rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

678 [2011/08/01]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2606 . Hubert Haensel / Unter dem Stahlschirm / 鋼傘の下
2607 . Wim Vandemaan / Der Fimbul-Impuls / フィムブル=インパルス
2608 . Hubert Haensel / Konflikt der Androiden / アンドロイドたちの紛争
2609 . Christian Montillon / Im Reich der Masken / 仮面の帝国にて
2610 . Christian Montillon / Die Entscheidung des Androiden / アンドロイドの決断
2611 . Marc A. Herren / (未詳)
2612 . (未詳)
2613 . (未詳)
2614 . (未詳)
2615 . Markus Heitz / Todesjagd auf Rhodan / ローダンを殺す狩り

□ Perry Rhodan-Heft 2606話「鋼傘の下」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2606.html ]

 (承前)

 新銀河暦1469年9月、異空間の惑星ファランド――

「イェンケ・ソウスベーさん率いる~」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》――〈ファトロクン〉装備――は~」
「テラナー乗員と~」
「ファヴァダライ種族3名――シムコ・パトシン他――を、乗せて~」
「――北極に立つ、惑星橋へ」
「――出発よっ」
「で」
「――うわー」
「――氷エイが1匹、襲ってきたっ」
「なんて」
「苦難を、乗り越え~」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》が~」
「惑星橋の根元へ」
「接近、していくと~」
「――探知が、利かない?」
「――濃い靄しか、見えない?」
「――重力場の方向が、変わっていく感じ?」
「惑星橋では、惑星橋が下になるように、重力が働くらしい」
「ともあれ」
「惑星橋の門シャトロナへ、到達」
「合い言葉を、求められます」
「が」
「事前に~」
「ザカリー・クランストンの脳を、経由して~」
「ファヴァダライ種族の太古の記憶から、情報収集しておいた~」
「甲斐あって~」
「――やま」
「――たに」
「うまく、切り抜けたり」

 惑星橋――

「惑星橋は~」
「直径1000kmの管状の構造物」
「酸素惑星の北極と~」
「メタン惑星の南極を~」
「結んで、います」
「惑星橋の真ん中には~」
「環型の都市が、あります」
「……」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》は~」
「惑星橋の表面を~」
「最大時速1000kmで、飛行」
「2時間後――」
「――機関が、機能不全?」
「――ごん」
「惑星橋の表面に、墜落」
「そこへ」
「――うわー」
「――クモヒトデ型の飛行装置が1基、襲ってきたっ」
「撃退したり」
「なんて」
「苦難を、切り抜けて~」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》は~」
「短時間のうちに、グラヴォパルス駆動の修理を、完了」
「惑星橋の表面を~」
「さらに、進む」

 惑星橋――

「惑星橋の表面は~」
「荒涼とした土地が、続いています」
「で」
「――うわー」
「――クモヒトデ型の飛行装置が何基も、襲ってきたっ」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》は~」
「――どどーん」
「クモヒトデ型の飛行装置を、何基か撃墜」
「クモヒトデ型の飛行装置の生き残りは、逃げていったり」
「で」
「クモヒトデ型の飛行装置の残骸を、調査すると~」
「――有機組織を、持ってる?」
「……」
「ともあれ」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》は~」
「惑星橋の表面を~」
「さらに、進んで~」
「惑星橋の表面の小都市ハスコネンを、発見」

 都市ハスコネン――

「――雑多な種族が、いるみたいですねー」
「――テラナーが混じっても、全然、目立ちませんねー」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行は~」
「都市に、入って~」
「ファトファ種族、フロイサル・クールフロウと、出会ったり」
「……」
「ファトファ種族――」
「ファヴァダライ種族が、ずんぐりした……みたいな見かけです」
「……」
「ファトファ種族、フロイサル・クールフロウは~」
「――情報ゲーマー?」
「テラナーたちは~」
「ファトファ種族、フロイサル・クールフロウと、ゲームして~」
「惑星橋の情報を、勝ち取るのでした」
「……」
「ファトファ種族、フロイサル・クールフロウ、曰く」
「――惑星橋の真ん中にある環型の都市は~」
「――アルダール=シャトというです」
「曰く」
「――遥か昔に~」
「――アルダールという名の、庇護者がいたです」
「――アルダールは~」
「――全宇宙に、自分のアバターを置いて警備したです」
「――ある時~」
「――アルダールは~」
「――死にました」
「――が」
「――アルダールの死なない遺体は~」
「――環都市アルダール=シャトに、埋葬されたです」
「曰く」
「――ファトファ種族は~」
「――アルダールから~」
「――ニマダール墓所を納める霊廟を建設せよ……と、委託されたです」
「曰く」
「――ファゲシ種族からなる〈遍在殿軍〉は~」
「――ニマダール墓所を、警備し~」
「――アルダールの墓守として、働くです」
「曰く」
「――惑星橋は~」
「――アルダールの遺体を、守るために~」
「――この星系全体を~」
「――あたりまえの時空構造から、この異常な場所に~」
「――移動したです」

 惑星橋――

「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》は~」
「惑星橋の表面を~」
「さらに、進んで~」
「6日後――」
「惑星橋の真ん中の環都市アルダール=シャトに、到達」

 環都市アルダール=シャト――

「ここも」
「――雑多な種族が、いるみたいですねー」
「――テラナーが混じっても、全然、目立ちませんねー」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行は~」
「都市に、入って~」
「鋼傘に向かう」
「――鋼傘の下に、ニマダール墓所がある、はずよっ」

 環都市アルダール=シャト、鋼傘の下――

「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行が~」
「たどりついて、みると~」
「ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉の高位推進役マレートゥが~」
「講釈したり」
「――アルダールは、蘇生しようとしているのですっ」
「――なぜならばっ」
「――アルダールのアバター、トロゲイが出現したのですっ」
「で」
「姿を見せた、トロゲイ――あからさまに、サイボーグぽい――は~」
「講釈したり」
「――美しい新時代の、始まりですっ」
「なんて調子で~」
「テラナーたちを、魅了してみたり」
「で」
「ちなみに」
「このトロゲイ、ですが~」
「何というか……外観が、人類にそっくり」
「ただし、肌は、あからさまに真珠色……なのでした」
「……」
「イェンケ・ソウスベーさんは~」
「早速、情報を入手」
「――ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉のマレートゥが?」
「――ニマダール墓所に入る鍵=〈イントラトゥム〉を、持っている?」
「と」
「ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉が、やってきて~」
「――キサマら、抵抗運動の一員だなっ」
「――全員、逮捕だっ」
「ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉は~」
「ずっと~」
「テラナーたちを、監視していたのでした」

 環都市アルダール=シャト――

「逮捕されて、数時間後――」
「ファトファ種族、シパ・ガジョシプ+部下たちが、やってきて~」
「――助けにきたぞっ」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行を、解放」
「……」
「ファトファ種族、シパ・ガジョシプ、曰く」
「――太古から~」
「――ファトファ種族は~」
「――ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉と、対立しているのだ」
「曰く」
「――アルダールが蘇生するとは、思わないのだ」
「――アルダールが蘇生する、とか、いう話は~」
「――ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉の、大掛かりな詐欺行為、と思うのだ」
「――でも」
「――理由が、分からないのだ」
「……」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行の、ひとり~」
「ファヴァダライ種族、シムコ・パトシンは~」
「ここへきて、ようやく~」
「思っていたことを、確認できました」
「――やっぱり?」
「――ファヴァダライ種族は、ファトファ種族の子孫?」
「――ファヴァダライ種族は?」
「――太古?」
「――惑星橋から、惑星ファランドに、移住した?」
「で」
「ファトファ種族、シパ・ガジョシプは~」
「思うのです」
「――ファヴァダライ種族は~」
「――今日も、なお~」
「――アルダールが最後に託した、霊廟建設という使命を~」
「――忘れていない……かもしれん、のだ」
「――ファヴァダライ種族は~」
「――失敗した発明品を、墓に埋める習慣……」
「――とか、いうのは、そういうこと……かもしれん、のだ」
「……」
「イェンケ・ソウスベーさんは~」
「ファトファ種族、シパ・ガジョシプから、話を聞く」
「――エクスプローラー船《ボンベイ》が?」
「――惑星橋に接近できなかった、のは?」
「――環都市アルダール=シャトが?」
「――優先度の高いエネルギー場を、生成して?」
「――ハイテク機器を、まともに機能しないように、しているから?」
「――惑星橋の周囲を……〈機能障害域〉とかいうの?」

 環都市アルダール=シャト――

「ファトファ種族、シパ・ガジョシプの話、によれば~」
「――ニマダール墓所には、アルダールの文書庫があるのだ」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行は~」
「――環都市アルダール=シャトと、惑星橋について~」
「――もっと、情報収集よっ」
「――ニマダール墓所に、突入よっ」
「が」
「ニマダール墓所に突入、するには~」
「ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉のマレートゥが持つ~」
「ニマダール墓所に入る鍵=〈イントラトゥム〉が、必要です」
「……」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行+ファトファ種族は~」
「共同作戦」
「……」
「ファトファ種族の1隊が~」
「――トロゲイは、アルダールのアバターではないっ」
「――ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉が用意した、偽物だっ」
「と、騒ぎを起こす」
「で」
「その隙に~」
「別働隊は~」
「ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉のマレートゥを~」
「――ぽかっ」
「殴り倒して~」
「ニマダール墓所に入る鍵=〈イントラトゥム〉を、強奪」
「で」
「スカラベ級重装甲小型艦《ヴァハナ》の一行+ファトファ種族は~」
「ニマダール墓所に入る鍵=〈イントラトゥム〉を、携え~」
「鋼傘へ」

 環都市アルダール=シャト、ニマダール墓所――

「ニマダール墓所は~」
「巨大な広間です」
「一面、紡いだ織物みたいなモノで、一杯だったり」
「イェンケ・ソウスベーさんとしては~」
「――ここに、アルダールの文書庫が?」
「と、意気込みます」
「が」
「どこが、どこやら……」
「アルダールの文書庫は、見つからない」
「でも」
「巨大広間の真ん中に、ドアがひとつ」
「ドアの向こうは~」
「ありえない感じの鏡の小部屋、だったりして」
「鏡の小部屋に、渡ると~」
「――これが……アルダールの棺?」
「透き通る、横向きの卵型のもの――長さ10m、高さ7m――が、あったり」
「ナノメートルの細さの糸で紡いだ織物みたいなモノが~」
「影を投げかけたみたいに、棺を通過していたり」
「イェンケ・ソウスベーさんは~」
「推察するのです」
「――アルダールの遺体は?」
「――昔……棺の中で、安らかに眠っていたけど?」
「――今は……棺は、空っぽ?」
「――と、いうことは?」
「――アルダールは……どこに?」
「――朽ちたの?」
「――復活したの?」
「――それとも……盗まれたの?」
「イェンケ・ソウスベーさんは~」
「確信するのです」
「――ファゲシ種族=〈遍在殿軍〉は?」
「――超知性体アルダールの墓守の役を、果たせなかった?」
「――だから?」
「――全力で、アルダールの遺体の紛失を隠そうと、していたの?」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 ALLDAR ……あまねく存在するもの?
 NIMMERDAR ……どこにも存在しないもの?
 とか、思いますが、所詮は異星人の言語ですから。


d-information ◆ 678 [不定期刊] 2011/08/01
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]