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645 [2010/12/13]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2573 . Wim Vandemaan / Dorksteigers Dilemma / ドルクスタイゲルのジレンマ
2574 . Susan Schwartz / Das Lied der Vatrox / あるヴァトロクスの歌
2575 . Susan Schwartz / Flucht nach Anthuresta / アンスレスタへの逃走
2576 . Rainer Castor / Tor nach Terra / テラへの門
2577 . Christian Montillon / Kosmisches Puzzle / 宇宙パズル
2578 . Marc A. Herren / (未詳)
2579 . Marc A. Herren / (未詳)

□ Perry Rhodan-Heft 2573話「ドルクスタイゲルのジレンマ」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2573.html ]

 新銀河暦1463年4月、アンスレスタ銀河――

「周波王国は~」
「ヒューマノイド4種族からなる、トリョニック同盟を~」
「自分たちの都合の良いように、利用していました」
「トリョニック同盟の、優秀な子供たちを~」
「徴用して、英才教育して、選抜して~」
「超優秀な科学者を、育成したり」
「アトル人シク・ドルクスタイゲルさん」
「アナ人ファリュト・ビュラスク」
「両名は~」
「周波王国が誇る、そんな優秀な科学者です」
「で」
「両名は~」
「球状星団ファー・アウェイの6次元ヴェールを破る手段を、研究中~」
「――6次元ヴェールが、消えた?」
「と、いうことで~」
「戦光艦《ヴォスタル》に、乗って~」
「球状星団ファー・アウェイに、突入したのです」
「が」
「戦光艦《ヴォスタル》は~」
「――ハイパー嵐がっ」
「もう乗員は全滅かも、という事態に」
「まあ、戦闘員=ダルチュルカ軍団は、使い捨てクローン部隊だし」
「それに、将校=ヴァトロクス種族は、ヴァム回収でリサイクルできるし」
「超優秀な科学者シクさんとファリュトだけが、替えがきかない」
「そんな流れで~」
「球状星団ファー・アウェイの、ある惑星に、座礁した~」
「戦光艦《ヴォスタル》の艦内で~」
「この両名だけが、特殊装甲車両の中に収まって~」
「一命をとりとめたのでした」
「ともあれ」
「両名は~」
「意識不明のところを~」
「敵艦に、救助されたり、したわけです」

 スチュワート・レクサ中将指揮下、スターダスト連合艦《カタラクト》――

「――はっ」
「アトル人シク・ドルクスタイゲルさんは~」
「覚醒」
「同僚、アナ人ファリュト・ビュラスクは~」
「まだ、意識が戻りません」
「で」
「シクさんは~」
「スチュワート・レクサ中将と、世間話などして~」
「――なんだか、悪い人たちでもなさそう?」
「と、思ってみたのです」
「が」
「気がつくと~」
「病室は、STARAロボット2体が、監視している」
「――よーするに、囚人てコトねっ」
「――きーっ」
「シクさんは~」
「激怒したフリして~」
「――そーれっ」
「――ばーん」
「医療用ベッドを壊して~」
「電子部品をいくつか入手し~」
「カチャカチャ何かを、作りはじめたり」
「……」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「それを、知りつつ~」
「――好きなように、やらせておくのだ」
「――どうせ、当艦から逃げることは、できなかろ」
「……」
「シクさんは~」
「手近の部品を、寄せ集め~」
「艦載脳も探知できないほど高性能のデフレクターを、組み立てると~」
「――ファリュトを連れて、逃げなくちゃ」
「病室から、脱走」
「で」
「――もしかして?」
「――ココは、乗員が休憩時間とかに使う……艦内水泳プール?」
「――もし、艦内水泳プールの人工太陽を、破壊したら?」
「――衝撃インパルスで、艦の機能を麻痺させられるかも?」
「――そーれっ」
「――ばーん」
「……」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「――逃走者を、艦内水泳プールで、発見した?」
「――もし、艦内水泳プールの人工太陽を、破壊されたら?」
「――衝撃インパルスで、艦を麻痺させられてしまうかも?」
「――即刻、HU”バリアで、プールを閉鎖するのだっ」
「――そーれっ」
「――ばーん」
「……」
「HU”バリアは~」
「衝撃インパルスを、内側に反射したりして」
「――!」
「シクさんは~」
「意識を失ったりして」
「――ぶくぶく」
「艦内水泳プールに、沈んでいく」
「……」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「――逃亡者が、艦内水泳プールに沈んでいく、だとっ?」
「――そーれっ」
「――ざぷーん」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「果敢に、水に飛びこんで~」
「間一髪、シクさんを救助するのでした」
「……」
「その後――」
「スチュワート・レクサ中将、思うに」
「――逃走中に、乗員を傷つけたり、もしてないし~」
「――自由にさせても、良いかもしれぬ」
「シクさんは~」
「艦内を、自由に歩きまわれるように、なりました」
「……」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「次の世間話には~」
「アンドロメダ銀河の絶滅種ハトル人の写真を持っていって~」
「――アンドロメダ銀河とは~」
「――ハトル人とは~」
「知っているかぎりの情報を、提供します」
「が」
「シクさんは~」
「――どこのコトですか?」
「――だれのコトですか?」
「このやり方では、会話は弾まない」
「……」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「次の世間話では~」
「正攻法で、行くことにしました」
「――提案がある」
「――裏切らないか?」
「――周波王国が来たら、オレたちが全力で守るから」
「この、直球すぎる申し出に~」
「シクさんとしては~」
「――もちろん、周波王国は、好きでないけど……ねえ?」
「悩みます」
「もし、スチュワート・レクサ中将の申し出を断れば~」
「自分の忠誠心とか誇りは、守られる」
「でも~」
「すでに抱いてしまった疑念を、今後生涯、心に抱いて生きねばならない」
「あれこれ、考えて~」
「シクさん、曰く」
「――裏切ります」

 《カタラクト》は、惑星ファースト・ファウンドへ向かう――

「途上~」
「シクさんは~」
「戦光艦《ヴォスタル》の残骸から回収したというモノ一式を~」
「見せてもらいます」
「――この小さな装置は?」
「――〈魂魄房〉?」
「――コレを使えば……」
「――トリョニック同盟を、周波王国から解放できるかも?」
「……」
「さらに、途上~」
「――はっ」
「シクさんの同僚、アナ人ファリュト・ビュラスク~」
「覚醒」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「シクさんに向けて、曰く」
「――まずは、水入らずで話してみるかね?」
「が」
「シクさん、せっかくの申し出を断って曰く」
「――もう秘密にすることも、ないですよぉ」
「シクさんの同僚、ファリュトは~」
「シクさんと、目と目だけで通じ合ってしまったみたいです」
「――裏切ります」

 惑星ファースト・ファウンド――

「惑星ファースト・ファウンドは~」
「球状星団ファー・アウェイにある、一惑星」
「星系スターダストから距離32光年」
「……」
「新銀河暦1388年――」
「スターダスト連合、マクシミリアン・レクサ提督と~」
「星警党、リコフ・フルトクは~」
「惑星ファースト・ファウンドで~」
「太古都市の遺跡を発見」
「――身長50mの巨人が、水中生活をしていた?」
「で」
「リコフ・フルトクは~」
「以後の発掘作業の中で~」
「――プシ物質を含む巨大結晶を、発見したぞぉっ」
「――直径は4mもあるぞっ」
「――うっ」
「以後、3年間も、昏睡状態に」
「……」
「新銀河暦1408年――」
「星警党、リコフ・フルトクは~」
「スターダスト連合、スペース・アカデミーの訓練飛行に便乗して~」
「惑星ファースト・ファウンドへ」
「――プシ物質を含む巨大結晶に、ぜひともリベンジをっ」
「で」
「挙動不審な星警党、リコフ・フルトクを、追って~」
「当時、スペース・アカデミー訓練生だった~」
「クラトン・フルトク」
「ショーン・ラグランジュ」
「スチュワート・レクサ」
「同期3名も~」
「プシ物質を含む巨大結晶〈雪玉〉と接触したのでした」
「一同は~」
「巨大結晶〈雪玉〉に、呑みこまれ~」
「地下通路のような、ところで~」
「謎の異人の投影像のようなモノが~」
「スチュワート・レクサに、襲いかかる」
「重なって、融合する感じで」
「――うっ」
「とてつもない苦痛、襲来」
「リコフ・フルトクが~」
「息子の級友スチュワート・レクサを、救おうと、進み出ると~」
「謎の異人の投影像のようなモノが~」
「リコフ・フルトクに、襲いかかる」
「襲いかかられて~」
「重なって、融合する感じで」
「――うっ」
「でも、リコフ・フルトクには、根性がある」
「――こ、こんな、モノっ」
「リコフ・フルトクは、自分+謎の異人の投影像のようなモノに銃を向けると」
「――ばーん」
「若い3名は~」
「巨大結晶〈雪玉〉から、無事に脱出できましたが~」
「リコフ・フルトクは、すでに冷たくなっていました」
「……」
「そして、現在――」
「スチュワート・レクサ中将」
「シクさん――〈魂魄房〉を持って」
「ファリュト」
「3名は~」
「巨大結晶〈雪玉〉を、子細に調査しようという」
「で」
「巨大結晶〈雪玉〉に触れると~」
「スチュワート・レクサ中将と~」
「シクさんは~」
「巨大結晶〈雪玉〉に、呑みこまれます」
「……」
「両名が、いるのは~」
「冷たい人工の光に照らされた通路」
「通路には、無数のドアがついていて、どれも閉まっていたり」
「スチュワート・レクサ中将としては~」
「――なつかしい、と言えば、なつかしい、かも?」
「ドアを開けていくと~」
「――空き部屋?」
「――空き広間?」
「――何だか見たことない機械で、いっぱい?」
「――げ……異人が1体……やっぱり、ヴァトロクス種族?」
「……」
「思い出してみれば~」
「スチュワート・レクサが55年前に見た~」
「異人の投影像のようなモノ、というのも~」
「ヴァトロクス種族、だったのでした」
「……」
「さて」
「今回のヴァトロクス種族の投影像のようなモノは~」
「見たところ、明らかに、女性らしい」
「で」
「――!」
「ヴァトロクス種族の投影像のようなモノが~」
「スチュワート・レクサ中将に、襲いかかる」
「重なって、融合する感じで」
「――そういえば……55年前もオレが最初に、やられたんだっけ?」
「――うっ」
「とてつもない苦痛、襲来」
「スチュワート・レクサ中将、転げ回ります」
「が」
「すぐに~」
「ヴァトロクス種族の投影像のようなモノは~」
「スチュワート・レクサ中将を、離れ~」
「シクさんに、襲いかかる」
「――ああ……なんだか意識が隅に追いやられる感じで……」
「が」
「そのとき~」
「シクさんが持った〈魂魄房〉が、作動」
「――ひゅるるる……ぽん」
「〈魂魄房〉は~」
「ヴァトロクス種族の投影像のようなモノの意識を~」
「吸引・拘留して、しまいました」
「で」
「両名は、巨大結晶〈雪玉〉を、無事脱出」
「でも」
「消耗しきっていて、意識を失うのでした」
「……」
「――はっ」
「スチュワート・レクサ中将と~」
「シクさんは~」
「スターダスト連合艦《カタラクト》で、覚醒」
「で」
「シクさん、曰く」
「――巨大結晶〈雪玉〉は、アンスリアン人が作った人工物で?」
「――ヴァトロクス種族が、捕らえてある?」
「――のかな?」
「さらに、曰く」
「――ヴァトロクス種族の投影像のようなモノが、自分と重なったとき~」
「――あのヒトの、記憶がわかってしまいました」
「かくして」
「シクさんは~」
「ヴァトロクス種族ルクバ・オヴィチャト、の記憶を語りはじめます」

 以下次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 忘れていた伏線て、ありますね。


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