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612 [2010/04/26]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2540 . Christian Montillon / Unter dem Schleier / ヴェールの下
2541 . Christian Montillon / Geheimprojekt Stardust / スターダスト極秘計画
2542 . Hubert Haensel / Shandas Visionen / シャンダのヴィジョン
2543 . Hubert Haensel / Flucht nach Talanis / タラニスに逃走
2544 . Leo Lukas / Gefangene des Handelssterns / 商星に捕らわれて

□ Perry Rhodan-Heft 2540話「ヴェールの下」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2540.html ]

 新銀河暦1463年1月26日、星系スターダスト――

「幽霊都市=紫水晶市を、移動手段として~」
「ジャラノク種族――トリケラトプス似――の兵団が、惑星カタラクトに襲来」
「さらに」
「球状星団ファー・アウェイの、6次元ヴェールが解けて~」
「周波王国の〈戦光艦〉12隻が、星系スターダストに接近」
「で」
「星系スターダスト執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrは~」
「もう、限界」
「――トロトスーっ」
「頼みの綱は、イホ・トロト」
「――わはは」
「……」
「イホ・トロトは~」
「惑星カタラクト、紫水晶市に~」
「隊長エリトリア・クシュさんと、陸戦隊を率いて、斬りこんでみたり」
「――ごごごごごごーっ」
「――紫水晶市が、出発する?」
「ジャラノク種族の一部が、取り残されますが~」
「ひとまず、戦闘はおあずけ」
「さらに」
「イホ・トロトは~」
「惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉の〈1000の試練のセンター〉で~」
「――あれこれ、想像の斜め上を行く施設なら~」
「――便利にも、星系スターダストを防衛する機能なんかが……あったっ」
「星系スターダスト周囲に、6次元ヴェール発生」
「周波王国の〈戦光艦〉12隻の侵入を、防いだという」

 惑星カタラクト、紫水晶市・跡地包囲陣――

「スペースジェットのモニターの前~」
「イホ・トロトと、スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさんは~」
「――ふむふむ」
「観測ブイの調子は、良好」
「紫水晶市・跡地を封鎖するバリアの内側を、子細に観察」
「――ジャラノク種族の残存兵力は、8万8000名?」
「――でも、紫水晶市が出発して、補給はないし?」
「――食料も、なくなりかけてる?」
「――強行突破とか、されると、厄介よねー」
「とか、やっていると~」
「――ばーん」
「――ざざざ」
「観測ブイは、撃墜されました」

 そして、緊急対策会議――

「執政官ティムバー・F・ホイッスラーJr」
「リコフ・フルトク提督」
「スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさん」
「イホ・トロト」
「4名は~」
「――ジャラノク種族を、どうしたものか」
「たどりついた結論を、イホ・トロトが、叫んでみたり」
「――あと1回、ジャラノク種族と、対話の試みをっ」
「――援護は頼んだぞっ……隊長」
「――わはは」

 惑星カタラクト、紫水晶市・跡地――

「バリア内部、ジャラノク種族の陣地は、凄いことに」
「生活物資は、あと3日分」
「――オレたちは、誇り高い兵士だっ」
「――降伏なんて、ありえなーいっ」
「――ヴァトロクス=ヴァムさまが、降臨すればっ」
「意気軒昂」
「でも、現状は~」
「――部隊の半数は、死んで食料になるのだっ」
「……」
「第4ジャラ部隊の指揮官、カルド・タルバは~」
「――オレが、包囲している連中との間に立って、交渉人になるっ」
「――交渉人に、なったら……」
「――あの逞しい4本腕の巨人と、決闘できるかも」
「――うずうず」
「ところで」
「交渉材料なんて、あるのでしょうか」
「カルド・タルバの心の交渉メモを、のぞいてみましょう」
「――10日分くらい、食いつなげれば~」
「――ヴァトロクス=ヴァムさまが、降臨して~」
「――オマエラなんか、皆殺しです」
「――だから、無条件降伏するがよいです」

 惑星アヴェダ――

「執政官ティムバー・F・ホイッスラーJr」
「スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさん」
「イホ・トロト」
「3名は~」
「出陣前の、神頼み」
「惑星アヴェダ、〈スターダスト岩柱〉の〈1000の試練のセンター〉へ」
「と」
「執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrは~」
「――ぎーがっちゃん」
「園庭ロボットから、話しかけられたり」
「――はろー」
「――は、はろー?」
「改造園庭ロボットに、搭乗していたのは~」
「ヴォレマー・コレマ――シガ人」
「以前には、星系の執政官もしていた人物、ですが」
「現在は~」
「ペンネームに隠れて、トンデモ科学本を執筆」
「糊口を、しのいでいたり」
「で」
「そのヴォレマー・コレマ、曰く」
「――このところ~」
「――かなりの人たちに、弱いパラ能力が見つかった、ですよ」
「――〈黄金放射雨〉接近遭遇者を親に持つ、子供たち、ですよ」
「――〈黄金放射雨〉に触れると、怪我が治ったり、若返ったり~」
「――どうやら、ソレだけではない、のですよ」
「――推測するに、ですよ」
「――星系の人類の中に、いくらか強力な超能力者がいるのでは、ですよ」
「――調査のため、専門家の協力が欲しい、ですよ」
「――超能力者発見器とか、貸して欲しい、ですよ」
「執政官ティムバー・F・ホイッスラーJrは~」
「――あー……うん。前向きに善処しよう」
「政治家に良くある、カラ約束」

 惑星アヴェダ――

「ヴォレマー・コレマは~」
「――ぎーがっちゃん」
「旧友、フスリク・ヴァルティングを、訪ねたり」
「フスリク・ヴァルティングは~」
「もと、異星考古学者」
「惑星カタラクトで、フィールドワーク中~」
「事故に遭い、タラニスの蝶を追いかけて、1年あまり神隠し状態」
「その後~」
「ヴォレマー・コレマの執政官時代に、補佐官を務めたり」
「多彩な経歴の、持ち主です」
「――超能力者発見器とか、貸して欲しい、ですよ」
「昔の上司の、怪しい依頼に~」
「――あー……うん。たしか倉庫に1台、古いのが」
「多芸多才な旧友に、感涙ものです」

 惑星カタラクト、紫水晶市・跡地――

「イホ・トロトと、スターダスト第3陸戦隊隊長エリトリア・クシュさんは~」
「構造亀裂を抜け、バリアの内部へ」
「――はろー」
「――は、はろー?」
「イホ・トロト、曰く」
「――降伏してください」
「交渉人、カルド・タルバは~」
「――無条件降伏してください」
「交渉決裂、と思われました」
「が」
「交渉人、カルド・タルバ、曰く」
「――オレと、決闘してください」
「――どちらか死ぬまで、決闘です」
「――オレが勝ったら、10日分、食料供給してください」
「――オマエが勝ったら、降伏してやってもよいです」
「――武器?」
「――決闘なんだから、裸+素手に決まっています」
「――では、2日後に」

 シガ人ヴォレマー・コレマ、あれこれ詮索中――

「トンデモ科学本作家の嗅覚が、特ダネを察知」
「――星系スターダスト周囲に、6次元ヴェールが発生した時点で?」
「――惑星アヴェダの衛星クレストで?」
「――大規模爆発があったとか……ですよ?」
「――爆心地の側に?」
「――フルトク星際重工の工場が、あるですか?」
「これを偶然と片付けては、トンデモ科学本作家の名が廃る」
「フスリク・ヴァルティングの協力を、得て~」
「現地を偵察、してみましょう」
「と」
「――警備員とロボットが、完全封鎖?」
「ヴォレマー・コレマは、改造園庭ロボットに搭乗し~」
「――ぎーがっちゃん」
「単身、堂々と封鎖をすり抜ける」
「――地表が、あちこち裂けてる?」
「――つまり、大規模爆発がいくつもあった?」
「――うわ……なんだ、この地下空洞?」
「――恒星からエネルギーを抽出するハイパートロンが、林立?」
「――ジェネレーターも、林立?」
「機器も部品も、どこを見ても~」
「――〈現在〉の、人類技術の産?」
「――ハイパーインピーダンス増大以前のハイテク、でもないのに?」
「――どうやって、6次元ヴェールなんて、展開できるの?」
「――むう?」
「考えこんで、いると~」
「――発見された?」
「――強制着陸、させられた?」
「――うわ……麻痺させられた……です……」

 惑星カタラクト、紫水晶市・跡地――

「交渉人、カルド・タルバは~」
「――戦闘催眠っ」
「戦闘催眠状態の、ジャラノク種族は~」
「超能力みたいな能力を、発揮できるのです」
「が」
「――決闘開始っ」
「――がしっ」
「対戦相手のイホ・トロトは、超強力」
「交渉人、カルド・タルバは~」
「――むんっ」
「渾身の、超能力みたいな能力・発揮」
「――うわわわっ」
「プシ虹色に変わった砂地が、イホ・トロトをずるずる呑みこみ~」
「カチンカチンの固い岩場に、またもどる」
「イホ・トロトは、完全に生き埋め」
「――……ふう」
「交渉人、カルド・タルバが勝利を確信した、その刹那」
「――!」
「――がしがしがしっ」
「――あー死ぬかと思った」
「イホ・トロト、戦線復帰」
「対して」
「戦闘催眠に全力を使い果たした、カルド・タルバは~」
「――がっくり」
「もはや戦えず、膝をつく」
「かくして」
「勝者、イホ・トロト」
「ジャラノク種族は、全面降伏したのでした」
「……」
「ところで」
「敗者、カルド・タルバ、曰く」
「――オレを、殺せっ」
「イホ・トロトは、大きく首を振り~」
「――わはは」
「はっきり、きっぱり、拒否すると~」
「敗北者、カルド・タルバ、返して曰く」
「――ならば、仕方ないです」
「――これからはオマエの臣下になってやります、ご主人様」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 変な人、増殖中。


d-information ◆ 612 [不定期刊] 2010/04/26
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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