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610 [2010/04/12]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2538 . Robert Feldhoff & Uwe Anton / Aufbruch der LEUCHTKRAFT / 《光力》の旅立ち
2539 . Marc A. Herren / Schreine der Ewigkeit / 永遠の杜
2540 . Christian Montillon / Unter dem Schleier / ヴェールの下
2541 . Christian Montillon / Geheimprojekt Stardust / スターダスト極秘計画
2542 . Hubert Haensel / Shandas Visionen / シャンダのヴィジョン

□ Perry Rhodan-Heft 2538話「《光力》の旅立ち」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2538.html ]

 新銀河暦1463年4月10日、銀河系、惑星テラ――

「アラスカ・シェーデレーアは、仮面の男」
「顔面カピン片は、実は2代目」
「一度は、クエリオン人が除去してくれたのですが」
「宇宙船《光力》の船長サンブリ・ユラさんとの、あれこれの中で~」
「――ぴかぴかー」
「ふたたび、燦然と輝くことに、なったのでした」
「本人としては~」
「またも、厄介を背負いこんだ、というか」
「アイデンティティを取り戻した、というか」
「心中、複雑です」
「……」
「そんな、アラスカ・シェーデレーア」
「今日も、プラスチックの仮面をつけて~」
「首都テラニアを、ウロついていると」
「――?」
「――あんまりアカラサマなので、気づくのが遅れたけれど?」
「――オレ、尾行されてる?」
「捕まえて、みると」
「身長1.2mのヒューマノイド」
「コスモクラートの使者が使うタイプのアンドロイドが、1体」
「――名前は、エロイン・ブリゼル?」
「――コスモクラートの使者の宇宙船《光力》、所属?」
「話を聞いて、みると」
「――おじょうさ……サンブリ・ユラ船長が、消えてしまったのレス」
「――オレが、捜索するっ」
「アラスカ・シェーデレーアは、超即答」
「じつは~」
「――(宇宙的大事件がおきるかも、ってウズウズしてました)」
「かくして」
「アラスカ・シェーデレーアを乗せた、搭載艇《ロトル=グ》は~」
「20時間後~」
「銀河系中央ブラックホール、デングジャー・ウヴェソの縁に、到着」
「待機していた《光力》に、収容されたのでした」

 宇宙船《光力》は、発進する――

「《光力》の船載脳〈ダン〉、曰く」
「――おじょうさ……サンブリ・ユラ船長から~」
「――最後に、お言葉をいただいたのは~」
「――トテムハイン銀河の、第118星域」
「――惑星〈コプター巣〉から39光年の宙域」
「――でのコト、ございました」
「最後の映像記録を、見せてもらいましょう」
「――クィン・シが、目覚めたの」
「――ボットネットが、待機中よ」
「……」
「道中~」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「トテムハイン銀河について、情報収集」
「――ロコプター種族は、鳥型種族?」
「――技術は、とっても高度なのに?」
「――赤色矮星〈ロ〉を巡る、惑星〈コプター巣〉に、ひきこもり?」

 宇宙船《光力》は、惑星〈コプター巣〉から39光年の宙域に停泊――

「アラスカ・シェーデレーアとアンドロイド一党は~」
「搭載艇《ロトル=グ》で、惑星〈コプター巣〉へ」
「上空から、観察して、みましょう」
「――通常では探知不可能な、直径200mの球形なモノ48基が?」
「――赤道に等間隔に並んで、浮遊している?」
「――球形なモノの下に、ロコプター種族の都市が、各ひとつ?」
「――都市の形は、平らめの丸い器で、直径6km」
「――器の底から計って2kmの上空に?」
「――直径100m、高さ50mの銀色ドームが、浮遊している?」
「首都の近くに、上陸して、みましょう」
「……」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼル」
「アンドロイド、ファルン・ヴィラウフ」
「アンドロイド、ンツル・リンド」
「3体は、都市から数十kmの荒れ地で~」
「――枯れた〈時間の井戸〉レスね?」
「――最近、使った痕がある?」
「――やはり?」
「――おじょう……サンブリ・ユラ船長は?」
「――39光年離れた宙域から、〈時間の井戸〉で、惑星〈コプター巣〉へ?」
「――そうして、当地で失踪なされた、とか?」
「アラスカ・シェーデレーアとしては~」
「――〈時間の井戸〉……なつかしー」
「慨嘆しながら、回想してみたり」
「と」
「――!」
「初めて見るヒューマノイド、登場」
「身長2m、肌は真っ黒・瞳は蒼碧、制服もやはり蒼碧」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「――(宇宙的に高次なヒトだっ)」
「こういうコトには、勘が働きます」
「ともあれ、話を聞いてみましょう」
「――ワタクシ、エンネルハールと申します」
「――〈時間の井戸〉の遺構を、見学に来たのです」
「――と、いっても」
「――本当に見学したいのは~」
「――100年ごとに祝われる、お祭りです」
「――太古の偉いヒトのお籠もりが、明け~」
「――〈永遠の杜〉48基を、建て替えるのです」
「ちなみに」
「惑星〈コプター巣〉の100年=惑星テラの23年」
「で」
「そうこうする、うち~」
「エンネルハールは、何を思い出したか~」
「突然に、別れの挨拶」
「――あ……ごきげんようっ」
「姿を、消してしまいました」

 アラスカ・シェーデレーアは、宇宙船《光力》に一時帰到――

「同行したアンドロイドたちと、意見交換してみましょう」
「と」
「――憶えてない?」
「アンドロイドたちの、記録装置が~」
「アラスカ・シェーデレーアが体験したことを、記録できていないことが判明」
「――嘘だと思ったら、〈時間の井戸〉を調べてよー」
「エンネルハールが、移動に使った証拠として~」
「〈時間の井戸〉に、残留エネルギーが検出されました」
「……」
「その晩――」
「アラスカ・シェーデレーアは、夢を見ました」
「――祭壇に安置された……おじょうさ……サンブリ・ユラさん?」
「――何か……言ってる?」
「――クィン・シが、目覚めたの」
「――ボットネットが、待機中よ」
「……」
「その晩――」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼルも、あれこれ考えたようです」
「――《光力》の指揮を、お任せします」
「アラスカ・シェーデレーアは、断りますが」
「――《光力》の指揮を、お任せします」
「2回言われて、押し切られてしまいました」
「それは、ともかく」
「ここまでの、ところ~」
「サンブリ・ユラさん捜索には、一切の進捗なし」
「――ふう」
「アラスカ・シェーデレーアが、悩むところへ~」
「アンドロイド、エロイン・ブリゼルが、やって来ます」
「――この偽装装置を、使ってください」
「――スイッチひとつで、アナタの見た目はロコプター種族です」
「かくして」
「アラスカ・シェーデレーアは、ロコプター種族の都市へ」

 ロコプター種族の都市――

「偽装したアラスカ・シェーデレーアが、出店をひやかしていると~」
「――!」
「屋台に、思いもかけない掘出物」
「――ポリポート駅の制御装置?」
「――売ってくれっ」
「ところで」
「この屋台の店長」
「――!」
「じつは、偽装装置で見た目を変えた、エンネルハール」
「――わはは、よく会いますなー」
「――よく会いますねー」
「――えーと……ここは祭りの特等席なんですか?」
「――いえいえ……ありふれたフツーの屋台ですよ?」
「両名は、腹のさぐりあい」
「とはいえ」
「このままでは、埒があきません」
「アラスカ・シェーデレーアは~」
「リスクを承知で、エンネルハールに共闘を呼びかけます」
「――雲間に浮かぶ銀色ドーム=〈永遠の杜〉に、潜入したいのです」
「《光力》の装備では~」
「フォームエネルギーの円柱に、邪魔されて~」
「ドームのエネルギー構造なんかは、どうもわからない」
「さりとて」
「フォームエネルギーの中に、踏みこめば~」
「アラスカの偽装装置も、エンネルハールの偽装装置も~」
「おそらく、機能を停止します」
「すなわち、侵入は命懸け」

 両名はフォームエネルギーの円柱に、突入。

「エネルギーバリアが守るドーム=〈永遠の杜〉の本体に、突入」
「――〈永遠の杜〉の内部で、周期的に構造亀裂が発生している?」
「――まさか?」
「――転送機として機能していて、どこかとつながっている、とか?」
「――突入っ」
「――あれ……違うの?」
「〈永遠の杜〉は、期待を裏切ります」
「気を、とりなおして~」
「考察など、してみましょう」
「――〈永遠の杜〉の内部って、無骨なかんじ」
「――ロコプター種族の建築は、金銀細工みたいな繊細なかんじ」
「――ならば?」
「――〈永遠の杜〉は、よその文明が建設した、とか?」
「――さらに、突入っ」
「が」
「〈永遠の杜〉は、またも、期待を裏切ります」
「〈永遠の杜〉の最奥にて、両名を待っていたのは~」
「――あたりまえの、居住施設?」
「――あたりまえのロコプター種族が343体、暮らしている?」
「両名、呆然」
「で」
「驚きから、立ちなおれない、うちに~」
「――侵入者・発見っ」
「〈永遠の杜〉警備ロボット部隊が、両名を拘束」
「所轄のロコプター種族が、到着し~」
「――〈永遠の杜〉の監視役、シッケル・スニセドネ・ゲルンであるっ」
「――侵入者は、死刑だっ」
「と」
「ここで」
「エンネルハールは、おもむろに、自分のアームバンドを操作してみたり」
「立ち上がる、と~」
「一同に、宣告します」
「――ワタシは、48の花弁からなる〈時薔薇〉の化身であるっ」
「――ロコプター種族を監視する、ボットネットの一員であるっ」
「――ひかえおろうっ」

 以下、次号。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]


◆今回のひとこと

□先週の訂正
 読み違えていました。
 サトワちゃんは……戦闘従卒になっていません。
 戦闘従卒ブストリンは……もともと、別にいたのです。


d-information ◆ 610 [不定期刊] 2010/04/12
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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