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687 [2011/10/03]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2615 . Markus Heitz / Todesjagd auf Rhodan / ローダン狩り
2616 . Arndt Ellmer / Countdown für Sol / ソルのカウントダウン
2617 . Hubert Haensel / Der dunkelste aller Tage / 史上最暗の日
2618 . Verena Themsen / Flucht von der Brückenwelt / 橋世界から逃走
2619 . Wim Vandemaan / Planet der Formatierer / フォーマットする者たちの惑星

□ Perry Rhodan-Heft 2615話「ローダン狩り」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2615.html ]

(承前)

 新銀河暦1469年9月、カンダ銀河――

「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「《ラドンジュ》――ジルス人プロテクター、カオウェンの旗艦――で~」
「搭載艇を、奪取」
「脱出を、敢行」
「……」
「イオトン人は~」
「生来の、テレキネシス能力者です」
「イオトン人、キストゥスは~」
「テレキネシス能力で、宇宙船を操縦したりする~」
「優秀な航宙士です」
「……」
「で」
「搭載艇は、無事にリニア空間へ」
「ですが」
「搭載艇には~」
「機能を制限する、安全装置が仕掛けてあったり」
「……」
「超光速航行は、ごく短時間に終わり~」
「搭載艇は、通常空間へ」
「ぽっとん」

 カンダ銀河、どこかの宙域――

「搭載艇は~」
「――装置が、どれも機能しない?」
「ペリー・ローダンは~」
「――宇宙服が、機能障害?」
「イオトン人、キストゥスは、力を尽くしますが~」
「――灰色の巨大な水素大気の惑星に、墜ちる?」
「――ごごごごごごぉぉぉっ」
「――ばーん」

 惑星、地表――

「搭載艇は~」
「地表に激突して、完全破壊」
「ペリー・ローダンは~」
「無事」
「イオトン人、キストゥスも~」
「環境カプセルごと、無事」
「さらに~」
「イオトン人、キストゥス――水素呼吸生物――にとって、幸いなことに~」
「――ここの大気は、呼吸可能です」
「ともあれ」
「ペリー・ローダン、曰く」
「――カオウェン本人か、カオウェンの配下か~」
「――とにかく……追っ手が来るぞっ」
「――まずは~」
「――墜落現場から、離れて隠れるのだっ」
「――それから~」
「――連中が、追ってきたら~」
「――連中の宇宙船を、奪取だっ」
「――今度こそ、逃げ切ってやるっ」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「武器を含めた装置類の調子が、相変わらず悪いので~」
「搭載艇の残骸から、鉄パイプを拾って~」
「武装したり」
「一方」
「イオトン人、キストゥスは~」
「――ううっ」
「――何だか、気分が悪いです」
「――何かが、理解力を圧迫して、拘束してる感じです」
「――テレキネシス能力を、発揮できないです」
「で」
「ペリー・ローダン、思うに」
「――装置類の不調?」
「――超能力の不調?」
「――これらには、何か関係が?」

 一方、惑星、上空――

「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「個人用ヨットで~」
「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスが、奪取した搭載艇を~」
「単独で、追跡していたり」
「……」
「で」
「水素惑星のところまで、来て~」
「――装置が、どれも機能しない?」
「と、いう状態に、なりますが~」
「――高度技術に、頼らずに~」
「――低水準の技術を使って~」
「――何とか、惑星に巧く着陸を……」
「――わ」
「――わ」
「浮遊する巨大な球体2個と、ぶつかったりして」
「それでも、なんとか、着陸成功」
「で」
「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「武器を含めた装置類の調子が、相変わらず悪いので~」
「短剣2本と、長剣1本で~」
「武装したり」
「グライダーに、乗りこむと~」
「探知装置を、睨んで~」
「――さあ、ハンティングだっ」

 惑星、地表――

「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「墜落現場を離れて~」
「とぼとぼ、進みます」
「――さて、どうしたものか……」
「ペリー・ローダンが~」
「〈多宇宙服〉の機能を~」
「活性化すると~」
「――15km先の、丘が連なったところに?」
「――洞窟が、いくつもある?」
「加えて」
「――上空に、妙な球体が、浮かんでる?」
「――直径、数百メートル?」
「――中に、空洞がある?」
「とか、やっていると~」
「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「両名の周囲に~」
「――もわもわ~」
「――緑っぽく輝く塵が、寄り集まってきた?」
「――〈多宇宙服〉に引き寄せられてきた?」
「で」
「ペリー・ローダンが~」
「〈多宇宙服〉と対話をやめると~」
「――もわもわ~」
「――緑っぽく輝く塵が、引き返していく?」
「でも」
「――ごしごし」
「――緑っぽい塵……宇宙服の表面に薄い層になったのが、とれないなあ」

 惑星、地表、丘の洞窟群のあたり――

「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「何メートルか入って~」
「空洞を見つけて、休憩したり」
「イオトン人、キストゥスのテレキネシス能力は~」
「ゆっくり回復してきたり」
「で」
「イオトン人、キストゥスは~」
「テレキネシス能力で~」
「――むん」
「ペリー・ローダンの宇宙服の表面の緑っぽい塵を、払ってみたり」
「でも」
「――払っても?」
「――帰ってくる?」
「ここで」
「ペリー・ローダン、思うに」
「――つまり?」
「――緑っぽい塵は、生命体のはしくれ?」
「――集合知性体……群体知性体とか、かも?」
「いずれにせよ~」
「状況は、変わらずなのです」

 惑星、地表、丘の洞窟群――

「カオウェンは~」
「カオウェンなりに、苦労していたり」
「――グライダーを失い~」
「――短剣1本を失ったが~」
「――ついに~」
「――このカオウェンは、洞窟の入口に到達したのだっ」
「……」
「すぐに~」
「カオウェンは~」
「ペリー・ローダンと、ばったり」
「で」
「カオウェンの武器は~」
「長剣1本と短剣1本」
「対する~」
「ペリー・ローダンの武器は~」
「鉄パイプ1本」
「――がきっ」
「――がこっ」
「激しい戦闘が、続きます」
「――がりっ」
「ペリー・ローダンの宇宙服のバイザーに、傷が入ったりして~」
「ペリー・ローダン、押されています」
「と、そこへ」
「イオトン人、キストゥスが、戦闘に介入」
「――むん」
「テレキネシスで、天井の岩塊を~」
「――ごん」
「――ぐしゃ」
「カオウェンの上に、落としたり」
「……」
「カオウェンが~」
「ようやく、岩塊の下から、抜け出した時には~」
「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「すでに、逃走したあと」
「かくして」
「カオウェンは~」
「――う……っ」
「――オレの個人用ヨットに戻って、出直しだっ」

 惑星、地表――

「――さて、どうしたものか……」
「ペリー・ローダンが~」
「〈多宇宙服〉の機能を~」
「活性化すると~」
「――緑っぽい塵=群体知性体と、対話ができる?」
「で」
「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「上空に浮かぶ、巨大な球体の中へ」

 惑星、上空、浮遊球体の中――

「ペリー・ローダンは~」
「――巨大な蜂の巣?」
「とか、思ったり」
「で」
「ペリー・ローダンの宇宙服の表面の緑っぽい塵は~」
「まとまって~」
「球体に、なり~」
「緑っぽい塵=群体知性体を代表して~」
「ペリー・ローダンとテレパシー的な連絡を、とったりする」
「ところで」
「そうこうするうちに~」
「ペリー・ローダンは、気づきました」
「――キストゥスの身体に、発信機が埋めてある?」
「――摘出は……目下の状況では、無理だよなあ」
「……」
「一方」
「緑っぽい塵=群体知性体、曰く」
「――困ったことが、あるのです」
「――何やら、妨害放射みたいなものが、ビビビと来て~」
「――苦痛なのです」
「――妨害放射みたいなものの発信点から~」
「――できるだけ離れるしか、ないのです」
「で」
「ぺりー・ローダンは、いつものように~」
「――助力しようっ」
「……」
「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「妨害放射みたいなものの発信点に、向かったり」

 惑星、地下洞窟、妨害放射の発信点――

「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「とある地下の洞窟に~」
「妨害放射の発進点を、発見」
「それは~」
「直径10m、厚さ2mのプラットフォーム」
「床は、透明です」
「床の下、底の方に、ゆらゆらした紫の大波が見えます」
「すなわち」
「――これが、噂に聞く、転移パーケット?」

 惑星、地下洞窟、妨害放射の発信点――

「カオウェンは~」
「傷を負って、いましたが~」
「個人用ヨットを動かし~」
「――ついに~」
「――このカオウェンは、ペリー・ローダンがいる地下洞窟に到達したのだっ」
「……」
「すぐに~」
「――がきっ」
「――がこっ」
「激しい戦闘、再開」
「で」
「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「――ごん」
「――ぐしゃ」
「カオウェンを、騙し討ちしたり」
「で」
「ペリー・ローダンと~」
「イオトン人、キストゥスは~」
「――とうっ」
「――とうっ」
「転移パーケットに、飛びこんで逃走」
「……」
「カオウェンは~」
「ひどく傷ついていました」
「が」
「最後の力を、ふりしぼると~」
「――逃がすものかっ」
「転移パーケットに、飛びこもうと……します」
「が」
「じつは~」
「ペリー・ローダンは~」
「あらかじめ、転移パーケットの自爆スイッチを、押していたのです」
「――3、2、1?」
「――ばーん」
「――キラキラっ」
「転移パーケットは、キラめきながら、爆発したのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 『21世紀東欧SF・ファンタスチカ傑作集 時間はだれも待ってくれない』
(東京創元社 税別2500円)9月29日刊行……されました。
[ http://www.rlmdi.org/rl/2011/10/post-4.html ]


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