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629 [2010/08/23]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2557 . Arndt Ellmer / Der Mentalpilot / メンタル・パイロット
2558 . Marc A. Herren / Die Stadt am Ende des Weges / 行き止まりの都市
2559 . Marc A. Herren / Splitter des Todes / 死の欠片
2560 . Arndt Ellmer / Das Raunen des Vamu / ヴァムの囁き
2561 . Arndt Ellmer / Insel der goldenen Funken / 黄金放射の島
2562 . Susan Schwartz / Die Tryonische Allianz / トリョニック同盟
2563 . Susan Schwartz / Im Zentrum des Feuerauges / 炎眼の中心で

□ Perry Rhodan-Heft 2557話「メンタル・パイロット」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2557.html ]

 恒星に偽装した商星の周囲に、2万の円盤世界が巡る、閉鎖空間――

「少し、整理してみましょう」
「まず~」
「閉鎖空間の境界は、プシ物質からなる球状の壁――直径2億2800万km」
「中心に恒星がある中空の球体といえば、思い出すのがダイソン球」
「機能とか考え方は違うのは、承知の上で~」
「とりあえず、形からダイソン球と称することにしてみます」
「次に~」
「閉鎖空間の中心にある商星――栗毬状の巨大宇宙ステーション」
「中央球体は、直径3040km」
「棘は62本――長さは各種ありますが、最長で680km」
「なので」
「商星の差し渡しは、最大3040+680×2=4400km」
「で」
「この商星が、殻をかぶって~」
「恒星――直径1100万km――に偽装、していたりする」
「最後に」
「円盤世界――直径150kmの平面の人工地盤の上にバリアのドーム――が~」
「ダイソン球のすぐ内側に、およそ2万個」

 宇宙船《ミクル=ジョン》、ダイソン球内――

「ミクル――《ミクル=ジョン》のツクモ神のようなモノ――は~」
「ペリー・ローダンに対して、曰く」
「――ワタシの操縦士になってください」
「で」
「前回~」
「ペリー・ローダンは~」
「ミクルに案内されて、アヤしい槽に閉じこめられて~」
「精神的にあれこれ弄られる恐怖、に駆られ~」
「もがいているうちに、意識がトンでしまいます」
「――まさか……オレ、死んだ?」
「そもそも~」
「ミクルは、過去の操縦士の残留思念とか地縛霊をもとに、生まれたわけで」
「ミクルを構成する、過去の操縦士の幽霊が~」
「――ボクは、ガンダー・トレソク」
「――ワシは、マメク・フォーレボ」
「――あっしは、ウェンデラビムルでさ」
「ペリー・ローダンに、話しかけたり」
「――おー、アナタの魂は、操縦士にふさわしいっ」
「――ちぎれた意識をつなぎあわせるのを、手伝いましょう」
「――ほーれ、つながりましたぜ」
「とか、やっているうちに~」
「どうやら」
「ペリー・ローダンの精神は~」
「《ミクル=ジョン》と、しっかり結ばれてきたようです」

 星系スターダスト、惑星アヴェダ――

「本来なら~」
「モンドラ・ダイアモンドさんは、商星にいて~」
「商星の一角に囚われた《ジュール・ヴェルヌ》の~」
「解放作戦を、指揮すべきところ」
「前回~」
「――頼んだわよー」
「解放作戦は、部下たちに一任」
「商星内部を、ウロウロするうち~」
「――商星の機械都市で、ホムンクと会う、夢をみて?」
「――先般、人工惑星ワンダラーの機械都市であったコトを、思い出して?」
「――商星で、目を覚まして?」
「――商星の機械都市のドームに、入ってみたら?」
「――ココって……〈1000の試練のセンター〉?」
「――星系スターダスト、惑星アヴェダ?」
「じつは~」
「ホムンクと会う夢を見て、のあたり以降~」
「きちんと目が覚めたのか、すこぶる怪しい」
「――ペットのラモズだって、ココでにゃあにゃあ鳴いてるし?」
「――それとも?」
「――ラモズもいっしょに、夢を見てるとか?」
「とりあえず~」
「深く考えるのは、やめておきます」
「で」
「夢かもしれない、星系スターダストの〈1000の試練のセンター〉――」
「周囲では~」
「科学者の一団が、働いています」
「――は、はろー?」
「無視されました」
「どうやら~」
「全員が超知性体〈それ〉から出てきた投影像か何か、みたいな」
「――あ、ホムンク?」
「――え、なんで逃げるの?」
「ラモズの直感を頼りに、追いつくと~」
「ホムンク、示唆して曰く」
「――だから、本当に必要なことに、集中してくだいってば」
「――そうすれば、ペリー・ローダンを本当の意味で助けられるのです」
「はぐらかされました」

 《ミクル=ジョン》、ダイソン球内――

「――はっ」
「ペリー・ローダンは、アヤしい槽から起き上がり~」
「コンセプト、フェルマー/ラス」
「商星で知り合った、ハイパー水晶生命体クルンスタル」
「両名が心配している、司令室へ」
「操縦席に、腰かけてみると~」
「――おー、オレの魂がグレートにっ」
「意識の拡大」
「――おー、オレが《ミクル=ジョン》っ」
「思っただけで、すいすい動かせる」
「調子に乗って」
「――ためしに、《ジュール・ヴェルヌ》と、連絡なんかもっ」
「言っては、みましたが~」
「先方は、まだ商星の一角に囚われたまま」
「通信は、つながりません」
「で」
「ペリー・ローダンと、しては~」
「《ミクル=ジョン》が観測した結果について、ミクルと話をしたり」
「現地のヒト=ハイパー水晶生命体クルンスタルと、話をしたり」
「――ちょっと前に~」
「――不審人物が、商星に侵入した、と思われ?」
「――ダイソン球を構成するプシ物質が、制御不能になった、と思われ?」
「――ダイソン球のプシ物質が、不安定になって、危機的状況に?」
「なんて、経緯を確認して」
「で」
「前回、調査しようとして~」
「接近したら、防衛システムのようなモノに、邪魔されてしまった怪現象」
「すなわち、商星から30万kmの距離に発生した、直径150kmの現象」
「すなわち、プシ爆発のような、霧の塊のようなモノ、ふたつ」
「とりあえず、雲と表現しておくことにして」
「ペリー・ローダンと、しては~」
「――あの雲のどちらかに、是非、突入したいっ」
「で」
「操縦士ペリー・ローダン+《ミクル=ジョン》は~」
「商星方面へ、進路をとる」
「と」
「突然~」
「ペリー・ローダンと《ミクル=ジョン》の接続が、切れました」
「――!」
「《ミクル=ジョン》は、操縦不能」
「――オレに、心の壁があるから?」
「自省しても、はじまりません」
「――まあ、機械なんて、つなぎ直して、スイッチ入れなおせば……」
「操縦席に、腰かけ直してみると~」
「――おー、オレが《ミクル=ジョン》っ」
「動きました」
「なんとなく、不安では、ありますが~」
「商星を包む偽装恒星まで10万kmのあたりまで、接近」
「さて」
「問題は、プシ嵐まきおこる雲内部への突入方法」
「ペリー・ローダンは、考える」
「――そうだっ」
「――オレのクラスB制御装置――超知性体〈それ〉からもらった――をっ」
「――スイッチ・オンして……うわわわっ」
「ペリー・ローダンは、頭の中で何か爆発したみたいな気がして」
「――スイッチ・オフ……ほっ」
「――あー、びっくりしたぞ」
「――なんだか、搬送筒の連絡図とかが、頭に焼きついた感じだよー」
「――それに……なんだって?」
「――もう1基の制御装置……と、同期しないといけない?」
「――えーと?」
「――《ミクル=ジョン》のどこかに、別に制御装置が1基ある?」
「《ミクル=ジョン》の意識ミクルは~」
「――そ……そんなモノ、あるわけないんですからねっ」
「その制御装置の存在を知りませんでした」
「が」
「まあ、やってみましょう」
「ペリー・ローダンのクラスB制御装置と~」
「《ミクル=ジョン》のどこかに1基あるらしい制御装置を~」
「同期、してみると~」
「ペリー・ローダン+《ミクル=ジョン》の能力に、新たな展開」
「――この商星を、他の商星とつなげられるようになったみたい?」

 星系スターダスト、惑星アヴェダ〈1000の試練のセンター〉――

「1日、経過――」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「〈1000の試練のセンター〉を探検」
「――誰も、相手をしてくれないけど~」
「――いいわよ。勝手にするから」
「――例の巻物みたいなモノを、解析よ」
「眺めて、みますが~」
「良くわかりません」
「と」
「働いている科学者のひとりが、モンドラさんと意思疎通できるようです」
「――えーと?」
「――歴史の教科書に載ってた……」
「モンドラ・ダイアモンドさんは、その科学者に見覚えがある」
「――ワリンジャー教授?」
「そのワリンジャー教授、曰く」
「――今回のワタシは、〈1000の試練のセンター〉の警備員的なモノです」
「――〈1000の試練のセンター〉は~」
「――超知性体〈それ〉が、目下の敵と戦うための重要施設でもあるのです」
「その後も」
「ワリンジャー教授とは、何度も会いましたが」
「特段の情報は、もらえず」
「はぐらかされました」
「……」
「何週間も、経過――」
「ホムンクとも、また、会いましたが」
「――〈銀河の謎〉パート2の準備はできているのですが……」
「――詳細は、秘密です」
「特段の情報は、もらえず」
「はぐらかされました」

 《ミクル=ジョン》、ダイソン球内――

「ペリー・ローダンは~」
「――オレのクラスB制御装置――超知性体〈それ〉からもらった――でっ」
「プシ物質を制御することが、できるようです」
「――雲みたいなモノに、通路をっ」
「――お、トンネルが開いた」
「《ミクル=ジョン》は、雲みたいなモノに、突入」
「――ごごごっ」
「……」
「雲みたいなモノの中には~」
「――細長い金色の円筒――全長1177m――2本を?」
「――環でたばねたような、構造物がひとつ」
「――円筒の端には、細い円柱がいくつも生えて?」
「――細い円柱の先には、各1個、球体がついている?」
「これを見て」
「ハイパー水晶生命体クルンスタル、思い出して曰く」
「――プシ物質供給装置、ですねー」
「――昔、任務で行ったことが、あるですよー」
「――懐かしいですよー」
「見ている、うちに~」
「プシ物質供給装置から~」
「――ぷしゅ」
「球体=小型ゾンデ1基が、発進」
「プシ物質を追い掛けて、高速で飛んでいったり」
「で」
「ペリー・ローダンは~」
「コンセプト、フェルマー/ラス」
「ハイパー水晶生命体クルンスタル」
「両名をともない、プシ物質供給装置に突入」
「……」
「――懐かしいですよー」
「ハイパー水晶生命体クルンスタルの案内で、無人の司令室へ」
「立体映像など、眺めていると~」
「――ぷしゅ」
「――球体=小型ゾンデ1基が、発進」
「――《ミクル=ジョン》に、向かっている?」
「――フェルマー/ラス、緊急テレポートで戻るのだっ」

 星系スターダスト、惑星アヴェダ〈1000の試練のセンター〉――

「時間が、経過」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――誰も、相手をしてくれないけど~」
「――いいわよ。勝手にするから」
「例の巻物みたいなモノを、さらに調べていると~」
「――あれ、この一山分が、シリーズになってる?」
「ワリンジャー教授に、尋ねてみますが」
「特段の情報は、もらえず」
「また、はぐらかされました」
「と」
「突然」
「〈1000の試練のセンター〉に、武装した暴徒が乱入」
「――星系スターダストの植民者さんたち、よね?」
「――なんで、ワタシが追われるの?」
「――ひいっ」
「すると」
「――(こっちです)」
「ホムンクが、隠し扉から手招きしてる」
「――ああ、この超展開……なんだか、やっぱり夢っぽいわねー」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「ホムンクの手引きで、暴徒の手を逃れると~」
「機械都市の中心――なぜか凍りついている――に、来ていました」
「――ぱきぱき……」
「――?」
「氷が、剥がれて消えていくのを、見たところで~」
「――ああ、この超展開……超知性体〈それ〉のメッセージかも?」
「何かに気付いた感じの、モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――うっ」
「意識が、遠のいていくのでした」

 《ミクル=ジョン》、ダイソン球内――

「ペリー・ローダンは~」
「操縦席に、腰かけて~」
「――おー、オレが《ミクル=ジョン》っ」
「球体=小型ゾンデから、逃げようとしますが~」
「球体=小型ゾンデはバリアを突破、外殻にとりつき~」
「突然」
「――!」
「《ミクル=ジョン》を強制遷移・強制退去させます」
「で」
「調子に乗っていた、ペリー・ローダンは~」
「――うっ」
「意識が、遠のいていくのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 まだまだ暑いですね。いやほんとに。


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