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630 [2010/08/30]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2558 . Marc A. Herren / Die Stadt am Ende des Weges / 行き止まりの都市
2559 . Marc A. Herren / Splitter des Todes / 死の欠片
2560 . Arndt Ellmer / Das Raunen des Vamu / ヴァムの囁き
2561 . Arndt Ellmer / Insel der goldenen Funken / 黄金放射の島
2562 . Susan Schwartz / Die Tryonische Allianz / トリョニック同盟
2563 . Susan Schwartz / Im Zentrum des Feuerauges / 炎眼の中心で

□ Perry Rhodan-Heft 2558話「行き止まりの都市」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2558.html ]

 コスモクラート製の青い転子状宇宙船《光力》――

「目下、船長のサンブリ・ユラさん――エントン人――は、行方不明」
「エロイン・ブリゼル」
「ファルン・ヴィラウフ」
「ンツル・リンド」
「《光力》の小人アンドロイド3名と~」
「《光力》の船載脳〈ダン〉は~」
「どういう思考の、結果なんだか」
「惑星テラのアラスカ・シェーデレーアに、助力を依頼」
「――サンブリ・ユラさんの消失?」
「――まかせろっ」
「で」
「先般~」
「――キン・シというのが、ボットネットを狙っていて?」
「――阻止しようとした、サンブリ・ユラさんも、掠われた?」
「サンブリ・ユラさんが残したスターサファイアを、手掛かりに~」
「目下、宇宙を航行中」

 青い転子状宇宙船《光力》――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「船載脳〈ダン〉も把握していないとかいう、船内の一角を~」
「サンブリ・ユラさんの手掛かりを探して、探索中」
「――?」
「――なんで、山とか川とか動物とか木……なんかが、あるの?」
「猫が山を『がぶっ』てして、道を作ってくれました」
「――にやにや」
「笑いを残して、消えました」
「――オレは、精神安定化手術を受けたんだぞぉぉぉ」
「燕尾服を着たウサギが、走っていたり」
「――遅れちゃうよっ」
「追いかけて、黒い穴に落ちてみたり」
「――オレは、ブラックホールは体験済みなんだぞぉぉぉ」
「落ちたところは」
「――エントン人……昔のエントン人の村?」
「原始的に焚き火が燃えて、どんどこどんどこ、やっています」
「――そういえば~」
「――最初に《光力》に忍びこんだときにも、へんな世界に踏みこんだような」
「――こんな状況で正気を保ってるオレって……凄いんだか、アレなんだか」
「ともあれ」
「エントン人(昔)の女の子に、話しかけてみましょう」
「――は、はろー?」
「――……」
「話を、してくれません」
「しかたなく~」
「いろいろ、見ていて~」
「アラスカ・シェーデレーア、思うに」
「――ココって、サンブリ・ユラさんの情緒航海記、みたいなモノなのかも」
「――サンブリ・ユラさんの孤独?」
「――サンブリ・ユラさんの憂鬱?」
「――みたいなモノを、感じるんだよなあ」
「そのうち」
「焚き火の脇にいたエントン人(昔)の男性と、話が通じました」
「――サンブリ・ユラさんを、知ってますか?」
「写真を、見せると~」
「――その〈朝姉さん〉なら、知ってるデス」
「みたいな回答」
「――サンブリ・ユラさんの行方を、知りませんか?」
「なんて、尋ねてみると~」
「――知らないデス」
「みたいな回答」
「で」
「先方、曰く」
「――アナタは、仮面で禁忌を隠していますか?」
「――ワタシたちの禁忌は、コレです」
「見せられたのは、殲滅スーツ」
「周知のとおり~」
「殲滅スーツは、アラスカ・シェーデレーアのトラウマです」
「――オレの、殲滅スーツぅぅっ」
「手を伸ばしますが、触れることができません」
「――オレの、殲滅スーツぅぅっ」
「涙があふれて、止まらなくなり~」
「涙の川に、押し流されて~」
「――ぶくぶく……」
「――はっ」
「アラスカ・シェーデレーアは、《光力》の司令室で目を覚ましたり」

 宇宙船《光力》は、スターサファイアに記録された座標に到達――

「――小惑星――空気もない――が、ひとつ?」
「――小惑星の表面に、都市がひとつ?」
「――都市の色は……海緑色?」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「レジナルド・ブルから、聞いたことがありました」
「――えーと、星系スターダストの惑星カタラクトで?」
「――えーと、いろいろな色をした時空航行都市が、あって?」
「――えーと、停車場周辺の知性体をおびきよせて、住民にしてるんだっけ?」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――一定時間が経過したら、ココへ戻ってくるように~」
「――宇宙服を、プログラムして~」
「――いざ、突入っ」
「……」
「一定時間が経過して、宇宙服の自動操縦で戻ってきました」
「――あー、危なかったぜ」

 宇宙船《光力》――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「考えた」
「――殲滅スーツさえあれば、海緑色都市の誘惑なんて」
「念のため、こんなことも考えてみた」
「――べ……別に殲滅スーツが着たいから、言ってるわけじゃないんだぞ」
「で」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「ふたたび、エントン人(昔)の村へ」
「――は、はろー?」
「エントン人(昔)の女の子――先日、無視をくらった――に、再度アタック」
「どうやら~」
「話ができないだけで、意思疎通はできるみたい」
「仲良く、なりました」
「親密に、なりました」
「だから、そういう関係になろうかな、というトコロで」
「――素顔を見せろ、って?」
「――だから、コレは……まずいってば……あ」
「さいわい~」
「エントン人(昔)の女の子は、発狂したりすることもなく」
「そういう関係になって、そうしている最中」
「――あれ?」
「――なんだか、このコがサンブリ・ユラさんに見える?」
「相手のコ≒サンブリ・ユラさんが~」
「――破らなければいけない禁忌も、あるのよ」
「と、囁いたような、気もしたり」
「――えーと、どういう意味、かな?」
「考えてみましたが~」
「達したところで、どうでも良くなってしまいました」
「で」
「事後」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「殲滅スーツのところへ、行ってみる」
「――オレの、殲滅スーツぅぅっ」
「手を伸ばすと、今度は、触れることができたりして」
「――オレの、殲滅スーツぅぅっ」
「ばさっと、身につけ~」
「――はっ」
「アラスカ・シェーデレーアは、現実の世界に戻ってきました」

 アラスカ・シェーデレーア+殲滅スーツは、海緑色都市に突入――

「とりあえず~」
「――誘惑には屈しない、って感じだな」
「都市を調査、してみると~」
「――住民が、殺気立ってる?」
「――たったひとり――爬虫類ぽい――を、追い詰めてる?」
「助けてみました」
「――名前は、コルテ・ハンネル?」
「――種族は、ジャラノク?」
「で」
「コルテ・ハンネル、曰く」
「――貴様は命の恩人だから、一生お仕えしてやるぜ」
「まあ、何というか」
「言葉が100%通じているかは怪しいわけで」
「アラスカ・シェーデレーアとしては~」
「そこいらあたりは、聞き流して」
「目的は、サンブリ・ユラさんの捜索です」
「――サンブリ・ユラさんを、知ってますか?」
「写真を、見せると~」
「――そ……そんなヒト、知らないデス」
「みたいに、微妙に怪しげ」
「――スターサファイアを、知ってますか?」
「写真を、見せると~」
「――み……見たことあるような、デス」
「みたいな回答」
「で」
「そんなこと、やっていると~」
「どうしたのか、コルテ・ハンネルが~」
「――るるるー」
「壊れたプレーヤーみたいに、歌っていたり」
「――?」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「気がつきました」
「――まさか……海緑色都市が、発進した?」
「試してみると、《光力》と連絡がとれません」
「――まずいなー」
「途方に、くれていると~」
「――あ、白い服を着たヒトが見える?」
「――あ、なんだか、サンブリ・ユラさんみたいな?」
「――あ、間違った、ごめん……あのエントン人(昔)のコ?」
「――あ、あー」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「身体を丸めて、意識をなくしてしまうのでした」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 こんな感じで、8月が終わります。


d-information ◆ 630 [不定期刊] 2010/08/30
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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