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632 [2010/09/13]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2560 . Arndt Ellmer / Das Raunen des Vamu / ヴァムの囁き
2561 . Arndt Ellmer / Insel der goldenen Funken / 黄金放射の島
2562 . Susan Schwartz / Die Tryonische Allianz / トリョニック同盟
2563 . Susan Schwartz / Im Zentrum des Feuerauges / 炎眼の中心で
2564 . Marc A. Herren / Die verlorene Stimme / なくした声

□ Perry Rhodan-Heft 2560話「ヴァムの囁き」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2560.html ]

 新銀河暦1463年2月、星系スターダスト――

「6次元ヴェールに守られた、星系スターダスト」
「が」
「紫水晶市――時空を航行する――に、乗って~」
「ジャラノク種族――ヴァトロクス=ヴァムの配下――が~」
「惑星カタラクトに、襲来」
「ハイパー次元穿孔機で、6次元ヴェールに~」
「――ぎゅるぎゅるぎゅるっ」
「穴を開ける」
「で」
「星系スターダストに~」
「ヴァトロクス=ヴァム、降臨」
「超強力な精神エネルギーを、放射」
「――!」
「星系スターダストの人類は、ほとんどが意識不明に」

 星系スターダスト、第6惑星カタラクト――

「紫水晶市の対処にあたっていた、イホ・トロトは~」
「ジャラノク種族、カルド・タルバと~」
「決闘して、勝利」
「でも、殺しませんでした」
「すると」
「敗北者、カルド・タルバ、曰く」
「――ならば、仕方ないです」
「――これからはオマエの臣下になってやります、ご主人様」
「なんて、なりゆきの主従の契りなんぞを、やっていると~」
「ヴァトロクス=ヴァム、降臨」
「――!」
「ヴァトロクス=ヴァムの、超強力な精神エネルギー」
「イホ・トロトの全身に走る、激痛」
「――うっ」
「イホ・トロトは、構造転換してみますが~」
「痛みは、変わらず」
「――つまり、精神的なモノなのだな……むんっ」
「イホ・トロトは、内省して・内省して~」
「ヴァトロクス=ヴァムのささやきを~」
「――受け流してやるっ」
「――わはは」
「その周囲では~」
「ジャラノク種族は、当然、ふつうにしています」
「スターダスト第3陸戦隊隊員たちとかは、ふつうに意識不明に」
「と」
「ヴァトロクス=ヴァムの、超強力な精神エネルギーが、引いていき~」
「ジャラノク種族も、カルド・タルバを残して、自陣へ撤収」
「だんだんと~」
「スターダスト第3陸戦隊隊員たちとかが、覚醒します」
「が」
「――はーうー」
「隊員たちは、なんだかゾンビのような……」
「イホ・トロト、思うに」
「――遠隔操縦されてる、みたいな?」
「ここは、戦略的撤退でしょう」
「イホ・トロトは~」
「ふつうでない、スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさん」
「ふつうにしている、ジャラノク種族、カルド・タルバ」
「両名だけを、とにかく連れて~」
「格子型転送機で~」
「惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉へ」

 第4惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉――

「ヴァトロクス=ヴァム、降臨」
「――!」
「星系スターダスト執政官ティンバー・F・ホイッスラーは~」
「肉体の大半が、機械です」
「――うっ」
「苦しいですが、なんとか自我は失わず~」
「精神に関わる部分が、どれだけ機械なのか……考えるとコワイのですが」
「それは、それとして」
「首都スターダスト・シティから、〈スターダスト岩柱〉へ」
「〈スターダスト岩柱〉の中の〈1000の試練のセンター〉にたどりつき~」
「――あれ?」
「――精神への圧迫が、軽くなっている?」
「で」
「まずは、あちこち、連絡をとろうかと……」
「――アヴェダ衛星、大計算脳〈クレスト〉、応答せよっ」
「――執政府、応答せよっ」
「が」
「先方は、いずこも」
「――はーうー」
「連絡なんて、とれません」
「……」
「じつは~」
「ティンバー・F・ホイッスラーの背後では~」
「例の巻物みたいなモノに、いくつか変化が起きているのですが~」
「ティンバー・F・ホイッスラーには、そんなモノを見ている余裕はなし」

 第4惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉――

「格子型転送機で~」
「イホ・トロト」
「スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさん」
「ジャラノク種族、カルド・タルバ」
「3名が、到着」
「イホ・トロトは~」
「この1ヶ月で~」
「例の巻物みたいなモノの、専門家みたいなモノ、になっていましたので」
「――わはは」
「ながめて、みます」
「と」
「スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさんは~」
「――はーうー……はっ」
「ヴァトロクス=ヴァムの影響を、脱したり」
「イホ・トロト、思うに」
「――〈スターダスト岩柱〉って?」
「――超知性体〈それ〉が用意した、避難所?」
「――だから、ヴァトロクス=ヴァムの影響をうけない?」
「ところで」
「ジャラノク種族、カルド・タルバは~」
「ちょいと立場が、微妙です」
「――ヴァトロクス=ヴァムの配下のヒト、だよな?」
「――連れてきて、良かったの?」
「疑いの目で、見られて~」
「――1度、生命をかけて、オマエの臣下になると言ったのです」
「――この誇りは、ヴァトロクス=ヴァムさまより、大事です」
「と、きっぱり宣言してみせるのですが」

 第4惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉――

「ヴァトロクス=ヴァム降臨をうけて~」
「〈1000の試練のセンター〉では~」
「いろいろなコトが、変わってきました」
「イホ・トロトは~」
「――こんな機械、あったっけ?」
「機械――灰色の被覆に覆われ、中はよくわからない――を、発見」
「さらに」
「――中央の反重力シャフトが、177m余計に昇れるようになった?」
「――上の階には?」
「――居住区?」
「――また別の転送機ホール?」
「――最上階には……制御施設?」
「〈スターダスト岩柱〉制御施設、曰く」
「――ワタシのことは〈ジョーカー〉と呼んでください」
「――ハルト人、イホ・トロト~」
「――星系スターダスト執政官ティンバー・F・ホイッスラー~」
「――両名がココを使うこと、を認めます」
「――緊急計画〈異人侵入〉が発動した、ため~」
「――両名には、これまで以上にいろいろの機能の利用、を認めます」
「――とりあえず」
「――〈スターダスト岩柱〉を6次元ヴェールで隠しましたので」
「――よろしいですか?」

 第4惑星アヴェダ、首都スターダスト・シティ郊外――

「シガ人ヴォレマー・コレマは~」
「――ぎーがっちゃん」
「園芸ロボットに、乗って~」
「――〈スターダスト岩柱〉に、行くのだっ」
「じつは~」
「シガ人ヴォレマー・コレマは~」
「ヴァトロクス=ヴァムの使い魔的な存在、にされていました」
「――この個体が、タラニス島に行った経験を有する、らしいので~」
「――この個体を通じて、情報を得ようとしてみているのだっ」
「――まずは、〈スターダスト岩柱〉に、行くのだっ」
「――宿敵ヴァトロクス=クールとかっ」
「――宿敵ヴァトロクス=ダーグとかっ」
「――連中の情報を、ここで得られるかもだ」
「――ぎーがっちゃん」
「が」
「――〈スターダスト岩柱〉が……なくなってる?」
「――6次元ヴェールを、展開している……ということ?」
「――ならば、上空にハイパー次元穿孔機を呼んで……」
「――ぎゅるぎゅるぎゅる……?」
「巧く、いきません」
「――ならば、格子型転送機で……?」
「――えーと……作動しない?」

 第4惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉――

「イホ・トロトは~」
「〈ジョーカー〉に対して曰く」
「――すべての、格子型転送機を~」
「――使用停止にっ」
「――……完了」
「――タラニス島につながる、惑星カタラクトの霧ドームの門を~」
「――ジャラノク種族が、通れないようにっ」
「――……完了」
「――テラナーは、通れるようにしておいてくれた、よな?」
「――……もちろんです」
「イホ・トロトは~」
「例の巻物みたいなモノを、見て」
「――わはは」
「――こんなところにっ」
「施設の下に隠された、直径8kmの広間も発見」
「――ほぼ半分は、灰色の機械のようなモノで、埋めつくされてる?」
「〈ジョーカー〉によれば~」
「――6次元ヴェール発生装置と~」
「――タラニス島への往来のために~」
「――エネルギーを供給する装置、なのです」
「イホ・トロトは~」
「施設の下に隠された、直径8kmの広間で、さらに発見」
「――直径9mの〈銀球〉が8基?」
「――〈銀球〉の手前に、1基ごと、オールドタイマーの石像が置いてある?」
「周知のとおり~」
「〈銀球〉は、オールドタイマーの技術遺産」
「太古の〈深淵の騎士団〉の〈光胞〉に勝るとも劣らない、超技術の宇宙船」
「で」
「早速~」
「ティンバー・F・ホイッスラー」
「スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさん」
「両名は~」
「イホ・トロトの指導・監督のもと~」
「――〈銀球〉発進っ」
「――よろよろー……ぽっすん」
「最初にしては、上出来ですが~」
「イホ・トロト、曰く」
「――わはは」
「――オールドタイマー技術というモノを、ぜんぜん使いこなせていないなっ」
「――〈ジョーカー〉による催眠訓練を、うけるのだっ」

 数日後――

「ティンバー・F・ホイッスラー」
「スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさん」
「両名は~」
「――〈銀球〉発進っ」
「――星系スターダストを、ためしに飛び回って来たぞ」
「――ジャラノク種族は、〈銀球〉を探知できないみたい」
「――〈銀球〉の中にいれば、ヴァトロクス=ヴァムの精神干渉もうけないし」
「かくして」
「ティンバー・F・ホイッスラーは~」
「第22惑星に貯蔵してあるプシ物質タンクの回収を、進める」
「スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさんは~」
「惑星カタラクトから、第3陸戦隊の連中を、救出」
「さらに」
「ティンバー・F・ホイッスラーは~」
「政務やら軍務やらの中心人物たちを、救出」
「フルトク提督や、フィシュボー副提督も、救出」
「人材を、〈スターダスト岩柱〉に集めます」

 2日後――

「――〈銀球〉全基・発進っ」
「8基すべてが、出撃」
「ヴァトロクス=ヴァムの影響下にある人々を、続々・救出」
「〈スターダスト岩柱〉へ」
「で」
「イホ・トロトは~」
「――救出した人々を、〈銀球〉でタラニス島へっ」
「――わはは」
「運ぶことに、なったのでした」

 第6惑星カタラクト――にあると思われる――、タラニス島――

「シャンダ・シャーモットさん――17歳」
「レンス・エビオン」
「の、ような、超能力者たち」
「――親が、〈黄金放射雨〉に触れた、結果?」
「――超能力をもって生まれてきた?」
「ヴァトロクス=ヴァムの精神放射に、自力で抵抗できました」
「また」
「フスリク・ヴァルティング」
「の、ような、特殊な経歴の人もいる」
「――昔、超知性体〈それ〉の施設で、神隠しに遭った、結果?」
「――どこか、特殊になってしまった?」
「ヴァトロクス=ヴァムの精神放射に、自力で抵抗できました」
「で」
「こうした人々は~」
「――超知性体〈それ〉が助けてくれるかも?」
「――タラニス島に、逃げようっ」
「続々と~」
「タラニス島へ、集まりつつありました」
「……」
「かくして」
「ポルフィノとパルフィナの兄妹が、タラニス島に到着してみると~」
「――あれ?」
「――羽化できなくて、難渋している蝶がいる?」
「――助けてあげなくちゃ」
「――ぱたぱた」
「で」
「――なんだか、オレたちにも出来ることがあるかも」
「――あるかもー」
「ポルフィノとパルフィナの兄妹は、何やら決意を固めたり」
「……」
「シャンダ・シャーモットさん」
「レンス・エビオン」
「フスリク・ヴァルティング」
「3名が、タラニス島に到着してみると~」
「――ヴォジャル人の彫像?」
「――なんか、あっちを指差してる?」
「向かってみると~」
「巨大な――直径1km、高さ500mの円筒形――雲みたいなモノがある」
「その名も~」
「――〈四天宮〉?」
「気がつけば、3名のような人たちが、たくさん集まっている」
「――ぱたぱた」
「〈黄金放射雨〉が、降ってきて~」
「――ああ、なんか元気になったみたい」
「と、そこへ」
「ポルフィノとパルフィナの兄妹が、何やら呼びかけ」
「――みなさんのエネルギーを集めて~」
「――精神共同体のようなものを作って~」
「――生成した意識蓄積を~」
「――力にして~」
「――〈四天宮〉で、増幅するのですっ」
「――そして~」
「――ヴァトロクス=ヴァムに、一矢報いるのですっ」
「――むむんっ」
「かくして」
「集束した精神エネルギーを~」
「ヴァトロクス=ヴァムの使い魔的な存在=シガ人ヴォレマー・コレマへ」
「――ごごごっ」
「一瞬~」
「シガ人ヴォレマー・コレマを、吹き飛ばしたように見えました」
「が」
「一瞬の後~」
「そこに出現したのは、赤紫に輝く炎球」
「――かぁっ」
「集束した精神エネルギーを、撃ち返してきたのでした」
「――ごごごっ」
「かくして」
「この反撃により~」
「タラニス島の人たちが集めた意識蓄積は、ばーんと決壊」
「精神共同体に参加していた数百人は、地面をのたうちまわる」
「と」
「そんなところへ」
「――わはは……は?」
「イホ・トロトと救出した人々が乗る〈銀球〉が、到着」
「さらに」
「そんなところへ」
「〈四天宮〉の台座が、ちらついた、と思ったら~」
「――あれ?」
「――〈四天宮〉から、誰か出てきた?」
「見れば、イホ・トロトのかつての知人――故人――ばかり」
「――リバルド・コレッロ?」
「――ロード・ツヴィーブス?」
「――ダライモク・ロルヴィク?」
「――タッチャー・ア・ハイヌ?」
「――ネズミビーバーが……いっぱい?」
「――わはは」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 強いんだか、弱いんだか。


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