rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

625 [2010/07/26]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2553 . Frank Borsch / Die Stadt in der Mitte der Welt / 世界の中心にある都市
2554 . Leo Lukas / Die lodernden Himmel / 燃える空
2555 . Leo Lukas / Kante des Untergangs / 滅びの縁
2556 . Christian Montillon / Im Innern des Wunders / 奇蹟の内側
2557 . Arndt Ellmer / Der Mentalpilot / メンタル・パイロット
2558 . Marc A. Herren / Die Stadt am Ende des Weges / 行き止まりの都市
2559 . Marc A. Herren / Splitter des Bösen / 悪の欠片

□ Perry Rhodan-Heft 2553話「世界の中心にある都市」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2553.html ]

 前回のあらすじ――改定版――

「アンドロメダ銀河の商星《ファティコ》の搬送筒を、抜けた~」
「周波王国の3人組」
「ヴァトロクス種族、シンナフォック」
「戦闘従卒代わりのオクリル、フィリップ」
「腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペル」
「3名は~」
「到着地の搬送筒から、転がり出る」
「ちなみに」
「シンナフォックは、転送時に意識喪失……眠ったまま」
「と」
「――しゅぽぽー」
「3名は~」
「原住民の発明家フハルと助手ルヘテの~」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》に、拾われます」
「……」
「発明家フハル、曰く」
「――この世界は、ドゥタルカと呼ばれておって、なー」
「――わしら、ドゥタル種族が、住んでおって、なー」
「ドゥタルカ文明は、どうやら、蒸気機関と電気が少々」
「――ドゥタルカは、円盤型をしておって、なー」
「――世界の中心に、都市ドゥタルムがあって、なー」
「――都市ドゥタルムは、同心円状に壁36枚で囲まれておって、なー」
「――都市ドゥタルムの中心に、青い筒が1本、垂直に立っておって、なー」
「――出てきた異人とか、入ろうとする異人は、不吉なんで、なー」
「――32人の円視員が捕まえて、火炙りにする決まりで、なー」
「思わず、身構えるクルーペルですが」
「――じつは〈競争〉で、宿敵クリトハンに負けてしまって、なー」
「――呆然としてたら、青い筒が光って、なー」
「――来てみたら、あんたらがおって、なー」
「――体制なんて……規則なんて、なー」
「反体制な気分、らしい」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》は、都市の外へ」
「――しゅぽぽー」
「円視員の、検問も~」
「助手ルヘテの機転で、すり抜けたり」

 ヴァトロクス種族、シンナフォックの追想――

「シンナフォック、最初の再生の後=第2の人生――」
「周波トレーサー候補として、周波王国の戦光艦《デクテロム》に搭乗」
「――君主国家ゼルゼンが占領した惑星コネスキを、解放するのだっ」
「惑星コネスキ周回軌道の、戦光艦《デクテロム》から~」
「揚陸艇が、わらわら発進」
「――どどーん」
「地表から、敵ゼルゼンが激しい攻撃」
「揚陸艇・多数が、残骸に」
「――どどーん」
「シンナフォックと、配下のドゥタル種族が乗る揚陸艇も、残骸に」
「シンナフォックと~」
「ドゥタル種族、デリアクラン――シンナフォックの親友――と~」
「その他、ドゥタル種族14名が、生き残りました」
「周波トレーサー候補、シンナフォックとしては~」
「――まだ、こんなところで、あきらめないっ」
「――本隊と連絡もとれず、救援の見こみもないがっ」
「――敵ゼルゼンに、一矢報いてくれようっ」
「――たとえば……敵ゼルゼンの母女王を、暗殺するとかっ」
「戦闘突入」
「死にそうになって、助かって、でも、ついに絶体絶命」
「周波トレーサー候補、シンナフォックとしては~」
「――まだ、こんなところで、死にたくないっ」
「――武器を捨て、バリアを切れっ」
「――ほうら、思ったとおり……ここでは殺されないぞっ」
「敵ゼルゼン本拠へ、連行されました」
「そこで~」
「――むしゃむしゃ」
「――敵ゼルゼンの母女王の、餌にされる?」
「周波トレーサー候補、シンナフォックとしては~」
「――まだ、こんなところで、死にたくないっ」
「縛めを脱し~」
「敵ゼルゼンの母女王の背中に、見事・跳躍」
「敵ゼルゼン兵は、銃をかまえますが~」
「当然ながら、ためらいます」
「――(発砲したら?)」
「――(母女王さまを、傷つけてしまう?)」
「一方」
「攻めこむ側のシンナフォックに、迷いはなし」
「敵ゼルゼンの母女王を、さっくり殺害」
「――うっ」
「ところが」
「敵ゼルゼンの母女王も、いまわの際に~」
「シンナフォックを、尖った脚でさっくり」
「――うっ」
「周波トレーサー候補生、シンナフォックは~」
「親友=ドゥタル種族、デリアクランに、最期の言葉を告げて曰く」
「――友よ、再生されたら、また会おうっ」
「――がっくり」
「惑星コネスキ解放の尊い礎、となったのでした」

 ヴァトロクス種族、シンナフォックの追想――

「シンナフォック、2度目の再生の後=第3の人生――」
「周波トレーサーとなって、周波王国の小艦隊を指揮」
「旗艦《レトケル》に搭乗する配下は、ダルチュルカ軍団」
「ちなみに」
「ダルチュルカは、ドゥタル種族を2倍にしたような体躯」
「遺伝子工学を駆使し、ドゥタル種族を素材に開発・培養したらしい」
「で」
「周波トレーサー、シンナフォックは~」
「――敵地に親友を残して、自分だけ内地に戻ってしまったような?」
「良心の呵責のようなモノに起因して、独り言が増えました」
「――オレは、オマエがいれば、ひとりじゃないっ」
「一時的に、脳内に友達1名を生み出し~」
「心の安定を、保ってみたり」
「……」
「数年後――」
「周波トレーサー、シンナフォックは~」
「ドゥタル種族の1名と、対面」
「が」
「――キサマは、何者かっ」
「たしかに、数年分は、よけいに歳をとっていますが」
「――不法侵入者は、帰れっ」
「だから、親友=ドゥタル種族のデリアクラン、なのですが」
「そういえば」
「戦光艦《デクテロム》の、もと指揮官オコレも~」
「再生後に会いに行ったら、こんな状態でしたね」

 ヴァトロクス種族、シンナフォックの現在――

「ヴァトロクス種族、シンナフォック――あいかわらず、意識不明のまま」
「とりあえず~」
「発明家フハルの発明工房に、寝かしておきましょう」
「一方」
「――しゅぽぽー」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペル」
「オクリル、フィリップ」
「両名は~」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》で、都市の外円壁へ向かう」
「ところが」
「――しゅぽぽー」
「――宿敵クリトハンの蒸気駆動車が、来たと、なー?」
「――円視員たちも、来たと、なー?」
「すなわち」
「――宿敵クリトハンが、わしを犯罪者に仕立てようと、なー」
「――わしが、異人と話をしたとか、なー」
「――わしが、異人を匿ってるとか、なー」
「――あるコトあるコト、円視員たちに、吹きこんだのだ、なー」
「でも」
「計画に、支障はなし」
「打合せどおりに~」
「オクリル、フィリップが~」
「――(そーっと)」
「脇から回って、円視員たちに飛びかかる」
「――きしゃぁぁぁっ(あそぶ?)」
「――怪物だぁぁぁっ」
「円視員たち、大混乱」
「それに、乗じて~」
「打合せどおりに~」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「――(そーっと)」
「円視員たちが留守にしている門を、抜け~」
「――(そーっと)」
「都市中心部の様子を、うかがうと」
「――(搬送筒が封印されて、ますよ)」
「――(これでは、この搬送筒を使って逃げるのは難しい、ですよ)」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「偵察から、引き返し~」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》に、あらためて隠れる」
「ご近所では、まだまだ」
「――怪物だぁぁぁっ」
「――きしゃぁぁぁっ(おにごっこ?)」
「円視員たちが、オクリル、フィリップを、追いかけていたり」
「打合せどおりに~」
「発明家フハルは、頃合いをみはからい~」
「シンナフォックの光線銃をかまえて、登場」
「――怪物め……わしが相手だ、なー」
「――ばーん」
「オクリル、フィリップを、銃撃一閃」
「と、みせかけて」
「実際には、宿敵クリトハンの蒸気駆動車を、狙っていたり」
「――じゅぼぼー……ぼーん」
「宿敵クリトハンの蒸気駆動車は、大爆発」
「爆風に、まぎれれ~」
「オクリル、フィリップは~」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》に、あらためて隠れる」
「すると」
「――発明家フハルの新発明が、怪物を倒した?」
「――すごいぞ」
「一躍、英雄扱い」
「お咎めなんかも、一切なし」
「宿敵クリトハンだけが、コワイ目をしてにらんでいたとか」

 ヴァトロクス種族、シンナフォックの現在――

「発明家フハルの発明工房にて」
「ヴァトロクス種族、シンナフォック――あいかわらず、意識不明のまま」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「シンナフォックのクラスC制御装置を、ながめてみたり」
「――ううむ……ですよ?」
「――都市中央の搬送筒が?」
「――なぜ、クラスC制御装置に表示されない……ですか?」
「発明家フハルとしては、興味あるところ」
「――蒸気と電気なら、わしは天才じゃ」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「ドゥタル種族、発明家フハルの手助けを、得て~」
「クラスC制御装置に、いくつか部品を追加」
「――装置の稼働状態を表示できた……ですか?」
「――それと?」
「――円盤世界ドゥタルカの縁にも……ステーションが1基?」
「――そこにも、別の搬送筒がある……ですよ?」
「……」
「ところが」
「――しゅぽぽー」
「――宿敵クリトハンが、また、やってきたと、なー?」
「――昨日のより大きな最新式の蒸気駆動車で、なー?」
「――わしの蒸気駆動車《弧線号》ともう1度〈競争〉と、なー?」
「昨日も、負けた相手です」
「無策であたって、勝てるはずはなし」
「でも」
「発明家フハルに、秘策あり」
「――いざ、勝負だ、なー」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》と~」
「宿敵クリトハンの蒸気駆動車2号機は~」
「――レディ……ゴーっ」
「――なー」
「発明家フハルは、クルーペルの光線銃で~」
「蒸気駆動車《弧線号》のボイラーを加熱し、すごい出力」
「――じゅぼぼーっ」
「一方」
「宿敵クリトハンは、腹にイチモツありました」
「――キサマは、昨日の怪物を匿っているに違いないっ」
「――捕まえて、明るみに晒してやるっ」
「――蒸気駆動車2号機、最高出力っ」
「――しゅぽぽー」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》と~」
「宿敵クリトハンの蒸気駆動車2号機は~」
「――じゅぼぼぼーっ」
「――しゅぽぽー」
「決闘場を外れ~」
「次第に、都市防壁――行き止まり――に、接近」
「でも」
「発明家フハルには、もう一つ秘策がありました」
「――じゅぼぼぼぼぼーっ」
「さらに加速」
「――じゅぼぼぼぼぼぼーっ」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》は、帆布を張った竿を突き出す」
「――じゅぼぼぼぼぼぼぼ……ふわっ」
「発明家フハルの蒸気駆動車《弧線号》は~」
「宿敵クリトハンの蒸気駆動車2号機を、地上に残し~」
「――なーっ」
「大空に飛翔、したという」
「……」
「――はっ」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックが、目覚めました」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「あれこれ、報告」
「――クラスC制御装置の稼働状態を、表示できるようになった、です」
「――表示によれば、です」
「――円盤世界ドゥタルカの縁の方に、ステーションがもう1基ある、です」
「――搬送筒もある、です」
「ところで」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックは~」
「ドゥタル種族、発明家フハルの姿を、見て~」
「ドゥタル種族、デリアクランのコトをなんかを、思い出し~」
「――なんで……こんな思い出で、心が痛むのだっ」
「でも」
「シンナフォックの脳に埋めこまれた〈帰納細胞〉は、超性能」
「すぐに、心を整理整頓してくれました」
「――えーと?」
「――なんで……オレ、心が痛かった?」
「……」
「円盤世界ドゥタルカの縁のステーションで~」
「科学者種族オクリヴァル、クルーペルは~」
「――搬送筒を設定する、ですよ」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックは~」
「発明家フハルと助手ルヘテを、勧誘して~」
「――キサマらを、部下に欲しいのだっ」
「でも」
「――ごめんなさい」
「色よい返事は、もらえず」
「ならば、とばかり」
「ヴァトロクス種族、シンナフォックは~」
「――キサマらに、何か礼を、したいのだっ」
「自分とクルーペルの戦闘服を~」
「発明家フハルと助手ルヘテに、譲ってしまったりとか」
「……」
「かくして」
「ヴァトロクス種族、シンナフォック」
「戦闘従卒代わりのオクリル、フィリップ」
「腹心の科学者種族オクリヴァル、クルーペル」
「3名は~」
「そもそもの目的地へ向け、搬送筒を抜ける」
「――いざ、商星《ジャルガル》へっ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 思いがけず、熱い話でした。


d-information ◆ 625 [不定期刊] 2010/07/26
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]