみに」
「――アザーっ」
「――ワイズっ」
「ロボット2体は、溶けあって~」
「――アザーワイズっ」
「高性能ポジトロニクスになった……とかいう」
「が」
「物語の本筋とは、直接関係してきません」

 恒星ソル、恒星研究ステーション《アマテラス》――

「コルビニアン・ボコが~」
「――いきなり、物質化した?」
「……」
「恒星研究ステーション《アマテラス》は~」
「――コロナの中に、戻った?」
「……」
「自由テラナー連盟政庁首席レジナルド・ブル」
「シャンダ・シャーモットさん」
「――エアロックに、帰ってきた?」
「……」
「2週間が、経過していたという」

 恒星ソル、恒星研究ステーション《アマテラス》――

「とはいえ」
「恒星研究ステーション《アマテラス》が~」
「危機的状況なのは、変わりません」
「と」
「いうのも~」
「この2週間~」
「スペンタ種族が~」
「恒星ソルを、あれこれ、いじりまわしていたわけで……」
「――恒星ソルの周囲に?」
「――極薄の2次元的な層ができてる?」
「――突破できない?」
「フィムブル殻、とかいうらしい」
「で」
「フィムブル殻の中で~」
「――空間も時間も、なんだかドロドロ溶けている感じ?」
「――恒星ソルの核の直径が、これまでの100倍に膨張してる?」
「――恒星ソルが発する光子は、全部、フィムブル殻に捕捉されてる?」
「……」
「いずれにせよ~」
「恒星研究ステーション《アマテラス》が~」
「フィムブル殻を、抜けられないと~」
「恒星ソルのコロナに炙られて~」
「そのうち、丸焼けになってしまいます」
「……」
「そんな中」
「コルビニアン・ボコは~」
「疲労がひどくて、死にそうでした」
「……」
「そんな中」
「シャンダ・シャーモットさんと~」
「自由テラナー連盟政庁首席レジナルド・ブルは~」
「――!」
「――この手があったかっ」
「で」
「シャンダ・シャーモットさんは~」
「瀕死のコルビニアン・ボコのところへ、行って~」
「――もしもし?」
「――わたしは、シャンダ・シャーモット……」
「――もう一度、超空間泡を作ってほしいの」
「……」
「かくして」
「恒星研究ステーション《アマテラス》は~」
「コルビニアン・ボコが生成した超空間泡の中で~」
「場所を移動し~」
「――やれやれ、何とかなったぜ」
「フィムブル殻を、越えることに成功」
「……」
「が」
「コルビニアン・ボコは~」
「疲労がひどくて、こときれてしまったという」

 恒星ソル近傍、恒星研究ステーション《アマテラス》――

「恒星ソルは~」
「外から見ると~」
「3500万kmまで膨張した黒い球体、と化していたそうです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 Society of Absent Friends =〈姿なき友人の会〉
 何をする会なのかは、まだ、わかりません。


d-information ◆ 689 [不定期刊] 2011/10/17
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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