rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

685 [2011/09/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2613 . Michael Marcus Thurner / Agent der Superintelligenz / 超知性体の工作員
2614 . Christian Montillon / Navigator Quistus / 航海士キストゥス
2615 . Markus Heitz / Todesjagd auf Rhodan / ローダンを殺す狩り
2616 . Arndt Ellmer / Countdown für Sol / ソルのカウントダウン
2617 . Hubert Haensel / Der dunkelste aller Tage / 史上最暗の日

□ Perry Rhodan-Heft 2613話「超知性体の工作員」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2613.html ]

(承前)

 新銀河暦1469年9月、カンダ銀河――

「拿捕された《バジス》は~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の、脇のあたりで~」
「分解されて~」
「さらに、まだまだ、分解されていったり」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「超技術の〈多宇宙服〉を、着た上に~」
「普通技術のSERUN=万能宇宙服を、着こんで~」
「単身、解体現場に、乗りこんで~」
「《バジス》のパーツの1個で~」
「エンネルハールと、対面」
「で」
「エンネルハール、曰く」
「――今、重要なのは~」
「――我々が〈多宇宙接眼〉部屋に到達することだ」
「とはいえ」
「――この、エンネルハールっ」
「――どの《バジス》パーツに~」
「――〈多宇宙接眼〉部屋があるのか、知らぬのだっ」
「でも」
「エンネルハールは~」
「自信たっぷり」
「――〈多宇宙服〉があるから、だいじょうぶっ」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「〈多宇宙服〉の誘導にしたがって~」
「分解された《バジス》のパーツから、パーツへ~」
「――ひらりん」
「それを追って、エンネルハールも~」
「――ひらりん」
「跳び移りながら~」
「両名は~」
「〈多宇宙接眼〉部屋を、探す」
「で」
「そうするうち~」
「ペリー・ローダンは~」
「〈多宇宙服〉に、問いかけたり~」
「〈多宇宙服〉に、問い直したり~」
「対話すること、激しく密になり~」
「――ブツブツ……(えーと……何か見えるぞ)」
「――ブツブツ……(あそこ?)」
「――ブツブツ……(あれが、そうだと?)」
「――ブツブツ……(ハイパーエネルギー的なネットワークの向こうに~)」
「――ブツブツ……(あれは……〈多宇宙接眼〉部屋?)」
「――ブツブツ……(〈多宇宙接眼〉部屋の、ご近所に?)」
「――はっ」
「――ブツブツ……(ヒューマノイドが1体……出現した?)」
「ペリー・ローダンは~」
「この存在の容姿を~」
「話に聞いて、知っていました」
「――あれって、ラファエル?」
「で」
「ラファエルは~」
「ペリー・ローダンに語りかけたりして、曰く」
「――タナトス=プログラムは~」
「――《バジス》の最期のはじまりを意味するのです」
「――《バジス》の構成フェーズを経て~」
「――《バジス》を再生するのです」
「――もちろん~」
「――超知性体〈それ〉が、実行を指示したのでは、ないのです」
「で」
「このラファエル、いきなり曰く」
「――即刻っ」
「――この《バジス》パーツから、離れるのですっ」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「瞬間切替スイッチ付です」
「――!」
「エンネルハールが、呆気にとられるうちに~」
「――ひらりん」
「エンネルハールを、引っ張って~」
「《バジス》のパーツから、緊急脱出」
「と」
「その《バジス》のパーツは~」
「――!」
「いきなり、溶けて、雲散霧消したとかいう」

 《アペラス・コッカイア》造船所、近傍――

「エンネルハールは~」
「自信たっぷり」
「――対探知遮蔽は完璧だから、だいじょうぶっ」
「が」
「あんまり~」
「だいじょうぶでは、ありませんでした」
「――!」
「――牽引ビームに、捕まった?」
「――引き寄せられてる?」
「――どこへ?」
「どうやら~」
「噂のジルス人プロテクター、カオウェンの船に~」
「引き寄せられて、いるらしい」
「……」
「ペリー・ローダンは、焦ります」
「――ここで、〈多宇宙服〉を、奪われたら?」
「――キン・シは、〈多宇宙接眼〉を、思うがまま?」
「――マズイだろ?」
「と」
「ペリー・ローダンの焦りを、察した~」
「超技術の〈多宇宙服〉は~」
「普通技術の万能宇宙服と、溶けあって~」
「一体に、なったりして」
「これにて~」
「当面は、発見されない……と、思われたり」

 《バジス》のパーツのひとつ――

「解体されていく《バジス》ですが~」
「船内の一部には~」
「先般、逃げられなかった人たちが~」
「残っていたり」
「……」
「エルトルス人、トラスル・サルゴンは~」
「仲間たちと共に~」
「隠し部屋――〈多宇宙接眼〉部屋――に~」
「立て籠もったり」
「そこへ」
「ドサンティ種族が~」
「――うぉぉぉっ」
「攻めてきます」
「が」
「――あれ?」
「――この隠し部屋に、立て籠もっていると?」
「――ドサンティ種族の超能力が、効かないみたい?」
「で」
「エルトルス人、トラスル・サルゴンは~」
「仲間たちと共に~」
「――うぉぉぉっ」
「攻め返したり」
「とりあえず~」
「本日のところは~」
「中途半端なりに戦果をおさめたり、するのでした」

 ジルス人プロテクター、カオウェンの船――

「ペリー・ローダンと~」
「エンネルハールは~」
「捕らえられ~」
「宇宙服なんかも、脱がされたりして」
「で」
「ジルス人プロテクター、カオウェンは、曰く」
「――拷問だっ」
「――知識を絞ってやるっ」
「――さあて、どちらから拷問してやろーか……」
「――キサマらで、考えておけっ」
「……」
「待たされること、何時間か」
「ペリー・ローダン、思うに」
「――(エンネルハールは、ぜったいオレより、何か知ってるし)」
「――(エンネルハールが拷問されたら、マズイよな)」
「――(てことは?)」
「――(オレかな?)」
「――(オレ……拷問決定かな?)」
「ペリー・ローダンは~」
「自分から、犠牲になろうと~」
「高潔な感じで、決意したり」
「が」
「待たされること、何時間か」
「ペリー・ローダン、思うに」
「――(エンネルハールは……?)」
「――(あー、なんだか、無関心そうに、ぼーっとしてるぞ)」
「さらに」
「待たされること、何時間か」
「ペリー・ローダンは~」
「次第に~」
「――(きーっ)」
「キレそうに、なるのでした」
「……」
「で」
「ようやく~」
「ジルス人プロテクター、カオウェンが~」
「戻ってきました」
「――拷問だっ」
「――知識を絞り出してやるっ」
「――さあて、知識を持っていそうなのは……」
「――キサマだっ」
「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「ペリー・ローダンの、ここ何時間の苦悶とかは、お構いなし」
「どうやら~」
「エンネルハールの方を、拷問するつもり」
「と」
「エンネルハールが~」
「超技術の腕輪を、操作」
「――時間早送りっ」
「ペリー・ローダンとエンネルハールを、除いて~」
「周囲の時間経過は、相対的にほとんど停止」
「――さあ、いまだっ」
「両名は~」
「難なく、収容房を脱出」
「……」
「さらに」
「エンネルハールは~」
「超技術の腕輪を、操作」
「――宇宙服は、向こうだっ」
「両名は~」
「難なく、宇宙服を奪還」
「で」
「エンネルハールは~」
「ジルス人監視員を~」
「――さくっ」
「隔壁なんかを開くのに、生体認証が必要なので~」
「指とかを~」
「――さくっ」
「持って歩いたりして」
「で」
「両名は~」
「宇宙船の制御システムを、襲撃」
「――これで……」
「――しばらくしたら、ばーん……だっ」
「で」
「両名は~」
「空っぽの倉庫に、隠れて~」
「――船内が混乱するのを、待つのだっ」
「で」
「何となく、時間があるので~」
「エンネルハールは~」
「自分の人生なんかを、一部、語ったりするのでした」

 エンネルハールの回想――

「最初の記憶は~」
「――ここは?」
「――惑星ビギン?」
「で」
「エンネルハールは~」
「惑星ビギンの養成所で~」
「いろいろ、知識を、詰めこまれ~」
「いろいろ、戦闘技術を、叩きこまれたり」
「座右の銘は~」
「――オマエ以外は、誰ひとり信じるな」
「とか」
「エンネルハールは~」
「良心の呵責なく~」
「――殺害っ」
「でも」
「可能なところでは~」
「――生命尊重っ」
「……」
「エンネルハール、思うに」
「――オレと同じような、養成されてるヤツが、いるのかも?」
「でも」
「――会うのは、どれもロボットだよなー」

 エンネルハールの回想――

「養成課程が、終了すると~」
「仲介者を介して~」
「――使命です」
「使命が、終わると~」
「――使命でーす」
「次々、使命を託されたり」
「……」
「エンネルハールは~」
「使命を与える何者か、のコトを~」
「――黒幕?」
「と、心で命名してみたり」
「……」
「使命の中身は~」
「――善とも~」
「――悪とも~」
「――まあ、視点をどこに置くか、だよな」
「どんな仕事も、そういうものかも」

 エンネルハールの回想――

「今にして、思えば~」
「当時~」
「黒幕も、いろいろ騙されていたのでしょう」
「……」
「ある日」
「エンネルハールは~」
「使命を、受けたり」
「――〈ボットネット〉は、兵器です」
「――どこかの超知性体が~」
「――〈混沌の勢力〉に向けて投入するために、作ったのです」
「――この超知性体の名前は、わかっていないのです」
「――トテムハイン銀河で~」
「――〈ボットネット〉を、探すのです」
「――探索のために~」
「――改造ライトセルを、用意しました」
「――〈時間の井戸〉も、部分的に利用できるようにしました」

 エンネルハールの回想:トテムハイン銀河――

「エンネルハールは、知ったりする」
「――サンブリ・ユラさんてヒトも?」
「――〈ボットネット〉を探してる?」
「――可能なら、捕獲しろ?」
「さらに」
「エンネルハールは、知ったりする」
「――ネガティヴな超知性体キン・シも?」
「――〈ボットネット〉を探してる?」
「さらに」
「――アラスカ・シェーデレーアてヒトが?」
「――サンブリ・ユラさんてヒトを探してる?」
「……」
「と、まあ」
「いろいろなコトが、あったりして」
「エンネルハールは~」
「キン・シが奪った〈ボットネット〉を、追って~」
「――行き先は、カンダ銀河?」

 エンネルハールの回想:カンダ銀河――

「エンネルハールは~」
「《アペラス・コッカイア》造船所を、発見」
「エンネルハールは、知ったりする」
「――キン・シは?」
「――〈多宇宙接眼〉と〈多宇宙服〉を、手に入れたい?」
「――そのために?」
「――〈多宇宙接眼〉を搭載した宇宙船《バジス》を拿捕する?」
「エンネルハールは、さらに知ったりする」
「――キン・シは?」
「――〈多宇宙接眼〉と〈多宇宙服〉を?」
「――〈ボットネット〉の機能・性能補填のために、使う?」
「エンネルハールは、行動に転じ~」
「キン・シのプログラミングに、手を加えて~」
「――これで、《バジス》にも、チャンスができたはずだっ」
「と」
「そこで」
「エンネルハールは、さらに知ったりする」
「――デロリアン・ローダンというヒトが?」
「――自分の目的のため、〈ボットネット〉を手に入れようと?」
「――独自に、計画を遂行している?」
「――マズイな」
「――デロリアン・ローダンの計画が、成功すると~」
「――オレの依頼者の狙いと、違った結果になるかも?」
「……」
「と、まあ」
「いろいろなコトが、あったりして」
「エンネルハールは~」
「キン・シの転送システムを、利用して~」
「――行き先は、《バジス》?」
「行きがけの駄賃に~」
「――死をもたらす青いハイパー水晶を、奪っていくとしよう……」

 現在:ジルス人プロテクター、カオウェンの船――

「エンネルハールは~」
「ペリー・ローダンに曰く」
「――カンダ銀河は、アルカガル銀河であるっ」
「……」
「アルカガル銀河は――」
「アンスレスタ銀河から、3700万光年」
「音信不通のポリポート駅がある……とかいう銀河」
「……」
「エンネルハールは~」
「さらに曰く」
「――ここには~」
「――1個のトリョルタン喉が、あるっ」
「――1000万年前のハイパー物理学的抵抗増大の時代以来、あって~」
「――キン・シによって、利用されているのだっ」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――それで?」
「――その使命の依頼者……というのは?」
「とか」
「エンネルハールに、問おうとしたのです……」
「が」
「その前に」
「両名が隠れている空っぽの倉庫の、戸の前で~」
「――何だ、今の音は?」
「――しゅぅぅぅぅ」
「ガスが流れこんできて~」
「――うっ」
「ペリー・ローダンは~」
「意識をなくした、とかいう」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 超技術って、超技術ですね。


d-information ◆ 685 [不定期刊] 2011/09/19
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]