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599 [2010/01/25]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2527 . Arndt Ellmer / Kleiner Stern von Chatria / クシャトリヤの矮星
2528 . Christian Montillon / Transmitter-Roulette / 転送機ルーレット
2529 . Frank Borsch / Der Weg des Vatrox / ヴァトロクスの道
2530 . Frank Borsch / Der Oxtorner und die Mehandor / オクストーン人とメハンドールたち
2531 . Marc A. Herren / Das Fanal / 烽火
2532 . Michael Marcus Thurner / Der Tod eines Maahks / あるマークスの死
2533 . (未詳)
2534 . Christian Montillon / Der Gesandte der Maahks / マークスの使節

□ Perry Rhodan-Heft 2527話「クシャトリヤの矮星」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2527.html ]

 アンドロメダ銀河、星系シカテモ、テフローダー居住惑星クシャトリア――

「旦那様の名前はサトル、奥様の名前はエロア……のノビリ夫妻」
「子供は男の子ふたり」
「と、本日誕生、長女サティヴァちゃん」
「――おぎゃあ」
「サティヴァちゃんの新生児検査の結果~」
「――サグ率が、高いですねー」
「サグ率――」
「〈パラ腺〉の性能指標のようなもの」
「憶えて、いるでしょうか?」
「テフローダーは~」
「頭の中に、他の人類種族にはない〈パラ腺〉が、あって~」
「高次元のモノに、敏感なのです」
「……」
「ところで」
「サティヴァちゃん誕生と、時を同じくして~」
「星系シカテモに、小さな赤い恒星が出現」
「――ぽ」
「とうぜん、大騒ぎ」
「なれど」
「小さな赤い恒星は、星系シカテモの重力均衡を乱すこともなく」
「ほとんど、怪奇現象」
「……」
「ところで」
「星系シカテモは~」
「とある振動水晶――まだ良くわからないことが多い――の採掘地」
「小さな赤い恒星と、とある振動水晶の関係は~」
「あるのか、ないのか」
「不明です」

 4年後――

「ガイド人が、惑星クシャトリアを占領」

 1年後――

「ガイド人が、惑星クシャトリアを占領した理由は~」
「不明です」
「でも」
「ガイド人は、占領継続」
「住民を、苦境に追いやり、抑圧していきます」
「ずんずん」
「――主星テフロッドから、ハイパー無線で届いた?」
「――当面の救援は……望めない?」
「……」
「ガイド人は、まず、テフローダーに曰く」
「――恒星間航行を、禁ず」
「そのうち」
「――星系内航行も、禁ず」
「物流停滞・物資欠乏」
「テフローダー住民の、一部は~」
「ありあわせの手段――大洋を帆船で渡ったり――で、必需品を交易」
「でも」
「テフローダー住民の、かなりの部分は~」
「宇宙ステーションで、物資欠乏」
「自給自足も、できません」
「――う……」
「かなりが、餓死」
「首都テカナ=タムの地下施設には~」
「不安を抱え、逃げこむ人々、大勢」
「ノビリ一家も、逃げこみます」

 テフローダーたちは、抵抗運動を決意――

「――もう、辛抱ならんっ」
「ノビリ一家の大黒柱サトルも、抵抗運動に身を投じ~」
「――帰って……こない?」
「主婦エロアさんは、子供3名を抱え~」
「それだけでも、大変なのに」
「そのうち」
「――ひそひそ」
「――ノビリさんトコロのご主人、てばねぇ」
「ご近所の奥様たちの態度が、なにやら冷たくなりました」
「……」
「ガイド人の、意味不明な干渉が増えています」
「外出禁止令も、稀ではなくなり~」
「食料供給も、保証されない」
「主婦エロアさんは~」
「――もう、辛抱ならないわっ」
「子供たち、のため~」
「ご近所の皆さん、のため~」
「――食料を、よこしなさいよー」
「ガイド人に楯突いて、絶体絶命」
「が」
「――!」
「通りすがりの抵抗運動のヒトが、助けてくれて命拾い」
「――もう、辛抱ならないよー」
「ノビリ一家の長男トクルくんは、抵抗運動に身を投じる決意表明」
「ともあれ」
「ガイド人の一隊が、追ってきたので~」
「ノビリ一家は、からくも逃走」
「山の巨大洞窟網=抵抗運動のアジトに、身を寄せる」
「……」
「ところで」
「――ガイド人が、いたるところで?
「――地面に穴掘って、ボーリング?」
「――現場は、完全封鎖?」
「なんて、噂があるようで」
「――もう、がまんならないよ?」
「ノビリ一家の末っ子、サティヴァちゃんは、プチ家出」
「問題の穴掘り現場を、偵察に」
「と」
「穴掘り現場の見張りは、なぜか全員テフローダー」
「と、いうより」
「――全員、パパ?」
「おそらく~」
「ノビリ一家の大黒柱サトルは~」
「ガイド人に捕獲され、クローン奴隷の原版に」
「クローン奴隷の悪行を、想像するに~」
「ご近所の態度が冷たかったのも、うなずけます」
「――パパ……ぐっすん」
「……」
「そして」
「いよいよ、抵抗運動のアジトでも、食料欠乏」
「山の洞窟で、凍えながら~」
「エロアさんも子供たちも、みんなガリガリ」
「でも」
「主婦エロアさんは~」
「――ほら、パン屑を目の前に近づけると、大きくなるわよっ」
「――ほんとだ、ママっ」
「がんばる、のですが」

 新銀河暦1463年、アトラン指揮下《ジュール・ヴェルヌ》――

「――ぽ」
「――ぽ」
「アトランのもとへ、ペド物理学者ポンゾン・メレツから、速報ひとつ」
「――アンドロメダ銀河内の2箇所で、いきなり、恒星が出現?」
「――また、消えた?」
「ほとんど、怪奇現象」
「ですが」
「《ジュール・ヴェルヌ》の装備は、超優秀」
「調査の、結果~」
「――2箇所とも、特殊なハイパー放射能が計測された?」
「継続調査の、結果~」
「――さらに同種のポイントが、2つ?」
「――1箇所目は、星系ルーム?」
「星系ルームには、〈島の王〉のもと本拠地=惑星タマニウムがあり」
「――2箇所目は、ベンガル星団の縁……星系シカテモ?」
「星系シカテモも、〈島の王〉のもと拠点星系のひとつ」
「思いつくのは~」
「――アルトリト?」
「ハイパー水晶、アルトリト――」
「惑星タマニウムで採掘されていた、超有用な希有な鉱石」
「――アルトリト!」
「アトラン、即決して曰く」
「――行くのだ……まずは、星系シカテモへっ」

 《ジュール・ヴェルヌ》は、星系シカテモに到着――

「――ぽ」
「星系シカテモには、小さな赤い恒星」
「――小さな赤い恒星の年齢は……1000万歳?」
「――でも、スペクトルからすれば、数十億歳?」
「かなりな、怪奇現象」
「――これが、それほど重要なのか?」
「周囲26光年には~」
「周波王国〈戦光艦〉と〈戦塔艦〉、8500隻」
「星系シカテモ内には~」
「ガイド人の艦艇、500隻」
「《ジュール・ヴェルヌ》の兵装は、超優秀」
「とはいえ」
「さずがに、戦力差ありすぎ」
「ならば」
「――テフローダーと」
「――ガイド人と」
「――テラナーと」
「――3種族で、このたび結成した反逆同盟の連合艦隊でっ」
「アトランの、号令一下」
「かきあつめられた、有象無象の連合艦隊」
「――ずんずん」
「星系シカテモを、押し包むと~」
「――じりじり」
「ガイド人艦隊は、後退」
「――ずんずん」
「――じりじり」
「そうこう、するうちに~」
「――ぽ」
「――小さな赤い恒星が、消えた?」
「ガイド人艦隊は~」
「――星系シカテモには、もう用はないぜ」
「と、ばかりに一目散」
「とはいえ」
「アトランは~」
「――弱腰にしても、ほどがある……よな?」
「――全艦、念のため、半光速以上を維持しておけっ」
「すると」
「ガイド人艦隊の1隻から、入電」
「――周波王国は、楯突いた貴兄らに、警告する」
「――そーれ、見せしめだっ」
「アトランは~」
「――ま、まさか?」
「――全艦、即時撤退っ」
「かくして」
「恒星シカテモは~」
「――ばーん」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 怪奇現象の謎は、解けるのでしょうか。


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