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585 [2009/10/19]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2513 . Christian Montillon / Der verborgene Hof / 隠された駅
2514 . Arndt Ellmer / Ein Fall für das Galaktikum / ギャラクティカムを嵌める罠
2515 . Rainer Castor / Operation Hathorjan / ハトルジャン作戦
2516 . Leo Lukas / Die Tauben von Thirdal / サーダルの鳩
2517 . Arndt Ellmer Die Prototyp-Armee / 原型軍隊

□ Perry Rhodan-Heft 2513話「隠された駅」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2513.html ]

 新銀河暦1463年1月、自由テラナー連盟、首都テラニア――

「政庁大臣ホーマー・G・アダムズは~」
「〈黄金放射雨〉のコトを、考える」
「――あの顔……」
「――ベティ・タウフリー、だよなぁ」
「――それとも、オレの思いこみ?」
「なかなか、寝つけず」
「政庁公園の政庁池を撮した、監視3Dカメラの記録なんかを~」
「何度も眺めてみても、そんな風には見えなくて」
「でも」
「――あのとき、一緒にいたファージも~」
「――女のヒトの顔っぽく、なくなくない?」
「――とか、言ってたしなぁ」
「なんて会話を、反芻しているところへ」
「報告が、入ります」
「――またも、政庁公園で〈黄金放射雨〉が始まった?」
「――先日より、激しい?」

 ドロン帝国辺縁部、惑星マウェゴ――

「《ペトラロナ》は~」
「USO旗艦《トラヤヌス》の、搭載艇」
「搭乗するのは~」
「ロナルド・テケナーと、マイクロけだもの精鋭部隊」
「――銀河系第3のポリポート駅の手掛かりを、つかみたい」
「惑星マウェゴに、向かいます」
「……」
「惑星マウェゴは~」
「公的には、ドロン帝国の領土ですが~」
「人口の多くは、ハスプロン人」
「ドロン人も、ハスプロン人も~」
「ギャラクティカムの一員ですが~」
「――惑星地表は、両陣営・武力衝突の一歩手前?」
「地表の都市は、鋼の要塞に姿を変え~」
「星系の外縁は、戦艦1000隻が巡航中」
「で」
「ロナルド・テケナーは~」
「――隠されたポリポート駅が、地表にあるに違いない」
「と、心底・決断」
「――USOのロナルド・テケナーであるっ」
「――ギャラクティカムから託された、権限のもと~」
「――惑星マウェゴの視察を、おこないたい」
「が」
「惑星マウェゴの応答は~」
「――着陸させないっ(きっぱり)」
「搭載艇《ペトラロナ》が、無理に接近」
「してみる、と~」
「惑星防衛軍は、威嚇射撃」
「――どどーん」
「搭載艇《ペトラロナ》の目の前で、大爆発」
「――ばーん」

 マイクロけだもの部隊――

「威嚇射撃のエネルギーに翻弄される《ペトラロナ》を~」
「暗黒カプセル1隻が、こっそり離脱」
「乗員は、マイクロけだもの3体」
「セネゴ・トラインズ」
「ドライ・ケルヴィス」
「キズ・ツラッガ」
「隠密裏に、惑星マウェゴへ、降下」
「無人の砂漠に、着地です」
「マイクロけだもの3体は~」
「暗黒カプセルを、偽装場でくるむと」
「――出撃だぜっ」
「――あくまで、隠密行動だっ」
「――住民が隠しているモノを、突きとめるぜっ」
「戦闘服の機能全開」
「姿を消し、距離200kmの集落をめがけて飛ぶ」
「途上」
「――ハスプロン人の浮遊砲台だっ」
「――グライダー6台が、護衛してるぞっ」
「――まずは、こいつらを調査だっ」

 搭載艇《ペトラロナ》――

「先般、ロナルド・テケナーが、ゾルバル第2惑星で救出した~」
「モルダエル人2名と、ガンシュカル人1名」
「ロナルド・テケナーは~」
「――連中を、今回の作戦に、参加させよう」
「との、腹づもり」
「ロナルド・テケナーは~」
「――司令室にいても、やることないし」
「行動迅速」
「モルダエル人2名と、ガンシュカル人1名の部屋を、訪問したり」
「3名は、捕虜ではありません」
「が」
「保安上、部屋から一歩たりとも出るな、という約束なので~」
「ロナルド・テケナーの、徴兵活動を避ける術なし」
「一方的に、話を聞かされ」
「――今回の作戦に、参加してほしいっ」
「ガンシュカル人1名は、勇気ある拒絶」
「モルダエル人2名は、作戦参加を承諾します」
「と」
「――惑星マウェゴから、条件つきで着陸許可が出た?」
「――条件は……搭載艇《ペトラロナ》から一歩たりとも出るな?」
「――良かろう……着陸だっ」
「搭載艇《ペトラロナ》は、宙港に降下」
「すると」
「――!」
「すかさず、拘束場が搭載艇《ペトラロナ》を捕捉」
「ドロン人は~」
「――搭載艇《ペトラロナ》を、臨検したい」
「が」
「ロナルド・テケナーの応答は~」
「――乗艦させないっ(きっぱり)」
「さらに」
「ロナルド・テケナー、いつものはったり」
「無線で、艦隊の出前を頼むフリ」
「――もしもし……キントセンター?」
「――全艦隊を、ドロン帝国の惑星マウェゴまで、大至急だっ」
「――もう、出た?」
「――良かろうっ」
「――30分以内に到着しないと、料金は払わんぞっ」

 マイクロけだもの部隊――

「ハスプロン人の浮遊砲台に潜入した、マイクロけだもの3体」
「セネゴ・トラインズは~」
「――浮遊砲台とグライダーを、調査したいっ」
「ドライ・ケルヴィスは~」
「――近くの都市を、調査したいっ」
「キズ・ツラッガは~」
「――待機してるよっ」
「……」
「セネゴ・トラインズは~」
「浮遊砲台の司令台まで、難なく到達」
「ポジトロニクスに接続、すると~」
「――作戦予定地点は、砂漠の真ん中?」
「――最寄りの都市から、何百kmも離れてる?」
「――ハスプロン人が沼地化した地域からも、50kmは離れてる?」
「――そこに一体、何が?」
「……」
「ドライ・ケルヴィスは~」
「都市に到達」
「――なになに……完全封鎖地帯?」
「――そこに一体、何が?」
「……」
「セネゴ・トラインズが入手した作戦座標と~」
「ドライ・ケルヴィスが入手した封鎖地帯の座標は~」
「同一でした」
「――出撃だっ」
「マイクロけだもの3体は、封鎖地帯へ急ぐ」

 自由テラナー連盟、首都テラニア――

「――ざざざ、ざー」
「大量発生した、黄金の滴により~」
「政庁公園は、あたかもベールをかぶったよう」
「で」
「政庁大臣ホーマー・G・アダムズが~」
「政庁公園に、駆けつけると~」
「細胞活性装置に惹かれた、のでしょうか?」
「――ざざざ、ざー」
「黄金の滴が、集合すると~」
「コゲ茶色の人間みたいな塊2つに」
「――ベティ・タウフリー……みたい?」
「――キタイ・イシバシ……みたい?」
「コゲ茶色の塊は、あたかも苦痛に身悶えるみたい」
「――くねくね~」
「苦労して、コゲ茶色の塊が紡いだ言葉が」
「――ペリー・ローダンは……どこに?」
「――!」
「突然」
「コゲ茶色の塊は、消えました」

 マイクロけだもの部隊――

「封鎖地帯に到達した、マイクロけだもの3体」
「――封鎖地帯は、一辺5kmの三角形?」
「周囲には、戦闘員数千名、戦闘グライダー数千台」
「一辺には、ドロン人」
「一辺には、ハスプロン人」
「残りの一辺には、両種族」
「上空は高度80mまで、両種族の戦闘ロボット数千体が埋めつくす」
「全体を、防御バリアのドームが覆う」
「――競技場みたい、だなぁ」
「――あ……ロボット600体が、防御バリアのドームに入るぞっ」
「マイクロけだもの3体は~」
「ロボットの出入りのたびに開く、構造亀裂を抜け~」
「防御バリアのドームに潜入」

 搭載艇《ペトラロナ》――

「ロナルド・テケナーは、約束なんてハナから無視」
「反重力プラットフォームで、搭載艇《ペトラロナ》を、悠々離脱」
「相手側も、黙って見ているはずもなく」
「グライダー10機が、搭載艇《ペトラロナ》に、照準をすえ~」
「浮遊戦車が、ロナルド・テケナーに、接近」
「ドロン人2ダースが、ロナルド・テケナーに、銃をかまえて~」
「――即刻、自艦にもどるのだっ」
「が」
「ロナルド・テケナーの応答は~」
「――戻らないっ(きっぱり)」
「あんまりな回答に、ドロン人は呆れてモノも言えない」
「とはいえ」
「ロナルド・テケナーには、もちろん勝算があるわけで」
「じつは~」
「搭載艇《ペトラロナ》は、こっそり母艦に支援を求めていたのでした」
「――ごごごっ」
「――!」
「上空に、巨艦=USO旗艦《トラヤヌス》登場」

 マイクロけだもの部隊――

「封鎖地帯で、地底に続く縦孔をいくつも発見した、マイクロけだもの3体」
「――突入っ」
「縦孔の一本を、下り~」
「回廊を、たどり~」
「――下の方に、巨大な金属塊が、ある?」
「――封鎖地帯より、大きいかも?」
「――おおむね、三角形?」
「マイクロけだもの3体は~」
「巨大金属塊の内部につながる入口を、発見」
「――突入っ」

 搭載艇《ペトラロナ》――

「USO旗艦《トラヤヌス》の示威効果は、すばらしい」
「ロナルド・テケナーは~」
「以後は、さしたる苦労もなく~」
「ドロン人の国家委員とハスプロン人の通商代表と、会談しようということに」
「ロナルド・テケナーは~」
「モルダエル人2名を、同行させます」
「――ただし、合図するまで、素姓を気づかれないように」
「――頭巾をかぶって、顔を隠しておくのだっ」
「一行は~」
「送迎グライダーで、会談予定地へ」

 マイクロけだもの部隊――

「巨大金属塊に潜入して、調査すると~」
「――やはり、ポリポート駅だっ」
「目標を発見、できたわけで」
「作戦完了です」
「そこへ」
「――ハスプロン人たちが、接近中?」
「――ようしっ……撤収だっ」

 会談場所、ロナルド・テケナー一行――

「ドロン人の国家委員は~」
「――ジャラル・クアンです」
「ハスプロン人の通商代表は~」
「――シャヒド=フェラー・アロム=ネブ=ルダ・バスバ6世です」
「で」
「両名、言い張って曰く」
「――戦争準備なんて、ないのです」
「――つまらない誤解です」
「そこで」
「ロナルド・テケナーは、合図する」
「随員2名が、頭巾をハネ上げ、素顔をさらしました」
「――も……モルダエル人っ」
「――ひぃっ」
「――ばーん」
「いあわせたドロン人1名が、思わず発砲」
「モルダエル人の一方が、銃弾をうけて重傷」
「――搭載艇《ペトラロナ》に運べっ」
「――急いで手当をっ」
「で」
「続く会談で~」
「残った方のモルダエル人は、けっこう熱く語る」
「――仲違いは、よくないよー」
「――ボクが、USOと一緒に、面倒を見るからー」
「――喧嘩は、もうやめようよー」
「……」
「かくして」
「ロナルド・テケナー、提案して曰く」
「――惑星マウェゴのポリポート駅は~」
「――銀河系すべての安全に関わるモノ、として~」
「――ギャラクティカムの直接の監督下に、置いてはいかが?」
「さらに、曰く」
「――ドロン人も、ハスプロン人も、両者は矛を収め~」
「――軍備縮小、してはいかが?」

 自由テラナー連盟、首都テラニア――

「――!」
「緊急事態に、太陽系政庁は、パラトロンバリアを展開」
「政庁大臣ホーマー・G・アダムズのもとへ~」
「報告が入ります」
「――大西洋に?」
「――巨大な雲のドームが、出現?」
「――え?」
「――消滅した?」
「……」
「政庁大臣ホーマー・G・アダムズのもとに~」
「安らかな眠りが訪れるのは、いつの日か」
「――雲のドーム?」
「――黄金放射雨?」
「――昔のミュータントたち?」
「いろいろ数えて、今夜も眠れず」
「――あれもこれも……超知性体〈それ〉の仕業かなぁ?」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 ロンさまの度量、予測不能。


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