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631 [2010/09/06]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2559 . Marc A. Herren / Splitter des Bösen / 悪の欠片
2560 . Arndt Ellmer / Das Raunen des Vamu / ヴァムの囁き
2561 . Arndt Ellmer / Insel der goldenen Funken / 黄金放射の島
2562 . Susan Schwartz / Die Tryonische Allianz / トリョニック同盟
2563 . Susan Schwartz / Im Zentrum des Feuerauges / 炎眼の中心で

□ Perry Rhodan-Heft 2559話「悪の欠片」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2559.html ]

 コナジェント市=海緑色都市――時空を航行する都市のひとつ――

「殲滅スーツを装着した、アラスカ・シェーデレーアは~」
「サンブリ・ユラさん捜索のため、海緑色都市に潜入」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルを、助けたところで~」
「――?」
「――なんだか……周囲がちらちらしたり、ひゅーひゅー音がする?」
「試してみると、《光力》と連絡がとれません」
「――まさか……海緑色都市が、発進した?」
「そこへ」
「エントン人の女の子の幻影、出現」
「アラスカ・シェーデレーアから、すれば~」
「――サンブリ・ユラさん……ではないけれど、救いの天使?」
「でも」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルから、すれば~」
「――アレは……この都市に災厄をもたらす疫病神ですっ」
「なんて、やっているうちに」
「――周囲のちらちらが、消えた?」
「エントン人の女の子も~」
「――消えた?」

 海緑色都市――どうやら、時空を航行中――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「レジナルド・ブルから、聞いたことがありました」
「――えーと、星系スターダストの惑星カタラクトで?」
「――えーと、いろいろな色をした時空航行都市が、あって?」
「――えーと、都市の中心部に博物館ホールが、あって?」
「――えーと、博物館ホールに〈時間センター〉の門が、あって?」
「――えーと、〈時間センター〉が、都市の運行を制御している……んだっけ?」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルを、連れて~」
「――まずは、都市の中心部を目指そう」
「都市は、あちこち破壊されている、ようですが~」
「都市の中心部は、比較的、無事みたい」
「――ばーん」
「――ばばーん」
「都市の中心部が、無事なのは~」
「――武装した一派が、侵入しようとして?」
「――都市の中心部に立てこもった市民が、防衛してるから?」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――殲滅スーツを着ているから、安心だし」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルも~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――優秀な宇宙服を着ているから、安心です」
「ところが」
「殲滅スーツは、周囲の機械の性能発揮に良くない性質を持っています」
「――一緒に行っては、キミのバリアが危ないし」
「別々に、都市の中心部に入ることにします」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「殲滅スーツを着ているから、安心……なんてコトはなく」
「都市の中心部を防衛している市民の側から、してみると~」
「――なんか、怪しい服のヤツが来る?」
「――なんか、仮面を着けて、顔を隠してる?」
「――なんか、仮面の下が、うにょうにょ+ぴかぴか……顔が燃えてるぞっ」
「――!」
「パニックに、駆られ~」
「――どどーん」
「アラスカ・シェーデレーアに、砲火集中」
「殲滅スーツのお陰で、直撃こそはありませんが~」
「――前も……見えないっ」
「けっこう、危機的状況です」
「見かねた、ジャラノク種族のコルテ・ハンネルは~」
「自分の宇宙服のバリアが弱くなってるのにも、構わず」
「――うぉぉぉっ」
「アラスカ・シェーデレーアを抱えて、一気に防衛ラインを突破」
「陣地に入って、バリアを切ったところで~」
「両名は、捕獲されます」
「まあ」
「即刻射殺されなかっただけ、良しとしましょう」

 海緑色都市・中心部――

「中心部に立てこもる市民たち、の代表は~」
「ネコ的な種族のイノ・タルワールーア――けっこう、人格者」
「話も、聞いてくれるし」
「状況も、説明してくれたり」
「――都市の外縁部は、〈悪〉の支配下にあるっ」
「――ジャラノク種族は、〈悪〉と一緒に都市に来たっ」
「――ジャラノク種族は、〈悪〉の手先だっ」
「アラスカ・シェーデレーアは、ともかく連れを弁護します」
「――だが、このコルテ・ハンネルは~」
「――このアラスカ・シェーデレーアに、生命を救われて~」
「――このアラスカ・シェーデレーアに、仕える、と宣言したのだし」
「――主人である、このアラスカ・シェーデレーアが責任を持つし」
「処分は保留、となりました」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルを、連れて~」
「――つぎに、博物館ホールを目指すんだ」
「市民たちの代表イノ・タルワールーアは~」
「――行くんじゃないっ……博物館ホールは……」
「警告して、くれたのですが」

 海緑色都市・中心部・博物館ホール入口――

「早速」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――サンブリ・ユラさんが残した、スターサファイア?」
「発見します」
「アラスカ・シェーデレーアが、触れてみると~」
「――ぴかー」
「閃光の中で、サンブリ・ユラさんの立体映像、出現」
「――権利のあるヒトにしか、見せない映像なのよっ」
「――キン・シというのが、ボットネットを狙っていてっ」
「――阻止しようと介入して、反対に捕獲されてしまったのよっ」
「と、ここまでは、周知のこと」
「――ワタシを捜索するなら……次は、〈黒い歌〉を、探すのよっ」
「――まあ……まずは、この都市の〈時間センター〉を、目指しなさいっ」

 海緑色都市・中心部・博物館ホール内部――

「そこは~」
「いわゆる、プシオン的な迷宮のような絶対の闇」
「アラスカ・シェーデレーアの頭をよぎる、いくつかの概念」
「――ヴァトロクス?」
「――ヴァム?」
「――ヴァトロクス=ヴァムは、海緑色市を手に入れたくて?」
「――でも」
「――海緑色市が、逃走して?」
「――でも、その時には、すでに?」
「――海緑色市には、ヴァトロクス=ヴァム配下のジャラノク種族がいて?」
「――ヴァトロクス=ヴァムが置いた、〈欠片〉もいて?」
「アラスカ・シェーデレーアが~」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルに、真偽を問うと~」
「――そうです」
「――自分、ヴァトロクス=ヴァムさまに、仕えていました」
「――でも、自分は、〈欠片〉とは、接触したこと、ありませんけど」
「なには、ともあれ」
「ここは、プシオン的な迷宮のような絶対の闇」
「〈欠片〉は~」
「幻影みたいなものを、繰り出しては~」
「――こっちよーん」
「混乱を、誘いますが」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「殲滅スーツの力を、信じる」
「――こっちだっ」

 海緑色都市・中心部・博物館ホール・〈時間センター〉――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルと、一緒に~」
「ついに、〈時間センター〉へ到達」
「――あ」
「エントン人の女の子の幻影が、います」
「アラスカ・シェーデレーアから、すれば~」
「――サンブリ・ユラさん……とは違うけれど、ふたりいる?」
「ところが」
「経緯は、定かでありませんが~」
「エントン人の女の子2名は~」
「――わたしたちは、〈欠片〉の下僕っ」
「と、敵対的」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「やむを得ず、必殺技〈仮面の下のモノ〉、炸裂」
「――!」
「エントン人の女の子2名は、半死半生です」
「と」
「――床に、サンブリ・ユラさんのスターサファイアが1粒?」
「――ぐぬっ」
「――なんだ、動かないぞ」
「でも」
「アラスカ・シェーデレーア+殲滅スーツは超強力」
「――うぉぉっ」
「――がこっ」
「スターサファイアを、はずしてしまいます」
「と」
「――はっ」
「意識を喪失していたエントン人の女の子が、覚醒」
「――あーっ」
「――スターサファイアがっ」
「どうやら~」
「〈仮面の下のモノ〉のおかげで~」
「ダメージも、ありますが~」
「〈欠片〉の支配を、脱した様子」
「――〈欠片〉は、都市が航行しているうちは、充分に影響できないのです」
「――だから」
「――サンブリ・ユラさんが~」
「――スターサファイヤを錨がわりに、都市を航行中のままにしてあったのに」
「――どうして、取っちゃったんですかぁ?」
「アラスカ・シェーデレーアとしては~」
「――オレが、都市の安全を脅かした?」
「衝撃が、大きかったり」
「サンブリ・ユラさんが、いないのでは~」
「スターサファイヤは、もう元に戻せないらしく」
「とりあえず」
「いきさつを、聞いてみましょう」
「――わたしたちは~」
「――サンブリ・ユラさんが~」
「――ボットネットの設計者ショロウブワ氏を、探して~」
「――この都市に来たとき、同行したのです」
「――でも」
「――ボットネットの設計者ショロウブワ氏は~」
「――不死のはずなのに、もう死んでいたのです」
「――都市の住民は~」
「――ボットネットの設計者ショロウブワ氏の遺産を~」
「――都市の博物館ホールに、収納していたのです」
「――ところが」
「――わたしたちとサンブリ・ユラさんが、到着したとき~」
「――都市の外縁部は、〈欠片〉に支配されていました」
「――サンブリ・ユラさんは~」
「――都市の安全のために~」
「――スターサファイヤ1粒を錨がわりに、都市を航行中のままにしたのです」
「――わたしたちは、見張り役として、ここに残ったんです」
「――ところが」
「――わたしたちは、〈欠片〉に捕まって、下僕にされてしまったのです」
「サンブリ・ユラさんの手掛かり〈黒い歌〉のことを、聞いてみましょう」
「――〈黒い歌〉?」
「――そういえば、〈歌うブラックホール〉というのが、どこかに……」
「――うっ」
「――!」
「ここで突然、〈欠片〉の影響力が、強くなったり」

 海緑色都市・中心部・博物館ホール・〈時間センター〉――

「〈欠片〉は~」
「都市の中央部への攻撃に、全力を投入」
「と、なれば」
「――このコルテ・ハンネルが、攻めてくる軍勢を、一時的に、なんとかっ」
「――このアラスカ・シェーデレーアが、都市の航行装置をなんとかっ」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「殲滅スーツの助けで、都市の航行装置の機能を、麻痺させて~」
「ジャラノク種族コルテ・ハンネルと~」
「意識不明のエントン人の女の子2名を、連れ~」
「〈時間センター〉から、脱出」

 海緑色都市――

「スターサファイヤの錨は、すでになく~」
「〈欠片〉は、都市を制御下に置いた、という危機的状況」
「意識不明のエントン人の女の子2名は~」
「〈仮面の下のモノ〉+〈欠片〉のおかげで~」
「二重のダメージ」
「――はっ」
「重体のエントン人の女の子Aが~」
「なんとか、意識を取り戻し~」
「――こ……ここに……〈歌うブラックホール〉の座標が……」
「アラスカ・シェーデレーアに、データの入った投影装置をくれました」
「――はっ」
「重体のエントン人の女の子Bが~」
「なんとか、意識を取り戻し~」
「――わ……わたしは……〈欠片〉の下僕っ」
「――ぼかっ」
「アラスカ・シェーデレーアの頭を、光線棍棒で一撃」
「――うっ」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「意識を失い、昏倒」
「仮面も割れて……というか、仮面がなければ死んでいたかも」
「本当ならば、装着者を守るはずの殲滅スーツですが~」
「装着者が〈このコは敵ではないのだ〉と言っていた、ので~」
「どつかれたくらいでは、守ろうとしなかった、らしい」
「で」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルは~」
「――!」
「咄嗟に、エントン人の女の子Bの首を、ぽっきり」
「やむを得ない感じの、展開でした」
「ところが」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――はっ」
「意識を取り戻したとき、朦朧としていました」
「――サ……サンブリ・ユラさんが……」
「――キミが、サンブリ・ユラさんを、殺したのかっ」
「――殺してやるっ」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルは、悪くありません」
「でも、装着者の敵を滅ぼすのが殲滅スーツです」
「――うわわっ」
「死にそうになった、ジャラノク種族のコルテ・ハンネルは~」
「恐怖から、手近なモノをつかんで逃走」
「……」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「いろいろと、後悔なんかも、しながら~」
「――〈超高次元周波帯の窓〉っ」
「コスモクラートの超技術で~」
「宇宙船《光力》への通路を開き~」
「まずは、ほとんど死にそうなエントン人の女の子Aを、運んで~」
「もう一度、都市へと戻る」
「と」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルが、待っていました」
「アラスカ・シェーデレーアとしては~」
「ここは、まず謝るところです」
「――一緒に、《光力》に来てはくれまいか?」
「誘いますが~」
「――もうイヤです」
「――コワイです」
「――勘弁してください」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「エントン人の女の子Bの遺体と~」
「〈歌うブラックホール〉の座標を記録した投影装置を、抱え~」
「――〈超高次元周波帯の窓〉っ」
「ジャラノク種族のコルテ・ハンネルは~」
「敵のただなかに置き去り、というコトに、なったのでした」

 コスモクラート製の青い転子状宇宙船《光力》――

「《光力》の船載脳〈ダン〉、曰く」
「――分析の結果~」
「――海緑色市の状況は、たいへんに危険です」
「――宇宙のどこかに甚大な被害を及ぼす前に、破壊しなければ、です」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「最後に~」
「都市が次に完全に物質化したところで、点火するような命令を仕掛けたり」
「けっきょく~」
「ほとんど死にそうだったエントン人の女の子Aは、やはり手遅れ」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「形見の投影装置を、《光力》の小人アンドロイド3名に預けて、解析依頼」
「かくして」
「宇宙船《光力》は、〈歌うブラックホール〉に、向かう」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「殲滅スーツを、もとあった保管場所に戻すと~」
「――ぽっとん、ぽっとん」
「回収したスターサファイヤを、手袋の中に溜めてみたり、しているのです」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 長いのに実りが少ない戦いってのも、それはもう、あるもので。


d-information ◆ 631 [不定期刊] 2010/09/06
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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