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611 [2010/04/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2539 . Marc A. Herren / Schreine der Ewigkeit / 永遠の杜
2540 . Christian Montillon / Unter dem Schleier / ヴェールの下
2541 . Christian Montillon / Geheimprojekt Stardust / スターダスト極秘計画
2542 . Hubert Haensel / Shandas Visionen / シャンダのヴィジョン
2543 . Hubert Haensel / Flucht nach Talanis / タラニスに逃走

□ Perry Rhodan-Heft 2539話「永遠の杜」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2539.html ]

 新銀河暦1463年4月、トテムハイン銀河、惑星〈コプター巣〉――

「シルスト・トュクヴェンスト・ロコプは、ロコプター種族のいまどきの若者」
「教師の評価は、かねてより~」
「――シルスト……ソナタは、何の才もないのぉ」
「が」
「平々凡々に、世をわたり~」
「歩んできた道・出会った出来事を、かろやかに捏造したり~」
「分不相応の利益・特典なんかにも、あやかりながら~」
「楽しく、世渡りできるという」
「シルストには、非凡な詐欺師的な才能が、あるのでした」
「が」
「ある日、突然」
「――ソナタを、選民343名のひとりに任ずるっ」
「いきなり、高貴なヒトになった自分が、いたりして」
「選民343名――7を7倍して7倍した数字――とは~」
「お籠もりの式典にあたり、〈永遠の杜〉に集い~」
「お召しに身を捧げるのが、ナラワシ」
「ちなみに」
「選民から選び抜かれた、至高の7名は~」
「次のお籠もりまで、神主を務めるのです」
「――ボクが選ばれるなんて、何かの間違いかも?」
「いぶかしむシルスト本人には、おかまいなし」
「選民の修行場に、放りこまれたり」
「……」
「選民の修行期間中~」
「シルストは、ケフィラ・キテル・ロコプさんと、運命の出会い」
「ふたりの仲は~」
「最初は険悪、後にラブラブ」
「でも」
「お籠もりの日は、すぐにやってくる」
「――お召しに応じたら、永遠にいっしょだっ」
「――いっしょだねっ」

 〈永遠の杜〉――

「先般」
「アラスカ・シェーデレーアと謎の異人エンネルハール」
「両名は、〈永遠の杜〉に不法侵入」
「捕獲され、窮地に立たされました」
「が」
「エンネルハール、宣言して曰く」
「――ワタシは、48の花弁からなる〈時薔薇〉の化身であるっ」
「――ロコプター種族を見守る、ボットネットの者であるっ」
「動揺する、警備陣」
「エンネルハールは、稼いだ時間で~」
「携行していた〈早送り装置〉を、起動する」
「――時間早送りっ……さあ、いまだっ」
「アラスカ・シェーデレーアとエンネルハールを、除いて~」
「周囲の時間経過は、相対的に鈍くなり~」
「両名は、難なく脱出」
「……」
「アラスカ・シェーデレーアは、考える」
「――エンネルハールは……敵、味方?」
「悩む、あいだに~」
「エンネルハールは、勝手に解説して曰く」
「――ボットネットとは~」
「――消息不明の超知性体の、兵器だ」
「――〈時薔薇〉の花弁48基は~」
「――消息不明の超知性体が〈混沌の勢力〉と戦うべく用意した兵器なのだっ」
「――ロコプター種族は~」
「――消息不明の超知性体から、太古に〈時薔薇〉の管理を託されたのだっ」
「なんだか、凄い話です」
「アラスカ・シェーデレーアが、聞きなおそう、とする前に~」
「エンネルハールは、姿をくらませました」

 アラスカ・シェーデレーアは、宇宙船《光力》に一時退却――

「《光力》の船載脳〈ダン〉を、訪ねて曰く」
「――《光力》の乗員アンドロイド一同は、オレを船長ぽくあつかうけど?」
「――〈ダン〉さんは、同意してくれているの?」
「《光力》の船載脳〈ダン〉、応じて曰く」
「――おじょうさ……サンブリ・ユラ船長が、おいでであれば~」
「――ここまで立入らせるなど、許可されるものではございません」
「――お察しください」
「アラスカ・シェーデレーアは、曰く」
「――エンネルハールが、もし敵だった場合に、備えて~」
「――殲滅スーツ、貸してくれない?」
「《光力》の船載脳〈ダン〉、曰く」
「――お察しください」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「自分が疎まれている現実を、認識しました」
「――(オレだって、がんばってるのに・がんばってるのに)」
「すーっと、意識が遠くなり~」
「アラスカ・シェーデレーアは、意識喪失」
「……」
「――はっ」
「アラスカ・シェーデレーアは、意識回復」
「――え……と?」
「――惑星〈コプター巣〉で?」
「――お籠もりが、始まった?」

 惑星〈コプター巣〉――

「赤道に等間隔に並んで~」
「通常では探知不可能な、直径200mの球状なモノが、48基」
「静止衛星軌道を、巡っています」
「球状なモノの下に、ロコプター種族の都市が、各ひとつ」
「都市の中央には、〈永遠の杜〉」
「で」
「お籠もりの儀式が、始まると~」
「〈永遠の杜〉48基から、フォームエネルギーの管が立ち上がり~」
「――ごごごっ」
「衛星軌道上の球状のモノ48基に、接続」
「すると」
「〈永遠の杜〉にある、円形の式場」
「その天井に、六角形の赤熱した裂け目が発生」
「――ごごごっ」
「――この裂け目こそが、〈時薔薇〉の花弁……ボットネット?」
「そうして」
「見物の客が、式場の周囲の雛段に詰めかける」
「シルストも、選民一同と共に、式場へ」
「選民一同は、神槍を奉じ、儀式に臨む」
「――ふっ」
「選民の精神が、次々と、神槍の水晶の穂先に吸われていきます」
「――ふっ」
「ケフィラさんの精神も~」
「――ふっ」
「シルストが、ふと気づいて見渡せば~」
「――ふっ」
「選民は、49名――7を7倍した数字――に、なっていました」

 アラスカ・シェーデレーアは、惑星〈コプター巣〉におもむき観察する――

「ようやく、わかってきたことには~」
「――神槍の穂先は……PEW金属?」

 〈永遠の杜〉、シルスト・トュクヴェンスト・ロコプ――

「選民49名は、神槍を奉じて、儀式を続ける」
「――ふっ」
「選民の精神が、次々と、神槍の水晶の穂先に吸われていきます」
「――ふっ」
「シルストが、ふと気づいてみれば~」
「――ふっ」
「選民は、7名に、なっていました」
「――つまり?」
「――このまま?」
「――旧世代の神主7名から、座を譲られると、すると?」
「――ボクは、新世代の神主7名のひとり?」
「いきなり至高のヒトになる寸前の自分が、いたりして」
「が」
「――!」
「儀式に乱入した、異人エンネルハールが~」
「〈永遠の杜〉から上空に伸びる、フォームエネルギー筒を~」
「――ばーん」
「いきなり、破壊してしまいました」
「――!」
「神槍の穂先が蓄えた、選民の意識も~」
「――ふっ」
「どこかに転送されるでもなく、完全消滅」
「――えーと、いったい、何がおこっているの?」
「混乱の中で」
「シルストは、意識喪失」

 〈永遠の杜〉式場、アラスカ・シェーデレーア――

「事態は、急転直下」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――やはり?」
「――エンネルハールとは、戦わなければならない?」
「プラスチックの仮面に、手をかけ~」
「必殺技〈カピン発狂フラッシュ〉を、撃つ構え」
「が」
「エンネルハールは、すぐにまた姿を消し~」
「アラスカ・シェーデレーアは、ようやく一息」
「ところで」
「――これは?」
「エンネルハールが消えたあたりで、発見したのは~」
「――サンブリ・ユラさんの、衿留め?」
「――スターサファイアがとれて、なくなってるけど?」
「アラスカ・シェーデレーアが~」
「衿留めに、触れると~」
「立体映像、投影」
「――衿留めを、見つけてくれたのね」
「――わたしの使命は~」
「――キン・シから、ボットネットを守ること」
「――でも、失敗」
「――自由を、奪われてしまったの」
「――キン・シは、ボットネットと、このサンブリ・ユラを、手に入れたの」
「――ウチのアンドロイドたちには、わたしを探すのは無理だわね」
「――でも、〈ダン〉なら……」
「――アラスカ・シェーデレーアに、助力を求めよう」
「――なんて、思いつくでしょう」
「――わたしを探すだけでは、ダメよ」
「――キン・シも、ボットネットも、探すのよ」
「――アラスカ・シェーデレーアが《光力》を使えるように、しておくから」
「――スターサファイアの痕跡を、たどるのよ」
「――そうして……わたしを見つけて」
「――できれば……手遅れになる前に」

 アラスカ・シェーデレーアは、宇宙船《光力》を呼ぶ――

「気がつけば~」
「フォームエネルギーの筒が、破壊され~」
「〈永遠の杜〉上空の球状のモノが、都市に落下しそうになっています」
「アラスカ・シェーデレーアは、宇宙船《光力》に命じて曰く」
「――軟着陸、させるんだっ」
「――ごごごっ」

 そして、宇宙船《光力》では――

「アラスカ・シェーデレーアは~」
「船載脳〈ダン〉に、衿留めを調べさせる」
「と」
「――衿留めには、他にも記録がございます」
「――座標データ、のようですが~」
「――その座標に何があるかは、存じあげておりません」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「多少は、イヤな心持ち」
「でも」
「ここで怯むのも、キャラではない」
「――サンブリさんは、オレが捜索するのだっ」
「――宇宙船《光力》、発進っ」

 そして、残された惑星〈コプター巣〉――

「神主シルストは~」
「すべてが変わってしまった、惑星〈コプター巣〉で~」
「――ロコプター種族を支えるコトこそっ、ボクの使命っ」
「奮闘、するのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

 寒暖の差に、身体がついていきません。


d-information ◆ 611 [不定期刊] 2010/04/19
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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