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579 [2009/09/07]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2507 . Arndt Ellmer / In der Halbspur-Domäne / 半空間シュプール領域にて
2508 . Uwe Anton / Unternehmen Stardust-System / スターダスト星系計画
2509 . Horst Hoffmann / Insel im Nebel / 雲中の島
2510 . Hubert Haensel / Die Whistler-Legende / ホイッスラー伝説
2511 . Hubert Haensel / Schatten im Paradies / 楽園に射す影

□ Perry Rhodan-Heft 2507話「半空間シュプール領域にて」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2507.html ]

 新銀河暦1463年1月――

「ポリポート駅網――搬送筒で、11の銀河を結ぶ超ハイテク遺物」
「自由テラナー連盟は~」
「拾ったポリポート駅《ガリレオ》を、土星軌道に運んで調査」
「ところが」
「ポリポート駅相互の通信を、聞いていると~」
「――周波王国が、ポリポート駅網を、征服開始?」
「――人類植民星系スターダストからも、救難信号?」
「――ならばっ」
「――このローダンが、平和のために、征服しかえしてやるっ」
「自由テラナー連盟は~」
「隣接する、ポリポート駅《イタフォル》を、周波王国から奪還」
「で」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンは~」
「ポリポート駅管理人〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族に招待され~」
「招待先のキョン・メガス銀河で、周波王国の襲撃をうけて~」
「現在~」
「イホ・トロトと、モンドラ・ダイアモンドさんと~」
「ラモズ――猫っぽい、土地の生き物――と~」
「宇宙船《ミクル=ジョン》に、乗り~」
「キョン・メガス銀河の、ポリポート駅《ペリステラ》から」
「ディクティヨン銀河の、ポリポート駅《オロロギオン》へ」
「……」
「ちなみに」
「宇宙船《ミクル=ジョン》は~」
「〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族が建造した、特別仕様」
「オベリスク型の船体に、くびれが2箇所、あるのです」
「――分離っ」
「――がこっ……がこっ」
「くびれのトコロで3つに分かれて、搬送筒を~」
「――ごごごっ」
「通り抜け、可能なのです」

 ディクティヨン銀河、ポリポート駅《オロロギオン》――

「出発前~」
「ポリポート駅《ペリステラ》の駅長脳、曰く」
「――ポリポート駅《オロロギオン》ハ~」
「――コノトコロ、特段、交通量ガ増エテモオラズ~」
「――平穏無事ト、イエルデショウ」
「が」
「宇宙船《ミクル=ジョン》が、搬送筒の出口に到着すると~」
「搬送デッキには、地元の諸種族が、うようよ」
「ローダンは、用心のため~」
「――レッドアラートっ」
「――宇宙船《ミクル=ジョン》の全兵装を、待機状態にっ」
「状況を、見てみましょう」
「どうやら」
「見たところ~」
「――周波王国の征服活動は、周知の事実らしいですな」
「――戦闘準備、万端ですね」
「搬送筒前に、重砲が据えられ~」
「宇宙船《ミクル=ジョン》に、照準を定めたり」
「そこで」
「宇宙船《ミクル=ジョン》のバリアを、解除」
「ローダンひとりが、まず下船」
「――は、はろー?」
「――わたしの名は、ペリー・ローダン」
「――ポリポート駅《ペリステラ》から来た、ご覧のとおりの旅行者だ」
「――仲間も、丸腰で下船してくる」
「――仲良くしては、いただけまいか?」
「モンドラさんと、イホ・トロトも、順次、下船」
「それを、包囲する武装集団は~」
「アクロニス種族――頭部が丸い毛皮生物」
「指導者は、ガルハノ・キオノとか、いうらしい」
「と」
「――かっ」
「搬送筒の出口が、燃える感じで」
「激しい戦闘でボロボロな感じ、の一団が到着」
「2本脚、頭部ぐるりを眼がとりまき、感覚器が束と生えている、未知種族」
「――どうしたっ」
「武装集団の指導者ガルハノ・キオノが、駆けよると」
「――や……やられましたっ」
「――ポリポート駅《グワロナックス》は……もうダメです」
「――周波王国に制圧されるのは……時間の問題です」
「当地の指導者ガルハノ・キオノ、曰く」
「――周波王国めっ」
「――遅かれ早かれ、《オロロギオン》にも襲撃があるに、違いないっ」
「どうやら」
「見たところ~」
「――制御装置を、所持するヒトがいない?」
「搬送筒のスイッチを切断できない、らしい」
「とりあえず」
「ローダンは~」
「仲間に、曰く」
「――ひそひそ(クラスA制御装置を所持しているのは、内緒だぞ)」
「当地の指導者ガルハノ・キオノに向かって、曰く」
「――周波王国のダルチュルカ軍団が、到来したら~」
「――われわれも、共に戦わせていただけまいか?」
「――この船は、ここに置いておこう」
「――敵が到来したら、防戦に使ってもらって、構わない」
「適当な御託を並べた、一行は~」
「信頼と行動の自由を、得て~」
「搬送デッキ内に設えられた難民居住区へ、ぶらぶら向かう」

 ポリポート駅《オロロギオン》――

「ここに集まる雑多な種族は~」
「――別のポリポート駅からの難民、らしいですな」
「ディクティヨン銀河には、ポリポート駅が12基」
「うち8基が、わずか数日で周波王国のダルチュルカ軍団に征服された、とか」
「イホ・トロトは~」
「とりあえず、《ミクル=ジョン》へ戻るという」
「でも」
「ローダンと、モンドラさんは~」
「――ディクティヨン銀河の情勢を、もっと知りたい」
「と、周囲をラモズを連れて、周囲をぶらぶら」
「と」
「――!」
「――ペリー、見た?」
「――あの、黒い耐圧服は?」
「――にゃあ」
「見かけた異星人数名を追いかけ、ふたりと1匹は回廊へ」
「姿は見失いますが、とにかく回廊の突き当たりへ」
「――ペリー、この扉は?」
「――なんだか、美味そうな匂いがするぞ」
「――にゃあ」
「そこは、各種種族が舌鼓を打つ、料理店」
「ふたりと1匹は~」
「防護服に身を包んだメタン呼吸生物=マークスと対面です」
「――アンドロメダ銀河から移住したマークスの一派?」
「――〈半空間シュプール領域〉の利用者の会、に所属していた?」
「――そんなこんなで、感情も豊かになって?」
「――ポリポート駅の技術にも、詳しい?」
「――ポリポート駅の制御装置の使い方にも、もちろん、詳しい?」
「――でも、秘密が漏れるとイヤだから、あとは自宅で?」
「ふたりと1匹は~」
「マークスの住居を、訪問することに」

 ポリポート駅《オロロギオン》、マークス住居――

「――コンテナの中?」
「――安全のため、空気を抜いて?」
「――さらに、その中に住居がある?」
「もちろん、マークス住居の大気はメタン・アンモニア」
「ローダンとモンドラさんは、万能宇宙服のヘルメットを締めて、訪問です」
「――ラモズは、外で待っててね」
「――にゃあ……かりかり(寂しいにょ)」
「で」
「マークス代表グレク1、説明して曰く」
「――クラスA制御装置は、ほら、こんな風に使って~」
「――ポリポート駅を、稼働させたり、停止させたり、封鎖したり、できます」
「――ほほう」
「ローダン、思うに」
「――(なんか、うさんくさいな)」
「――(肝心のコトを、なんだか教えてもらえて、ないような?)」
「なんて、やっていると」
「――ぴぴぴ」
「イホ・トロトから、メール着信」
「――至急、《ミクル=ジョン》まで戻られたし?」
「ローダンと、モンドラさんは~」
「マークス住居を、早々に辞去します」
「コンテナの外には~」
「――にゃあにゃあにゃあっ(捨てられたかと思ったにょ)」
「というラモズ、の他に~」
「アクロニス種族およそ200名が、待っていました」
「――来るのだっ」
「けっして好意ではなく、不審者を見る目つき」
「――モンドラ、逃げるぞっ」
「万能宇宙服の機能を、フル活用」
「姿を消して、《ミクル=ジョン》へと逃げこむ」

 搬送デッキ、宇宙船《ミクル=ジョン》――

「イホ・トロトは~」
「ポリポート駅《オロロギオン》の駅長脳に、接続」
「いくらか情報を、入手したわけで」
「――3日前に、モールス信号?」
「――シンパイヲ カケルナ?」
「――レンラク サレタシ?」
「――イタフォルハ アンタイ?」
「帰船して、これを読んだローダン」
「――返信したら、敵が《オロロギオン》に目をつけるかも」
「一瞬、躊躇したものの」
「――どうせ攻めてくるんだし……まあ、良いか」
「と、いうわけで」
「――オレハ ココニイル」
「――テキトウニ カエルカラ」
「――ゼンギンガニ タスケヲコイ ハンゲキニテンジヨ」
「返信するのです」
「とか、やっていると」
「――!」
「船内に出現する、身長1.6mの少女のようなモノ」
「ミクル――宇宙船《ミクル=ジョン》が作った、立体映像です」
「――ミクルは~」
「――何万年分の操縦者の精神成分が、渾然一体となったモノ、なんです」
「――融けたモノの残響が、時間をかけて溜まって・溜まって~」
「――意識を生じ、プロジェクションを作ったんです」
「――〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族さんが~」
「――最初にポリポート駅を発見したときも、現場にいました」
「――〈力の球形体〉エスタルトゥのジオン・ゾム銀河のアンドゥリー種族が~」
「――〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族さんに、なって~」
「――ポリポート駅網の使い方を、憶えて~」
「――宇宙航行を、しなくなって~」
「――ミクルは、骨董品として、陳列されて~」
「――長い時間、ずーっと、置き去りのままで~」
「――だから、ぜったい、一緒に連れていってください」
「――『置いていく』なんて、もう言わないでください」
「ローダンは~」
「ミクルに向かって、曰く」
「――約束しようっ」
「――銀河系に帰るまで、ずっと一緒だっ」
「――帰ったら仕事も世話しようっ」
「――一所懸命、働くのだっ」
「――はいっ」
「とか、やっていると」
「宇宙船《ミクル=ジョン》の周囲では~」
「アクロニス種族の包囲陣に、マークス3名が何やら交渉」
「――うろんな目をしたアクロニス種族が、引き揚げていく?」
「――マークス3名が、面会を求めている?」
「エアロックで、ローダンはマークスと対面」
「すると」
「マークス代表グレク1、曰く」
「――〈ハトルジャン銀河を解放した伝説の不死者〉ペリー・ローダンよっ」
「――助けてください」
「――すでに敵手中にあるポリポート駅《アルタハト》に、潜入したいのです」
「――その一角《アルタ》貯蔵庫に、制御装置の備蓄が大量にあるのです」
「――強奪、したいのです」
「ローダン、思うに」
「――(なんか、うさんくさいな)」
「――(肝心のコトを、なんだか教えてもらえて、ないような?)」
「そこで」
「マークス代表グレク1、曰く」
「――みなさんの安全は、保証します」
「――種族の秘密も、教えます」
「――ボクたち、じつは精神体への進化過程にある影マークスです」
「――変成の初期段階、なので~」
「――非物質化も、再物質化も、けっこう自由自在」
「――でも」
「――それなりに、エネルギーが必要なので~」
「――アナタのような細胞活性装置所持者に、作戦中そばにいて欲しいのです」
「ローダン、ほだされます」
「――まあ、そこまで言われたら……なあ」
「――(見返りは、何もないのに?)」
「そこで」
「マークス代表グレク1、説明して曰く」
「――クラスA制御装置は、ほら、こんな風に使って~」
「――ポリポート駅の施設と機器を~」
「――第1水準、第2水準まで、ほら自在にこのように……」
「――ほほう」
「かくして」

 ポリポート駅《アルタハト》――

「ローダンと、マークス3名は~」
「搬送ソリで搬送筒を、抜け~」
「周波王国が征服した、ポリポート駅《アルタハト》へ」
「周波トレーサー、ゴランフォグが指揮する、ダルチュルカ駐留部隊を~」
「影マークスの能力で、やりすごし~」
「計画どおり、強奪成功」
「制御装置76基を、ポリポート駅《オロロギオン》へ、持ち帰ると~」
「ローダンは、搬送筒を閉鎖」
「かくして」
「マークス代表グレク1、曰く」
「――〈ハトルジャン銀河を解放した伝説の不死者〉ペリー・ローダンよっ」
「――ありがとうございますっ」
「――この制御装置76基が、あれば~」
「――アクロニス種族と共に~」
「――周波王国に対する抵抗運動を、組織することができますっ」
「――あれ……?」
「――〈ハトルジャン銀河を解放した伝説の不死者〉ペリー・ローダンよっ」
「――制御装置が半分――38基――しか……ないんですけど?」
「残りの半分――38基――は~」
「――このペリー・ローダンが~」
「――故郷に持ち帰り、周波王国との戦いに有効活用しよう、と思うのだが?」
「――何か……問題でも?」

 ポリポート駅《オロロギオン》――

「ローダン一行は~」
「銀河系のはずれのポリポート駅《イタフォル》に、帰りたい」
「が」
「――やはり、閉鎖されてますね」
「ならば」
「――アンドロメダ銀河まで、行って?」
「――向かっているはずの《ジュール・ヴェルヌ》に拾ってもらう、とか?」
「――それしか、ないようですな」
「――にゃあ」
「一行の中で、話がまとまりかけたとき」
「マークス代表グレク1から、こんな話が」
「――つながらなかったポリポート駅が、接続可能になった?」
「――そのポリポート駅の、名前は?」
「残念ながら、《イタフォル》ではありません」
「が」
「――《ネオ=オリンプ》?」
「所在不明の人類植民地=星系スターダストにある、ポリポート駅です」
「と、なれば」
「ローダンの、瞬間切替えスイッチが」
「――かちっ」

 1月17日――

「ローダン一行を乗せた、宇宙船《ミクル=ジョン》は~」
「ディクティヨン銀河の、ポリポート駅《オロロギオン》から」
「星系スターダストの、ポリポート駅《ネオ=オリンプ》へ」
「――発進っ」
「――ごごごっ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 ローダン作家チームから、現役最古参作家ホルスト・ホフマン氏、脱退。
 行く末が、ちょいと心配。


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