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674 [2011/07/04]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツSF大賞 2011
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツSF大賞 2011

 本年の Deutscher Science Fiction Preis ノミネート作品を。
 10月15日、ドライアイヒのシュプレンドリンゲンにおけるSFCD大会で結果発表、の予定。

□ Nominierungen in der Bester Roman 長篇部門ノミネート作品

・Andreas Brandhorst / Kinder der Ewigkeit / 永遠の子ら
 ――Heyne Verlag 刊

・Andreas Eschbach /Black*Out / ブラック☆アウト
 ――Arena Verlag 刊

・Erasmus Herold / Krontenianer - Rendezvous am Bogen / クロンテニアナー――穹隆のランデブー
 ――Projekte Verlag Cornelius 刊

・Thor Kunkel / Schaumschwester / 泡の姉妹
 ――Matthes & Seitz Berlin 刊

・Wilko Müller Jr. / "Das Haus" & "Mission Nirvanä (als Gesamtwerk) / 『館』と『ニルヴァーナ計画』
 ――『館』と『ニルヴァーナ計画』の2作を対象とする。
   Projekte Verlag Cornelius 刊

・Uwe Post / Walpar Tonnraffir und der Zeigefinger Gottes / ヴァルパー・トンラッフィルと神の人差し指
 ――Atlantis Verlag 刊

・Dirk van den Boom / Die Ankunft (Kaiserkrieger Band 1) / 皇帝の戦士1――到着
 ――Atlantis Verlag 刊

□ Nominierungen in der Sparte Kurzgeschichte 短篇部門ノミネート作品

・Galax Acheronian / Familienbande / 家族の絆
 ――短篇集 Inzucht und die denkbare Gesellschaft『近親婚と考え得る社会』に収録
   p.machinery 刊

・Nadine Boos / Finja-Danielas Totenwache / フィーニャ=ダニエラの通夜
 ――短篇集 Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録
   Wurdak Verlag 刊

・Tobias Bachmann / Die letzte Telefonzelle / 最後の電話ボックス
 ――短篇集 Karla Schmidt編 Hinterland『ヒンターランド』に収録
   Wurdak Verlag 刊

・Florian Heller / Der Folterknecht / 拷問者
 ――Hahn / Hebben / Iwoleit編 Nova『ノヴァ』17号に収録

・Markolf Hoffmann / Tryptichon / トリプティコン
 ――短篇集 Karla Schmidt編 Hinterland『ヒンターランド』に収録
   Wurdak Verlag 刊

・Heidrun Jänchen / Kamele, Kuckucksuhren und Bienen / 駱駝と鳩時計と蜜蜂
 ――短篇集 Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録
   Wurdak Verlag 刊

・Wolfgang Jeschke / Orte der Erinnerung / 思い出の場所
 ――Pandora『パンドラ』4号に収録
   Shayol Verlag 刊

・Pepe Metropolis / Hinterland / ヒンターランド
 ――短篇集 Karla Schmidt編 Hinterland『ヒンターランド』に収録
   Wurdak Verlag 刊

・Kai Riedemann / Ich töte dich nach meinem Tod / 死んだら殺す!
 ――短篇集 Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録
   Wurdak Verlag 刊

・Armin Rößler / Entscheidung schwarz / 黒い決断
 ――短篇集 Dirk van den Boom & Oliver Naujoks編 Weltraumkrieger『宇宙戦士』に収録
   Atlantis Verlag 刊

・Jakob Schmidt / Auslese / 選択
 ――短篇集 Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録
   Wurdak Verlag 刊

・Karla Schmidt / Erlösungsdeadline / 救出のデッドライン
 ――短篇集 Karla Schmidt編 Hinterland『ヒンターランド』に収録
   Wurdak Verlag 刊

「Hinterland は~」
「正確には~」
「Hinterland - 20 Erzählungen, inspiriert von der Musik David Bowies」
「ヒンターランド――」
「デヴィッド・ボウイの曲にインスパイアされた20の物語」
「と、いう」
「そういう、短篇集です」

【関連サイト】
・ドイツSF大賞のサイト
[ http://www.dsfp.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2602 . Michael Marcus Thurner / Die Todringer von Orontes / オロンテスの死格闘士
2603 . Michael Marcus Thurner / Die instabile Welt / 不安定惑星
2604 . Wim Vandemaan / Die Stunde der Auguren / アウグル人の時間
2605 . Verena Themsen / Die Planetenbrücke / 惑星橋
2606 . Hubert Haensel / Unter dem Stahlschirm / 鋼傘の下

□ Perry Rhodan-Heft 2602話「オロンテスの死格闘士」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2602.html ]

 (承前)

 新銀河暦1469年9月、両カンダ銀河のあいだの、惑星オロンテス――

「地下に偵察部隊を、派遣しようということになり~」
「隊長は、グッキー」
「隊員は、エルトルス人の警備隊長、シナイド・ヴェルデルビルトさん」
「隊員は、バアロル教団の音楽司祭、リノル・コグ=ラアル」
「3名は、地下迷宮に踏みこんでいったのでした」
「……」
「ちなみに~」
「ドサンティのパニック・逃走インパルスの後遺症だか~」
「両カンダ銀河と物質橋の〈パラゆらぎ〉だか~」
「なんだか、こうしたモノのおかげで~」
「グッキーの超能力に、支障が出ている、感じです」
「――見える範囲にしか、テレポートしかできないんだよー」
「――考えも、断片的にしか聞けないしー」
「弱っています」
「……」
「ちなみに~」
「バアロル教団の音楽司祭、リノル・コグ=ラアルの職業は~」
「バンド〈コスモロディクス〉のメンバー」
「つまり、宗教者……ではなくて、ミュージシャン」
「超優秀なアンティ能力を、有しています」
「街ひとつ・まるごと、超能力封じ……なんて力業もできる」
「が」
「あんまり、音楽が好きなので~」
「――おろろん~」
「七弦キサランを演奏しないと、実力が発揮できない」
「――おろろん~」
「で」
「テンダー《キショルム》には~」
「フェロン人の女性歌手トレスさん――アンスレスタ・ツアーの仲間――も~」
「乗船している、みたいです」
「……」
「ちなみに~」
「惑星オロンテスの大気圏には~」
「ハイパー物理学的な混沌みたいなものが、あって~」
「いろいろなモノやコトに、支障が出ている、感じです」
「で」
「テンダー《キショルム》から、離れるにつれて~」
「――無線が、通じない感じになってるよー」
「――あ、完全に切れた」

 惑星オロンテス地下――

「少し前~」
「地下に潜む、惑星住民は~」
「手持ちのロボットを、繰り出して~」
「地表にやってきた異人の宇宙船を、攻撃したのです」
「が」
「――遊んでやるっ」
「とかいうノリの異人が、ロボットを全部破壊してしました」
「地下に潜む、惑星住民には~」
「もう、手持ちのロボットがありません」
「で」
「死格闘士――外骨格装甲に身を包んだ屈指の戦士200体が、出撃」
「――異人を、とりおさえるのだ」
「――異人を、惑星から追放するのだ」
「死格闘士は、互いに独立して作戦する複数の部隊に、分かれて~」
「要するに、ゲリラ戦を展開」

 惑星オロンテス地下――

「死格闘士・部隊の1隊に~」
「若い死格闘士アウクロウが、所属していました」
「で」
「――!」
「この死格闘士・部隊が~」
「グッキーたち偵察部隊と、はちあわせ」
「――!」
「戦闘開始」
「グッキーは、戦闘中も、敵を分析したりして、曰く」
「――連中、それぞれ別々の超能力を、持っている?」
「――協力し合って、チームプレーしてる?」
「が」
「グッキーたち偵察部隊にだって、超能力者は2名います」
「グッキーと~」
「バアロル教団の音楽司祭、リノル・コグ=ラアル」
「で」
「バアロル教団の音楽司祭、リノル・コグ=ラアルは~」
「――おろろん~」
「七弦キサラン演奏で、死格闘士・部隊の超能力を封じこめる」
「そこを、グッキーが~」
「――テレキネシスっ」
「――テレポートっ」
「戦闘は、グッキーたち偵察部隊が、優勢です」
「が」
「死格闘士・部隊にも、意地というものがある」
「死格闘士アウクロウは~」
「超能力・発揮」
「――むん」
「エルトルス人の警備隊長、シナイド・ヴェルデルビルトさんを、狙ったり」
「で」
「エルトルス人の警備隊長、シナイド・ヴェルデルビルトさんは~」
「――カチーン……がっくり」
「凍りついて、しまいました」
「が」
「エルトルス人の警備隊長、シナイド・ヴェルデルビルトさんは」
「この致命的な一撃を~」
「宇宙服と~」
「バアロル教団の音楽司祭、リノル・コグ=ラアルの能力と~」
「――おろろん~」
「自分自身の鋼の体力で~」
「――むん」
「もちこたえたり」
「で」
「グッキーは、戦闘中も、敵を分析したりして、曰く」
「――この敵、周辺の熱を奪って凍らせる……凍結能力を、持っている?」
「ともあれ」
「――おろろん~」
「――テレキネシスっ」
「――テレポートっ」
「戦闘は、グッキーたち偵察部隊が、勝利です」
「……」
「さて」
「翻訳機を使って、対話してみましょう」
「死格闘士たちは、曰く」
「――ワレワレは~」
「――異人を、とりおさえるのだ」
「――異人を、惑星から追放するのだ」
「――異人を、厄介払いしたいのだ」
「対して」
「グッキーは、きっぱり曰く」
「――戦うつもりは、ないんだよー」
「――匿ってほしいんだよー」
「と」
「死格闘士たちは~」
「――ざわざわ……」
「グッキーは、テレパシーで、聞き取ったり」
「――死格闘士たちは?」
「――〈世界の鞭〉が帰ってくるのを、とっても、おそれてる?」
「――〈世界の鞭〉は?」
「――遠い昔?」
「――死格闘士たちを、全滅寸前にまで追いこんだ?」
「――わずかな生存者は、敗北して、地下に潜った?」
「――でも?」
「――〈世界の鞭〉が来たのは、とっても、昔のことだから?」
「――死格闘士たちは?」
「――〈世界の鞭〉が、そもそも何なのか……憶えていない?」
「で」
「死格闘士たち一族が~」
「異人を拒絶とする……大勢に、反して~」
「死格闘士アウクロウは、提案してみて曰く」
「――氏族母と、話をしてください」

 惑星オロンテス地下――

「氏族母は~」
「いくつもの超能力を、持っていたりするようです」
「で」
「このあたりを管轄する氏族母シブは~」
「グッキーと、話をして、曰く」
「――死格闘士・部隊を、呼び戻すのですっ」
「――他の氏族母8体と、協議するまで~」
「――この氏族母シブは~」
「――異人を、匿うことにしますっ」
「氏族母シブは、さらに曰く」
「――死格闘士アウクロウを~」
「――仲裁者として、異人のところに派遣ですっ」

 惑星オロンテス地上――

「テンダー《キショルム》で~」
「ヘアタ・ネロヴェルデさん――TLD工作員・養成コース履修中――は~」
「仲裁者・死格闘士アウクロウの世話係になったり」
「ちなみに~」
「グッキーの思うところ、では~」
「――たぶん~」
「――氏族母シブは~」
「――異人と関わって裏切った、死格闘士アウクロウを~」
「――同胞たちの制裁から、守るために~」
「――派遣……追放した……てことだよなー」

 惑星オロンテス地上――

「ちなみに~」
「惑星オロンテスの大気圏には~」
「ハイパー物理学的な混沌みたいなものが、あって~」
「いろいろなモノやコトに、支障が出ている、感じです」
「で」
「《ミクル=ジョン》のペリー・ローダンは~」
「――惑星オロンテスの周囲を、偵察するために~」
「――探査機18基を射出した、わけであるが~」
「――全部……故障?」
「――惑星オロンテスの大気圏の~」
「――ハイパー物理学的な混沌みたいなものを、抜けられなかった?」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「追加の探査機を、《ミクル=ジョン》の中に積みこんで~」
「《ミクル=ジョン》ごと、惑星を離脱」
「軌道上で、探査機を射出」
「どうやら~」
「正常に機能、しているようです」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「ハイパー物理学者ネモ・パルティジャンに、頼んで曰く」
「――ラモズの様子を、診てはもらえまいか」
「ラモズ――モンドラさんのペットの猫型生物――は~」
「昏睡状態のまま」
「ラモズの脚環から、蔓みたいなものが~」
「――うねにゅるにゅる……」
「生えたまま」
「そうこうするうちに~」
「ほとんど完全に、蔓みたいなものに、覆われて~」
「繭っぽく、なってしまっていたり」
「で」
「ネモ・パルティジャンが、調べてみると~」
「――この脚環から生えているモノは~」
「――惑星オロンテスの大気圏のハイパー物理学的な混沌から~」
「――力を得ている、ようですねー」
「そうこう、するうちに~」
「ラモズの曇った目から~」
「――12センチの長さのトゲみたいなモノが……生えた?」
「……」
「探査機から、第1回目のデータ転送が、ありました」
「分析してみると~」
「――両カンダ銀河のあいだの物質橋には?」
「――宇宙航行種族が、とてつもなく、たくさん居住していて?」
「――おたがいに、戦い合っている?」
「――大きめな勢力、としては……?」
「――トリステリオールの麗姉妹たち?」
「――コンパクトラム?」
「――ゲンター系?」
「――ティラドール?」
「――神聖アペトロン?」
「――モストベト連合?」
「――クオルネア・ケルツェン?」
「――コエスプロエ同盟?」
「――えー」
「――まあ、つまり」
「――両カンダ銀河の標語は~」
「――諸国は諸国と戦を交え、全国はドサンティと戦を交える」
「――て、ところかな?」
「もちろん~」
「このドサンティこそが~」
「《バジス》を強奪した、ペリー・ローダンにとっても敵……なわけです」
「――ドサンティについては、たいしたコトが、わからない」
「――両カンダ銀河のほとんどから憎まれてる、ってコトだけ、良く分かる」
「さらに」
「《バジス》を脱出して逃走中の、他の銀河系人についても~」
「新情報が、つかめたり」
「――わずか距離100光年の宙域で?」
「――コルヴェット《ハール・デフィン》から?」
「――コルヴェット《センコ・アフラト》からも?」
「――救難信号?」

 以下、次号。

追記:ドサンティ

「じつは~」
「ドサンティについては~」
「2600話の時点で~」
「いくつかのことが、明記されていました」
「――キン・シの補助種族である?」
「――キン・シの一門の中で~」
「――ドサンティのあの能力は、重宝されている?」
「が」
「――キン・シの一門の中で~」
「――ドサンティは、最上位の補助種族では、ない?」
「――最上位は?」
「――冷酷無比な……ジルス人――ヒューマノイド種族?」
「――ジルス人の司令官クラスのヒトは、プロテクターと呼ばれている?」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 なかなか、進みません。


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