rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

641 [2010/11/15]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2569 . Michael Marcus Thurner / Das Goldene Zeitalter / 黄金時代
2570 . Michael Marcus Thurner / Die Falle von MASSOGYV / 《マソギヴ》の罠
2571 . Wim Vandemaan / Die zeitlose Welt / 時なき世界
2572 . Arndt Ellmer / Homunks Botschaft / ホムンクのメッセージ
2573 . Wim Vandemaan / Dorksteigers Dilemma / ドルクスタイゲルのジレンマ

□ Perry Rhodan-Heft 2569話「黄金時代」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2569.html ]

 新銀河暦1463年、星系スターダスト――

「スチュワート・レクサ中将指揮下《カタラクト》は~」
「70隻+エルファド人の真珠船4隻を、ともない~」
「小惑星P=17=25=1463へ、向かっていました」
「と、いうのも~」
「――周波王国の戦光艦が、難破してるのだっ」
「――敵を知る好機だっ」
「が」
「激しいハイパー嵐に邪魔されて、接近するのは至難の業」
「――まかせなさいっ」
「《カタラクト》でも若き奇人として名高い、マルテンが~」
「――探知の技だ、操舵の技だっ」
「――艦隊を、誘導だっ」
「全艦、無事到着」
「さらに」
「《カタラクト》でも若き奇人として名高い、マルテンは~」
「――探知データの山を、分析したらっ」
「――探知エコーが、埋もれていたぞっ」
「――表面にギザギザが生えた直径17kmの球体が?」
「――いきなり出現して、消失したみたい?」
「この報告を、聞いて~」
「――うぉぉぉっ」
「エルファド人たちが、大興奮」
「どうやら、正体に心当たりがあるらしい」
「……」
「ともあれ」
「スチュワート・レクサ中将指揮下《カタラクト》」
「エルファド人最高防衛隊長ベリル指揮下《エルファ》」
「2隻は、小惑星P=17=25=1463に着陸」

 小惑星P=17=25=1463――

「スチュワート・レクサ中将」
「エルファド人最高防衛隊長ベリル」
「両名が指揮する上陸部隊は、難なく戦光艦に突入成功」
「――誰も、いない?」
「――全員、脱出した後?」
「なんて、思ったは最初のうちだけ」
「――格納庫が、ダルチュルカの死体でいっぱい?」
「――最期を悟って、寄りあつまったんですかね?」
「――司令室あたりが、ヴァトロクス種族の死体でいっぱい?」
「――あれ?」
「――ダルチュルカでも、ヴァトロクス種族でもない、生存者が2名?」
「――どちらも……ヒューマノイド?」
「――1名は……銀髪・碧肌の長身の美女?」
「――1名は……硬い赤髪をした男性?」
「――どちらも、防護服は無傷だけれど?」
「――どちらも、昏睡状態?」
「と」
「銀髪・碧肌の長身の美女を、一目、見たところで~」
「エルファド人最高防衛隊長ベリルが、なんだか変です」
「――!」
「何も言わずに、自艦に帰ってしまいました」
「スチュワート・レクサ中将は~」
「銀髪・碧肌の長身の美女を、一目、見たところで~」
「――これって……絶滅種の、ハトル人?」
「ともあれ」
「昏睡状態のヒューマノイド2体は、《カタラクト》へ収容です」

 《カタラクト》――

「少し経って~」
「エルファド人最高防衛隊長ベリルが~」
「スチュワート・レクサ中将を、訪ねてきました」
「――このベリルが変になった理由を、聞いてください」
「――エルファド人は、全員が、記憶を封印されていたのです」
「――記憶の封印は、鍵が揃って、はじめて解けるように、なっていたのです」
「――第1の鍵は~」
「――ペリー・ローダンです」
「――第2の鍵は~」
「――6次元ヴェールです」
「――第3の鍵は~」
「――ハトル人です」
「――と、いうことで」
「――エルファド人の歴史を、聞いてください」

 過去:〈力の球形体〉エスタルトゥ――

「超知性体エスタルトゥは~」
「おとめ座銀河団に〈力の球形体〉エスタルトゥをかまえています」
「超知性体〈それ〉とは~」
「兄妹というか、姉弟というか、の関係だったり」
「〈力の球形体〉エスタルトゥに住む、エルファド人(祖)は~」
「昔から、超知性体エスタルトゥに、仕えていました」
「伝承によると~」
「昔は、ヒューマノイド種族だった、らしい」
「……」
「ある日――」
「超知性体エスタルトゥから、依頼がひとつ」
「――超知性体〈それ〉の〈力の球形体〉まで、遠征して欲しいのです」
「――ハトル人を探して、援助を依頼してください」
「かくして」
「アンド=エルファ=ウリ指揮下の、巨大オベリスク船団は~」
「ハトルジャン銀河へ」

 過去:ハトルジャン銀河――現在のアンドロメダ銀河――

「当時、すでにハトル人は~」
「ユーガ・レトス」
「マルドゥク・レトス」
「夫婦1組しか、生き残っていませんでした」
「……」
「エルファド人(祖)遠征隊は~」
「ハトル人の行方を捜索しますが、消息はつかめず」
「何年も、探して~」
「――居場所が、わかった?」
「とにかく、行ってみましょう」
「……」
「ハトル人夫婦は~」
「白色矮星――直径3万5000km――を、調査中」
「白色矮星の中に、プシ物質が1.5kg超あるらしい」
「ハトル人夫婦は、近寄ってきたエルファド人(祖)に、警告して曰く」
「――高次元周波領域の放射物体が、白色矮星に接近・突入するです」
「――阻止は、できないです」
「――一瞬だけ、ハイパー物理学的に探知できた、ですが~」
「――超巨大なプシ物質貯水槽と時空を越えてつながる〈へその緒〉が~」
「――ついてる、みたいです」
「――突入して……プシ物質をガツガツ喰ったです」
「――反応が、おこるです」
「――ほとんど、ハイパー空間で進行するですが~」
「――通常空間でも、とんでもなく強い効果があらわれるです」
「――超新星爆発に、勝るとも劣らない……あ」
「――かっ」
「エルファド人(祖)遠征隊は、吹き飛ばされ~」
「巨大オベリスク船が何隻も、ばーん」
「もちろん、超ハイテクなハトル人夫婦の宇宙船は、無事なわけで」
「で」
「マルドゥク・レトス、説明して曰く」
「――〈へその緒〉の、向こう側は~」
「――局部銀河群と相似の関係です」
「――超知性体〈それ〉の〈力の球形体〉全域のエイリスは調和してるです」
「――あの物体と、〈へその緒〉と、プシ物質は、事件後に、消えたです」
「――白色矮星は~」
「――オレンジ色の恒星――直径100万km――に、変わって」
「――何光年も、遷移したです」
「じつは~」
「その後、ハトル人夫妻が調査した結果~」
「遷移ではなくて、プシオン網を使って絶対移動させられた~」
「らしいことが、わかったりします」
「で」
「それは、ともあれ」
「ハトル人夫妻は~」
「――この恒星は、ハトルジャン銀河にとって危険かな?」
「わからないので~」
「6次元ヴェールにくるんで、継続して観察したい意向」
「……」
「ところで」
「エルファド人(祖)は~」
「超知性体エスタルトゥから、依頼をうけて~」
「ハトルジャン銀河まで、来たのでした」
「どうも、話がしにくい雰囲気ですが~」
「ともあれ、お願いしてみましょう」
「――〈力の球形体〉エスタルトゥまで、同行して欲しいのです」
「――イヤです」
「ハトル人夫妻は、即断して即決」
「かくして」
「アンド=エルファ=ウリ指揮下の、巨大オベリスク船団は~」
「すごすごと、〈力の球形体〉エスタルトゥへ」

 過去:〈力の球形体〉エスタルトゥ――

「何年も経ってから、確認されたことですが~」
「あのハトルジャン銀河の事件は~」
「エルファド人(祖)の細胞構造に~」
「通常の進化よりも、格段に高速な変化を、もたらしたのでした」
「新しいエルファド人は、エルファド人(祖)よりも遙かに大型化」
「エルファド人(祖)は~」
「〈力の球形体〉エスタルトゥから、出て行きました」
「……」
「残ったエルファド人(大)は~」
「アンド=エルファ=ウリの指揮のもとで~」
「アプザンタ=ゴム銀河、アプザンタ=シャド銀河の、重積ゾーンにある~」
「星系アークトの惑星エルファドに、移住」
「種族の歴史で最高の〈黄金時代〉が、はじまったのです」
「……」
「ある日――」
「白色矮星マールド・ウヨ――〈悪魔の目〉の意――が~」
「――星系アークトに突入してくる?」
「――到来まで、わずか数年」
「――どうしよう?」
「疎開なんかも、しますが~」
「惑星エルファドに取り残されるエルファド人(大)も、膨大な数」
「――この惑星エルファドで?」
「――遺伝子操作で、純白のアメーバ生命体に、身体改造して?」
「――やりすごすのだっ」
「急ピッチで、がんばりますが~」
「――間に合わない?」
「と」
「そこへ」
「――ワレは、〈永遠の戦士〉アヤンネーであるっ」
「――助力しようっ」
「〈永遠の戦士〉アヤンネーの手配により~」
「エルファド人(大)の身体改造計画は、急加速」
「――でろーん」
「――かちーん(コールドスリープする音)」
「……」
「5千年後――」
「白色矮星マールド・ウヨは、通りすぎ~」
「星系アークトは、安定を取りもどします」
「惑星エルファドは、密林惑星になっていました」
「――とろーん(コールドスリープが解ける音)」
「――でろーん」
「――純白のアメーバ生命体となった、エルファド人たちは~」
「――密閉鎧に、流れこんで~」
「――がっちゃ、がっちゃ、と闊歩してみたり」
「……」
「数千年後――」
「――ワレは、〈永遠の戦士〉アヤンネーであるっ」
「恩人の〈永遠の戦士〉アヤンネーの話を、聞いてみると~」
「――〈永劫の闘争の哲学〉?」
「――良いものかも?」
「エルファド人は、〈永遠の戦士〉アヤンネーの教えに帰依し~」
「通称〈太刀持ち〉と呼ばれる、鎧武者・親衛隊に、なったりしたのです」
「じつは」
「当時、〈力の球形体〉エスタルトゥを席巻していた~」
「〈永遠の戦士〉たちの〈永劫の闘争の哲学〉は~」
「超知性体エスタルトゥの留守に伸張した、一種の詐欺宗教だったのです」
「が」
「エルファド人の目が覚めて、騙されていた、と認識するのは~」
「抵抗勢力〈網を歩む者たち〉の活躍と~」
「真実に目覚めた最初のエルファド人ヴォルカイルの奮闘を~」
「待たねば、なりませんでした」

 過去:〈力の球形体〉エスタルトゥ――

「〈永遠の戦士〉たちと〈永劫の闘争の哲学〉の時代が終わり~」
「自由をとりもどしたエルファド人たちは~」
「エルファド人(祖)の行方を捜索しますが、消息はつかめず」
「何年も・何年も、探しつづけて~」
「エルファド人7万名は~」
「真珠船125隻に分乗し、宇宙を放浪するのでした」

 過去:ディクティヨン銀河――

「ハイパー物理学的抵抗が増大して~」
「ハイテクが全部ダメ、になったとき~」
「エルファド人一行は、ディクティヨン銀河にいました」
「で」
「トイケン種族の惑星スマイク・アシュルに、仮住まいして~」
「――技術改良を重ねて、もう一度、銀河間航行をっ」
「という日々」
「……」
「そのあいだも~」
「ディクティヨン銀河の奇蹟にも、いくつか遭遇したり」
「――マレダヴィトの星流れ!」
「――ゾイランの織物!」
「――月蝕の泉塔!」
「エルファド人は、この月蝕の泉塔で~」
「超知性体エスタルトゥのあらわれ=ヒルダルに対面したのでした」
「ヒルダル、曰く」
「――過去の脅威が、目覚めました」
「――弟=兄の使者が~」
「――エルファド人を探して~」
「――ポリポート駅網の使い方を、教えて~」
「――テラナーたちを援助してほしい……みたいです」
「――協力してくれるなら、報酬として祖先探索のヒントをあげましょう」
「で」
「そのすぐ後――」
「エルファド人を指揮する最高防衛隊長ベリルのもとへ、報告されたのが~」
「――表面にギザギザが生えた巨大な球体が、出現?」
「――球体の直径は17km、ギザギザまで入れた差し渡しは23km?」
「巨大球体の操縦者、曰く」
「――コレのことは、《芽》と呼んでほしい」
「――ワタシのことは、エルンスト・エラートと呼んでほしい」
「かくして」
「エルファド人の真珠船団は、《芽》に格納されて~」
「どこかの球状星団のポリポート駅の近くに、運ばれて~」
「《芽》は、そのまま姿を消してしまったのです」

現在:星系スターダスト――

「エルファド人最高防衛隊長ベリルは~」
「記憶の封印が、解けたことで~」
「ヒルダルがくれた、こんな重要なヒントも、思い出しました」
「――〈パラロクス武器庫〉を、ヴァトロクス=ヴァムから守るために~」
「――〈パラロクス武器庫〉は、時間粒に断片化されています」
「――われらエルファド人は~」
「――時間粒の集まりへの入口を、見つけだし~」
「――瀕死の超知性体〈それ〉を、お助けするのです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 昔話って、長いですね。


d-information ◆ 641 [不定期刊] 2010/11/15
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]