rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

670 [2011/06/06]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2598 . Marc A. Herren / Tod einer Superintelligenz / ある超知性体の死
2599 . Marc A. Herren / Der letzte Tag / 最終日
2600 . Uwe Anton / Das Thanatos-Programm / タナトス・プログラム
2601 . Leo Lukas / Galaxis in Aufruhr / 暴動の銀河
2602 . Michael Marcus Thurner / Die Todringer von Orontes / オロンテスの死格闘士

□ Perry Rhodan-Heft 2598話「ある超知性体の死」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2598.html ]

 新銀河暦1463年5月、アンスレスタ銀河――

「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉――」
「中心には、商星があって~」
「商星を、2万の円盤惑星が周回」
「で」
「超知性体〈それ〉――プシ・エネルギーの欠乏で死にそう――の~」
「人工惑星ワンダラー――プシ・エネルギーの欠乏で氷結――は~」
「2万の円盤惑星に、紛れていました」
「一方」
「〈林道〉宙域――」
「太古に〈パラロクス武器庫〉のあれやこれやで、ばーん、となった宙域」
「ジュリアン・ティフラーの活躍で、再構築された~」
「〈パラロクス武器庫〉――ヴァトロクス種族が溜めたプシ物質――は~」
「芽《クイーン・オブ・セントルイス》のピート・ローランドの活躍で~」
「《ミクル=ジョン》+〈銀球〉編隊と、共に~」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉の、バリアの手前~」
「3万kmのところに、運ばれました」
「一方」
「周波王国の研究ステーション《トザハナス》――」
「ここは、昔~」
「〈パラロクス武器庫〉が係留してあったところです」
「ヴァトロクス種族の周波王国は~」
「精神存在ヴァトロクス=ヴァムの配下~」
「ジャラノク種族の円錐台宇宙艦隊の攻撃により~」
「越冬惑星2つを、破壊され~」
「もう、ありません」
「ヴァトロクス種族を率いていた、精神存在2体は~」
「精神存在ヴァトロクス=ヴァムが、喰ってしまって~」
「もう、いません」

 〈パラロクス武器庫〉周辺――

「――ヴァトロクス=ヴァム、出現!」
「――でも?」
「――接近してこない?」
「――距離145光年の宙域まで、後退してる?」
「――どうして?」
「その、距離145光年の宙域、には~」
「ジャラノク種族の円錐台宇宙艦隊が~」
「続々と、出現」
「瞬く間に、6万隻が出現」
「それでも、まだまだ、続々と出現」
「――つまり?」
「――ヴァトロクス=ヴァムは決戦に向けて、戦力集中させている?」

 《ミクル=ジョン》――

「ペリー・ローダンは~」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉と、無線連絡したり」
「――ポリポート駅《エシュディム》経由で?」
「――投入可能なヴァム捕獲装置クラトーヴィラ3基が、来る?」
「で」
「ペリー・ローダンは、命じて曰く」
「――《ミクル=ジョン》に、運ぶのだっ」
「……」
「《ミクル=ジョン》に乗船する超能力者たちは~」
「感じたりする」
「――人工惑星ワンダラーで?」
「――絶叫してる?」
「超知性体〈それ〉は~」
「プシ・エネルギーの欠乏で、もう本当に死にそう、なのでした」

 閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉――

「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉のプシ物質製の外殻には~」
「先般~」
「超知性体〈それ〉が噛みちぎった、巨大な穴」
「で」
「人工惑星ワンダラーは~」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉の外殻のこの穴へと~」
「転移したり」
「……」
「ちなみに」
「人工惑星ワンダラーが、これまでいた、座標には~」
「惑星マルカヌが、ずっと固定でいるようになったとか」

 周波王国の研究ステーション《トザハナス》――

「先般~」
「キタイ・イシバシ」
「タコ・カクタ」
「ラルフ・マルテン」
「アンドレ・ノワール」
「ウリウ・セング」
「タマ・ヨキダ」
「古株ミュータント6名は~」
「――われわれは~」
「――周波王国の研究ステーション《トザハナス》に、留まりますっ」
「と、いうことに、なりました」
「で」
「いま~」
「古株ミュータント6名は~」
「――むん」
「……」
「周波王国の研究ステーション《トザハナス》は、商星8基からなる施設」
「その商星8基に囲まれた真ん中に~」
「――ばりばりばり」
「球形をした裂け目みたいな現象、発生」
「……」
「――むむん」
「でも」
「こんな負担は~」
「古株ミュータント6名にとって~」
「大きすぎました」
「キタイ・イシバシ」
「タコ・カクタ」
「ラルフ・マルテン」
「アンドレ・ノワール」
「ウリウ・セング」
「タマ・ヨキダ」
「古株ミュータント6名は~」
「――うっ」
「逝ってしまうのでした」
「……」
「――ばりばりばり」
「球形をした裂け目みたいな現象の~」
「30億キロメートル離れたところに~」
「〈パラロクス武器庫〉が、あります」
「で」
「球形をした裂け目みたいな現象と~」
「〈パラロクス武器庫〉の、あいだで~」
「――ぴかぴかー」
「――ぴかぴかー」
「超光速の発光現象が、行ったり・来たり」
「で」
「最後には~」
「球形をした裂け目みたいな現象は、消滅」
「球形をした裂け目みたいな現象が、あったところには~」
「――ばりばりばり」
「比較にならないくらい大きな、球形のモノ――」
「〈パラロクス武器庫〉が、出現したり」

 閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉――

「エリトリア・クシュさん」
「ベティ・タウフリーさん」
「両名の〈銀球〉2基は~」
「ヴァム捕獲装置クラトーヴィラ3基を、受領しに~」
「〈タリン=アンスレスタ〉の商星へ」
「……」
「人工惑星ワンダラーは~」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉の外殻の穴を抜けて~」
「――よろよろ~」
「〈パラロクス武器庫〉に向かう」
「……」
「ヴァトロクス=ヴァムは、転移して~」
「〈パラロクス武器庫〉に向かう、人工惑星ワンダラーの前に~」
「立ちふさがったり」

 《ミクル=ジョン》+〈銀球〉編隊――

「さて」
「ヴァトロクス=ヴァムは~」
「ここまで~」
「いろいろ食べたり、するうちに~」
「かなり、強くなっていました」
「……」
「以前なら~」
「〈銀球〉の超優秀な防御機構は~」
「乗員を、ヴァトロクス=ヴァムの精神干渉から、守ってくれて、いたのです」
「が」
「今となっては~」
「〈銀球〉の防御機構も、効果なし」
「……」
「ヴァトロクス=ヴァムは~」
「〈銀球〉編隊の乗員に、精神干渉」
「自分の意志を、押しつけたり」
「――うっ」

 《ミクル=ジョン》――

「ヴァトロクス=ヴァムは~」
「ヴァトロクス種族の周波トレーサー、シンナフォックの投影像として、出現」
「……」
「すなわち~」
「死んだヴァトロクス種族、シンナフォックのヴァムは~」
「ヴァトロクス=ヴァムが、喰っていた~」
「とか、推測されたり、するわけですが~」
「まあ……それは、ともかく」
「……」
「ヴァトロクス=ヴァムは~」
「《ミクル=ジョン》の乗員に、精神干渉」
「自分の意志を、押しつけたり」
「――うっ」
「《ミクル=ジョン》の全乗員は~」
「意識不明」
「ところが~」
「ペリー・ローダンだけが、無事でした」
「で」
「ペリー・ローダン、直感して曰く」
「――ヴァトロクス=ヴァムは、オレに何か要求するつもり……とか?」
「と」
「シンナフォック――ヴァトロクス=ヴァム――は~」
「ペリー・ローダンに、宣告して、曰く」
「――ジャラノク種族の円錐台宇宙艦隊を進軍させるのを~」
「――やめてやっても、良いぞっ」
「――このヴァトロクス=ヴァムが~」
「――〈パラロクス武器庫〉を、無事、併合できればなっ」
「――このヴァトロクス=ヴァムを~」
「――〈パラロクス武器庫〉まで、《ミクル=ジョン》で、運ぶのだっ」
「ここで」
「ペリー・ローダンは、気づきます」
「――そういえば?」
「――ヴァトロクス=ヴァムは?」
「――大昔、〈パラロクス武器庫〉を~」
「――強引に、ぱっくん、しようとして?」
「――大失敗、したんだよな?」
「――だから?」
「――ヴァトロクス=ヴァムは?」
「――今回、〈パラロクス武器庫〉に~」
「――自力で、近付くのを、躊躇してる……とか?」
「かくして」
「ペリー・ローダンは~」
「シンナフォック――ヴァトロクス=ヴァム――に、応じて曰く」
「――大変に、魅力溢れるお申し出、ではあるが~」
「――答えは、Noだ!」
「……」
「やむなく~」
「ヴァトロクス=ヴァムは~」
「精神の戦いを、仕掛けて~」
「ペリー・ローダンに~」
「自分の意志を、押しつけたり」
「――言うことを、聞けっ」
「が」
「ペリー・ローダンは~」
「――超知性体〈それ〉を、助けるんだっ」
「――(でないと、オレたち、みんな、喰われてしまうっ)」
「意志……は、大変に固かったので~」
「ペリー・ローダンの翻意、ならず」
「と」
「――!」
「突然、シンナフォックの投影像、消失」
「……」
「エリトリア・クシュさん」
「ベティ・タウフリーさん」
「両名の〈銀球〉2基が~」
「運んできた、ヴァム捕獲装置クラトーヴィラ3基を~」
「――じゅるじゅるじゅる……」
「ヴァトロクス=ヴァムに、向けたのです」
「が」
「ヴァトロクス=ヴァム捕獲、ならず」
「追い払うことしか、できませんでした」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「所持する特別なクラスB制御装置を用いて~」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉の商星の棘状構造物に、指示を送ったり」
「――拘束場発生装置、作動っ」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉の外殻の穴を通して~」
「強力な拘束場で~」
「――ぎゅうううううん」
「ヴァトロクス=ヴァムを、狙ってみたのですが~」
「が」
「ヴァトロクス=ヴァム捕獲、ならず」
「ヴァトロクス=ヴァムは~」
「〈パラロクス武器庫〉に、向かう」

 〈パラロクス武器庫〉――

「ベティ・タウフリーさんは~」
「自分の〈銀球〉で~」
「〈パラロクス武器庫〉の、とっても近くまで迫ってみたり」
「どうやら~」
「何か、起死回生の秘策があるようです」
「で」
「ベティ・タウフリーさんは~」
「僚機〈銀球〉のエリトリア・クシュさんに、頼んで曰く」
「――ペリー・ローダンを、ここへ連れてきてっ」
「――とっても、重要なのっ」

 閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉――

「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉の商星に~」
「銀河系艦隊6万隻が、到着」
「《ジュール・ヴェルヌ1》も、到着」
「《ジュール・ヴェルヌ》は、ふたたび3艦体・合体したり」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「レジナルド・ブル+グッキーと、無線連絡したり」
「――本国艦隊の2万2000隻が?」
「――追加で、来る?」

 人工惑星ワンダラー――

「また、転移して~」
「〈パラロクス武器庫〉から、1200万キロの距離に、出現」

 〈パラロクス武器庫〉――

「ペリー・ローダンは~」
「ベティ・タウフリーさんの、伝言を受けて~」
「《ミクル=ジョン》で~」
「〈パラロクス武器庫〉の、とっても近くまで迫ってみたり」
「ところが」
「ベティ・タウフリーさんは~」
「――ペリー・ローダン、来てはいけないっ」
「――うっかり、忘れていたのっ」
「……」
「そうです……」
「ベティ・タウフリーさんは、忘れていたのです」
「ペリー・ローダンは~」
「もう〈深淵の騎士〉のオーラを持っていないので~」
「ベティ・タウフリーさんが思いついた秘策は~」
「じつは、使えないのでした」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「もう〈深淵の騎士〉のオーラを持っていないので~」
「〈パラロクス武器庫〉に、あんまり近付くと、死んでしまいます」
「やむなく」
「《ミクル=ジョン》は、針路をくるりと後ろ向きに」
「……」
「かくして」
「ベティ・タウフリーさんは~」
「うっかりの果てに~」
「――お別れでーす」
「ベティ・タウフリーさんの〈銀球〉は~」
「〈パラロクス武器庫〉に、あんまり近付き過ぎていて~」
「すでに、機能不良を、起こしているのでした」
「で」
「〈パラロクス武器庫〉の殻に、衝突して~」
「――ばーん」
「ベティ・タウフリーさんは、逝ったのでした」
「……」
「ちなみに」
「ベティ・タウフリーさんの〈銀球〉の衝突現場のあたりで~」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「――きゅううう」
「くびれました」
「で」
「どうやら、球体2つに分離したようです」

 〈パラロクス武器庫〉の手前あたり――

「ヴァトロクス=ヴァムは、転移して~」
「〈パラロクス武器庫〉のすぐ手前あたりに~」
「出現したり」
「その姿は~」
「超巨大な戦光艦1隻……の形をとっていました」

 《ミクル=ジョン》――

「コンセプト、フェルマー/ラスは~」
「――そろそろ、ボクらも、お迎えが来るんだよな-」
「とか、思っていました」
「と」
「――!」
「コンセプト、フェルマー/ラスは~」
「一瞬にして~」
「――ここは?」
「――惑星ワンダラーの機械都市アムブル=カルブシュ?」

 人工惑星ワンダラー――

「コンセプト、フェルマー/ラスは~」
「体験したり、するわけです」
「――ヴァトロクス=ヴァムの戦光艦アバターが?」
「――人工惑星ワンダラーに、突進してきて?」
「――!」
「――何千という、断片に分かれて?」
「――人工惑星ワンダラーの外殻を、突き抜けて?」
「――雨となって、降ってきて?」
「――降り注いだ、有象無象の断片が?」
「――有象無象の周波王国の戦闘従卒、になって?」
「――有象無象の周波王国の戦闘従卒たちは?」
「――機械都市アムブル=カルブシュを?」
「――どーん」
「――ばーん」
「――がらがらがっしゃん」

 《ミクル=ジョン》――

「ペリー・ローダンは、聞いたのです」
「――わはははは」
「いわゆる、ホメロス的な哄笑というのを……」
「が」
「いわゆる、ホメロス的な哄笑は~」
「――わははははひいいいっ」
「精神の絶叫に、変わって~」
「1秒したら~」
「もう、何も聞こえませんでした」

 人工惑星ワンダラー――

「有象無象の周波王国の戦闘従卒たちは~」
「人工惑星ワンダラーを、破壊し尽くすと~」
「よじのぼって~」
「ふたたび~」
「――!」
「ヴァトロクス=ヴァムの戦光艦アバターへと、合体」
「――!」
「人工惑星ワンダラーは、消滅」
「超知性体〈それ〉の声は~」
「もう、何も聞こえませんでした」
「……」
「超知性体〈それ〉は~」
「本当なら、ずっと高位の存在です」
「でも」
「超知性体〈それ〉は~」
「プシ・エネルギーの欠乏で、今にも、死にそうでした」
「なので」
「自分よりずっと格下の精神存在ヴァトロクス=ヴァムの攻撃に~」
「まったく、抵抗できなかったのです」

 《ミクル=ジョン》――

「――!」
「フェルマー・ロイドと~」
「ラス・ツバイは~」
「一瞬にして~」
「――ここは?」
「――《ミクル=ジョン》?」
「で」
「鏡を見てみると~」
「フェルマー・ロイドと~」
「ラス・ツバイは~」
「どうやら、もうコンセプトではありませんでした」
「鏡には~」
「ラス・ツバイの肉体と~」
「フェルマー・ロイドの肉体が~」
「映っていたのです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 うっかりは、悲しいでしょ。


d-information ◆ 670 [不定期刊] 2011/06/06
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]