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572 [2009/07/20]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2500 . Frank Borsch / Projekt Saturn / サターン計画
2501 . Christian Montillon / Die Frequenz-Monarchie / 周波王国
2502 . Christian Montillon / Im Museumsraumer / 博物館宇宙船にて
2503 . Andreas Eschbach / Die Falle von Dhogar / ドガルの罠
2504 . Leo Lukas / Die Hypersenke / ハイパー沼

□ Perry Rhodan-Heft 2500話「サターン計画」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2500.html ]

 人工惑星ワンダラー――

「超知性体〈それ〉は~」
「ホムンクに、曰く」
「――人類の暦で100年以上、平和が続いたが、のー」
「――それも、終わりで、のー」
「――連中の尻をはたいて、ワシも助けてもらわんと、のー」
「――アヤツのところに、ヒントを、届けに行ってくれんか、のー」
「――アヤツは、大事な決断を下さんと、のー」
「――アヤツの種族の命運も、掛かっておるし、のー」

 新銀河暦1463年1月3日、銀河系、星系ソル――

「終末戦隊〈反逆者〉を撃退してから、116年」
「いろいろなコトが、ありました」
「でも」
「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダンは~」
「細胞活性装置のおかげで、不死」
「自由テラナー連盟政庁次官モンドラ・ダイアモンドさんは~」
「――デロリアン産んでから、齢とらないのよねー」
「とか、主張して」
「気の長いおつきあい、継続中」
「――見せたいモノが、あるんだ」
「――期待なんて、してないんだからね」
「なんて」
「ふたりは、土星へ向かう」

 土星衛星軌道――

「見せたいモノ、とは~」
「土星の環に隠してある、琥珀色の宇宙ステーション」
「――コードネームは、《ガリレオ》?」
「さしわたしは、2500m以上」
「形は、かなり複雑です」
「たとえる、なら~」
「角皿2枚を、向かい合わせに貼りあわせ~」
「縁をぐるっと噛みちぎって、歯形でギザギザに」
「皿の中央に、穴を開ける」
「穴の直径は1.5km」
「穴をのぞくと~」
「ペイルブルーに輝く管4本が、宙に浮いている」
「ちなみに、琥珀色の素材の正体は、不明」
「――60年くらい前に?」
「――銀河系ノースサイドの恒星ラシュ=12a周回軌道で、発見して?」
「――持ち主ががいないのを、良いことに?」
「――こっそり、運んできて?」
「――こっそり、調査していた?」
「――何で、そんなこと?」
「……」
「117年前――」
「球状星団オメガ・ケンタウリで、ローダンが発見して~」
「すぐに、アトランが壊してしまった~」
「太古レムール人の恒星転送機建設用・巨大建機《ツォイト80》」
「発見当時~」
「巨大建機《ツォイト80》を、不法占拠していたのが~」
「〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族」
「巨大建機《ツォイト80》にあった、原理不明の〈搬送駅〉」
「――コードネーム《ガリレオ》は、その〈搬送駅〉に似てる?」
「――ポリポート駅と、命名してみた?」
「――使い方がわかれば、銀河間移動なんか超簡単、かもしれない?」
「――それが……サターン計画?」

 土星衛星軌道、ポリポート駅《ガリレオ》――

「サターン計画責任者、ミルトン・デビーア博士」
「身長2m」
「クリーム色のポロシャツに、半ズボン」
「ひょろんと細い生白い脚は、スネ毛もひょろひょろ」
「ロビンソン・クルーソー風――つまり、お手製――な、革サンダル」
「初対面の、素直な感想は~」
「――昔のテニスプレイヤー?」
「――近所の大きなお友達?」
「性格は、いたってフツーのヒトっぽい」
「――感情移入能力を発揮する、首席科学者?」
「――めずらしー」
「ひどい言われよう、です」
「そんな」
「ミルトン・デビーア博士、曰く」
「――動く感じに、なってきたので~」
「――最初の通電試験に、お越しいただいたのです」
「ポリポート駅を貫く4本の搬送筒――長さ500m――の1本を、抜けて~」
「ポリポート駅中央の、荷捌場へ」
「スイッチを、入れると~」
「〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族1体が、出現」
「〈力強き者〉の言語で、語ります」
「――わたしは、テルス・リチャージです」
「――ポリポート駅網は、アンスリアン人が建設しました」
「――アンスリアン人は、8万年前に滅亡しました」
「――〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族は、それを引き継いだのです」
「――ポリポート駅は、幾多の銀河を結び~」
「――すべての種族の平和な通商のため、開かれています」

 土星衛星軌道、ポリポート駅《ガリレオ》――

「モンドラ・ダイアモンドさん、率直に主張して曰く」
「――期待しないで、良かったかも」
「――うさんくさい、わねー」
「――ポリポート駅《ガリレオ》は、即刻・破壊よっ」
「あんまり過激な発言に、じっくり相互理解を深めたいところ」
「ですが」
「議論する余裕は、もうないのでした」
「いきなり」
「〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族から~」
「通信ひとつ」
「――周波王国の命をうけたダルチュルカ軍団がっ」
「――ポリポート駅を、いくつも征服してるのですっ」
「――助けてくださいっ」
「さらに」
「続いて傍受した、通信ひとつ」
「――こちらは、周波王国の周波トレーサー、カムシュであるっ」
「――ポリポート駅《パアランチュア》に、告ぐっ」
「――降伏せよっ」
「その上」
「続いて捕捉した、通信――〈力強き者〉の言語で――がひとつ」
「――こちら、星系スターダスト」
「――執政官ホイッスラーの名代、このスチュアート・レクサが~」
「――通信を受信したヒトに、救援を要請する」
「――星系スターダストのポリポート駅《ネオ=オリンプ》に~」
「――周波王国の侵攻が、迫っている」
「――救援を、請うっ」

 土星衛星軌道、ポリポート駅《ガリレオ》――

「――期待しないのは、正解だったかも」
「――星系内部にいきなり敵、はマズイわよねー」
「でも」
「星系スターダストは~」
「所在する銀河も、不明ながら~」
「人類8億人が移住した、植民星系」
「――見捨てるのも、マズイわよねー」
「――ポリポート駅《ガリレオ》、即刻・破壊は、もう無理ねー」
「なんて」
「場が緊張した、その時」
「いきなり」
「超知性体〈それ〉の使者、ホムンク到着」
「ところで」
「以前によく来ていた、使者ロト・ケレーテは、どうしたのでしょう」
「自殺した……とかいう噂を聞くも、定かならず」
「ま、それはそれとして」
「ローダンとしては、尋ねたいこと、山のごとし」
「――この事態は、いったい何なのだ?」
「詰めより、ますが~」
「ホムンク、ローダンの問いには無回答」
「勝手に語りはじめて、曰く」
「――テラナーは、ポリポート駅網を、悪人に渡すべからず」
「――だって、敗北は、弾圧または滅亡をもたらすから」
「――というか」
「――キミが征服するのだ、ポリポート駅網をっ」
「――超知性体〈それ〉の助力は、アテにすべからず」
「――だって、超知性体〈それ〉は〈ファー・アウェイ〉の対策で、手一杯」
「――というか」
「――がんばれー」
「――以上です」

 土星衛星軌道、ポリポート駅《ガリレオ》――

「高次なヒトの言葉は、いつでも傲岸不遜」
「――怒る気力も、ないよなあ」
「なんて」
「議論が、スルスル横滑りしていく、その時」
「いきなり」
「――《ガリレオ》内に、周波王国部隊が、出現?」
「……」
「ポリポート駅《イタフォル》から~」
「ポリポート駅《キィルフォルク》=《ガリレオ》へ」
「――征服だ」
「進軍してきたダルチュルカ軍団を、率いるのは~」
「周波トレーサー、シンナフォック」
「身長2m、濃い肌色、針金みたいな体格」
「頭に、弁髪のようなモノ、生えてます」
「なんでも~」
「ハイパー物理学的抵抗が増大してから、伸びはじめたという~」
「不思議にして、誇りある弁髪、なのです」
「――征服だ」
「周波トレーサー、シンナフォックは~」
「戦闘候補生スクルプティスを、伴い~」
「――わはは……蛮族、恐るるに足らずっ」
「でも」
「テラナーを、舐めてはいけません」
「まず」
「ミルトン・デビーア博士は~」
「――博士、そんなことしたら、機器が破損……あ」
「――ぶちっ」
「ポリポート駅《ガリレオ》の全スイッチを、いきなり切断」
「当面、敵の増援はありません」
「で」
「――迎え撃てっ」
「――ばーん」
「――どどーん」
「ダルチュルカ軍団、壊滅」
「さらに」
「――わは……あれ?」
「――吾輩の弁髪が、とれた?」
「――ひーっ」
「そんな、周波トレーサー、シンナフォックのもとへ~」
「モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「ラオソール種族2体を、ともない、強襲」
「――がしっ」
「捕獲成功」

 土星衛星軌道、ポリポート駅《ガリレオ》――

「周波トレーサー、シンナフォックは、ひたすら傲岸不遜」
「尋問、しても~」
「――わはは……臭い蛮族が、ぬーぬー鳴いておるわ」
「テラナーがポリポート駅の超技術を使いこなせない、と知ると~」
「――わはは……臭い猿は、タマネギでも剥いておれ」
「てな、次第で」
「マウスビーバー、グッキーの出番」
「――テレパシーで、探ってやるっ」
「――むん……あれ?」
「――思考が、読めないよー」
「と、いうのも」
「――わはは……吾輩に、超能力は通じないぞよ」
「尋問は、難航」
「でも」
「イイ気に、なれば~」
「周波トレーサー、シンナフォックだって、口も滑らせます」
「――わはは……」
「――ポリポート駅網争奪戦に、参加したなら~」
「――いかなる宇宙の謎に、触れるコトに、なるのか~」
「――臭い猿たちは、なーんにも、わかっておらぬのだ」
「こういう態度、なので~」
「手術で、頭の中をのぞいてしまいましょう」
「――なんだろう、この小球体?」
「で」
「――わは……あれ?」
「――吾輩の〈帰納細胞〉が、とられた?」
「――ひーっ」
「周波トレーサーが、脳に埋めこむ〈帰納細胞〉には~」
「シントロニクス級の計算能力、があって~」
「反応速度・加速、の効果も、あるようです」

 土星衛星軌道、ポリポート駅《ガリレオ》――

「――破損機器は、勝手に自動修復、してますねー」
「――自動修復が、完了したら?」
「――ダルチュルカ軍団が、また来ますねー」
「とか、議論白熱」
「モンドラ・ダイアモンドさんが~」
「期待しながら、見ていると~」
「――!」
「ローダン、噂の瞬間切替スイッチ、作動」
「――攻撃だ」
「――敵の橋頭堡を、征服してやるのだ」

 球状星団M-68、ポリポート駅《イタフォル》――

「球状星団M-68は、惑星テラから3万3000光年」
「ローダン率いる、突入部隊は~」
「――攻撃だっ」
「――ばーん」
「――どどーん」

 同じ頃――

「捕虜=周波トレーサー、シンナフォックは、かわらず傲岸不遜」
「――わはは……臭い猿の巣は、おさらばじゃ」
「――パラ・ヴェール能力っ」
「隠していた超能力で、脱出成功」
「――ま、待つのにゃっ」
「イスズとヴァンクェロン――見張りのラオソール種族2体――が、追跡」
「そこへ」
「――シンナフォックさま、お逃げくださいっ」
「戦闘候補生スクルプティスが、介入」
「――うっ」
「――うっ」
「ラオソール種族2体と戦闘候補生スクルプティス、相討ち」
「で」
「周波トレーサー、シンナフォック」
「逃走しながら、思うには」
「――わはは……認めてやろうぞ」
「――わはは……この星系は、〈クラス1〉」
「〈クラス1〉とは、周波王国にとって特別、と認められた場所」
「――わはは」
「――ポリポート駅網占領の理由は、なー」
「――ポリポート駅が、なー」
「――〈パラロクス武器庫〉への道を、収めているからで、なー」
「――周波王国は、なー」
「――〈パラロクス武器庫〉を用いて、なー」
「――ポリポート駅がある全銀河を、征服してやるのだ」
「――わははは」

 球状星団M-68、ポリポート駅《イタフォル》――

「ローダン率いる、突入部隊は~」
「犠牲者100名を出しながらも、占拠完了」
「これにて、ポリポート駅2基を、入手したぞ」
「と、いうか」
「あらためてみれば、ポリポート駅《イタフォル》は、広大」
「ポリポート駅8基分の〈物流センター〉、なのでした」

 周波トレーサー、シンナフォック――

「周波トレーサー、シンナフォックは、追跡ソリで逃走しながら~」
「決意を固めて、かく思う」
「――わはは……先刻、奪われた、ポリポート駅《イタフォル》も、奪還だ」
「――わはは……連中の星系の、ポリポート駅《キィルフォルク》も、奪還だ」
「――臭い猿なんて、滅ぼしてやる」
「――DC=ハイライターの部隊を、投入だ」

 球状星団M-68、ポリポート駅《イタフォル》――

「ローダンのもとへ~」
「〈半空間シュプール・チェンジャー〉種族1体が、出現」
「――わたしは、アリエル・モトリフィスです」
「――助けてください」
「と、期待の眼を、向ける」
「で」
「ローダン、大きく頷いて」
「――まかせろっ」
「――ポリポート駅網は、このローダンが庇護してやるっ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 期待して、良いのでしょうか。


d-information ◆ 572 [不定期刊] 2009/07/20
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