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681 [2011/08/22]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇クルト・ラスヴィッツ賞 2011
◇ペリー・ローダン近況


◆クルト・ラスヴィッツ賞 2011

 本年の Kurd Laßwitz Preis を受賞したのは、以下のとおり。

・Bester Roman 長篇部門
 Uwe Post / Walpar Tonnraffir und der Zeigefinger Gottes / ヴァルパー・トンラッフィルと神の人差し指

「――神の人差し指が、地球衛星軌道に出現した?」
「ヴァルパー・トンラッフィルは~」
「30歳」
「ペンギンの携帯電話を携帯している宇宙探偵」
「神の人差し指の~」
「捜査を開始、してみたり」
「さらに」
「歌手なクズの人」
「大勢の弁護士」
「カルトな預言者」
「なんかも~」
「――そもそも、あの物体は……」
「――そもそも、あの物体の所有権は……」
「あれこれ、争いはじめたり」
「一方」
「宇宙探偵ヴァルパー・トンラッフィルの行く手には~」
「DVD依存症な、甥」
「冒険好きな……自称28歳、本当は48歳な、もと義理の母」
「フリーランスの女殺し屋」
「さまざまな障害が、立ち塞がったり」
「……」
「ちなみに~」
「宇宙探偵ヴァルパー・トンラッフィルは~」

 Walpar Tonnraffir: Wodka auf Eis und Io / 宇宙探偵ヴァルパー・トンラッフィル――凍れるイオでウォッカを
 ――2008年刊行の短篇集 Zisch Zitro für alle! /『みんなでツィシュ・ツィトロを飲もう』に収録

「にも、登場していたりする」

 ――Atlantis社

・Beste Kurzgeschichte 短篇部門
 Michael K. Iwoleit / Die Schwelle / 関門
 ――Hahn/Hebben/Iwoleit編『Nova』17号に収録

・Bestes ausländisches Werk 海外部門
 China Mie'ville / Die Stadt & Die Stadt / The City & The City / 都市と都市
 ――Bastei-Lübbe社

・Beste Übersetzung 翻訳部門
 Juliane Gräbener-Müller & Nikolaus Stingl
 ――Neal Stephenson著 Anathem / Anathem / アナセム (Goldmann社)の翻訳に対して

・Beste Graphik アート部門
 Timo Kümmel
 ――Dirk van den Boom / Die Ankunft (Kaiserkrieger 1巻) / 到着 (Atlantis社)の装丁画に対して

・Bestes Hörspiel ラジオドラマ部門
 ――該当作なし。

・Sonderpreis 特別賞
 Dieter von Reeken
 ――Oskar Hoffmannの空想小説群の新版刊行ならびにKurd Laßwitzの全作品刊行に向けての不断の尽力に対して。

【関連サイト】
・クルト・ラスヴィッツ賞のサイト
[ http://www.kurd-lasswitz-preis.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2609 . Christian Montillon / Im Reich der Masken / 仮面の帝国にて
2610 . Christian Montillon / Die Entscheidung des Androiden / アンドロイドの決断
2611 . Marc A. Herren / Gegen den Irrsinn / 狂気に立ち向かい
2612 . Michael Marcus Thurner / Zielpunkt BASIS / 目標《バジス》
2613 . Michael Marcus Thurner / Agent der Superintelligenz / 超知性体の工作員
2614 . Christian Montillon / (未詳)
2615 . Markus Heitz / Todesjagd auf Rhodan / ローダンを殺す狩り
2616 . Arndt Ellmer / (未詳)

□ Perry Rhodan-Heft 2609話「仮面の帝国にて」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2609.html ]

 〈調和の帝国〉の銀河――

「エスカリアン人、近衛少尉プリドンは~」
「護衛艦《和音》――100mの木の幹みたいな――を、指揮して~」
「〈調和の女大公〉の護衛艦隊を、率いています」
「……」
「〈調和の女大公〉は~」
「〈調和の帝国〉の行政宮殿で、移動中でした」
「が」
「2個並んだブラックホールのあいだの異常空間の~」
「周囲をとりまく秤動領域に、はまって~」
「――護衛艦数隻が、破壊?」
「――他の艦も、いつまで保つか、わからない?」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンは~」
「――何者かの、攻撃か?」
「とも、思うのですが~」
「攻撃か、何かの自然災害か……それさえ、定かならず」
「――行政宮殿が……消えた?」
「――と、いうか……」
「――行政宮殿が……異常空間に引きこまれた?」
「航行もままならない護衛艦隊は、とても救出できそうにありません」

 宇宙船《光力》の搭載艇《ロトル=グ》――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼルと共に~」
「《ロトル=グ》で~」
「2個並んだブラックホールのあいだの、異常空間を目指す」
「でも」
「異常空間をとりまく秤動領域の、ストレンジネスにより~」
「艇内の機器が、停止したり」
「アラスカ・シェーデレーアのカピン片が作るエネルギー泡が~」
「ストレンジネスを中和してくれることが、判明したり」
「いろいろ、しながら~」
「異常空間を目指す、途中~」
「――!」
「航行不能のフィリビリム種族の宇宙船1隻を、救助」
「フィリビリム種族2体は~」
「アラスカ・シェーデレーアのカピン片の放射が~」
「――もふもふ(気持ちいい)」
「テレパシー的な手段で~」
「アラスカ・シェーデレーアの言うことを、理解できるらしい」
「でも」
「アラスカ・シェーデレーアの側から、すると~」
「――もふもふ?」
「――もふもふっ!」
「フィリビリム種族2体の言葉は、わからないまま」
「《ロトル=グ》の艇載脳は~」
「――もふ?」
「ようやく、数語を解析するに、留まっていたり」
「推測して、曰く」
「――言語の一部が高次元領域で語られているのかも、ですねー」
「……」
「そこへ~」
「また、別の宇宙船を探知したり」
「映像通信を、つないでみると~」
「――ヒューマノイド種族?」
「――軍服を着てる?」
「――全員が……?」
「――仮面をつけている?」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドン……なのでした」

 《ロトル=グ》――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンから、話を聞く」
「と」
「――行政宮殿に?」
「――設計家ショロウブワがいる?」
「行政宮殿が異常空間に引きこまれるまでは~」
「少なくとも、いたらしい」
「……」
「そもそも~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「《光力》の船長=エントン人、サンブリ・ユラさんを探して~」
「ここまで来た、わけで~」
「設計家ショロウブワは~」
「エントン人、サンブリ・ユラさんを探す~」
「手掛かりな、わけです」
「……」
「と、なれば」
「――何としても、行政宮殿に行くのだっ」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「カピン片が作るエネルギー泡を~」
「大きくしてみたり」
「で」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンは~」
「残った護衛艦隊7隻を、連結して~」
「《ロトル=グ》は~」
「エスカリアン人の艦隊7隻を、エネルギー泡の効果範囲内に、伴って~」
「異常空間に、突入」
「――ごごごっ」

 異常空間――

「《ロトル=グ》+エスカリアン人の艦隊7隻が~」
「突入してみると~」
「異常空間は~」
「絶対の暗黒が支配する空間でした」
「――探知も、無線も、役に立たない?」
「――このまま、手探りで、行政宮殿を探していたら~」
「――何千年も、かかってしまうっ」
「ところが」
「ここへ、来て~」
「エスカリアン人たちは~」
「急激に~」
「衰弱したり、激しい頭痛に見舞われたり」
「――うっ……ストレンジネスの影響?」
「――うっ」
「いきなり、死者1名」
「あまり、時間に猶予がありません」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「カピン片が作るエネルギー泡を~」
「探知装置に集中してみたり」
「――方位測定が、できるようになったぞっ」
「――行政宮殿を、発見したぞっ」
「……」
「かくして」
「《ロトル=グ》+エスカリアン人の艦隊7隻は~」
「――ごごごっ」
「行政宮殿――これまた、異常空間の真ん中で立ち往生する――に、到達」

 《ロトル=グ》船内――

「ちなみに」
「この航行のあいだ~」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼルは~」
「引きこもって~」
「自分のアイデンティティを再確認……なんか、していました」
「……」
「かつて」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼルは~」
「宇宙船《光力》船長=エントン人、サンブリ・ユラさんの~」
「暗黙の希望に、沿って~」
「でも、同時に~」
「明瞭な命令に、背いて~」
「宇宙船《光力》の中にある~」
「昔のエントン人の村――虚構の――を、訪問したことが、あったり」
「……」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼルは~」
「昔のエントン人の村を訪問したことを、思い返しては~」
「――うーむ」
「――訪問したとき得た認識って?」
「――あの認識の本質って?」
「――いったい、何なのレスかねえ?」
「――いったい、どこにあるんレスかねえ?」
「繰り返し、考えてみたり」

 行政宮殿――

「《ロトル=グ》+エスカリアン人の艦隊7隻は~」
「行政宮殿に居を構える〈調和の女大公〉と、無線連絡」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンは~」
「アラスカ・シェーデレーアの身元を保証して~」
「アラスカ・シェーデレーア」
「フィリビリム種族2体――アラスカのポケットの中に入っている」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼル」
「一行は~」
「行政宮殿に、足を踏み入れ~」
「〈調和の女大公〉と、会見したり」
「――!」
「アラスカ・シェーデレーアにとって~」
「――美しいっ」
「古典的意味合いで、これはもう、とにかく美女に見えたり」
「フィリビリム種族2体にとっても~」
「――もふもふーっ(エロスの化身だよっ)」
「と、いう印象を、与えたり」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアにとって~」
「いろいろと~」
「順調なように、思われました」
「が」
「エスカリアン人たちにとっては~」
「いろいろと~」
「順調ではない様子」
「――また、衰弱する者が、多数?」
「――さらに、頭痛を訴える者、多数?」
「――身体不調のエスカリアン人が、続出?」
「――済まぬが、会見は中断だっ」

 行政宮殿――

「会見を、中断して~」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンは~」
「あれこれ~」
「対処とか、手配とか、調査をして~」
「気づきました」
「――つまり?」
「――あの異星人アラスカの顔面のモノが作る、エネルギー泡が~」
「――エスカリアン人が、ストレンジネスに適応するのを妨げて~」
「――苦しめているのだっ」
「――エスカリアン人が、苦しいのは~」
「――異常空間の影響なんかでは、ないのだっ」
「一方」
「会見が、中断になって~」
「あれこれ~」
「していて~」
「エロイン・ブリゼルも、気がつきました」
「――つまり?」
「――アラスカのカピン片が作る、エネルギー泡が?」
「――エスカリアン人を、苦しめているレスか?」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「エロイン・ブリゼルから、これを聞くと~」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンのところへ、急行」
「――と、いうコトだったのだっ」
「――以後、オレの周囲では、気をつけるのだっ」
「が」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンに、してみれば~」
「――これまで、知らなかった?」
「――そんな言い訳、信用できるかっ」
「そう言っている、うちにも~」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドン自身~」
「――うっ」
「心臓が、一時停止してしまったり」
「――あー、死ぬかと思った……」
「ともあれ」
「エスカリアン人、近衛少尉プリドンは~」
「――この異星人アラスカの顔面のモノが作る、エネルギー泡が~」
「――異常空間の影響を、遮断して~」
「――異常空間の中で、方位測定を可能としていたのか?」
「なんて事実も、認識するわけです」
「……」
「ともあれ」
「この会談は、無線を介して~」
「エスカリアン人たちが、広く、知るところとなり~」

 行政宮殿――

「エスカリアン人たちは~」
「戦闘ロボットを、繰り出して~」
「アラスカ・シェーデレーア一行を、攻撃」
「――どどーん」
「そこへ」
「――戦いを、やめるのだあああっ」
「アラスカ・シェーデレーア一行と~」
「エスカリアン人のあいだを~」
「クモ型ロボットが1台、行き来して~」
「戦闘終結を、呼びかけたり」
「が」
「そう言っている、うちに~」
「クモ型ロボットは~」
「――うっ」
「――ばったり」
「くずおれて、動かなくなってしまったり」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――クモ型ロボットは、生体成分とかを、有していたのか?」
「――エスカリアン人みたいに?」
「――カピン片のエネルギー泡に、やられてしまったのか?」
「とか、思ったりします」
「ともあれ」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼルが~」
「クモ型ロボットを、調べてみると~」
「――!」
「――ロボットの個体識別名……ショロウブワ?」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 SF大会が近づいてきました。


d-information ◆ 681 [不定期刊] 2011/08/22
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