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628 [2010/08/16]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ドイツSF大賞 2010
◇ペリー・ローダン近況


◆ドイツSF大賞 2010

 本年の Deutscher Science Fiction Preis 受賞作品。
 9月18日、ライプツィヒのSFCD大会にて受賞式。

・Bester Roman 長篇部門
 Karsten Kruschel / VILM / ヴィルム
 ――Der Regenplanet + Die Eingeborenen の2作で受賞、WURDACK社

・Beste Kurzgeschichte 短篇部門
 Matthias Falke / Boa Esperanca / ボア・エスペランサ
 ――同名の短篇集に収録。Books on Demand 社

【関連サイト】
・ドイツSF大賞のサイト
[ http://www.dsfp.de/ ]


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2556 . Christian Montillon / Im Innern des Wunders / 奇蹟の内側
2557 . Arndt Ellmer / Der Mentalpilot / メンタル・パイロット
2558 . Marc A. Herren / Die Stadt am Ende des Weges / 行き止まりの都市
2559 . Marc A. Herren / Splitter des Todes / 死の欠片
2560 . Arndt Ellmer / Das Raunen des Vamu / ヴァムの囁き

□ Perry Rhodan-Heft 2556話「奇蹟の内側」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2556.html ]

 恒星に偽装した商星の周囲に、2万の円盤世界が巡る、閉鎖空間――

「ペリー・ローダン」
「コンセプト、フェルマー/ラス」
「商星で知り合った、ハイパー水晶生命体クルンスタル」
「円盤世界探検部隊一行――もと商星突入部隊の半分――を乗せて~」
「宇宙船《ミクル=ジョン》は~」
「円盤世界フレリノを発進して、商星へ」
「と」
「《ミクル=ジョン》の船載機器が~」
「――偽装恒星なのに、太陽爆発を探知?」
「――爆燃するプシ物質の相互作用、らしい……つまりプシ爆発?」
「さらに」
「――同種のプシ爆発が?」
「――閉鎖空間の生存圏=円盤世界の軌道でも、ちらちら?」
「――調査だっ」
「《ミクル=ジョン》が、目指すのは~」
「商星から30万kmの距離に発生した、直径150kmのプシ爆発現象2つ」
「もうすぐ到着、というトコロで~」
「――!」
「――何か……出た?」
「網のような影っぽいモノが1つ、出現」
「――迫って……くる?」
「――振り払え……ない?」
「網のような影っぽいモノは~」
「追いつくと、《ミクル=ジョン》を~」
「――くるん」
「と、包んで、15万kmを、遷移」
「プシ爆発とは無縁の宙域に~」
「――ぺっ」
「と、吐き出すと~」
「――あ……消えた」

 宇宙船《ミクル=ジョン》――

「《ミクル=ジョン》には~」
「意識――過去の操縦士の意識の本質とかが堆積した――が、あります」
「意識は、自称ミクル」
「少女の投影像として、あらわれたりします」
「実体のない投影像なので、触れたりは、できないのですが」
「で」
「投影像ミクルは、ペリー・ローダンに曰く」
「――《ミクル=ジョン》に、操縦士が、いれば~」
「――網のような影っぽいモノくらい、振り払えたのに、です」
「――アナタに、《ミクル=ジョン》の操縦士になってほしいです」
「で」
「ペリー・ローダンが回答しよう、としたトコロで~」
「――!」
「《ミクル=ジョン》の船載機器が~」
「――ジェット流を、探知?」
「――商星=偽装恒星と、閉鎖空間の生存圏=円盤世界の軌道を、つないで?」
「――あ……消えた」
「直径150kmの煮えたぎる雲のような現象を、観察してみると~」
「――雲から、大量のプシ物質が、消えてるみたい?」
「で」
「ペリー・ローダン、先刻のミクルからの提案に~」
「――つまり?」
「――わたしに、《ミクル=ジョン》の操縦士になってほしいと?」
「深く考えず、肯定的回答」
「コンセプト、フェルマー/ラスと、ハイパー水晶生命体クルンスタルに~」
「――ここは、まかせたっ」
「――警戒を、怠らないようにっ」
「指示を残すと~」
「ミクルの案内で、とある船室へ」
「船室内に据えてあるのは、治療槽のようなモノ」
「先般、ペリー・ローダンが一度死んで戻ってきたとき、使った施設です」
「ミクル、曰く」
「――あの時、操縦士としての適性は確認済、なのです」
「――さあっ」
「ペリー・ローダンが、槽に入ると~」
「――!」
「ミクル意識を構成する、過去の操縦士の意識の本質とかが~」
「するすると(精神的に)すりよって、きたり」
「ペリー・ローダンと(精神的に)ひとつになろうと、したり」
「――ちょっと待て……聞いてなーいっ」
「――だから、天井の染みを数えてるうちに、終わりますってば」
「ペリー・ローダンに、自分を(精神的に)捧げる覚悟は、ありません」
「迫るミクルを(精神的に)押しのけて~」
「(肉体的に)槽を出ようと、します」
「が」
「――槽に、鍵をかけました」
「――逃がしませんよ」
「――ぽかっ」
「ペリー・ローダンの意識は、薄れていくのでした」

 一方、商星内部――

「モンドラ・ダイアモンドさん+ペットのラモズ」
「影マークス、プラル」
「半空間シュプール・チェンジャー種族、アキカ・ウリスマキ」
「もと商星突入部隊の半分は~」
「――《ジュール・ヴェルヌ》が~」
「――商星の棘状構造物の1本に発するエネルギー場に、包まれて~」
「――拘束されてるのよっ」
「――商星の棘状構造物の施設を、どうにかして~」
「――《ジュール・ヴェルヌ》を、解放するのよっ」
「――お願いねっ……アキカ・ウリスマキ+一同っ」
「モンドラ・ダイアモンドさんの、号令一下」
「アキカ・ウリスマキ+一同は、問題の棘状構造物へ、進撃開始」
「で」
「別行動をとる~」
「モンドラ・ダイアモンドさん+ペットのラモズと~」
「影マークス、プラル――モンドラさんの指示により残った」
「モンドラ・ダイアモンドさん、曰く」
「――わたしの直感が、告げているのよっ」
「――ラモズが、わたしたちを導いてくれるわっ」
「――にゃあ?」
「で」
「ラモズが、駆けこんだのは~」
「アンスリアン人の遺体が安置された、広間」
「とあるアンスリアン人の遺体の前で~」
「――にゃあ?」
「影マークス、プラルが、調べてみると~」
「――アンスリアン人の遺体の胸部から、超高次元周波帯のエネルギー放射が?」
「――星系スターダストにあったとかいう〈雪玉〉と同じような?」
「――やったわ、ラモズっ」
「モンドラ・ダイアモンドさんの、指示に従い~」
「影マークス、プラルは、肉体から精神を分離」
「精神体として、調査のため、〈雪玉〉に接近」
「が」
「その時~」
「――びびびっ」
「雷に打たれたような衝撃に~」
「モンドラ・ダイアモンドさん、意識喪失」
「――はっ」
「モンドラ・ダイアモンドさんが、覚醒すると」
「影マークス、プラルが~」
「――ごめんなさい」
「――精神体として、〈雪玉〉を見に行っては、みたものの~」
「――得体が知れない、ままなのです」
「……」
「ところで」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「意識を喪失していた、あいだ、夢を見ていました」
「――カオテンダー《ゼンタファー37》指揮官キントラディム・クルックス?」
「――コスモファブリク《マテリア》指揮官トル・サマホ?」
「過去に接近遭遇した両名が~」
「あれこれ、話しかけてくるのです」
「――それと、もうひとり……この声は、誰だっけ?」
「あれこれ、頭を悩ますうちに~」
「大変なことに、気がつきました」
「――先日、人工惑星ワンダラーに行ったとき?」
「――ペリーが、45日間失踪したけど?」
「――じつは、わたしも45日間の記憶がない?」

 商星内部――

「モンドラ・ダイアモンドさん+ペットのラモズと~」
「影マークス、プラル」
「モンドラ・ダイアモンドさん、曰く」
「――わたしの直感が、告げているのよっ」
「――ラモズが、まだまだ、わたしたちを導いてくれるわっ」
「――にゃあ?」
「で」
「ラモズが、駆けこんだのは~」
「商星の奥にある機械都市――人工惑星ワンダラーの都市を思わせる」
「ラモズは~」
「――輝いてるドーム?」
「――地下庫?」
「――塔?」
「そのあいだを、何回も、ぐるぐる」
「モンドラ・ダイアモンドさん、気づきます」
「――3つとも、人工惑星ワンダラーに、まったく同じモノがあった?」
「と」
「その時~」
「――びびびっ」
「雷に打たれたような衝撃に~」
「モンドラ・ダイアモンドさん、意識喪失」
「……」
「夢の中で~」
「――えーと、だから……この声は……ホムンクだわっ」
「夢の中のホムンク、曰く」
「――あなたの記憶の中の人工惑星ワンダラーへ、ようこそっ」
「モンドラ・ダイアモンドさんも、あの45日のことを思い出します」
「……」
「――デロリアンに、会わせてよっ」
「ちなみに――」
「デロリアンは、ペリー・ローダンとモンドラ・ダイアモンドさんの子供です」
「デロリアンは、1800万年前に、超知性体〈それ〉の核の一部となって~」
「デロリアンは、超知性体〈それ〉の年代記作者になったのです」
「で」
「――デロリアンに、会わせてよっ」
「記憶の中で、あの45日の時点のホムンクは、にべもない回答」
「――デロリアンは、年代記作者の仕事が忙しいのです」
「――出張が多くて、今日も、人工惑星ワンダラーにはいないのです」
「さらに」
「記憶の中で、あの45日の時点のホムンクは、つけくわえて曰く」
「――こんな探索は、中断してください」
「――正しい探索を、思い出してください」
「――そうすれば、ペリー・ローダンを本当の意味で助けられるのです」
「――さらば、です」
「……」
「――はっ」
「モンドラ・ダイアモンドさんは、覚醒すると」
「輝いてるドームに、歩みよります」
「――あれ?」
「扉が、開いてしまいました」
「ついつい、一歩、足を踏み入れると~」
「――あれ?」
「モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――ココって……〈1000の試練のセンター〉?」
「星系スターダスト、惑星アヴェダに、いるのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 えーと、もう夏も半分終わりですね。


d-information ◆ 628 [不定期刊] 2010/08/16
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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