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684 [2011/09/12]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツSF大賞 2011
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツSF大賞 2011

 本年の Deutscher Science Fiction Preis 受賞作品。
 10月15日、ドライアイヒのシュプレンドリンゲンにおけるSFCD大会にて授賞式。

・Bester Roman 長篇部門
 Uwe Post / Walpar Tonnraffir und der Zeigefinger Gottes / ヴァルパー・トンラッフィルと神の人差し指
 ――本年のクルト・ラスヴィッツ賞も受賞した。
   Atlantis Verlag 刊

・Beste Kurzgeschichte 短篇部門
 Wolfgang Jeschke / Orte der Erinnerung / 思い出の場所
 ――Pandora『パンドラ』4号に収録
   Shayol Verlag 刊

【関連サイト】
・ドイツSF大賞のサイト
[ http://www.dsfp.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2612 . Michael Marcus Thurner / Zielpunkt BASIS / 目標《バジス》
2613 . Michael Marcus Thurner / Agent der Superintelligenz / 超知性体の工作員
2614 . Christian Montillon / Navigator Quistus / 航海士キストゥス
2615 . Markus Heitz / Todesjagd auf Rhodan / ローダンを殺す狩り
2616 . Arndt Ellmer / Countdown für Sol / ソルのカウントダウン

□ Perry Rhodan-Heft 2612話「目標《バジス》」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2612.html ]

 新銀河暦1469年9月、両カンダ銀河のあいだの、惑星オロンテス――

「憶えている、でしょうか?」
「前回~」
「モンドラ・ダイアモンドさんのペットのラモズ――オオヤマネコ似――は~」
「――!」
「オレンジ色の毛皮をした、ヒューマノイドに~」
「変異したのでした」
「――これからは~」
「――モンドラ・ダイアモンドさんとだけ、語り合いたいぜ」
「……」
「周囲のテラナーたちは~」
「ラモズに、曰く」
「――健康なのか、これでもう変異しないのか……そういう検査だけでもっ」
「でも」
「本人は~」
「――検査は、いやだぁ」
「と」
「いった具合で~」
「多くのことが、謎のまま」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――!」
「――どうしてだろう……ラモズが、少しも可愛く思えない」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――それはね」
「――アナタの心に、ドス黒い嫉妬の気持ちがあるからよっ」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「――そろそろ~」
「――《バジス》捜索に、出発したい」
「――モンドラさんにも、同行してほしい」
「と、思うのです」
「が」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――ラモズのそばに、いてあげたいから」
「冷たく、拒否したり」
「……」
「かくして」」
「ペリー・ローダンは~」
「グッキー」
「ハイパー物理学者ネモ・パルティジャン」
「両名を、ともない~」
「――《ミクル=ジョン》、発進っ」

 《ミクル=ジョン》――

「まずは~」
「《バジス》が、転送されてきた座標へ~」
「《バジス》が、ドサンティ種族に拿捕された座標へ~」
「行ってみましょう」
「……」
「予期していたこと」
「では、ありますが~」
「《バジス》は、影も形もありません」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「直感に、したがって~」
「エンネルハールが残したデータ水晶を、活性化してみます」
「――ご近所の宙域の……立体映像?」
「――何だか、印がついている?」
「で」
「ともあれ~」
「印がついた座標へ~」
「行ってみましょう」
「……」
「ドサンティ種族の〈モミの実船〉から~」
「――どどーん」
「攻撃されて~」
「――ごごごっ」
「回避したり、しながら~」
「《ミクル=ジョン》は~」
「印がついた座標で~」
「2.5cmの大きさのゾンデ、を回収」
「で」
「中身を、見てみます」
「――座標?」
「――現在、《バジス》がいる座標?」
「――6850光年離れた星域?」
「――コラロン=ヴィーバド?」

 《ミクル=ジョン》は、コラロン=ヴィーバド星域へ航行――

「航行中の、数日間~」
「ハイパー物理学者ネモ・パルティジャンは~」
「――両カンダ銀河のあいだの物質橋の近所に~」
「――何光年も連なる、無数のエネルギー渦嵐を~」
「――発見したのです」
「――エネルギー渦嵐の列の端に~」
「――ヴィーバド亀裂が、あるのです」
「――ヴィーバド亀裂は~」
「――極端に安定化した、トリョルタン喉に他ならないのです」

 9月25日、《ミクル=ジョン》は、コラロン=ヴィーバド星域へ到着――

「ジルス人は~」
「謎の存在、キン・シの補助種族の中では~」
「ドサンティ種族の上に、位置します」
「で」
「ジルス人プロテクター、カオウェンは~」
「今回の《バジス》拿捕作戦を指揮したヒトです」
「で」
「ジルス人プロテクター、カオウェンの、目論見どおりなら~」
「《バジス》は~」
「そもそも~」
「コラロン=ヴィーバド星域に、転送される……はずだったわけで」
「そこに運ばれたのも、道理」
「と、いうことで」
「……」
「さて」
「コラロン=ヴィーバド星域で~」
「《ミクル=ジョン》は~」
「さっそく、巨大施設を発見したり」
「――《アペラス・コッカイア》造船所?」
「……」
「《アペラス・コッカイア》造船所は~」
「巨大な球状構造物――直径149km」
「表面に、穴――直径39km――が、44個」
「穴の上には、半球状の透明なエネルギーバリアが展開してある」
「……」
「ハイパー物理学者ネモ・パルティジャン、曰く」
「――商星に、似てますね」
「――推測ですが~」
「――そもそも、太陽の偽装を解いた、商星なのかもしれませんね」
「でも」
「ペリー・ローダンが携帯する制御装置は~」
「《アペラス・コッカイア》造船所に、反応を示さない」
「……」
「ともあれ」
「《ミクル=ジョン》は~」
「《アペラス・コッカイア》造船所を、遠方から、眺めてみて~」
「《アペラス・コッカイア》造船所の影に~」
「《バジス》を発見」
「が」
「ペリー・ローダンは、ショックを受けたりする」
「――分解、されている?」
「――大小さまざまな、100以上のパーツ……に、なってる?」
「――個々のパーツが、青いエネルギーバリアに包まれて?」
「――宇宙空間に、浮かんでいる?」
「……」
「《ミクル=ジョン》、曰く」
「――青いバリアは~」
「――つまり……何というか……正体不明ですね」
「さらに、曰く」
「――ドサンティ種族の〈モミの実船〉が、数千隻~」
「――《バジス》のパーツ群を、ぐるりと封鎖してますね」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「少し前~」
「息子デロリアン・ローダンが言っていたことを~」
「思い出してみたり」
「――タナトス=プログラムは?」
「――オレが知る形の《バジス》の最期のはじまりを告げる?」
「――とか言ったっけ?」
「――つまり?」
「――これが、タナトス=プログラムといこと?」
「――でも……」
「――《バジス》を解体したら?」
「――アイツらだって、《バジス》を使えないのに?」
「いったい、何をしたいのでしょう」
「……」
「ドサンティ種族の〈モミの実船〉が、取り囲む中~」
「《ミクル=ジョン》が、観察している前で~」
「――がっこん」
「《バジス》は、さらに分離したりする」
「……」
「ハイパー物理学者ネモ・パルティジャン、曰く」
「――《バジス》のパーツを動かす、何か特定のルールがあるみたい、ですね」
「――パーツを包む青いバリアは、互いに触れなくしている、ですね」
「――分離したパーツとパーツは、互いに近くにある、ですね」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「考えてみたり」
「――《バジス》は?」
「――タナトス=プログラムに従って?」
「――また、連結させられて?」
「――何か完全に新しいものに、組み立てられる……とか?」
「……」
「そうこうする、うちに~」
「エンネルハールのデータ水晶が、語ることには」
「――《ミクル=ジョン》は?」
「――バリアと偽装装置を、細工して?」
「――ドサンティ種族の〈モミの実船〉に探知されないように、できる?」
「で」
「《ミクル=ジョン》は~」
「改造したバリアに、身を隠し~」
「――(そーっと)」
「ドサンティ種族の〈モミの実船〉、封鎖環に、接近」
「……」
「そうこうする、うちに~」
「エンネルハールのデータ水晶は、さらに語る」
「――《バジス》の第7デッキのプレゼンテーション・ラウンジで?」
「――エンネルハールが、会いたいと言っている?」

 ペリー・ローダンは、単身、《バジス》のパーツ群に向かう――

「ペリー・ローダンは~」
「〈多宇宙服〉を、着た上に~」
「SERUN=万能宇宙服を、着ています」
「で」
「――(そーっと)」
「ドサンティ種族の〈モミの実船〉の封鎖環を~」
「見咎められずに~」
「難なく通過」
「……」
「さて」
「《バジス》は~」
「100以上のパーツに分解されている……わけです」
「――いったい、どのパーツに行けば、良いのだろう?」
「でも」
「ペリー・ローダンは~」
「――あそこ?」
「――あれが……そうだと?」
「〈多宇宙服〉の誘導に従って~」
「――(そーっと)」
「プレゼンテーション・ラウンジがあるパーツに、接近」
「で」
「《バジス》の各パーツは~」
「得体の知れない青いバリアに包まれている……わけです」
「が」
「ペリー・ローダンは~」
「〈多宇宙服〉に、守られて~」
「――(そーっと)」
「青いバリアを、難なく突破」
「……」
「ドサンティ種族も~」
「こんな大胆なコトをする相手は、はじめてだったのでしょう」
「けっして~」
「キン・シの補助種族は無能……とか、侮ってはいけません」

 《バジス》のパーツの1個、プレゼンテーション・ラウンジにて――

「ペリー・ローダンは~」
「予定どおり、エンネルハールと対面」
「で」
「ちなみに」
「エンネルハールも~」
「とっても高次な技術を使いこなしているので~」
「いまだに、敵は、誰も、気づいていない」
「……」
「ジルス人も~」
「ドサンティ種族も~」
「バダック種族――ドサンティ種族の〈モミの実〉船を操縦する――も~」
「こんな大胆なコトをする相手は、はじめてだったのでしょう」
「けっして~」
「キン・シの補助種族は無能……とか、侮ってはいけません」
「……」
「ともあれ」
「敵陣のただなかで~」
「ペリー・ローダン」
「エンネルハール」
「両名は、会談」
「で」
「エンネルハール、曰く」
「――《バジス》の乗員たちは~」
「――うまく逐電した、わずかな例外を除いて~」
「――ドサンティ種族に捕獲され~」
「――集結地オルに、護送されたのだ」
「……」
「そうこう、するうちにも~」
「ペリー・ローダンの目の前で~」
「《バジス》の内部が~」
「――ぐにゃん」
「装置類が、形を変えたり」
「エネルギーバリアが、宇宙の真空を隔てていた場所に、壁ができたり」
「……」
「ともかく」
「会談を、進めながらも~」
「ペリー・ローダンは~」
「エンネルハールのことが、気に入りません」
「――(思わせぶりなコト、ばっかりだぜ)」
「――(知ってるコトくらい、もう少し話せよ)」
「ともあれ」
「エンネルハール、曰く」
「――今、重要なのは~」
「――我々が〈多宇宙接眼〉部屋に到達することだ」
「でも」
「エンネルハールは~」
「どの《バジス》パーツに~」
「〈多宇宙接眼〉部屋があるのか、知らないのです」
「でも」
「エンネルハールは~」
「自信たっぷりに、こう請け合ったという」
「――〈多宇宙服〉があるから、だいじょうぶっ」
「……」
「両名は~」
「――あそこ?」
「――あれが……そうだと?」
「〈多宇宙服〉の誘導にしたがって~」
「〈多宇宙接眼〉部屋に、向かう」
「と」
「〈多宇宙接眼〉部屋の、すぐ近くまで、来たところで~」
「――!」
「またも~」
「何者かの登場です」
「何者かは~」
「両名の到着を、待っていたようです」
「――えーと?」
「ペリー・ローダンは~」
「この存在のことを、知っていました」
「つまり」
「昔、テラナーたちの前に、姿を現したことがあるからで~」
「でも、どうして、今、ここに?」
「――ラファエル?」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 振りまわされてますね。


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