rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

584 [2009/10/12]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2512 . Christian Montillon / Die TRAITOR-Marodeure / 〈反逆者〉落伍兵
2513 . Christian Montillon / Der verborgene Hof / 隠された駅
2514 . Arndt Ellmer / Ein Fall für das Galaktikum / ギャラクティカムを嵌める罠
2515 . Rainer Castor / Operation Hathorjan / ハトルジャン作戦
2516 . Leo Lukas / Die Tauben von Thirdal / サーダルの鳩

□ Perry Rhodan-Heft 2512話「〈反逆者〉落伍兵」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2512.html ]

 新銀河暦1463年1月、自由テラナー連盟、首都テラニア――

「太陽系政庁の足もとにある、政庁公園で~」
「政庁大臣ホーマー・G・アダムズと~」
「ホイッスラー社の取締役が~」
「なにやら、契約交渉中」
「と」
「――!」
「突然」
「――ぱらぱら」
「黄金の滴のようなもの、が」
「――ざざざ、ざー」
「大量に、降ってきました」

 新銀河暦1347年、〈反逆者〉、局部銀河群から撤退――

「が」
「――オレたち、取り残された?」
「艦艇や、基地要員や、さまざまな連中が~」
「――取り残されたっ」
「……」
「銀河系では~」
「〈反逆者〉残留組の、多数派は~」
「身を、よせあい~」
「座標は極秘の惑星2つに、定住地を定め~」
「近辺を航行する商船や商船団を、略奪し~」
「その日暮らしの、宙賊稼業」
「――〈反逆者〉落伍兵が、また出たぞっ」
「とはいえ」
「稼ぎは、あくまでセコく」
「中枢の商業ルートを、脅かすことなく」
「多忙な銀河系諸国家も、本腰を入れて対処することなく」
「――〈反逆者〉落伍兵が、また出たぞっ」
「日常と、化していました」
「他方」
「〈反逆者〉残留者の、少数派は~」
「〈反逆者〉落伍兵と、袂を分かち~」
「――銀河系社会に、溶けこみたい」
「――子孫のためにも、平和が一番」
「諸惑星に、落ち着き場所を、求めたり」
「が」
「銀河系にも、過激なヒトたちは、いるわけで」
「――三軒長屋のモルダエル人が、殺られた?」
「――〈反逆者〉狩りが、また出たぞっ」
「〈反逆者〉狩りは、正体不明」
「世間の下馬評、によれば~」
「――主星ドロラーをキャビネット化された、アコン人残党の犯行では?」

 新銀河暦1350年1月1日――

「――巷を騒がせる、〈反逆者〉狩りの一件」
「――放置すれば、銀河系の治安上、よろしからず」
「――このUSOが、一肌脱ごうっ」
「正式には、ギャラクティカムの委託、により~」
「ギャラクティカム審議会に対してのみ、報告義務を負う、ということで」
「USO、活動開始」

 新銀河暦1463年1月、USO――

「オクストーン人、モンキーは、USOを指揮する政務大提督」
「ロワ・ダントンは、長らく副官を務めていました」
「が」
「――《ソル》で、旅に出ます」
「そこで」
「ロナルド・テケナーが、副官に就任したのですが」
「――連中の世話も、お願いします」
「マイクロけだもの部隊の世話係も、押しつけられたのでした」
「……」
「ロナルド・テケナーは~」
「USOの現場工作員ノア・ケルクからの報告を、うけ~」
「――〈反逆者〉狩りが、ゾルバル第2惑星に?」
「――保護対象は、モルダエル人4名、ガンシュカル人3名っ」
「――出動だっ」
「――おーっ」
「ロナルド・テケナーとマイクロけだもの精鋭部隊、出動」
「が」
「同じ頃」
「――現場工作員ノア・ケルク、音信不通?」

 ドロン帝国辺縁部、ゾルバル第2惑星――

「ドロン帝国は~」
「勇猛果敢なサルカン戦士を輩出する、由緒ある宙域国家」
「アルコン帝国とは、古来、因縁浅からず」
「西暦2045年あたりにも、アルコン帝国の藩屏になったり」
「その後も、経緯あれこれ」
「で」
「ゾルバル第2惑星は~」
「ドロン帝国の辺縁部に、属しています」
「……」
「――おーっ」
「ロナルド・テケナーとマイクロけだもの精鋭部隊は~」
「準備万端、突入したのですが」
「〈反逆者〉狩りのグライダーが、地元市街に墜落」
「被害甚大」
「〈反逆者〉狩りは、まんまと逃走」
「――保護できたのは、モルダエル人2名、ガンシュカル人1名だけ?」
「惨敗です」

 USO旗艦《トラヤヌス》艦上、本作戦司令部――

「ロナルド・テケナーは、USO政務大提督モンキーに顛末を、報告」
「今後を、話し合う」
「――音信不通の現場工作員ノア・ケルクを、探すのだ」
「――最後の連絡は、惑星アデクシオンから?」
「――〈反逆者〉落伍兵からの投降者と、接触したとか、しないとか……」
「惑星アデクシオンも~」
「ドロン帝国の辺縁部に、属しています」
「――保護対象は、現場工作員ノア・ケルクっ」
「――ついでに、〈反逆者〉落伍兵・拠点惑星の座標をゲットだぜっ」
「――出動だっ」
「――おーっ」
「ロナルド・テケナーとマイクロけだもの精鋭部隊、出動」

 ドロン帝国辺縁部、惑星アデクシオン――

「ロナルド・テケナーは~」
「――オレ、テラの成金、シェルダン・ケルケドだよんっ」
「扮装して、現地へ潜入」
「最高級ホテルに、陣取ります」
「――都市ゲーム?」
「――もちろん、参加するよんっ」
「――そこのドアマン、高額なチップをやるから、オレを補佐するのだよんっ」
「対戦者は、とあるプロフォツォイト人――ハイエナ顔の〈反逆者〉種族」
「何戦か、するうちに~」
「ロナルド・テケナーは~」
「――勝ったよんっ」
「――勝ったよんっ」
「大儲け」
「影に日向に、目立っていると~」
「――何だ……よん?」
「食事中、こっそり記録媒体が届けられました」
「再生してみた、映像には~」
「酷く痛めつけられた様子の、現場工作員ノア・ケルク」
「――スティコルヴァト広場……」
「――テラ時間で、1月17日正午……」
「――ススマール食堂で……」

 同じ頃、自由テラナー連盟、首都テラニア――

「政庁大臣ホーマー・G・アダムズの前に~」
「――ざざざ、ざー」
「大量に降ってきた、黄金の滴のようなもの」
「政庁大臣ホーマー・G・アダムズは~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉から分裂した〈バッテリー〉のコト」
「など、想起します」
「当時~」
「〈バッテリー〉も、こんなふうに融けて、飛散していったのでした」
「で」
「黄金の滴は集合すると、コゲ茶色の塊に」
「――人間みたいな、輪郭?」
「――顔は、ムンクの叫び、みたいな?」
「――!」
「突然」
「コゲ茶色の塊は、消えました」
「政庁大臣ホーマー・G・アダムズ、つぶやいて曰く」
「――あの顔……ひょっとして?」

 1月17日正午、ドロン帝国辺縁部、惑星アデクシオン――

「スティコルヴァト広場、ススマール食堂で」
「ロナルド・テケナーは、追加指示をうける」
「――閉鎖されたリブラヴァル・スタジアムまで、来い?」
「行ってみる、と」
「見た目、テラナー女性が、ひとり」
「――カテリナ、と呼んでください」
「――わたしは、〈反逆者〉落伍兵の一員ですが~」
「――投降、したいのです」
「――〈反逆者〉落伍兵の拠点惑星の座標も、開示します」
「――USO現場工作員ノア・ケルクも、解放します」
「――だから、お願いです」
「――ロンさまの、お口添えで~」
「――〈反逆者〉種族すべてを、ぜひ銀河系種族の共同体の一員にっ」
「――〈反逆者〉種族ずべてに、ぜひ特赦をっ」
「――〈反逆者〉撤退から、116年」
「――すでに、〈反逆者〉を知らない第2、第3の世代が、生まれています」
「――〈反逆者〉に戻りたいなんて、ほんの少数派なのです」
「と、ここいらで」
「カテリナさんも、正体を明かし~」
「ハイエナ顔のプロフォツォイト人に、変身してみせたり」
「つまり」
「擬態する〈反逆者〉種族、コーダ・アラティール、なのでした」
「で」
「カテリナさん、さらにダメ押し」
「――コレを、見てください」
「差し出して、見せたのは~」
「コスモクラート水準……少なくとも〈力強き者〉水準の、ハイテク産物」
「ロナルド・テケナーが、身を乗りだした、ところへ」
「――!」
「突然」
「モルダエル人武装部隊が、出現」
「――この裏切り者っ」
「――ばばばっ」
「カテリナさんは、撃たれて死亡」
「ロナルド・テケナーは、麻痺させられて」
「……」
「――はっ」
「ロナルド・テケナーが、覚醒すると~」
「〈反逆者〉落伍兵アジトの殺風景な個室に、全裸で拘束」
「ガンシュカル人1名が登場」
「尋問開始」
「――キサマは、ロナルド・テケナーだなっ」
「下調べは、万全らしく」
「誤魔化しは、効かない、雰囲気」
「ロナルド・テケナー、隙をうかがい」
「――きぇーっ」
「ガンシュカル人を不意打ちしようとして、失敗」
「で」
「ガンシュカル人は、武装したモルダエル人2名を伴い、再登場」
「尋問再開」
「――振動メスで、拷問してやる」
「――うっ」
「と」
「――!」
「突然」
「尋問室の扉が、ばーん」
「じつは、先だってから~」
「全裸のロナルド・テケナーは~」
「隠しとおした秘密装備で、救難信号を発信していました」
「セネゴ・トラインズ指揮下、マイクロけだもの精鋭部隊が」
「――ばばばっ」
「と、突入」
「〈反逆者〉落伍兵アジトの中で、激しい戦闘」
「〈反逆者〉落伍兵の一味は~」
「――USOの手に、落ちるなっ」
「無謀な戦闘か、または自害で、死を選択」
「残る最後の、モルダエル人1名が~」
「ハイテク産物をつかんで、転送機で逃走」
「ロナルド・テケナーは~」
「マイクロけだものが持ってきた軽戦闘服に、袖をとおすと~」
「すかさず、追撃」
「――あ」
「モルダエル人は、斜面を滑落」
「――うっ」
「首を折って、死亡」

 USO旗艦《トラヤヌス》艦上、本作戦司令部――

「ロナルド・テケナーは、USO政務大提督モンキーに顛末を、報告」
「――ところで?」
「――あのハイテクは?」
「――あの象牙みたいな平らな円盤は、何でしょう?」
「謎の物体に、ついては~」
「すでに、キントセンター技術者アリヌ・クイムが分析を、開始しています」
「が」
「じつは」
「USO政務大提督モンキーは~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルから~」
「すでに、問題の物体の正体を、聞き知っていました」
「――ポリポート駅網というモノが、あってだな……」
「――古来、銀河系に、ポリポート駅は3基」
「――1基は、太古レムール人の巨大建機《ツォイト80》と共に、ばーん」
「――1基は、星系ソルに曳航された、ポリポート駅《ガリレオ》だ」
「――1基は、所在不明だ」
「ロナルド・テケナーは、はじめて聞く話です」
「――つまり?」
「――アレは、ポリポート駅・クラスA制御装置だ」
「で」
「――〈反逆者〉落伍兵は、アレをドロン帝国から略奪したとか?」
「――ドロン帝国は、ハスプロン人と戦争中とか?」
「――総合すると?」
「――事態の背後には?」
「――ドロン帝国とハスプロン人の、ポリポート駅争奪戦が?」
「……」
「ところで」
「〈反逆者〉落伍兵アジトから~」
「現場工作員ノア・ケルクも、救出されました」
「酷く痛めつけられて、いましたが」
「順調に回復しつつ、あるとのことです」

 自由テラナー連盟、首都テラニア――

「政庁大臣ホーマー・G・アダムズは~」
「黄金の滴のようなモノのコトを、考える」
「――何かイタズラ的なモノに、ひっかかったのか?」
「――それとも?」
「――〈黄金放射雨〉現象として、認知すべきか?」
「ところで」
「――あの顔……」
「――何度考えても、ベティ・タウフリー、だよなぁ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 ロンさまのフトコロの深さ、というか。


d-information ◆ 584 [不定期刊] 2009/10/12
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]