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644 [2010/12/06]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2572 . Arndt Ellmer / Homunks Botschaft / ホムンクのメッセージ
2573 . Wim Vandemaan / Dorksteigers Dilemma / ドルクスタイゲルのジレンマ
2574 . Susan Schwartz / Das Lied der Vatrox / ヴァトロクスの歌
2575 . Susan Schwartz / Flucht nach Anthuresta / アンスレスタへの逃走
2576 . Rainer Castor / Tor nach Terra / テラへの門
2577 . Christian Montillon / (未詳)
2578 . Marc A. Herren / (未詳)
2579 . Marc A. Herren / (未詳)

□ Perry Rhodan-Heft 2572話「ホムンクのメッセージ」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2572.html ]

 新銀河暦1463年4月29日、星系スターダスト、惑星アヴェダ――

「ジェイソン・ムーアは~」
「スターダスト・シティのオメガ=タワーの、自分のマンションで~」
「――はっ」
「われに返りました」
「ジェイソン・ムーアは~」
「ホイッスラー製作所、勤務」
「シミュレーション・プログラム開発チームの、主任プログラマー」
「――えーと?」
「――どうしてだか、システムが落ちてるし、ネットがつながらない?」
「――どうしてだか、部屋の中が乱雑になってる?」
「ジェイソン・ムーアは~」
「社交性・皆無」
「ご近所に助けを求めようという発想も、なく~」
「――えーと?」
「呆然と、していると~」
「17時38分、システムが起動し、ネットがつながりました」
「……」
「じつは」
「この2ヶ月半~」
「星系スターダストは~」
「精神存在ヴァトロクス=ヴァムの影響下、にあって~」
「ほとんどのヒトが、心を支配されていたのです」
「……」
「以後、数日をかけて~」
「ジェイソン・ムーアにも~」
「いくつかのことが、わかってきましたが~」
「いくつか以外のことは、なかなか、わからないのでした」

 ポリポート駅網――

「《ミクル=ジョン》座乗のペリー・ローダンは~」
「アンスレスタ銀河抵抗運動と、協定を結ぶと~」
「奇策――というか、いつも良くやる陽動作戦――とか~」
「クラスB制御装置――超知性体〈それ〉がカスタマイズした――により~」
「〈周波王国〉から~」
「ポリポート駅《エシュディム=3》を、奪取」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「――星系スターダストまで行って、増援を頼みたい」
「搬送筒を~」
「ポリポート駅《エシュディム=3》から~」
「星系スターダストのポリポート駅《ネオ=オリンプ》に~」
「つないでみますが、つながりません」
「球状星団ファー・アウェイのもうひとつのポリポート駅《十字輪》に~」
「つないでみたら、つながりました」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「コンセプト、フェルマー/ラス」
「精鋭部隊を、それなりの人数」
「タラ型戦闘ロボット10台」
「以上からなる部隊を、引き連れ~」
「ポリポート駅《十字輪》行きの搬送筒、を抜けようとします」
「が」
「――!」
「――搬送筒が、黄金に光ってる?」
「コンセプト、フェルマー/ラスは~」
「――うぎゃああああっ」
「――何か、今、誰かの絶望の叫びみたいなモノが、聞こえたような?」
「……」
「数時間後――」
「黄金光は、すぐ消えました」
「部隊の隊員たちは~」
「――宇宙服の機器は、何も計測してないですねー」
「――まあ、よくある高次な怪奇現象だしねー」
「最近、いろいろと動じなくなってます」
「また」
「ペリー・ローダンは~」
「――搬送筒の行き先が、《ネオ=オリンプ》に切り替わってる?」
「――黄金光が、関係してる?」
「かくして」
「一行は~」
「いろいろと、良くわからない、ままではありますが~」
「星系スターダストを包む6次元ヴェールも、いつのまにやら、乗り越えて~」
「ポリポート駅《ネオ=オリンプ》へ」

 星系スターダスト、ポリポート駅《ネオ=オリンプ》――

「ポリポート駅《ネオ=オリンプ》のタルガノ提督は~」
「ペリー・ローダンに、報告して曰く」
「――星系スターダストは~」
「――この3ヶ月間、6次元ヴェールで防衛されているのです」
「――でも」
「――ヴァトロクス=ヴァムの部隊が、穴を開けたのです」
「――2月11日に~」
「――ヴァトロクス=ヴァムが、侵入してきたのです」
「――でも、3週間前に~」
「――ヴァトロクス=ヴァムを、追い払ったのです」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「とりいそぎ、超知性体〈それ〉が用意した隠し部屋へ、直行」
「超知性体〈それ〉の使者ホムンク――ただし立体映像――と、対面したり」
「ホムンク、曰く」
「――〈パラロクス武器庫〉を、探してください」
「――さもないと、超知性体〈それ〉が、ヤバイです」
「――搬送筒を《ネオ=オリンプ》につなぎかえたのは、ワタシです」
「――近々に、他にも、助けがあるはずです」
「立体映像は、消えました」
「……」
「ペリー・ローダン」
「コンセプト、フェルマー/ラス」
「両名は~」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJr」
「星系スターダスト国防大臣ショーン・ラグランジュ」
「ハルト人、イホ・トロト」
「とかいう、星系スターダストにいた人々と、ひさびさに再会」
「情報交換して、いろいろ互いに知見が得られたり」
「その間~」
「ペリー・ローダンは、気づきます」
「――星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrと?」
「――星系スターダスト国防大臣ショーン・ラグランジュ?」
「――両名のあいだの、この緊迫感は、何?」
「……」
「じつは」
「星系スターダスト国防大臣ショーン・ラグランジュの中身は~」
「ヴァリオ1000型ロボット3台のうち1台です」
「このヴァリオ1000型ロボットは~」
「もとTLD工作員ダンカン・ラグランジュの繭マスクを、かぶって~」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrと~」
「親友の関係、になったり~」
「ダンカンの息子、ショーン・ラグランジュの繭マスクを、かぶって~」
「養育してもらう関係、になったり~」
「理由は、ともあれ~」
「親子2代? ……にわたって~」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrを~」
「欺いて、いたのです」
「……」
「ペリー・ローダン、思うに」
「――どうせ、超知性体〈それ〉あたりが~」
「――ヴァリオ1000型ロボットの意に沿わぬことを、やらせた」
「――てな、ところなんだろうけどぉ」
「――経緯が経緯だし、仲悪くもなるよなぁ」
「――不幸だねぇ」

 星系スターダスト第4惑星アヴェダ――

「――ホムンクの立体映像が、出現?」
「――『ペリー・ローダンに話がある』とか、呼びかけてる?」
「ペリー・ローダンは~」
「軽巡《テレトランス》で~」
「第4惑星アヴェダの霧ドームに突入」
「超知性体〈それ〉の使者ホムンク――やはり立体映像――と、再会したり」
「――超知性体〈それ〉は~」
「――凍えている、というより~」
「――もう、凍ってしまってます」
「――本当に、ヤバイです」
「――〈パラロクス武器庫〉捜索を、最優先課題としてお願いします」
「立体映像は、消えました」
「……」
「軽巡《テレトランス》ごと、霧ドームから解放されて~」
「ペリー・ローダンは~」
「〈スターダスト岩柱〉の〈1000の試練のセンター〉に、おもむき~」
「星系スターダストの6次元ヴェールのスイッチを、切りました」

 ポリポート駅《ネオ=オリンプ》――

「ペリー・ローダンは~」
「――ポリポート駅網通信で~」
「――銀河系と、連絡をつけるのだ」
「星系ソルのポリポート駅《ガリレオ》に~」
「呼びかけますが、応答なし」
「銀河系のもうひとつのポリポート駅《イタフォル》が~」
「応答してきました」
「ポリポート駅《イタフォル》のタニー・アブロ大佐は~」
「ペリー・ローダンに、報告して曰く」
「――4月26日に~」
「――惑星テラの大西洋に、霧ドームが出現したのです」
「――以後、ずっと、消えないのです」
「――また」
「――ほとんど、同時に~」
「――星系ソルの近くに、炎眼1基が出現したのです」
「――アトランから警告をうけて~」
「――政庁大臣レジナルド・ブルは~」
「――星系ソルを、〈テラノヴァ・クリスタル・バリア〉で囲んだのです」
「――炎眼は、計6回、攻撃してきましたが、防衛成功です」
「――攻撃のたびに、プシ物質をずんずん消耗したみたいで~」
「――4月30日の攻撃を最後に、姿を消したのです」
「――でも」
「――政庁大臣レジナルド・ブルは~」
「――保安措置として~」
「――星系ソルの出入りを、全面禁止にしたのです」
「――でも」
「――その直前に~」
「――アトランが《アトランティス》で霧ドームに突入して~」
「――行方不明、なのです」
「……」
「ペリー・ローダンは~」
「クラスB制御装置――超知性体〈それ〉がカスタマイズした――により~」
「――ポリポート駅《ネオ=オリンプ》と~」
「――銀河系のポリポート駅《イタフォル》を~」
「――固定接続っ」
「――ポリポート駅《ネオ=オリンプ》と~」
「――小銀河アンドロベータのポリポート駅《ダラスト》を~」
「――固定接続っ」
「――とりあえず、265分間に制限して往来可能にしておけば、安心だっ」
「さらに」
「――ポリポート駅《エシュディム=3》とも~」
「――直接接続っ」
「――ポリポート駅《十字輪》を~」
「――星系スターダストに、第8惑星ゼウスの周回軌道に、移動っ」
「そんな、ところで」
「ペリー・ローダンは~」
「ポリポート駅《十字輪》に連絡してきたエルファド人、を通して~」
「スチュワート・レクサ中将指揮下の《カタラクト》の動向を、聞きます」
「――アトル人のシク・ドルクスタイゲルさん?」
「――アナ人のファリュト・ビュラスク?」
「――両名を、確保した?」
「さらに」
「エルファド人が取り戻した記憶の話なんかも、聞きます」
「――エルファド人は?」
「――超知性体エスタルトゥから?」
「――〈パラロクス武器庫〉探索を支援せよ、と指示をうけている?」
「――〈パラロクス武器庫〉は?」
「――ヴァトロクス=ヴァムから、守るために?」
「――たくさんの時間粒に、断片化されてる?」

 星系スターダスト第4惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉――

「ペリー・ローダン、思うに」
「――もし、〈銀球〉船団を、周波王国との戦いに投入できたら?」
「で」
「調査に出向こう、としたところで~」
「――!」
「突然」
「何もないところから、ジャラノク種族が出現・攻撃」
「――わらわら~」
「――ばばばばっ」
「さすがに、ペリー・ローダンも、少し動揺したりして」
「――〈スターダスト岩柱〉の防御を、どうやってすり抜けた?」
「何もないところから、ジャラノク種族はどんどん出現」
「戦闘は、激化」
「――わらわら~」
「――ばばばばっ」
「そうこ、うするうち~」
「わかって、きたのですが」
「――あのジャラノク種族って?」
「――本物でなくて……実体のある投影像?」
「……」
「じつは」
「ジャラノク種族の実体ある投影像、を開発したのは~」
「ホイッスラー製作所のプログラマー、ジェイソン・ムーア」
「この2ヶ月半~」
「ヴァトロクス=ヴァムの影響下、にあって~」
「開発させられて、いたのでした」
「で」
「ヴァトロクス=ヴァムが、いなくなり~」
「衛星クレストの計算脳〈クレスト〉が、通信封鎖を解除し~」
「システムが起動し、ネットがつながって~」
「さらに、〈スターダスト岩柱〉が6次元ヴェールを解除したので~」
「プログラムは、〈スターダスト岩柱〉に侵入」
「攻撃を、開始したのでした」
「……」
「そうこう、するうちに~」
「プログラマー、ジェイソン・ムーアは~」
「――なんで、こんなことに?」
「ジャラノク種族投影像プログラムを終了させて~」
「〈スターダスト岩柱〉内部の戦闘は終了」
「大事には、至りませんでした」
「……」
「〈スターダスト岩柱〉では~」
「戦闘の後始末、なんかをしながら~」
「ペリー・ローダンと~」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrが~」
「考えて、いました」
「――あれが、ヴァトロクス=ヴァムが残した最後の仕掛けとは、思えない」
「――あんな仕掛けが、あとどれくらい、あることやら」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 なんかもう……どの陣営もやりたい放題。


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