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587 [2009/11/02]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2515 . Rainer Castor / Operation Hathorjan / ハトルジャン作戦
2516 . Leo Lukas / Die Tauben von Thirdal / サーダルの鳩
2517 . Arndt Ellmer / Die Prototyp-Armee / 原型軍隊
2518 . Christian Montillon / Patrouille der Haluter / ハルト人パトロール隊
2519 . Arndt Ellmer / Die Sonnen-Justierer / 恒星調整機

□ Perry Rhodan-Heft 2515話「ハトルジャン作戦」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2515.html ]

 新銀河暦1350年頃、局部銀河群――

「ギャラクティカムは、こんな計画を承認」
「――太古レムール人が局部銀河群の随所に遺した、恒星転送機」
「――遺跡破壊は深刻なものの、幾多現存する、恒星転送機」
「――これらを、稼働させられまいか?」
「――巧くすれば~」
「――銀河系内の転送機網が、できるかも?」
「――周辺銀河をつなぐ転送機網が、できるかも?」
「で」
「この使命を受託したのが、アルコン人アトラン」
「――発進……《アトランティス》っ」
「――ごごっ」
「《アトランティス》は、もと《ソル》艦載の軽巡洋艦」
「直径100m」
「小粒ですが~」
「艦殻は、超固いソロニウム」
「駆動系は、超早いハイパータクト」
「ぴりりと辛い」
「――発進だっ……野郎どもっ」
「――おうっ」
「粉骨砕身・仕事命の職業乗員集団〈恒星転送機部隊〉」
「――にゃあ」
「泥棒専門のラオソールも1体」
「――がはは」
「ハルト人も3体」
「リンガム・テンナルと、その子供……イホとファンカン」

 苦節、幾年、幾十年――

「〈恒星転送機部隊〉の《アトランティス》は~」
「――あの時、〈反逆者〉は、破壊までしなかったのだ」
「太古レムール人の恒星転送機建設用・巨大建機《ツォイト80》を、回収」
「さらに」
「小銀河クォール──アンドロメダ銀河まで50万光年――の~」
「恒星転送機ザクラン・トリオ」
「――銀河系から、ここまでの転轍は、自動化したぞっ」
「と」
「労苦は、厭わねど~」
「道、なお遠し」
「アンドロメダ銀河の恒星転送機、いずれも稼働せず」
「――またも、失敗?」
「ですが」
「〈恒星転送機部隊〉の《アトランティス》は~」
「貴重な手掛かりを、得ていました」
「――アンドロメダ銀河のコタ星雲の、恒星転送機ホロイン五角形?」
「――この一帯は、〈島の王〉時代から禁断星域?」
「――周囲の恒星転送機からの接続を、ことごとく拒否している?」
「――そこの制御脳を懐柔できれば、あるいはなんとか……」
「アトランは、茫漠と希望を抱くのでした」

 新銀河暦1463年1月18日、銀河系――

「〈恒星転送機部隊〉の《アトランティス》は~」
「ケンタウルス星雲、恒星転送機ヴェンギル・トリオで~」
「――やったぞっ」
「――調整10年、ようやく稼働だっ」
「――よし、試運転っ」
「――行先を、カラグ恒星十二面体にっ」
「――転轍っ」
「――おおっ」
「と」
「座が盛りあがった、その時」
「――ちょっと待ってーっ」
「到着したのは、自由テラナー連盟艦《ジュール・ヴェルヌ》」
「伝令役は、ネズミビーバー、グッキー」
「――可及的速やかに、惑星オーロラへ帰還せよ?」

 惑星オーロラ――ギャラクティカムの主拠点惑星――

「《アトランティス》で、アトランが到着すると~」
「待ちかまえていた~」
「ギャラクティカム議長、ボスティク1世と~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブル」
「――使命が、あるのだ」
「――アンドロメダ銀河の遠征を、指揮してほしい」
「――最近、話題の周波王国」
「――その拠点があると、目される~」
「――アンドロメダ銀河上縁の散開星団ベンガル」
「――まずは」
「――アンドロメダ銀河に、おもむき~」
「――周波王国に関する情報収集を、頼みたい」
「――《ジュール・ヴェルヌ》を、用立てよう」
「――ギャラクティカムの一艦隊も、後続させよう」
「周知のとおり~」
「ハイパー物理学的抵抗の増大、により~」
「一般の艦船の、駆動系は~」
「いわば、カタツムリ」
「銀河間の虚空を、渡れません」
「まともに、長距離航行可能な船は、といえば~」
「《ジュール・ヴェルヌ》――」
「超技術者メタランナー種族の〈修理〉のおかげで、超高性能」
「《ソル》――また、旅に出た――と、残していった《ソル》搭載艇――」
「コスモクラート技術のハイパータクト駆動のおかげで、超高性能」
「という、程度」
「なので~」
「ギャラクティカム艦隊の銀河間移動は、別途検討が必要です」
「――このアトランが整備した、恒星転送機網により~」
「――小銀河クォールの恒星転送機ザクラン・トリオまでは、支障ない」
「――あとは~」
「――このアトランが、《ジュール・ヴェルヌ》で先行し~」
「――アンドロメダ銀河の恒星転送機のどれかを、緊急稼働」
「――ギャラクティカム艦隊を、受け入れよう」
「と、ここまでの仕事も、さりげなく織りこんで」
「さすが、アトランは違います」
「――もしくは~」
「――恒星転送機・緊急稼働が、失敗したら~」
「――クォール銀河の《ツォイト80》状況転送機を、起動して~」
「――半空間トンネルで、まずアンドロ・ベータの惑星グリーム近辺へ」
「――そこから、アンドロメダ銀河本体へ、自力航行すれば良いであろ?」
「と、万一のフォローも、忘れずに」
「さすが、アトランは違います」
「そんな・こんなで~」
「アトランの《ジュール・ヴェルヌ》と、ギャラクティカム艦隊」
「会合場所は、惑星ケムテンツと決めました」

 1月19日――

「《アトランティス》は、〈恒星転送機部隊〉もろとも~」
「《ジュール・ヴェルヌ》の格納庫へ」
「グッキーも、《ジュール・ヴェルヌ》に乗艦し~」
「――発進っ」
「……」
「小銀河クォールの恒星転送機ザクラン・トリオまでの転送は、つつがなく」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「アンドロメダ銀河へ、先行」
「コタ星雲、恒星転送機ホロイン五角形を、目指します」

 1月20日、アンドロメダ銀河、コタ星雲、恒星転送機ホロイン五角形――

「今回のアトランには、秘策がありました」
「――制御惑星の制御脳〈ホル〉に、通信接続っ」
「――こちらは高位タムラート、アトランであるっ」
「――わが指示を、聞けっ」
「が」
「――当施設は、マガンの命令しか、聞く耳持ちませんっ」
「秘策失敗」
「で」
「アトラン、キレました」
「――調整惑星に、飛べっ」
「――このアトランが、この手でスイッチを切替えてやるっ」
「が」
「――恒星転送機から、コンマ1秒単位のハイパー波がっ」
「時空が、なんだか凄い迷宮に変貌」
「――〈島の王〉が仕掛けた、罠?」
「――!」
「まきこまれて~」
「絶体絶命」
「でした、が」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「超技術者メタランナー種族の〈修理〉のおかげで、超高性能」
「おかげで~」
「なんとか、時空迷宮を脱出します」
「……」
「――恒星転送機の稼働は、すぐには無理だなぁ」
「――ギャラクティカム艦隊は、あちらの経路で、自力で来てもらおう」
「とすれば」
「――《ジュール・ヴェルヌ》単艦で、情報を先行収集だ」
「かくして」
「アトランは、計画する」
「――アンドロメダ銀河の現状を、探るのだ」
「まずは~」
「――搭載艇《ノーチラスI》は、惑星サーダルへっ」
「――〈星聴〉カランド人と、接触するのだ」
「次に~」
「――搭載艇《ノーチラスIII》は、惑星ハルパトへ」
「――ハルト人3名は、アンドロメダ銀河に移住した同族と、接触するのだ」
「なんて、作戦立案」
「《ジュール・ヴェルヌ》は、惑星サーダル方面へ」

 惑星サーダル、近傍――

「――どどーん」
「――ばばーん」
「――テフローダー宇宙船30隻と?」
「――ガイド人宇宙船50隻が?」
「――戦闘中?」
「――はてさて、どちらに加勢したものか……」
「接近してみた《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「――どどーん」
「――ローリン対探知システムが効いているのに、発見された?」
「ガイド人宇宙船団から、攻撃を受けます」
「――どどーん」
「《ジュール・ヴェルヌ》、反撃」
「ガイド人宇宙船団は、ほぼ壊滅」
「――どどどどーん」
「――ばばばばーん」
「《ジュール・ヴェルヌ》の、至近距離でも」
「――ばーん」
「でも」
「《ジュール・ヴェルヌ》の兵装は、超優秀」
「――再パルス化パラトロン・バリアっ」
「周知のとおり~」
「ハイパー物理学的抵抗の増大、により~」
「一般の艦船の、エネルギー系は超虚弱」
「パラトロン・バリアを展開するのも、ママなりません」
「が」
「再パルス化パラトロン・バリアは~」
「再パルス化重層反応、により~」
「パラトロン泡で、《ジュール・ヴェルヌ》を包むと~」
「通常空間から、完全隔離」
「《ジュール・ヴェルヌ》は、傷ひとつなし」
「かくして、戦闘終結」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「残存するテフローダー船団に、話を聞こうとします」
「が」
「――あ……こら、逃げるな」
「――おーい」
「――いったい、アンドロメダ銀河で何がおこっているんだ?」
「……」
「かくして、先刻の作戦どおり」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「――搭載艇《ノーチラスI》、発進っ」
「グッキーを乗せた搭載艇《ノーチラスI》は、惑星サーダルへ」
「そして」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「ギャラクティカム艦隊と合流すべく、惑星ケムテンツへ向かう」

 追記:訃報――

「マルコム・S・デーリアン――」
「自由テラナー連盟科学大臣」
「棺桶の中、中枢神経系だけで生きていたヒト」
「新銀河暦1392年8月17日、脳死」
「……」
「ウレンゴル家のアクタクル――」
「アルコン帝国の知将・最高頭脳」
「新銀河暦1425年12月29日、没」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 ハトルジャン銀河は、アンドロメダ銀河の現地名です。


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