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656 [2011/02/28]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2584 . Frank Borsch / Der Okrivar und das Schicksal / オクリヴァル、その運命
2585 . Frank Borsch / Der Tanz der Vatrox / ヴァトロクスの踊り
2586 . Wim Vandemaan / Die Sektorknospe / 《芽》
2587 . Christian Montillon / Krieg in der Schneise / 林道の戦い
2588 . Arndt Ellmer / Aufmarsch der Titanen / 巨人たちの行進

□ Perry Rhodan-Heft 2584話「オクリヴァル、その運命」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2584.html ]

 新銀河暦1463年5月、アンスレスタ銀河――

「アンスレスタ銀河の周波王国には~」
「精神存在ヴァトロクス=ダーグさまのもと~」
「ヴァトロクス種族の指導者――ただし、見習い的な――が、2名」
「1名は~」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさま」
「お供は~」
「腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペルと~」
「戦闘従卒代わりのオクリル、フィリップの~」
「2名、ですが」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「――シンナフォックさまとの、腐れ縁は~」
「――何とか、ここいらで、終わりにしたいかも」
「――そのためには~」
「――シンナフォックさまと、ヴァストレアルさまが、対立するのが好都合」
「――もちろん、単なる緊張関係でも良し」
「――そうだ……こんなことや、あんなことをっ」
「なんて、考えていたりする」
「加えて」
「精神存在ヴァトロクス=ダーグさまが~」
「オクリル、フィリップを~」
「仮の肉体として、使ったりしている、ため~」
「お互いの関係が、何やら不安定で、ややこしいことに」
「もう1名は~」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさま」
「お供は~」
「現地調達従卒サトワさん――出世の鬼――と~」
「戦闘従卒ブストリン――できれば邪魔なサトワさんを始末したい――の~」
「2名、ですが」
「精神存在ヴァトロクス=ダーグさまが~」
「現地調達従卒サトワさんと~」
「戦闘従卒ブストリンを~」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまより、高く買っていたりするため~」
「お互いの関係が、何やら不安定で、ややこしいことに」
「で」
「以上の6名は~」
「周波王国の研究ステーション《トザハナス》へ到着」
「……」
「ちなみに」
「研究ステーション《トザハナス》は~」
「周波王国の最強兵器〈商星〉が8基、星団みたいになった~」
「超巨大施設です」

 研究ステーション《トザハナス》、シンナフォックの画策――

「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまは~」
「じつは、以前に~」
「研究ステーション《トザハナス》の主任研究員ドゥラントに~」
「――敵星系の六次元ヴェールを突破する手段を、開発するのだ」
「ここでいう敵星系とは~」
「もちろん、星系スターダスト」
「宿敵ペリー・ローダンが~」
「アンスレスタ銀河において拠点としている、テラナー植民星系です」
「で」
「いまなお~」
「主任研究員ドゥラントは~」
「星系スターダストの6次元ヴェール突破の手段を、開発できていません」
「が」
「主任研究員ドゥラントは~」
「――新発明を、見てくださいっ」
「実験場には~」
「負傷して死にかけたダルチュルカが、2ダース」
「プラットフォームに、載せてあります」
「主任研究員ドゥラントは~」
「プラットフォームを、バリア的な場でくるみ~」
「――ぶるぶるぶるぶるっ」
「発振回路を使って、振動させたり」
「すると~」
「バリア的な場、の内側に~」
「――びるびるびるびるっ」
「ハイパーエネルギー性の二次放射が、発生したり」
「バリア的な場、の内側は~」
「――かぁっ」
「極度に、加熱されたり」
「バリア的な場、の内側にいる、ダルチュルカの負傷兵は~」
「――じゅじゅじゅじゅっ」
「体液が、蒸発したり」
「あっという間に、かさかさに伸びて干からびてしまいました」
「つまり」
「この新発明を、武器として投入できれば、良いわけですが~」
「主任研究員ドゥラントは~」
「――投入できるようにするには、最短でも1週間はかかります」
「とか、言う」
「で」
「このとき~」
「シンナフォックさまの腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「ダルチュルカの負傷兵が~」
「――じゅじゅじゅじゅっ」
「あっという間に、処分されたのを、見ながら~」
「――シンナフォックさまとの、腐れ縁は~」
「――本当に、ここいらで、終わりにしたいかも」
「なんて思いが、抑えられない感じで膨らんだり」

 研究ステーション《トザハナス》、ヴァストレアルの画策――

「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「じつは、こっそり~」
「研究員のひとり、アトル人のラシャンに~」
「――この組織標本は~」
「――ヴァトロクス女性エクアルマさん……最愛のヒトなのだ」
「――この組織標本をもとに、クローンを作るのだ」
「――(オレのヴァムの避難所として、使うのだ)」
「とか、命じたり」
「が」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「気が早かった」
「――お……もうできたのか?」
「――培養タンクから、出せっ」
「――今すぐ、出せっ」
「研究員のひとり、アトル人のラシャンは~」
「――そんなコトすると、修復不能の障害が残る可能性が……あ」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「形になった、ヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン1号を~」
「無理矢理、培養タンクから出せ、とかいう」
「研究員、アトル人のラシャンは~」
「ヴァトロクス・クローン培養タンクの培養液を、ずずっと抜いて~」
「――ぱっちり」
「ヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン1号が、覚醒」
「――お、歩いたぞっ」
「――よし、次は踊れ……あ」
「ヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン1号は~」
「貧血を起こして、倒れました」
「で」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「――こんなの、エクアルマじゃなーいっ」
「――ばーん」
「ヴァトロクス・クローン1号を、破壊」
「この事件により~」
「研究ステーション《トザハナス》における~」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまの評判は~」
「地に落ちた、のでした」

 研究ステーション《トザハナス》、サトワの画策――

「ヴァストレアルさまの現地調達従卒サトワさんは~」
「こっそり~」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまに~」
「――テラナーとの戦い方について、提案があるのです」
「――ペリー・ローダンが自分から外に出てくるように、仕向けるのです」
「――出てこなければ、テラナーの植民惑星を、炎眼で続々と破壊です」
「――ペリー・ローダンが出てくるまで、破壊です」
「耳打ちしてみたり」

 研究ステーション《トザハナス》、クルーペルの画策――

「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「こっそり~」
「ヴァストレアルさまの戦闘従卒ブストリンに~」
「――シンナフォックさまと~」
「――ヴァストレアルさまの~」
「――来るべき対決に、際して~」
「――およばずながら、このクルーペルは~」
「――ヴァストレアルさまに、加勢したい」
「耳打ちしてみたり」

 数時間後、研究ステーション《トザハナス》、シンナフォックの決断――

「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまは~」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルを~」
「呼び寄せて~」
「――テラナーとの戦い方について、作戦があるのだっ」
「――ペリー・ローダンが自分から外に出てくるように、仕向けるのだっ」
「――出てこなければ、テラナーの植民惑星を、炎眼で続々と破壊だっ」
「――ペリー・ローダンが出てくるまで、破壊だっ」
「――やるのだっ」
「命じてみたり」

 研究ステーション《トザハナス》、シンナフォックとヴァストレアル――

「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまは~」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまに~」
「――研究ステーション《トザハナス》の防衛艦隊=戦光艦300隻の~」
「――指揮をとって、もらいたいっ」
「――(そして……失敗するが良いっ)」

 研究ステーション《トザハナス》、クルーペルの画策――

「シンナフォックさまの腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「研究員、アトル人のラシャンが~」
「ヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン2号を、作っている~」
「そんなところを、訪問」
「で」
「シンナフォックさまの腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「研究員、アトル人のラシャンに~」
「――ヴァストレアルさまは~」
「――無理難題を、押しつけて~」
「――難癖を、つけまくる気です」
「――最愛のヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン2号が~」
「――もし、巧く作れなかったら~」
「――どんな罰を与えるか、知れたものではないです」
「――アナタ……死にますよ」
「そこへ、畳みかけて~」
「――ヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン2号を~」
「――プログラムするのです」
「――ヴァストレアルさまを、攻撃させるのです」
「――ヴァストレアルさまを、殺させるのです」
「言いくるめてみたり」
「……」
「シンナフォックさまの腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「ふたたび~」
「ヴァストレアルさまの戦闘従卒ブストリンに~」
「――シンナフォックさまは、ヴァストレアルさまを、始末する気です」
「――事故に、見せかけるつもりです」
「――明日~」
「――研究員、アトル人のラシャンが~」
「――ヴァストレアルさまの御用命のクローン2号を披露する~」
「――その時が、ヤバイです」
「耳打ちしてみたり」

 研究ステーション《トザハナス》に、警報発令――

「――!」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「戦光艦《トンゲ》に乗りこみ、防衛艦隊の指揮をとる」
「――攻撃してきた船の探知が、困難?」
「――通常空間には一部しか存在しないみたい、に思える?」
「防衛艦隊は、数隻を失い~」
「それなのに~」
「攻撃してきた球形船には、傷ひとつ負わせることができない」
「さらに」
「――たぶん、同種の探知困難な敵船が?」
「――他に何隻も、このあたりにいるんだよな?」
「さらに」
「――敵が、特殊な制御装置を用いて?」
「――商星を、勝手に再起動しようとした?」
「さいわい~」
「敵による商星再起動は、巧くいかなかったようです」
「ともあれ~」
「――攻撃してきた球形船が、退却した?」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「防衛艦隊を、指揮して~」
「研究ステーション《トザハナス》を、見事に防衛したのでした」
「――えっへん」
「……」
「とはいえ」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまは~」
「――おかしいだろ?」
「――アイツ、何もしてないだろ?」
「――(どうして……失敗しないんだよっ)」
「腑に、落ちません」
「――もしかして?」
「――ヴァトロクス=ダーグさまが、介入したのかも?」
「とか、推測してみるのでした」

 研究ステーション《トザハナス》、クルーペルの画策――

「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまの、指揮下~」
「防衛艦隊が、右往左往しているあいだ~」
「シンナフォックさまの腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「こっそり~」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまに~」
「――ヴァストレアルさまは、シンナフォックさまを、始末する気です」
「――事故に、見せかけるつもりです」
「――明日~」
「――研究員、アトル人のラシャンが~」
「――ヴァストレアルさまの御用命のクローン2号を披露する~」
「――その時が、ヤバイです」
「耳打ちしてみたり」

 研究ステーション《トザハナス》、サトワの画策――

「ヴァストレアルさまの現地調達従卒サトワさんも~」
「じつは、こっそり~」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまに、曰く」
「――シンナフォックさまは、ヴァストレアルさまを、始末する気です」
「耳打ちしていたり」

 かくして、研究ステーション《トザハナス》にて、事件勃発――

「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「研究員、アトル人のラシャンの、施設で~」
「ヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン2号を披露したり」
「傍らに、控えるのは~」
「ヴァストレアルさまの戦闘従卒ブストリン」
「ヴァストレアルさまの現地調達従卒サトワさん」
「呼ばれたのは~」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさま」
「シンナフォックさまの腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペル」
「で」
「研究員、アトル人のラシャンは~」
「ヴァトロクス・クローン培養タンクの培養液を、ずずっと抜いて~」
「――ぱっちり」
「ヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン2号が、覚醒」
「――がおおおっ」
「ヴァトロクス・クローン2号は~」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまに、襲いかかったり」
「戦闘従卒ブストリンは~」
「ヴァストレアルさまを、助けようと、引き倒し~」
「現地調達従卒サトワさんは~」
「ヴァストレアルさまを、助けようと、跳躍して~」
「――ばきっ」
「現地調達従卒サトワさん、重傷」
「さらに」
「――がおおおっ」
「ヴァトロクス・クローン2号は~」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまに、向きなおったり」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「シンナフォックさまを、助けようと~」
「ヴァトロクス・クローン2号の両脚に、すがりく感じで~」
「で」
「ヴァトロクス・クローン2号は~」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルを、振りほどき~」
「――びりびりばりぃっ」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルの防護服が、裂けました」
「オクリヴァル種族は、水素呼吸生物です」
「酸素大気の中では、生きていられません」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「――うっ……ぐったり」
「自分自身で演出した、騒動に~」
「自分自身を、巻きこむことで~」
「――シンナフォックさまとの、腐れ縁は~」
「――本当に、ここいらで、終わりにしたいかも」
「とかいう思いを、叶えたのでした」
「……」
「もちろん」
「残されたヒトたちには~」
「いろいろと、禍根を残したわけで」
「――!」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまは~」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルが死んで~」
「激昂して~」
「ヴァトロクス・クローン2号を、始末したり」
「――!」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまは~」
「最愛のヴァトロクス女性エクアルマさんのクローン2号が死んで~」
「激泣したり」
「で」
「――!」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックさまは~」
「ヴァトロクス種族、ヴァストレアルさまの頭部に、銃を突きつけて~」
「――キサマが、クルーペルを殺したのだっ」
「――権力の亡者めっ」
「――命乞いしたいことは、あるかっ」
「突きつけた銃口が、赤く光ったりして」

 以下、次号。

【関連サイト】
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[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 毎年この季節は、花粉症と風邪の見分けに迷います。


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