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| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

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649 [2011/01/10]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2577 . Christian Montillon / Kosmisches Puzzle / 宇宙パズル
2578 . Marc A. Herren / Das mahnende Schauspiel / 警告劇
2579 . Marc A. Herren / Der Spieler und die Toten / ギャンブラーと死人たち
2580 . Christian Montillon / Handelsstern im Visier / 商星に照準を
2581 . Leo Lukas / Wunder in Gefahr / 驚異は危機に瀕している

□ Perry Rhodan-Heft 2577話「宇宙パズル」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2577.html ]

 新銀河暦1463年5月――

「アンスレスタ銀河、球状星団ファー・アウェイの星系スターダストでは~」
「ヴァトロクス=ヴァム襲来の危機が~」
「からくも回避された、わけですが~」
「銀河系、星系ソルでは~」
「現在、周波王国の炎眼が、恒星ソルを超新星化しようと、接近しつつあり~」
「惑星テラも、破滅寸前」
「人工惑星ワンダラーでは~」
「かねてよりの、プシ物質の枯渇から~」
「超知性体〈それ〉が、凍死寸前」
「で」
「当面の物語の核、となるのは~」
「星系スターダストの4惑星の霧ドームの向こう~」
「惑星テラの霧ドームの向こう~」
「に、あって~」
「さらに、人工惑星ワンダラーなんかも、つなぐ~」
「どことも知れないところにあるタラニス島と〈六天宮〉」

 タラニス島――

「ネズミビーバーのグッキーは~」
「――イルツ?」
「――ジャンピー?」
「超知性体〈それ〉の中にいた、妻・イルツと息子・ジャンピーと~」
「再会、したのです」
「両名は~」
「超知性体〈それ〉の中にいた、他の超能力者たちと一緒に~」
「星系ソルのグロービストと子孫たちの、パラブロックの補強とか~」
「星系スターダストの超能力者たちの、パラブロックの補強とか~」
「そうして」
「恒星ソルに埋まった超知性体アルケティムの遺体から~」
「高次のエネルギーを、抽出して~」
「星系ソル防衛の〈テラノヴァ・クリスタル・バリア〉を、強化したり~」
「超知性体〈それ〉に、栄養を補給したり~」
「いろいろな役に立とうと、この世に帰ってきたのです」
「が」
「その後の、炎眼の猛進撃に~」
「星系ソルのグロービストと子孫たち」
「星系スターダストの超能力者たち」
「次々、戦死」
「さらに」
「超知性体〈それ〉の中から出てきた、超能力者たちの、うち~」
「リバルド・コレッロ」
「ジョン・マーシャル」
「バルトン・ウィット」
「ロード・ツヴィーブス」
「タッチャー・ア・ハイヌ」
「ダライモク・ロルヴィク」
「続々、戦死」
「これまでとは、違い~」
「超知性体〈それ〉の中に帰った、のではなくて~」
「本当に本当の消滅、らしい」
「そして」
「――イルツぅ」
「――ジャンピーぃ」
「両名の本当に本当の死を、目にして~」
「――ぽっきり」
「グッキーは、目の前が真っ暗」
「心が折れて、しまいました」
「――ああ、ボクも死ぬかも……」
「――ぐったり」
「……」
「そんな、グッキーを見た~」
「アトル人のシク・ドルクスタイゲルさん」
「――あの小さい生き物、もう死にかけ?」
「とか、思うのです」
「ぐったりしたグッキーを、抱く~」
「アトランは~」
「表情も、固く」
「そんな、グッキーを見た~」
「ローダンは~」
「だーっ、と涙が頬をつたって」
「で」
「アトランは、ぐったりしたグッキーを、ローダンに渡す」
「ローダンの腕の中で~」
「グッキーの口が、動いたみたいです」

 12時間前、星系スターダスト第4惑星アヴェダ〈スターダスト岩柱〉――

「〈スターダスト岩柱〉制御施設〈ジョーカー〉は~」
「就寝中のペリー・ローダンをたたきおこして、緊急報告」
「――タラニス島に行っていた〈銀球〉2隻の1隻が~」
「――惑星アヴェダの霧ドームに、実体化しました」
「〈銀球〉を操縦してきた、エリトリア・クシュさんと~」
「通信が、つながりました」
「――アトランからの、伝言?」
「――超知性体〈それ〉は、もう凍ってる?」
「――オレが、〈パラロクス武器庫〉を持っていくか?」
「――別の手を打たないと、ヤバイ?」
「ペリー・ローダンとしては~」
「ホムンクからも、しつこく何度も言われた話です」
「――さらに、報告?」
「――炎眼が?」
「――今度は、〈テラノヴァ・クリスタル・バリア〉を、突破した?」
「――炎眼と?」
「――〈テラノヴァ・クリスタル・バリア〉と?」
「――恒星ソルに埋まった超知性体アルケティムの遺体と?」
「――この3つの相互作用が、あったりして?」
「――星系ソルは、すごい状態に?」
「――星系ソルのグロービストと子孫たちが、パラブロックでがんばって?」
「――星系スターダストの超能力者たちも、パラブロックでがんばって?」
「――でも?」
「――次々、倒れて、死んでいってる?」
「――超知性体〈それ〉の中にいた昔の超能力者たちも、がんばって?」
「――でも?」
「――続々、本当の本当に死んでいってる?」
「ところで」
「〈銀球〉で帰到した、エリトリア・クシュさんは~」
「ホムンクがアトランにさずけた〈銀球〉のオプションパーツ8個を~」
「タラニス島から、運んできたのでした」
「ちなみに」
「〈銀球〉のオプションパーツは、もとは10個あったのですが~」
「2個は、すでにタラニス島にあった〈銀球〉に組込み済」
「加えて」
「どうやら~」
「アトランの発案、らしいのですが~」
「――アンドロメダ銀河にある、クラトーヴィラ=U"BSEF捕獲機?」
「――というか、クラトーヴィラに捕獲したヴァム14億を?」
「――超知性体〈それ〉に喰わせて、腹の足しにさせる?」
「――可及的速やかに、手配してほしい?」
「――可及的速やかに、オプションパーツ付〈銀球〉で?」
「――可及的速やかに、〈六天宮〉まで、持ってきてほしい?」
「――なんだか、あまり良い策でないような……」
「――まあ……手を尽くしてみるか」
「さらに」
「――グッキーからの、伝言?」
「映像には、今にも泣きそうなグッキーの顔があったりする」
「――イルツとジャンピーに、再会できたけれど?」
「――古い友達が、いっぱい本当の本当に死んでしまった?」
「――イルツとジャンピーも、本当の本当に死んでしまったら、どうしよう?」
「不安な気持ちで、いっぱいみたいです」

 星系スターダスト第4惑星アヴェダ〈スターダスト岩柱〉――

「ペリー・ローダンは~」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrと、会談」
「――スチュワート・レクサ中将指揮下の《カタラクト》から、報告?」
「――惑星ファースト・ファウンドのアンスリアン人の遺跡で?」
「――アトル人のシク・ドルクスタイゲルさんと?」
「――アンスリアン人の遺産〈雪玉〉を、調査していて?」
「――アトル人のシク・ドルクスタイゲルさんが?」
「――ヴァトロクス種族ルクバ・オヴィチャトさんのヴァムに?」
「――憑依されそうに、なって?」
「――怪我の功名で?」
「――ヴァトロクス種族の歴史とか?」
「――〈ヴァトロクス=なんとか〉たちの歴史が、わかった?」
「ヴァトロクス種族の歴史を、聞いてみると~」
「――きっかけは?」
「――太古のチオトロン・ハイパーインパルス?」
「――それって?」
「――ゾーベル人のプリオール波動のことかも?」
「さらに」
「ペリー・ローダンは~」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrと、会談を継続」
「手持ちの情報を、整理してみましょう」
「――ポリポート駅網の〈搬送筒〉は~」
「――銀河系と、アンドロメダ銀河に、つながっていて~」
「――4時間半で、行けるよな」
「――《ミクル=ジョン》も、健在だし」
「――《ミクル=ジョン》には、武器用のプシ物質4kgが残してあるし」
「――《ミクル=ジョン》には、プシ物質満載のゾンデもとりついてるし」
「――ポリポート駅《ネオ=オリンプ》と~」
「――ポリポート駅《ダラスト》には~」
「――超知性体〈それ〉が用意した、隠し部屋があるし」
「――〈銀球〉も、あるし」
「――閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉の存在も、わかっているし」
「――〈パラロクス武器庫〉の手掛かりだって、つかんでいる」
「――あ……そういえば……」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉には~」
「モンドラ・ダイアモンドさんと~」
「ジュリアン・ティフラーと~」
「《ジュール・ヴェルヌ中央艦体》+《ジュール・ヴェルヌ2》が……」
「――残してきたまま、消息がわかってないけど~」
「――大丈夫、だよな?」
「で」
「手持ちの情報を、整理しながら~」
「ペリー・ローダン、思うに」
「――オレの手元に、パズルのピースが、集まりつつ、ある?」
「――でも?」
「――まだ、全部そろってない、感じもする?」
「……」
「ペリー・ローダン、考えるに」
「――まずは~」
「――アンドロメダ銀河から~」
「――クラトーヴィラ……」
「――というか、クラトーヴィラに捕獲したヴァム14億を~」
「――運んでくる……ように~」
「――手配してもらう……ように~」
「――イホ・トロトにでも、頼んでみよう」
「……」
「ペリー・ローダンは、さらに考えて~」
「コンセプト、フェルマー/ラスに、頼んで曰く」
「――ポリポート駅《エシュディム=3》まで、ひとっ走りして~」
「――《ミクル=ジョン》を~」
「――シャゾル種族、ムルカドや~」
「――〈塵騎兵〉種族、ゴムラクや~」
「――その他、大勢のジャウール人なんかを、乗せて~」
「――持ってきては、もらえまいか」
「――で」
「――閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉で~」
「――《ミクル=ジョン》外殻にとりついた~」
「――プシ物質満載のゾンデを~」
「――調査してもうら……ように~」
「――連中に、頼んでみよう」
「――考えるに~」
「――ゾンデのプシ物質は~」
「――パラブロックの補強にも、使えるだろうし」
「――恒星ソルで、炎眼に対して投入するというのも、ありだろうし」
「……」
「それで」
「ペリー・ローダン自身は~」
「何をするのか、というと~」
「――まずは~」
「――催眠学習装置にかかって~」
「――〈銀球〉の運転を、習得だ」

 星系スターダスト第4惑星アヴェダ〈スターダスト岩柱〉――

「エリトリア・クシュさんは~」
「機械広間の前の通路に~」
「《銀球H号》を、運びだし~」
「――オプションパーツを、組込みしてみようかな」
「自分の乗ってきた《銀球E号》と、同じように~」
「組込みしようと、したのです」
「が」
「――ばばばっ」
「閃光が、走り~」
「――うっ」
「エリトリア・クシュさんは~」
「心臓が、止まってしまいました」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「催眠学習を修了し~」
「――さあ、実地教習をっ」
「エリトリア・クシュさんを、探していると~」
「――!」
「――まさか……心停止?」
「――し、心臓……ま、マッサージをっ」
「蘇生成功」
「……」
「どうやら」
「――〈銀球〉の保安手順によらずに?」
「――オプションパーツの組込みをはじめたから?」
「――攻撃と勘違いした、らしい?」
「――保安手順に準じて?」
「――自動認識させてやれば、問題なさそう?」
「と、いうことで~」
「オプションパーツの組込みは、機械まかせ」
「待っている、あいだ~」
「ペリー・ローダンは~」
「――さあ、実地教習をっ」
「エリトリア・クシュさんに、教官になってもらって~」
「――さあ、単独運転だっ」
「――!」
「――え……いきなり、エンスト?」
「どうやら」
「――運転席に、2名乗りしているのに?」
「――単独運転と、言ったから?」
「とか」
「いくつもの困難を乗り越え~」
「〈銀球〉の運転を習得した、ペリー・ローダンは~」
「エリトリア・クシュさんに、曰く」
「――まずは~」
「――一足先に、タラニス島に、戻っていてはもらえまいか」
「――〈銀球〉で~」
「――パラブロックを支援したり~」
「――瀕死の超知性体〈それ〉を支援したり~」
「――あらゆる手段を、講じて欲しい」
「――あと~」
「――心が折れそうな、グッキーを~」
「――大丈夫だ、すぐオレも行くっ」
「――とかなんとか、元気づけてやっては、くれまいか」
「と」
「そこへ」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrから、連絡です」
「――ポリポート駅《ネオ=オリンプ》で?」
「――イホ・トロトが、《ミクル=ジョン》移送の手配を進めている?」
「ペリー・ローダンとしては~」
「政治的にも、ぜひ、出迎えておきたいところ」
「……」
「ペリー・ローダンの〈銀球〉は~」
「ポリポート駅《ネオ=オリンプ》まで、最高速度」

 ポリポート駅《ネオ=オリンプ》――

「《ミクル=ジョン》が、〈搬送筒〉を抜けてくると~」
「フェルマー/ラスが~」
「ペリー・ローダンのところへ、テレポートしてきました」
「《ミクル=ジョン》には~」
「シャゾル種族、ムルカドや~」
「〈塵騎兵〉種族、ゴムラクや~」
「ハイパー水晶生命体エッサ・ヌル種族が1名や~」
「その他、大勢のジャウール人なんかが、乗っている、とのこと」
「ペリー・ローダンは~」
「到着した、同盟種族たちに~」
「頼んで曰く」
「――まずは、とりいそぎ~」
「――《ミクル=ジョン》外殻にとりついた~」
「――プシ物質満載のゾンデを~」
「――調査しては、くれまいか」
「で」
「その間~」
「ペリー・ローダン自身は~」
「何をするのか、というと~」
「――〈銀球〉で、惑星ファースト・ファウンドへ行って~」
「――〈林道〉宙域にも、行くのだっ」

 球状星団ファー・アウェイ内、惑星ファースト・ファウンド――

「〈銀球〉で、到着した~」
「ペリー・ローダンは~」
「スチュワート・レクサ中将」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさん」
「アナ人、ファリュト・ビュラスク」
「3名と、会談」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「もと周波王国陣営の天才科学者だった両名を、拝んで曰く」
「開口一番」
「――協力しては、もらえまいか?」
「アナ人、ファリュト・ビュラスクは~」
「そもそも、周波王国に思うところがあったわけで」
「――協力しましょう」
「と、ふたつ返事」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「そもそも、周波王国にさほど含むところがないので」
「――んー……?」
「と、ためらいます」
「ペリー・ローダン、ここは押しの一手だ、とばかり詰め寄って~」
「――周波王国は、残虐なのだっ」
「――〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族を、虐殺したなのだっ」
「――テフローダー居住星系シカテモを、破壊したなのだっ」
「ペリー・ローダンは~」
「自分の熱弁に、酔い痴れ~」
「シク・ドルクスタイゲルさんの肩を~」
「――がしっ」
「と、つかんだりして~」
「――!」
「ビンタされました」
「でも~」
「どうやら、熱い気持ちは、伝わったようで~」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさん、曰く」
「――そんなに言うなら……協力してあげるわよ」
「説得は、とりあえず成功です」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさん」
「アナ人、ファリュト・ビュラスク」
「両名は~」
「――プシ物質が出現する〈林道〉宙域とは~」
「なんて、情報を開示してくれますが~」
「ペリー・ローダンは~」
「――ふむふむ」
「と、興味あるふりをして、聞きながら~」
「じつは~」
「〈林道〉宙域に出現するプシ物質が~」
「閉鎖空間〈タリン=アンスレスタ〉から来る、ことなんかを~」
「すでに、知っているわけです」
「でも」
「――(そこいらへんの情報共有は、もっと関係が親密になってからかな?)」
「ペリー・ローダンは、けっこう意地悪です」
「ともあれ」
「ペリー・ローダンと両名は~」
「アンスリアン人の〈雪玉〉を、〈銀球〉に積みこんだり」
「でも」
「〈雪玉〉に残っていた~」
「ヴァトロクス種族ルクバ・オヴィチャトさんの記憶は~」
「8mも、離れたところから~」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさんに~」
「再度、憑依しようと、こころみます」
「――!」
「ペリー・ローダンは~」
「〈銀球〉を最大限=直径1kmまで、拡張して~」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさんと、〈雪玉〉を引き離し~」
「――やれやれ、なんとかなった……かな?」
「で」
「そんな、こんなで~」
「ペリー・ローダン」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさん」
「アナ人、ファリュト・ビュラスク」
「一行は~」
「〈銀球〉で、〈林道〉宙域へ」

 アンスレスタ銀河中枢部、〈林道〉宙域――

「〈林道〉宙域には~」
「周波王国の戦光艦が、プシ物質探索のため、目を皿にして、うようよ」
「ペリー・ローダンは~」
「〈銀球〉の対探知機能を最大にして~」
「周波王国の戦光艦隊のあいだを、縫っていったり」
「が」
「ペリー・ローダンが、能動探知を有効にしたら~」
「見つかって、追撃されてしまいました」
「〈銀球〉は~」
「直径6000kmの死にかけた恒星に、突入して~」
「数秒後に、恒星は~」
「――ばーん」
「周波王国の戦光艦は、爆発・多数」
「〈銀球〉は、直径20mくらいにきゅっと縮んで~」
「破片の中を、無事に飛び抜けてみせたり」
「ペリー・ローダン、自慢して曰く」
「――〈銀球〉は、通常宇宙から浮いた水準にいるから、すりぬけられるのだ」
「その後」
「〈銀球〉は~」
「両名を乗せて~」
「ポリポート駅《ネオ=オリンプ》へと、帰到」

 星系スターダスト、ポリポート駅《ネオ=オリンプ》――

「ペリー・ローダンは~」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさん」
「アナ人、ファリュト・ビュラスク」
「もと周波王国陣営の天才科学者だった両名を、拝んで曰く」
「――協力しては、もらえまいか?」
「――まずは、とりいそぎ~」
「――《ミクル=ジョン》外殻にとりついた~」
「――プシ物質満載のゾンデを~」
「――調査しては、くれまいか」
「ところが」
「調査を進めようとしていた、ジャウール人たち、曰く」
「――ゾンデの中から~」
「――微量のプシ物質――ゾンデの防衛機構が機能しない程度――を~」
「――採取しようと、してるのですが~」
「――ひぇっ」
「――ほら、また動いた」
「いきなり」
「ゾンデが、《ミクル=ジョン》の外殻を、瞬間移動したりする」
「で」
「アナ人、ファリュト・ビュラスクも~」
「ゾンデを追ってみますが~」
「――!」
「いきなり、ゾンデは、数mの瞬間移動」
「――さすがは、アンスリアン人の遺産だ……」
「アナ人、ファリュト・ビュラスク、妙なところで感心」
「……」
「一方」
「ペリー・ローダンは~」
「ミクル――《ミクル=ジョン》のツクモ神のようなもの――に相談して曰く」
「――《ミクル=ジョン》と〈銀球〉で、合体できないだろうか?」
「ミクルは、意外にも~」
「――合体してみましょう」
「――調べてみたら~」
「――《ミクル=ジョン》と〈銀球〉の双方に、良いことがありそうです」
「とか」
「予想に反して、うれしそう」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「ミクルの指示どおり~」
「〈銀球〉を直径9mに縮めて、《ミクル=ジョン》の司令室に納める」
「と」
「〈銀球〉は、ぴたりとはまって~」
「わずか数秒で、合体完了」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさん」
「アナ人、ファリュト・ビュラスク」
「ジャウール人10名」
「他、いくらかを~」
「《ミクル=ジョン》に、乗せ~」
「くわえて~」
「《ミクル=ジョン》の外殻にとりつくゾンデ、なんかも~」
「牽引場で、《ミクル=ジョン》に、乗せ~」
「――発進っ」
「《ミクル=ジョン》は~」
「〈銀球〉のオプションパーツ、に助けられ~」
「惑星アヴェダの霧ドームに、突入」
「……」
「ところで」
「空いた時間に~」
「アトル人、シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「ペリー・ローダンに向けて~」
「炎眼のことで、知っていることを、話したり」
「これを聞いて~」
「ペリー・ローダン、思うに」
「――周波王国の最重要研究ステーション《トザナナス》に、行けば?」
「――星系ソルから炎眼を排除する方策、が見つかるかも?」
「――そういえば?」
「――オレの特別なクラスB制御装置に~」
「――そんな名前のステーションの情報が、あったような……」

 《ミクル=ジョン》は、タラニス島へ――

「さて」
「《ミクル=ジョン》が、タラニス島に到着すると~」
「――!」
「船内の〈銀球〉は、消えてしまいました」
「ともあれ」
「《ミクル=ジョン》は~」
「エリトリア・クシュさんの〈銀球〉の隣、に着陸」
「ペリー・ローダンが、下船してみると」
「――寒いっ」
「金色の火花みたいな吹雪が~」
「――ごーっ」
「巨大な蝶が~」
「――ぱたぱた」
「周囲は、一面の雪と氷」
「――ここが〈六天宮〉のすぐ前だから、ということ?」
「で」
「超能力者たちが作るパラブロックは~」
「さっそく~」
「ペリー・ローダンが運んできた〈雪玉〉を、とりこんで、強くなったり」
「と」
「アトランが、やってきました」
「よく見れば~」
「アトランの腕に、抱えられて~」
「衰弱してぷるぷる震える、灰色の毛皮をした生き物が、いるのでした」

 タラニス島――

「アトル人のシク・ドルクスタイゲルさんは~」
「ペリー・ローダンの腕に抱えられたモノを~」
「見ていました」
「ペリー・ローダンの頬を~」
「涙が、つたっていたり」
「エリトリア・クシュさんが、強壮剤を打つと~」
「グッキーが、ペリー・ローダンに、語りかけました」
「――考えてみたら、ボクの本当の寿命はとっくに終わってるんだよ」
「――ボクは、ネズミビーバーのグッキー」
「――ボクは、死ぬ」
「――ていうか、もう死んでるかも」

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◆今回のひとこと

 またまた、急展開。


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