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589 [2009/11/16]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2517 . Arndt Ellmer / Die Prototyp-Armee / 原型軍隊
2518 . Christian Montillon / Patrouille der Haluter / ハルト人パトロール隊
2519 . Arndt Ellmer / Die Sonnen-Justierer / 恒星調整機
2520 . Hubert Haensel / Grenzgängerin des Schleiers / ヴェールを越える女
2521 . Michael Marcus Thurner / Kampf um KREUZRAD / 《十字輪》争奪戦

□ Perry Rhodan-Heft 2517話「原型軍隊」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2517.html ]

 新銀河暦1463年1月、アンドロメダ銀河中心部――

「アトラン指揮下、《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「恒星転送機マルティカ=デュオへ」
「――西暦2404年に、なー」
「――太陽系帝国艦隊旗艦《クレストIII》が、なー」
「――〈島の王〉支配下のアンドロメダ銀河に、突入して、なー」
「――恒星転送機マルティカ=デュオの、制御惑星マルティカで、なー」
「――テフローダーの基地を、発見して、なー」
「――太陽系帝国艦隊旗艦《クレストIII》の突撃部隊が、なー」
「――マルチデュプリケーター4基を、破壊して、なー」
「アトラン、思うに」
「――アンドロメダ銀河で、恒星転送機を稼働させたい」
「――さすれば~」
「――銀河系から、アンドロメダ銀河へ、恒星転送機のハイウェイ」
「――ギャラクティカー艦隊が、大挙襲来」
「――周波王国の基地なんかも、楽々、叩けるかも」

 《ジュール・ヴェルヌ》格納庫内、巡洋艦《アトランティス》――

「セムワト・レンツは、揚陸部隊隊長」
「今回の上陸作戦に、参加することに」
「――恒星転送機マルティカ=デュオには、惑星5つ」
「――第3惑星が、マルティカだっ」
「ところで」
「揚陸部隊隊長セムワト・レンツ、思うに」
「――大昔に、なー」
「――スタニスロウ・レンツという御先祖がいて、なー」
「――惑星マルティカに、なー」
「――〈島の王〉が建設した基地に、何やら、隠したとか、なー」
「探してみたいのが、人情です」
「……」
「巡洋艦《アトランティス》では~」
「――恒星転送機専門家部隊っ」
「――突撃部隊の野郎ども500名っ」
「――戦闘ロボットどもっ」
「降下に備えて、準備開始」

 惑星マルティカ、〈島の王〉基地――

「ルイトルトは、周波王国の周波トレーサー」
「戦闘従卒数名を、引き連れ~」
「ダルチュルカ軍団を指揮して~」
「――ここは、周波王国が征服したっ」
「――マルチデュプリケーター5基を、発見したぞっ」
「――マルチデュプリケーター5基は、稼働するぞっ」
「――実験っ」
「捕虜にしたテフローダーから、原子型をとり~」
「デュプロを、製造」
「余所で掠ってきた、パラ能力種族トルンクスからも、原子型をとり~」
「デュプロを、製造」
「ところで」
「憶えている、でしょうか」
「マルチデュプリケーターは、ただの複製装置ではありません」
「複製に際して、複製する知性体の自我を消去して、書き替えられる」
「だからこそ、デュプロは気楽な消耗品として使えるのです」
「ところが」
「――どこで、間違ったんだぁっ」
「マルチデュプリケーターは、自我を消さずに、デュプロを高速・大量生産」
「――うわわわ」
「デュプロは、たちまち千体を超え~」
「自己防衛行動」
「脱走して、ダルチュルカを――時には素手で――襲ったり」
「倒したダルチュルカから、武器を奪って武装化したり」

 《ジュール・ヴェルヌ》は、巡洋艦《アトランティス》を射出――

「巡洋艦《アトランティス》は~」
「――惑星マルティカを、探査だ」
「と」
「探知装置が、何か見つけたようです」
「――弱いエネルギー場?」
「――〈島の王〉の基地?」
「――恒星転送機制御ステーションが、中にあるかも?」
「――太古の建造物に、新しい建造物が継ぎ足してある?」
「――てことは、誰かいる?」
「巡洋艦《アトランティス》は、慎重に接近」
「――惑星防衛機能は、どうやら存在しないみたい?」
「揚陸部隊は、〈島の王〉基地の近くに、降下」
「と」
「――数km先で、エネルギー反応?」
「――地底格納庫の縦穴から、〈島の王〉時代のテフローダー艦が10隻?」
「――ごごごっ」
「アトランは、緊急命令」
「――即時撤退っ」
「――揚陸部隊と《アトランティス》が分断されたら、最悪だっ」
「幸いな、ことに~」
「テフローダー艦10隻は~」
「惑星上空で、パロス影バリアを解いた《ジュール・ヴェルヌ》に、殺到」
「集中砲火」
「――どどーん……へろへろ~」
「――?」
「――なんだか……連中、まともに操艦できてない?」

 テフローダー艦10隻――

「乗員は、テフローダーのデュプロたち」
「なの、ですが」
「――うっ」
「高速・大量生産が、災いしたのか~」
「続々、細胞崩壊」
「――うっ」
「操艦する者が、いなくなると~」
「――かちり」
「かつて〈島の王〉が艦に仕掛けた自爆装置に、スイッチが入る」
「――ばーん」

 かくして、巡洋艦《アトランティス》と揚陸部隊は、再降下――

「揚陸部隊が、〈島の王〉基地に、突入すると」
「――うわ」
「――テフローダーの死体?」
「――ダルチュルカの死体?」
「――テフローダー・デュプロとダルチュルカ軍団の、死闘?」
「しかも」
「――ダルチュルカ軍団に捕獲された、テフローダー・デュプロが?」
「――トルンクス・デュプロのパラ能力で、洗脳されて?」
「――うっきーっ」
「――テフローダー・デュプロ同士も、戦闘してる?」
「――とにかく……こんな戦闘、やめさせなくてはっ」
「でも」
「この当事者の間には、和解も休戦もありえない」
「――おい、ちょっと待……」
「テフローダー・デュプロは、ダルチュルカ軍団をほぼ皆殺し」
「マルチデュプリケーター、全壊」
「――おい、ちょっと話……」
「テフローダー・デュプロは、生命エネルギーを急速に消耗」
「ばたばたと、死んでいくのでした」
「……」
「ところで」
「周波トレーサー、ルイトルトは~」
「――やってられるかっ」
「〈戦光艦〉の最大速度で、星系マルティカ=デュオから緊急離脱」
「……」
「ところで」
「揚陸部隊隊長セムワト・レンツは~」
「ダルチュルカ軍団のもとから、トルンクス種族1体を、解放」
「トルンクス種族ドルクは、いたく感謝して~」
「揚陸部隊隊長セムワト・レンツに、同行」
「――スタニスロウ・レンツという御先祖が、なー」
「――何やら、隠したとか、なー」
「私的な事柄を、打ち明けてみると」
「トルンクス種族ドルクは~」
「――秘密のサインを、一緒に探すのデス」
「――見つけたのデス」
「――ここなのデス」
「隠し場所には、御先祖の遺品」
「――鎖がついた、魔除けの札?」
「――データチップだっ」
「……」
「ところで」
「周波トレーサー、ルイトルトは~」
「――そろそろだぜっ」
「緊急離脱の置き土産に、と~」
「〈島の王〉基地に、時限爆弾を仕掛けていました」
「――ばーん」
「爆弾は、〈島の王〉基地の大半を破壊」
「揚陸部隊の多数が、生命を失うのでした」

 戦闘終結後、惑星マルティカ――

「デュプロ原版にされていた、トルンクス種族の生存者に、向けて~」
「アトラン、曰く」
「――このアトランが、諸君を故郷惑星まで送り届けようっ」
「一方」
「アトラン、思うに」
「――周波王国は、デュプロ軍団大量生産をもくろんでいる……かも?」
「――ぞくぞくっ」
「背筋に、冷たいモノが、走るのでした」
「で」
「――恒星転送機マルティカ=デュオの調整ステーションを、発見したぞっ」
「かくして」
「――思ったより、時間が掛かりはした、ものの~」
「――恒星転送機マルティカ=デュオ、稼働成功」
「――ホロイン恒星五角形に、接続した……はず?」
「――よかろうっ」
「――実験だっ」
「――突入だっ」
「《ジュール・ヴェルヌ》は、恒星転送機の転送場に消えたという」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 アルコン人は二枚舌。


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