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560 [2009/04/27]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2488 . Michael Marcus Thurner / Hinter dem Kernwall / 核壁の向う側
2489 . Michael Marcus Thurner / Schach dem Chaos / 混沌に王手
2490 . Wim Vandemaan / Die dunklen Gärten / 日陰の庭
2491 . Christian Montillon / Der dritte Messenger / 3番目のメッセンジャー
2492 . Uwe Anton / KOLTOROC / コルトロク
   (途中不詳)
2500 . Robert Feldhoff / Die fernen Stätten / 彼方の地

□ Perry Rhodan-Heft 2488話「核壁の向う側」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2488.html ]

 ハンガイ銀河――

「ここでは、目下~」
「〈混沌の勢力〉が、〈負の球体〉を建設中」
「ハンガイ銀河は、〈塁壁〉に囲まれ~」
「周囲も内部も、終末戦隊〈反逆者〉が、うようよ」
「ハンガイ銀河の中心部は、〈核壁〉に囲まれ~」
「〈負の球体〉の中核施設〈グローイン反逆者〉の建造が、急ピッチ」

 新銀河暦1347年10月28日、〈塁壁〉内、巨星エラタウン――

「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン、指揮下~」
「突撃艦隊アルケティムと~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉は~」
「〈法〉付与機《ケオス・タイ》に、乗って~」
「〈塁壁〉内へ」
「つづいて」
「ローダンの息子カンティラン、指揮下~」
「〈平和ドライバー〉のオレオン・カプセル〈緑団〉2500隻も~」
「〈塁壁〉内へ」
「巨星エラタウンを、当面の隠れ家にして、待機中」
「と」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉が、戻ってきた?」
「――先行していたハンガイ銀河遠征隊と、連絡がとれた?」
「――少ししたら、合流できるって?」

 10月31日――

「観測機器が、異常を知らせます」
「――〈核壁〉のハイパー物理学的要素が、変化した?」
「――潜入した〈エッシャー〉が、またも、やってくれたぞ」
「で」
「ローダン、即決」
「――《ジュール・ヴェルヌ》を、《ケオス・タイ》に、乗せるのだっ」
「――目標、〈核壁〉っ」
「――発進ごーっ」

 〈核壁〉手前、〈法〉付与機《ケオス・タイ》――

「――〈核壁〉は、部分的に~」
「――ところによっては、何光年にも、わたって~」
「――薄くなって、消えているような」
「――この現象を、ハイパー振動と、呼称しておきましょう」
「で」
「ローダンは~」
「《ケオス・タイ》を操縦する、アルゴリアン夫妻に、曰く」
「――ただちに、〈核壁〉に突入してみるのだっ」
「――ごごごっ」
「結果」
「突入そのものは、成功」
「でも」
「――うーん」
「〈核壁〉の毒気に、あたったのか~」
「グッキーが、容態悪化」
「とりあえず」
「〈法〉付与機《ケオス・タイ》は、突入中断」
「〈核壁〉の手前まで、引き返すことに」
「と」
「帰り道、3番目のコスモ・メッセンジャーを、発見」
「――ごんごんごごんっ」
「激しく、〈核壁〉突入を繰り返す、ものの~」
「失敗つづき」
「意識集合体〈ニュークリアス〉が、あらためてやめさせようと、試みます」
「が」
「これまた、巧くいかない」
「――コスモ・メッセンジャーの超高次元周波帯ポテンシャルが、大きすぎ」
「――ハイパー振動で開いた穴を、通り抜けできない、みたいです」
「――ごんごんっ」
「……」
「とか、するうちに~」
「〈核壁〉手前に~」
「《ソルセル=1》と《ソルセル=2》、ハンガイ銀河遠征隊が、到着」
「ローダンは~」
「突撃艦隊アルケティムと、ハンガイ銀河遠征隊を~」
「――《ケオス・タイ》に、乗せるのだっ」
「さらに~」
「〈平和ドライバー〉のオレオン・カプセル〈緑団〉2500隻も~」
「――乗っていく、かな?」
「と、誘ってみますが」
「ローダンの息子カンティラン、応じて、曰く」
「――オレオン・カプセル〈緑団〉は、自力突入でっ」
「かくして」
「一行は、ハイパー振動で開いた穴に、突入」
「――ごごご」

 〈核壁〉通過、〈法〉付与機《ケオス・タイ》――

「《ケオス・タイ》格納庫にて~」
「ローダンは~」
「ダオ=リン=ヘイさんと、ひさびさの再会」
「――ごごご」
「〈核壁〉通過は、困難を極めますが~」
「結果的には、無事通過」
「――うーん」
「〈核壁〉の毒気に、あたって~」
「超能力者たちは、苦しみますが~」
「通過してしまえば、ケロリと回復」
「そんなことより」
「〈核壁〉内部は、〈振動プシ〉に満ちています」
「――ぶぶーん」
「乗員たちへの、深刻な影響は~」
「――右も左も、わからないっ」
「――前後も上下も、わからないっ」
「ですが」
「テラナーの順応力、恐るべし」
「なんとか、気合いで、折り合いをつけると~」
「〈法〉付与機《ケオス・タイ》は~」
「待ち合わせ宙域アルファに、無事到着」
「待機して、いると~」
「11月1日夜――」
「〈平和ドライバー〉のオレオン・カプセル〈緑団〉2500隻も、到着」
「……」
「さて」
「戦力は、集結しましたが~」
「意識集合体〈ニュークリアス〉は、当面、動く気配なし」
「で」
「〈核壁〉内部は、〈振動プシ〉に満ちています」
「――ぶぶーん」
「乗員たちにとっては、不快な状況」
「作戦遂行中なら、まだ辛抱もできますが~」
「待機継続では、我慢にも限界が」
「――うー」
「――がー」
「数日後――」
「ローダンの我慢が、限界に到達」
「意識集合体〈ニュークリアス〉の制止も、聞かず~」
「ローダン、号令を発して曰く」
「――《ジュール・ヴェルヌ》っ」
「――《ソルセル=1》、《ソルセル=2》っ」
「――ハンガイ銀河遠征隊っ」
「――偵察に、行くのだっ」
「――発進ごーっ」
「〈平和ドライバー〉のオレオン・カプセルも、いくらか同行」

 〈核壁〉内宙域、《ジュール・ヴェルヌ》――

「艦内の〈白い部屋〉は~」
「昨今、メタランナー種族が、好意で勝手に設置した施設のひとつ」
「そこへ」
「――ふっ」
「出現したのは、巨大昆虫〈弦特使〉」
「当地〈混沌の勢力〉を指揮するコルトロクの、直属の配下です」
「で」
「――ふっ」
「艦内をうろつく、巨大昆虫〈弦特使〉」
「ローダンとモンドラ・ダイアモンドさんの、寝所にも~」
「一瞬ですが」
「――ふっ」
「ローダンとモンドラ・ダイアモンドさんは、眠ったまま」
「しかし」
「――パオパオっ、パゥパゥピーっ」
「同室のミニ象ノーマンが、大騒ぎ」
「――どうしたの、ノーマン?」
「――パゥパゥピーっ」
「ローダンは、《ジュール・ヴェルヌ》艦載脳〈ネモ〉を、呼び出すと」
「――何か、異常は?」
「艦載脳〈ネモ〉は、〈振動プシ〉のおかげで、言語認識がマトモでない」
「――昆虫が、映ってます」
「――映っている昆虫を、見せてくれ」
「――映っているのは、昆虫ではありません」
「――だったら、何が、映っているのだ」
「――昆虫が、映しているのです」
「よく、わからない」
「本当なら」
「ダオ=リン=ヘイさんの、〈弦特使〉遭遇報告と、照合すれば~」
「体表を鏡のように変形・変質させる巨大昆虫=〈弦特使〉」
「であることは、明白」
「ですが~」
「艦載脳〈ネモ〉は、そのへんの照合もマトモでない」
「ともあれ」
「――!」
「ローダン、艦内に非常警報発令」
「司令室に、急行します」
「が」
「通路に立ちふさがるのは、〈弦特使〉」
「〈弦特使〉の体表が、鏡のように変形・変質して~」
「ローダンは、思わず~」
「鏡に、顔を映してみました」
「と、その瞬間」
「――(マズい……つかまった?)」
「意識が浸食されて、動けない」
「とはいえ」
「必死で、もがいていると~」
「――キミは、強い」
「――だが、まだまだ足りない」
「――ふっ」
「ローダンは、解放されて~」
「〈弦特使〉は、《ジュール・ヴェルヌ》艦内から姿を消しました」
「とはいえ」
「各種経験浅からぬローダン、これで済むとは思っていません」
「――撤退だ、全速でっ」
「――《ジュール・ヴェルヌ》の座標が、コルトロクに筒抜けということは~」
「――最悪の場合~」
「――ここに〈暗黒のエレメント〉を派遣してくるかも……」
「――あ」
「《ジュール・ヴェルヌ》と、随伴する艦隊は~」
「暗黒――物理法則の欠如――に~」
「――(マズい……呑まれた?)」

 そこに、泉快速艇《ルーマイトロン》が介入――

「極秘裏に、〈核壁〉内に侵入していた~」
「泉快速艇《ルーマイトロン》には~」
「異宇宙から来た、元〈力強き者〉7名が、乗組んでいます」
「元〈力強き者〉7名は~」
「かつて、コルトロクに、騙されて~」
「〈反逆者〉艦隊製造を手伝わされた、恨みがあります」
「その、泉快速艇《ルーマイトロン》」
「《ジュール・ヴェルヌ》と僚艦を呑みこんだ、〈暗黒のエレメント〉に~」
「異宇宙で積載してきた武器=〈播生素〉を、噴射」
「――ぷしゅー」
「〈播生素〉は~」
「生命と知性――物理法則の高度な応用――を、促進します」
「〈暗黒のエレメント〉――物理法則の欠如――からすれば~」
「もらっても、嬉しくない素材」
「――ぷしゅー」
「怯んで、逃げていきました」
「……」
「《ジュール・ヴェルヌ》にて~」
「ローダンは~」
「ヌスコギヌス率いる、元〈力強き者〉7名と、ひさびさの再会」
「で」
「あれこれ、経緯を聞いてみると」
「――意識集合体〈ニュークリアス〉は?」
「――《ルーマイトロン》の作戦を、知っていた?」
「――〈播生素〉を武器にすることも、知っていた?」
「――《ジュール・ヴェルヌ》他の艦船は……囮?」
「――囮に知識は、邪魔でしかない?」
「驚くというか、呆れるというか」
「さらに」
「――〈弦特使〉も、失敗して?」
「――〈暗黒のエレメント〉も、失敗したから?」
「――次は、コルトロクが、直接手を下しにくる……だろう?」
「――《ジュール・ヴェルヌ》他の艦船は……餌?」
「――餌に知識は、邪魔でしかない?」
「ローダンとしては、ここは、怒るところでしょう」
「――乗員622名が、犠牲になったのだっ」
「――随行していたオレオン・カプセル160隻も、犠牲になったのだっ」
「――ヒトの生命を、何だと思っとるのだっ」
「高次な方々に、とっては~」
「大した話ではない……のですよね」
「……」
「かくして」
「ローダン指揮下、《ジュール・ヴェルヌ》他の艦船は~」
「泉快速艇《ルーマイトロン》を、ともない~」
「待機中の〈法〉付与機《ケオス・タイ》へ、帰到」

 宙域アルファ、〈法〉付与機《ケオス・タイ》――

「カンティランは、決断して曰く」
「――〈平和ドライバー〉は、今後、別行動をとります」
「――発進ごーっ」
「一方」
「囮役を自覚したローダンは、号令して曰く」
「突撃艦隊アルケティムと、ハンガイ銀河遠征隊を~」
「――《ケオス・タイ》に、乗せるのだっ」
「――泉快速艇《ルーマイトロン》も、乗せるのだっ」
「――発進ごーっ」
「……」
「なお」
「元〈力強き者〉ヌスコギヌス、ローダンに、打ち明けて曰く」
「――《ルーマイトロン》積載の〈播生素〉は、まだまだあるぞっ」
「――コルトロクが来たら、思い知らせてやるっ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 かくして、最終決戦に向けて……。


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