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590 [2009/11/23]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2518 . Christian Montillon / Patrouille der Haluter / ハルト人パトロール隊
2519 . Arndt Ellmer / Die Sonnen-Justierer / 恒星調整機
2520 . Hubert Haensel / Grenzgängerin des Schleiers / ヴェールを越える女
2521 . Michael Marcus Thurner / Kampf um KREUZRAD / 《十字輪》争奪戦
2522 . Uwe Anton / Winter auf Wanderer / ワンダラーの冬

□ Perry Rhodan-Heft 2518話「ハルト人パトロール隊」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2518.html ]

 新銀河暦1463年1月、アンドロメダ銀河、惑星ドヌレ――

「テフローダーが居住する、星系クロミアの農業惑星ドヌレは~」
「ガイド人に、占領されてしまいました」
「――戦略的に重要でもない惑星ドヌレを、なぜ?」
「――とにかく、抵抗運動だっ」
「テフローダー、トラショ・ペスビュンは~」
「総勢5名の一抵抗グループの、頭目」
「で」
「――本日の標的は、武器庫51DC(H)だっ」
「――突入っ」
「ところが」
「――ガイド人の死体が、ひとつ?」
「――こっちに、病気で死にかけのガイド人が、ひとりっ」
「――あ……」
「――がっくり」
「……」
「テフローダー、キラル・キタルは~」
「抵抗グループの、従軍医師」
「ガイド人の死体を調査、してみると」
「――寄生虫に、やられてる、かもです」
「――テフローダーも、感染する、かもです」
「――ガイド人みたいに、死ぬとは限らない、かもです」
「――ウチら全員も、感染してる、かもです」
「寄生虫は~」
「まず、頸部……というか喉に、とりつき~」
「続いて、中枢神経系の末梢部位に、巣をつくる」
「ガイド人は、テフローダーより、頸部と中枢神経系が近接しています」
「――テフローダーなら、あそこまで悪化しない可能性も~」
「――ありえない、ことでもない、かもです」
「テフローダー医師、キラル・キタル、さらに推測して曰く」
「――寄生虫は、空気中に卵をまいて感染拡大する、かもです」
「――惑星ドヌレの全土に、すでに広がってる、かもです」
「かくして」
「テフローダー抵抗グループ頭目、トラショ・ペスビュンは、自棄な決断」
「――ガイド人が、疫病を惑星ドヌレに持ちこんだのだっ」
「――惑星ドヌレの未来を、ダメにした連中に、せめて一矢報いてやるっ」
「――あそこのガイド人の転子状船を、爆破だっ」

 アンドロメダ銀河、星系ハルポラ、惑星ハルパト――

「銀河系から亡命したハルト人が居住する、惑星ハルパトは~」
「アンドロ・ベータ側の虚空に、あります」
「居住するハルト人たちは~」
「――自分たち、ハルト人ですから」
「――現地の政治や文化や発展には、干渉しません」
「という、古式ゆかしき孤立主義・全開」
「なので」
「はるばる、惑星ハルパトを、訪れた~」
「《ジュール・ヴェルヌ》の搭載巡洋艦《ノーチラスII》の、ハルト人親子」
「リンガム・テンナルと、子供たち……イホとファンカン」
「3名が、アンドロメダ銀河の情勢を、尋ねても~」
「――知りません」
「任を、果たせず」
「が」
「――そういえば……」
「――ストゥルベン・ラゲルさんなら~」
「――先日、衝動洗濯に入ったばかりだから、お役に立つかも、しれません」
「藁にもすがる、気持ちで~」
「衝動洗濯中のハルト人、ストゥルベン・ラゲルを、探していると」
「子供イホ・テンナルの心身に、異変」
「――なんだか、ムラムラします」
「人生最初の衝動洗濯が、始まったのでした」
「……」
「リンガム・テンナルと、子供たちは~」
「ストゥルベン・ラゲルを、発見」
「3名が、アンドロメダ銀河の情勢を、尋ねると~」
「――知らないんだよねー」
「と、回答は同じ」
「でも」
「――ガイド人の侵攻は、領土拡張と違うよねー」
「――だって、重要でない星系や惑星、ばかりだものー」
「わずかながら、情報は持っていました」
「さらに」
「ストゥルベン・ラゲル、曰く」
「――仲間に加えて、もらえないかなー」
「――最近ガイド人が占領した惑星ドヌレに、行って~」
「――ガイド人の動機を、解明したいんだよねー」
「――イホくんに、助言もしようじゃなーい」
「なんだか、いかにも衝動洗濯的な気分のお誘いに~」
「リンガム・テンナルは、きっぱり反対」
「子供たちに向けて、曰く」
「――いーかげんな衝動洗濯は、身を滅ぼすぞっ」
「――アイツの誘いに乗っては、いかんっ」
「でも」
「子供たちは~」
「――あっちの方が、面白いよね」
「――面白そうだよね」
「親の意に、背き~」
「巡洋艦《ノーチラスII》を、出奔」
「ストゥルベン・ラゲルの宇宙船《ハルト》に、潜りこむのでした」

 宇宙船《ハルト》は、惑星ドヌレへ――

「密航した、衝動洗濯したい子供たちを~」
「――わはは……良いんじゃなーい」
「受け入れるストゥルベン・ラゲルは、衝動洗濯中」
「気持ちに素直に、生きています」
「少々、ダメな大人です」
「で」
「星系クロミアに、到着すると」
「――あれ?」
「ストゥルベン・ラゲルは~」
「6次元領域で走査してみて、気づいたのですが」
「――衛星と衛星のあいだに、ネットワーク?」
「もっと細かく、調査したい」
「――ネットワーク・ノードも、あるはずだ」
「――探索だっ」
「――探索だっ」
「――探索だっ」
「気持ちに素直に、探査開始」

 巡洋艦《ノーチラスII》も、惑星ドヌレへ――

「ハルト人、リンガム・テンナルは~」
「突撃隊を編成し、惑星ドヌレへ降下したい」
「目的は~」
「――もちろん、アンドロメダ銀河の情報収集」
「ついでに~」
「――ウチの子2名と、ダメ大人ストゥルベン・ラゲルも、探してください」
「――突撃隊の指揮は、ワタシがとりますっ」
「……」
「降下した、突撃隊は~」
「――テフローダー幾人かが?」
「――デフレクターに姿を隠して?」
「――爆弾を運んで、匍匐前進?」
「――あそこのガイド人の転子状船を、爆破するつもり?」
「これは、もちろん~」
「トラショ・ペスビュン配下、テフローダー抵抗運動グループの、無謀な勇姿」
「で」
「――じーっ」
「観察している、うちに~」
「ハルト人、リンガム・テンナルも、寄生虫に感染」
「ところが」
「寄生虫たちは~」
「ハルト人の、リンガム・テンナルの、並々ならぬ神経系構造に、触発され~」
「ハイパー物理学的な効果なんかも、手伝って~」
「――はっ」
「知性ある群れを構成し、覚醒したのでした」
「寄生虫知性群れは、偉大な宿主ハルト人に感銘をうけ~」
「――ハルト人、リンガム・テンナルの広範な知恵を、群れ全体で共有したい」
「一族郎党、ハルト人に引っ越したい」
「ところが」
「そうこう、するうちに~」
「テフローダー抵抗グループは~」
「――あー、もう辛抱たまらんっ」
「――ぽちっ」
「爆弾点火」
「この瞬間」
「テフローダー抵抗グループも~」
「突撃部隊も~」
「寄生虫知性群れも~」
「――ばーん」
「爆発・爆風に、呑まれたり」
「が」
「爆発から、爆風到来までの、一瞬のあいだ」
「ハルト人、リンガム・テンナルの、計算脳は~」
「寄生虫知性群れと、対話・説得」
「寄生虫知性群れは、相互接続」
「寄生虫知性群れは、ハイパー物理学的な能力なんかを、発揮」
「――テレポートっ」
「ですが」
「さすがに~」
「ハルト人、リンガム・テンナルと、寄生虫知性群れも~」
「同じ瞬間に~」
「テフローダー抵抗グループまでは、救出できず」
「……」
「爆発後――」
「寄生虫知性群れが、ハルト人、リンガム・テンナルに語ることには」
「――あのガイド人の転子状船は、テフローダーをかける罠?」
「ハルト人、リンガム・テンナルは~」
「――あ、待てっ」
「テフローダー残党の報復戦を、止めさせようとします」
「でも」
「――もう1回もう1回っ」
「残党、聞く耳を持たず」

 星系内、宇宙船《ハルト》――

「ハルト人、ストゥルベン・ラゲルは、求めていたノードへ到達」
「――特別、監視もしていない?」
「が」
「ここも」
「テフローダーをかける罠、でした」
「いきなり、ガイド人の宇宙艦に、取り囲まれたり」
「――どどーん」
「宇宙船《ハルト》は、ボロボロに」
「ハルト人、ストゥルベン・ラゲルと~」
「同乗していた、子供イホとファンカンは~」
「――もう駄目だっ」
「その瞬間~」
「駆けつけた《ノーチラスII》に、救出されたのでした」
「……」
「後に確認された、ことには~」
「ストゥルベン・ラゲルが妄想した~」
「星系ネットワークのノードは~」
「本当に単なるオトリ、でした」
「なお」
「その後~」
「なりゆきまかせのダメな大人、ストゥルベン・ラゲルは~」
「《ノーチラスII》に、乗艦したまま」
「アトラン+《ジュール・ヴェルヌ》一行に~」
「加わることに、なったのでした」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 子供って、ダメなオジサンに惹かれる向きがあるようで。


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