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663 [2011/04/18]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇クルト・ラスヴィッツ賞 2011
◇ペリー・ローダン近況


◆クルト・ラスヴィッツ賞 2011

 本年のクルト・ラスヴィッツ賞の、ノミネート作品を。

□ Bester deutschsprachiger SF-Roman 国内長篇部門ノミネート作品

・Stefan Blankertz / Der Lamo-Kodex / ラモ法典
 ――Edition Phantasia

・Andreas Brandhorst / Kinder der Ewigkeit / 永遠の子ら
 ――Heyne社

・Marcus Hammerschmitt / Yardang / 風紋
 ――Sauerländer社

・Uwe Post / Walpar Tonnraffir und der Zeigefinger Gottes / ヴァルパー・トンラッフィルと神の人差し指
 ――Atlantis社

・Thomas Thiemeyer / Korona / コロナ
 ――Knaur社

・Michael Marcus Thurner / Plasmawelt / プラズマ惑星
 ――PERRY RHODAN作家。
   Heyne社

□ Beste deutschsprachige SF-Erzählung 国内短篇部門ノミネート作品

・Nadine Boos / Finja-Danielas Totenwache / フィーニャ=ダニエラの通夜
 ――短篇集Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録、Wurdack社

・Andreas Flögel / Lod, Lad, Chine / ロド・ラド・シン
 ――短篇集Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録、Wurdack社

・Michael K. Iwoleit / Die Schwelle / 関門
 ――Hahn/Hebben/Iwoleit編『Nova』17号に収録

・Heidrun Jänchen / Kamele, Kuckucksuhren und Bienen / 駱駝と鳩時計と蜜蜂
 ――短篇集Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録、Wurdack社

・Karsten Kruschel / Ende der Jagdsaison auf Orange / 惑星オレンジ狩猟期の終わり
 ――短篇集Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録、Wurdack社

・Niklas Peinecke / Die verhinderte Himmelfahrt der Jana Maria Magdalena Sibelius / イアナ・マリア・マグダレナ・シベリウスの昇天妨害
 ――Hahn/Hebben/Iwoleit編『Nova』16号に収録

・Karla Schmidt / Lebenslichter / 生命の光
 ――短篇集Rößler/Jänchen編 Die Audienz『聴衆』に収録、Wurdack社

□ Bestes ausländisches Werk zur SF 海外作品部門ノミネート作品

・Iain Banks / Welten / Transition / 転移
 ――Heyne社

・Adam Troy Castro / Sturz der Marionetten / War of the Marionettes (Andrea Cort 3巻) / マリオネット戦争
 ――Bastei-Lübbe社

・Cory Doctorow / Little Brother / Little Brother / リトル・ブラザー
 ――Rowohlt社

・Brian Falkner / Der Tomorrow-Code / The Tomorrow Code / トゥモロー・コード
 ――DTV社

・China Mie'ville / Die Stadt & Die Stadt / The City & The City / 都市と都市
 ――Bastei-Lübbe社

・Karl Schroeder / Planet der Sonnen / Sun of Suns (Virga, Band 1) / 太陽の中の太陽
 ――Heyne社

・Scott Westerfeld / Leviathan-Die geheime Mission / Leviathan (Leviathan, Band 1) / レヴィアタン
 ――CBJ社

□ Beste Übersetzung zur SF ins Deutsche 翻訳部門ノミネート作品

・Eva Bauche-Eppers
 ――China Mie'ville著 Die Stadt & Die Stadt / The City & The City / 都市と都市 (Bastei-Lübbe社)の翻訳に対して

・Juliane Gräbener-Müller & Nikolaus Stingl
 ――Neal Stephenson著 Anathem / Anathem / アナセム (Goldmann社)の翻訳に対して

・Uwe-Michael Gutzschhahn
 ――Cory Doctorow著 Little Brother / Little Brother / リトル・ブラザー (Rowohlt社)の翻訳に対して

・Bernhard Kempen
 ――John Scalzi編 /Metatropolis / Metatropolis / メトロポリス (Heyne社)の翻訳に対して

・Usch Kiausch
 ――Charles Stross著 Du bist tot / Halting State / 休止状態 (Heyne社)の翻訳に対して

・Stephanie Pannen
 ――David Mack著 Götter der Nacht / Gods of Night / 夜の神々 (Cross Cult社)の翻訳に対して

□ Beste Graphik zur SF アート部門ノミネート作品

・Arndt Drechsler
 ――Achim Mehnert / Tschirque der Kreuzwächter (Atlan-Marasin 2巻) / 十字架守チルケ (FANPRO社)の装丁画に対して

・Jacek Kaczynski
 ――Rößler/Jänchen編 / Die Audienz / 聴衆 (Wurdack社)の装丁画に対して

・Timo Kümmel
 ――Dirk van den Boom / Die Ankunft (Kaiserkrieger 1巻) / 到着 (Atlantis社)の装丁画に対して

・Christine Schlicht
 ――Schmidt編 / Der wahre Schatz / 真の秘宝 (P.Machinery社)の装丁画に対して

・Crossvalley Smith
 ――Moreau/Wipperfürth/Kemmler編 Exodus 27 / Exodus 27号 の装丁画に対して

□ Bestes deutschsprachiges SF-Hörspiel ラジオドラマ部門ノミネート作品

 検討中。ノミネート作品は挙がっていない。

□ Sonderpreis 特別賞ノミネート

・Robert N. Bloch
 ――ドイツ語圏のユートピア文学と空想文学の抜きんでた専門家および指導的な書誌学者としての数十年来の功績に対して。

・Rene' Moreau & Heinz Wipperfürth & Olaf Kemmler
 ――Exodus誌の編集者として。

・Dieter von Reeken
 ――Oskar Hoffmannの空想小説群の新版刊行ならびにKurd Laßwitzの全作品刊行に向けての不断の尽力に対して。

・Armin Rößler & Heidrun Jänchen & Ernst Wurdack & Dieter Schmitt
 ――Wurdack社における出版活動に対して。

【関連サイト】
・Kurd Laßwitz Preis のサイト
[ http://www.kurd-lasswitz-preis.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2591 . Michael Marcus Thurner / Im Auftrag der Superintelligenz / 超知性体の委託を受けて
2592 . Leo Lukas / Im Zeitspeer / 時槍の中
2593 . Leo Lukas / Das PARALOX-ARSENAL / パラロクス武器庫
2594 . Frank Borsch / Begegnung der Unsterblichen / 不死者たちの遭遇
2595 . Michael Marcus Thurner / Wanderer am Scheideweg / 岐路に立つワンダラー

□ Perry Rhodan-Heft 2591話「超知性体の委託を受けて」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2591.html ]

 (承前)

 新銀河暦1463年5月、アンスレスタ銀河、〈林道〉宙域――

「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテの~」
「口から出てきた、芋虫みたいなモノは~」
「――もこもこっ」
「ジュリアン・ティフラーの万能宇宙服に~」
「――ぺと……もこもこっ」
「首のところから、潜りこんで~」
「左の鎖骨のところに~」
「――ぺと」
「貼りついて、動かなくなりました」
「で」
「芋虫みたいなモノ、曰く」
「――ワタシは、〈深一〉といいます」
「――ワタシは、ロト・ケレーテの救命モジュールみたいなモノです」
「んで」
「そうこうする、うちにも~」
「ロト・ケレーテは、くたっと、床に倒れています」
「〈深一〉、曰く」
「――炭素=珪素化合物を大量に混ぜた栄養剤を、摂取させるです」
「《ミクル=ジョン》が作った栄養剤を、大量に摂取すると~」
「――しゃき」
「ロト・ケレーテは、迅速に回復したという」

 ロト・ケレーテは、回想する――

「ロト・ケレーテは、もと人間でしたが~」
「超知性体〈それ〉が、改造」
「超知性体〈それ〉が、使者に任命」
「――最初の仕事は、簡単だっ」
「――《ソル》に行って、ペリー・ローダンに連絡をとるのだっ」
「――ペリー・ローダンには~」
「――コスモファブリク《マテリア》を、誘導して~」
「――新銀河暦1291年2月25日、ぴったりに~」
「――銀河系中央ブラックホール、デンゲジャー・ウヴェソの~」
「――事象の地平線のすぐ上の~」
「――特定座標に、おびきよせてもらわねば、ならぬのだっ」

 ロト・ケレーテは、回想する――

「その後、しばらくしてから、のことです」
「ロト・ケレーテは~」
「アンスレスタ銀河で、見た」
「――直径201.35光年の星団を?」
「――6次元ヴェールで、くるんである?」
「この星団には~」
「まもなく~」
「人類が、移住してくる~」
「ことに、なるのでした」

 ロト・ケレーテは、回想する――

「さらに、しばらくしてから、のことです」
「銀河系の星系ソルと~」
「アンスレスタ銀河の星団のあいだに~」
「〈遠隔転送転轍機〉が、開きました」
「ロト・ケレーテの案内で~」
「6次元ヴェールでくるまれた星団の、星系スターダストに~」
「人類が、移住しました」
「新銀河暦1346年11月13日~」
「〈遠隔転送転轍機〉が、閉じました」
「これで~」
「星系スターダストの人類は、完全孤立です」
「ロト・ケレーテは~」
「――星系スターダストの人類が持ちこんだ、ヴァリオ1000型ロボットに~」
「――超知性体〈それ〉の指示通りに、工作するのが~」
「――オレの任務だっ」
「――……よーし」
「――オレの任務・完了っ」
「〈銀球〉に乗り~」
「――こっそり」
「星系スターダストを、発進して~」
「距離55光年の座標の、小惑星――オールドタイマー技術内蔵――へ」
「で」
「――こっそり」
「小惑星のオールドタイマー技術を用いて~」
「星団ファー・アウェイをくるむ6次元ヴェールを抜けて~」
「6次元ヴェールの縁から3光日、虚空を漂う小惑星の近くに出現」
「そのまま~」
「ロト・ケレーテの〈銀球〉は~」
「次なる任務が待つ、〈林道〉宙域へ」
「――〈パラロクス武器庫〉を、探すのが~」
「――オレの任務だっ」
「超知性体〈それ〉は~」
「まもなく~」
「〈パラロクス武器庫〉に蓄えられたプシ・エネルギーを必要とする~」
「ことに、なるのでした」

 現在――

「ロト・ケレーテは、曰く」
「――超知性体〈それ〉は~」
「――ヴァトロクス種族の行状を~」
「――そこそこ……まあ、何というか……知っていたのです」
「――でも~」
「――くだんの〈壮大な時間ループ〉のせいで、介入できずに来たのです」
「――加えて~」
「――超知性体〈それ〉は~」
「――超知性体エスタルトゥと別れて以来~」
「――自分の中の、超知性体〈反それ〉との諍いに、かかずらわって~」
「――ずーっと~」
「――いろいろと……まあ、何というか……思うに任せない状態だったのです」
「……」
「ちなみに~」
「くだんの〈壮大な時間ループ〉とは~」
「超知性体〈それ〉の年代記作者が、時間を遡って~」
「超知性体〈それ〉が誕生するときに~」
「超知性体〈それ〉の一部になっていたという~」
「くだんのアレ、のコトですね」
「……」
「――まあ」
「――かくして~」
「――このロト・ケレーテは~」
「――〈パラロクス武器庫〉の探索に、向かったわけです」

 ロト・ケレーテは、回想する――

「――そもそも~」
「――このロト・ケレーテが探索することになった~」
「――〈パラロクス武器庫〉とは、何であるのか?」
「……」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「もともと~」
「ヴァトロクス種族が建設した、プシ物質の貯蔵所」
「で」
「もともと~」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「ヴァトロクス種族の~」
「超巨大研究ステーション《トザハナス》の中心に、ありました」
「もう少し、説明すると~」
「研究ステーション《トザハナス》は~」
「ヴァトロクス種族の最強兵器〈商星〉が8基、星団みたいになった~」
「超巨大施設です」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「研究ステーション《トザハナス》の〈商星〉が8基が囲むあたりの~」
「異存在平面に、隠されてあった……わけです」
「で」
「ヴァトロクス種族は~」
「長い歳月を、費やして~」
「一滴、一滴~」
「〈パラロクス武器庫〉に、プシ物質を溜めていって~」
「――ぽっちゃん」
「満タンに、したのです」
「で」
「ヴァトロクス種族は~」
「〈パラロクス武器庫〉に溜めた、プシ物質を~」
「危急の際には~」
「宿敵=精神存在ヴァトロクス=ヴァムに対する防衛戦に~」
「使うことが、できた……わけです」
「……」
「30万年前――」
「ヴァトロクス=ヴァムが~」
「〈パラロクス武器庫〉を手中にせん、と攻め寄せたり」
「で」
「その時に~」
「異存在平面に隠されてあったポリポート駅の多くが~」
「通常宇宙に物質化、することになったり」
「さらに」
「〈パラロクス武器庫〉が~」
「跡形もなく消滅、することになったり」
「とか、いう」
「……」
「ロト・ケレーテが、〈パラロクス武器庫〉探索をはじめたとき~」
「事件の詳細は、まったく定かではなかったのです」
「が」

 ロト・ケレーテは、回想する――

「――なにゆえに~」
「――このロト・ケレーテは~」
「――〈林道〉宙域で、〈パラロクス武器庫〉の探索を、はじめたのか?」
「……」
「およそ1000万年前――」
「すなわち~」
「超知性体エスタルトゥが~」
「超知性体〈それ〉+超知性体〈反それ〉から、分離したとき~」
「アンスレスタ銀河の中心部の一角で~」
「――!」
「超遷移みたいな出来事が、発生」
「この一角の恒星と惑星が、ほとんど全部・消滅」
「あたかも~」
「恒星と惑星が、超空間に引きこまれ~」
「――ぱーん」
「弾けてしまった、みたいだった」
「とか、いう」
「この一角こそ〈林道〉宙域、なわけです」
「んで」
「〈林道〉宙域では~」
「百万年、また百万年の時間が経過するうちに~」
「星間物質や、星間ガスが~」
「――もわもわー」
「広がった、わけです」
「が」
「じつは」
「この星間物質や、この星間ガスの一部は~」
「プシ物質、なのでした」
「で」
「生き証人である超知性体エスタルトゥによれば~」
「〈林道〉宙域では~」
「――ぎゅっと濃縮された零時間フィールド泡が~」
「――未来の方向に、ぽつりぽつりと、連なっているような~」
「――感じに、知覚できた」
「とか、いう」
「で」
「超知性体エスタルトゥは~」
「アンスレスタ銀河を、去って~」
「自分の〈力の球形体〉に、行く前に~」
「〈林道〉宙域の縁に~」
「衛星ひとつを、くりぬいて作った観測ステーションを~」
「残していった、のでした」
「……」
「零時間フィールド泡の一粒=時粒といいます」
「時粒が連なっている構造物の全体=時槍といいます」
「最初の時粒は~」
「1000万年前に、〈林道〉宙域が誕生したところに、あったり」
「最後の時粒は~」
「30万年前に、先述の事件がおこったところに、あったり」

 ロト・ケレーテは、回想する――

「――かくして」
「――このロト・ケレーテは~」
「――〈林道〉宙域で、〈パラロクス武器庫〉の探索を、はじめたのだが」
「……」
「ロト・ケレーテの〈銀球〉は~」
「〈林道〉宙域の縁の衛星に、立ち寄り~」
「機械をいくつか、装備」
「時間転換機も、装備」
「で」
「ロト・ケレーテの〈銀球〉は~」
「時間転換機で、30万年前へ」
「……」
「ロト・ケレーテの〈銀球〉は~」
「いくつか、苦難を乗り越えて~」
「〈パラロクス武器庫〉を、発見」
「――なるほど?」
「――〈パラロクス武器庫〉は?」
「――天然のプシオン網の索に、係留してある?」
「が」
「そのとき」
「ヴァトロクス=ヴァムが~」
「ロト・ケレーテの〈銀球〉を、襲う」
「――!」
「ロト・ケレーテは~」
「――逃げないとっ」
「――でも~」
「――このままでは~」
「――ヴァトロクス=ヴァムが?」
「――〈パラロクス武器庫〉を?」
「――でも~」
「――あー、とにかくっ」
「――逃げないとっ」
「――そうだ……時間転換機でっ」
「そのとき~」
「ロト・ケレーテは~」
「本当なら……もっと慎重に、考えるべきでした」
「すなわち~」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「プシオン網の索に、係留してある~」
「プシ物質の巨大な貯蔵施設です」
「そんなシロモノの~」
「至近距離で~」
「高次元ベースの機械なんかを、動かしたら、どうなるでしょうか?」
「でも」
「ロト・ケレーテは~」
「まったく……少しも慎重に、考えませんでした」
「すなわち~」
「――時間転換機でっ」
「――現在へ、逃げるっ」
「――うりゃぁっ」
「――!」

 災厄、発生――

「時間転換機が、稼働すると~」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「とんでもないことに、なりました」
「――!」
「――べりべりべりっ」
「プシオン網の索から~」
「引き剥がされて~」
「過去方向に~」
「〈パラロクス武器庫〉が建設された時代に向けて~」
「最初のハイパー物理学的抵抗増大の時代に向けて~」
「――びびびび、びーっ」
「と、跳んでいったのです」
「……」
「さて」
「この過去への跳躍の途中で~」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「不規則な間隔で~」
「プシ物質の一部を~」
「――ぽっとん」
「――ぽっとん」
「振りまいて~」
「――ぽっとん」
「振りまかれたプシ物質の一塊は~」
「零時間フィールド泡の一粒=時粒に、なったわけです」
「……」
「さて」
「この過去への跳躍の終着点で~」
「〈パラロクス武器庫〉は~」
「途中に振りまかないで、残っていた~」
「プシ物質の一部の大きな部分を~」
「――ぼっとん」
「で」
「1000万年前――」
「アンスレスタ銀河の中心部の一角では~」
「――!」
「――ぱーん」
「大爆発がおこり~」
「〈林道〉宙域が形成された」
「とか、いう」
「……」
「――かくして~」
「――時間の環は、閉じたのである」

 《ミクル=ジョン》と〈銀球〉編隊――

「ロト・ケレーテの物語を、聞いた~」
「ペリー・ローダンたちは~」
「〈林道〉宙域の縁の、あの衛星へ」
「で」
「突入部隊一行が、衛星の中心部まで、至ると~」
「――!」
「黒い壁、出現」
「――何かの入口……門?」
「と」
「頭の中で、声が聞こえて、曰く」
「――キミたちのうち、ひとりが行くことになるっ」
「――行く者は、人類が経験したことのない苦痛を味わうことになるっ」
「――行く者は、人類が経験したことのない忍耐を示さねばならないっ」
「で」
「ペリー・ローダン」
「イホ・トロト」
「ジュリアン・ティフラー」
「細胞活性装置所持者たちは~」
「黒い壁に、手をついてみたり」
「すると」
「頭の中で、声が聞こえて、曰く」
「――決まったぞっ」
「――行くのは……×××だっ」

 ×××の詳細は、次号にて。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 Zeitkörner 時粒、Zeitspeer 時槍。
 字面のイメージを、揃えてみました。


d-information ◆ 663 [不定期刊] 2011/04/18
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