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| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

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541 [2008/12/15]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

19 . Christian Montillon / Die gläsernen Kinder / ガラスの子供たち
20 . Andreas Kasprzak / Splitter des Feindes / 敵のかけら
21 . Achim Mehnert / Die Puppe Tanisha / 人形タニシャ
22 . Hermann Ritter / Feinde des Lebens / 生命の敵たち
23 . (作者未詳) / Jagdziel Rhodan / 獲物はローダン
24 . (作者未詳) / Kristallschmerz / 水晶の痛み

 隔週刊の企画物ヘフト・シリーズ。
 今回は、第2部 Kristallmond-Zyklus / 水晶月サイクル の7冊目を……。

□ Perry Rhodan-Action 19話「ガラスの子供たち」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/19.html ]

 西暦2167年6月、星系ナラル――

「第3惑星は、エクハス」
「アルコン帝国植民惑星にして、名高い奴隷貿易惑星」
「第5惑星は、ダマラク」
「8つの衛星は、いずれも〈明るい色の振動水晶〉が産出するという」
「この〈水晶〉――」
「昨今、連合帝国大執政官ペリー・ローダンを、付け狙う~」
「〈エネルギーの君主〉ロク=アウラジンの、超能力の源」
「先だっても、この〈水晶〉を産する天体が~」
「自律航行はするし、マグマは吐くし」
「アルコン植民惑星タルカロンを、襲撃」
「名付けて、オプル衛星」
「――それが……8つも?」
「――採掘された恨みで、惑星エクハスを、破壊する?」
「衛星1つは、そろそろ惑星エクハス上空に、到達です」

 惑星エクハス、首都エント=タン、政務宮――

「リアールさんは~」
「惑星エクハスの、首席金融トレーナーにして、奴隷体制の絶対者」
「連合帝国大執政官ペリー・ローダン」
「超能力者ベティ・タウフリーさん」
「両名に、相談」
「――オプル衛星と、どうやって和議を結べば良いの?」
「と」
「あらわれたのが~」
「〈水晶〉を身につけ、オプル衛星の意志を体現する20名」
「タニシャ・カビルちゃん――惑星タルカロン出身の超能力者」
「〈エネルギーの君主〉ロク=アウラジン」
「そんなヒトたちまで、混じっています」
「が」
「〈エネルギーの君主〉ロク=アウラジンに、ついては~」
「オプル衛星の完全な下僕、というわけでもない」
「ペリー・ローダンへの個人的な怨恨、辛抱たまらず」
「――むんっ」
「――ばーん」
「いきなり、テレキネシス+銃撃」
「政務宮内部は、阿鼻叫喚」
「さて」
「タニシャ・カビルちゃんに、ついても~」
「オプル衛星の完全な下僕、というわけでもない」
「ペリー・ローダン」
「アルコン人剣闘士奴隷レットカル」
「暴れる〈エネルギーの君主〉ロク=アウラジン」
「3名をまとめて、テレポート」
「――ざっざっざっ」
「すぐに、治安部隊が到着しましたが~」
「ベティ・タウフリーさんは、とっくにすべての銃器を黙らせていました」
「そこへ」
「タニシャ・カビルちゃん、テレポート帰還」
「――オヤジたちは、別の惑星よ」
「――ペリーには、ロク=アウラジンとの決着を、つけてもらうんだからね」
「で」
「リアールさんは~」
「タニシャ・カビルちゃんを、経由して~」
「オプル惑星と、和平交渉をはじめる」
「ベティ・タウフリーさんは、テレパシーで~」
「――タニシャちゃんの、本来の意識を見つけたわ」
「――オプル衛星から、隠して守れるかしら」

 星系ナラル第1惑星レマラク、闘技場――

「ほうり出された、オヤジ3名」
「で」
「いきなり」
「――びびびっ」
「この闘技場を包む、エネルギー場が~」
「3名の、服も、武器も、〈水晶〉も、肉体以外のすべてを消去」
「――サア、裸デ闘ウノダっ」
「――そういう仕組み、かよっ」
「ペリー・ローダン」
「アルコン人剣闘士奴隷レットカル」
「〈エネルギーの君主〉ロク=アウラジン」
「3名は、全裸で戦闘態勢」
「先手は、〈エネルギーの君主〉ロク=アウラジン」
「奇襲をうけた、アルコン人剣闘士奴隷レットカル」
「――うっ」
「くずおれたり」
「――なんか、背骨が変な方向に曲がってるんですけど……」
「――医者ーっ」
「ペリー・ローダンは、レットカルを医務室へ」
「医務ロボットの治療を、うけて~」
「――かっ」
「アルコン人剣闘士奴隷レットカル、数分で再起」
「……」
「一方」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「そそくさと、戦術的撤退」
「――そうだ、ここに武器庫があるのだ」
「――さあ、このミサイルとかで、憎きペリー・ローダンをっ」
「――ああ、周到に下調べしておいて、本当に良かった」

 惑星エクハス、首都エント=タン、政務宮――

「リアールさんとオプル惑星の、和平交渉は続く」
「ベティ・タウフリーさんは~」
「――タニシャちゃんと、継続接触できるようになったわ」
「で」
「いろいろ、読めてしまうのですが」
「――まあ、ロク=アウラジンてば?」
「――年嵩のオプル衛星に、強要して?」
「――惑星タルカロンを、襲撃させたの?」
「――やーねー」
「さらに」
「いろいろ、読めてしまうのですが」
「――オプル衛星は、普通の小さな生命体のコトを~」
「――実は、あんまり、わかっていないのね」
「――やーねー」

 オプル衛星のひとつ、地表――

「ジュッバは、エクハス人採鉱者」
「相棒とふたり、オプル衛星に取り残されていました」
「――兄弟ーっ」
「――この衛星、怖いよー」
「――〈死の放射線〉とか、出てるし」
「――勝手に加速して、動いてるし」
「――衛星の中に、たぶん機械があるんだぜ」
「――よし、縦穴に潜ってみよう」

 惑星エクハス、首都エント=タン、政務宮――

「リアールさんとオプル惑星の、和平交渉も虚しく~」
「――もう、来たの?」
「――オプル衛星、上空に到達?」
「〈死の放射線〉が、降ってきます」
「倒れる人々」
「――うっ」
「そのうちひとりは、タニシャ・カビルちゃん」
「息は、まだ、あるようですが」
「と」
「突然」
「――オプル衛星が、上昇・離脱していく?」
「――どうして?」
「ベティ・タウフリーさんは、テレパシーで~」
「いろいろ、読めてしまうのですが」
「――タニシャちゃんには、いろいろ教えてもらったし?」
「――タニシャちゃんは、憎いと思わないし?」
「――こんなつもりでは、なかった?」
「――オプル衛星ってば~」
「――本当に、深く考えずに行動してるのねー」
「で」
「ベティ・タウフリーさんは~」
「この機を逃さず、超能力全開」
「――むんっ」
「タニシャ・カビルちゃんの、額の〈水晶〉を~」
「テレキネシスで、もぎ取る」
「――!」
「タニシャ・カビルちゃん、額から血しぶきあげて」
「でも」
「生命には、別状なさそう」

 オプル衛星のひとつ、水晶の縦穴の底――

「エクハス人採鉱者、ジュッバと相棒は~」
「――水晶の縦穴に、潜ってみたけれど?」
「――変な機械とかは、ないぞー」
「と」
「――なんだか、この〈水晶〉を額に押し当ててみたくなったぜ」
「――奇遇だな、オレもだ」
「――!」
「――あれ……なんだか、マズイぞ」
「エクハス人採鉱者、ジュッバは~」
「〈水晶〉がもたらす影響に、頑固に抵抗し~」
「〈水晶〉に影響されていく、相棒を~」
「――ばーん」

 惑星レマラク、闘技場――

「ペリー・ローダン」
「アルコン人剣闘士奴隷レットカル」
「両名は~」
「――あ、こんなところに武器庫が」
「――さあ、この武器庫の兵器で、ロク・アウラジンをっ」
「と、意気込んだのは、良いのですが」
「その時」
「武器庫の外では~」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンが~」
「照準をあわせて、ミサイル発射」
「――しゅるしゅるしゅる」
「――ばーん」
「……」
「――げほげほげほ」
「とりあえず」
「両名、間一髪で脱出成功」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンが~」
「次弾の、ミサイルを~」
「――しゅるしゅるしゅる」
「と」
「アルコン人剣闘士奴隷レットカルが、ミサイルを銃で迎撃」
「――ばーん」
「同時に、ペリー・ローダンが、ミサイル発射」
「――しゅるしゅるしゅる」
「――ばーん」
「続いて、レットカルも、ミサイル発射」
「――しゅるしゅるしゅる」
「――ばーん」
「で」
「単なる、ミサイルの撃ち合いに、もつれこめば~」
「当然、人数が多い方が、有利」
「――おぼえていろよー」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「切替も素早く、戦術的撤退」
「観客席に、逃げこむと~」
「追跡阻止の罠として、地雷を敷設してみたり」

 オプル衛星のひとつ、地表――

「エクハス人採鉱者、ジュッバは~」
「――兄弟ーっ」
「相棒の墓を、作って涙したり」
「と」
「――!」
「いきなり背後に、地割れ発生」
「落ちていくのです」

 惑星エクハス、首都エント=タン、政務宮――

「病室のタニシャ・カビルちゃん」
「見舞う、リアールさんとベティ・タウフリーさん」
「と」
「エクハス人――額に水晶をつけた――が、出現」
「――わたしは、〈ガラスの子供〉として~」
「――このヒトを、助けて連れてきました」
「かたわらに、立つのは~」
「宇宙服を着た男=エクハス人採鉱者、ジュッバ、なのでした」
「――ほけー」
「多少混乱している、エクハス人採鉱者、ジュッバ」
「オプル衛星の言葉を伝えて、曰く」
「――オプル衛星は、タニシャちゃんに、教えられたのだ」
「――平和に生きていきたいと、かく思う」
「……」
「ところで」
「――ペリーの居所が、わかった?」
「――闘技場のカメラに、写ってた?」
「リアールさんと、ベティ・タウフリーさん」
「ふたりは、戦闘部隊をひきつれて~」
「惑星レマラクへ」

 惑星レマラク、闘技場――

「リアールさんと、ベティ・タウフリーさん」
「到着」
「と、いきなり」
「――!」
「客席から、逃走しようとする~」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンと~」
「ばったり」
「リアールさんを、人質に」
「――逃走用のグライダーを、用意しろっ」
「リアールさんは~」
「星系ナラルの、自動防衛要塞の命令コードを知っています」
「――オプル衛星を、攻撃してやる」
「――和平なんて、させるモノかっ」

□ Perry Rhodan-Heft

2469 . Uwe Anton / Das Paramorphische Feld / パラ形態場
2470 . Horst Hoffmann / Finsternis über Terra / テラを覆う闇
2471 . Arndt Ellmer / Das Geschenk der Metaläufer / メタランナーの贈り物
2472 . Michael Marcus Thurner / TRAICOON 0096 / 《反逆コーン0096》
2473 . Leo Lukas / Verrat auf CRULT / 《クルルト》での反乱

□ Perry Rhodan-Heft 2469話「パラ形態場」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2469.html ]

 新銀河暦1347年6月15日、銀河系中心部、シラグ禁断星域――

「ロワ・ダントン指揮下、仮装〈反逆タンク〉《ダーク・グール》は~」
「――謎の〈モミの木〉船3隻に、潜入だ」
「――居住種族は、タルニー・コルトロク=〈コルトロクの被後見人〉?」
「と」
「――〈モミの木〉船内に、〈暗黒量子〉?」
「周知のとおり~」
「〈暗黒捜査官〉は、〈泉快速艇〉+〈暗黒量子〉で出来ています」
「で」
「〈モミの木〉船内に潜入中の、ロワ・ダントン一行」
「――マズイっ」
「逃げだそうと、しますが」
「《ダーク・グール》とは、通信途絶」
「――〈モミの木〉船外に、〈暗黒捜査官〉6体、出現?」
「――1体は、曳航されてる、ようだけれど?」
「〈モミの木〉船団周囲、完全封鎖」

 〈モミの木〉船内、ロワ・ダントン一行――

「無為に待機するのは、性に合いません」
「――突撃、あるのみっ」
「ロワ・ダントンは、部隊の数名をともない~」
「〈モミの木〉船内、〈暗黒量子〉が潜む〈光のない空間〉へ」
「闇に這う〈暗黒量子〉が~」
「ロワ・ダントンの姿を映し、変形していきます」
「ところで」
「ロワ・ダントンは、目下、双頭大佐ダンティレンの着ぐるみを装着中」
「でも」
「〈暗黒量子〉が映す形は、あくまでロワ・ダントン」
「――マズイな……バレてる?」
「と」
「そこにいる〈暗黒量子〉3体の1体、テレパシー的な手段で曰く」
「――みっともない着ぐるみなんか、脱ぐと良いです」
「ロワ・ダントンが、素直に脱ぐと」
「〈暗黒量子〉の代表格、曰く」
「――ワタシは、グ・ショグン」
「――〈暗黒捜査官〉反逆同盟の間諜を、やっています」
「〈暗黒量子〉グ・ショグン、さらに曰く」
「――〈モミの木〉船団用の、禁断宙域は~」
「――〈暗黒捜査官〉反逆同盟の会合場所として、重宝してるのです」
「――なので~」
「――〈モミの木〉船団が、宇宙間跳躍するときは~」
「――同志1名が、〈モミの木〉船に、こっそり潜伏」
「――〈モミの木〉船団が、新しい禁断宙域に、到着すると~」
「――同志にしかわからない、プシオン位置信号を、送信するのです」
「――ですが~」
「――〈暗黒捜査官〉は、〈泉快速艇〉+〈暗黒量子〉」
「――〈泉快速艇〉を持ちこむと、宇宙間跳躍に支障が発生」
「――なので~」
「――〈モミの木〉船団が、宇宙間跳躍するときは~」
「――同志1名は、〈泉快速艇〉を乗り捨てて、潜伏するのです」
「つまり」
「曳航されていた〈暗黒捜査官〉は~」
「――ワタシの〈泉快速艇〉=《クーダリオン》です」
「ということ」
「――〈モミの木〉船団内で、こそこそしてる貴殿たちのコトは~」
「――最初から、気づいていました」
「――介入する理由がないから、抛っておいたのです」
「ロワ・ダントン、聞いて思うに」
「――てことは?」
「――今は、介入する理由があると?」
「――オレたちを、釘付けにして?」
「――体制側に、重宝な会合場所の秘密が、漏れないように?」
「――口止め……まさか、口封じ?」
「どうやら~」
「仲良くなって口止め、の方向らしい」
「〈暗黒量子〉グ・ショグン、さらに語る」
「――タルニー・コルトロク種族は~」
「――超知性体コルトロクさまの進化過程と、関係してるのです」
「――超知性体コルトロクさまは、タルニー・コルトロク種族に発した」
「――とか、思うのです」
「――でも~」
「――何百万年も~」
「――超知性体コルトロクさまが〈モミの木〉船団を訪問する姿、なんて~」
「――見うけたこと、ありません」
「――超知性体コルトロクさまは~」
「――ご先祖のことが必要、というコトでは、ないのでしょう」
「――でも」
「――超知性体コルトロクさまは~」
「――どうしてだか、ご自分のルーツを生かしておきたい、のでしょう」
「――〈モミの木〉船団内の〈パラ形態場〉は~」
「――タルニー・コルトロク種族を、保護するために機能するのです」
「――退化したタルニー・コルトロク種族を、生かしておくために~」
「――超知性体コルトロクさまが、設置したもの、なのです」

 〈モミの木〉船内、マイクロけだもの別動隊――

「マイクロけだものセネゴ・トラインズ」
「無為に待機するのは、性に合いません」
「――突撃、あるのみっ」
「マイクロけだものセネゴ・トラインズは、部下をともない~」
「〈モミの木〉船内、探検継続」
「――隠し部屋、の中に?」
「――広大な、立体模型?」
「――立体映像の、タルニー・コルトロク種族?」
「――でも、〈もみの木〉船団の住人とは、違う?」
「――集合知性……でなくて、個体が知性をもってる、みたいな?」
「調査、してみると~」
「――どこかの宇宙の滅亡を、立体映像で記録してある?」
「――超知性体コルトロクさまの、故郷?」
「――じつは、けっこう感傷的なヒト、なの?」
「と」
「部下の〈暗黒バリア〉が、立体映像に接触事故」
「――!」
「警報装置・作動」
「――ざっざっざっ」
「有象無象の小型ロボットが、出現」
「――ばーん」
「無警告で、激しい攻撃です」

 〈モミの木〉船内、ロワ・ダントン――

「――!」
「沈着冷静だった〈暗黒量子〉たちが~」
「突然、ざわざわ」
「〈暗黒量子〉グ・ショグン、説明して曰く」
「――警報装置が、作動すると~」
「――超知性体コルトロクさまに、直通プシオン救難信号が、ピーッと」
「――とはいえ」
「――ワレワレが、抑止してますので、届きませんが」
「――送信機を、破壊してください」
「――設置場所は、不明なのです」
「――ワレワレ、捜してみたこと、ないもので」
「――だって、ワレワレ、抑止できますから」
「と、なれば」
「ロワ・ダントン一行の、得意分野」
「――オレには、1000体の部下がいるっ」
「――しかも、マイクロけだものの精鋭だっ」
「――出撃っ」
「どうやら、警報装置は~」
「――〈モミの木〉船内を、隔壁で封鎖?」
「――特殊場で、〈戦隊技術〉の機能を抑止?」
「――テラナー技術も、機能を抑止?」
「とかいう、優れたシロモノ」
「が」
「〈暗黒量子〉グ・ショグン、曰く」
「――ワレワレ、抑止できますから」
「かくして~」
「――わー」
「マイクロけだもの一党は~」
「〈モミの木〉船内の閉鎖区画に、なだれこみ~」
「いくらかの犠牲は、あったのですが~」
「――わー」
「――ばーん」
「制御センターを、無事破壊」
「船内小型ロボットは、機能停止」
「プシオン救難信号も、送信停止」
「マイクロけだものセネゴ・トラインズ、報告して曰く」
「――タルニー・コルトロク種族の〈巣通信〉の送信機も、ありますけど?」
「ロワ・ダントンの指示は、簡潔です」
「――止めろっ」
「――止めましたっ」

 〈モミの木〉船内、〈暗黒量子〉たち――

「この度の、不幸な事故と騒動により~」
「〈モミの木〉船団用の、禁断宙域は~」
「〈暗黒捜査官〉反逆同盟の会合場所としては~」
「残念ですが、もう使えません」
「と」
「ロワ・ダントンから、再度の会見の申し入れ」
「で」
「ロワ・ダントン、曰く」
「――条約を、結ぶのだっ」
「――オレは、執務城《クルルト》と、戦いたいっ」
「――〈進歩維持者〉とも、戦いたいっ」
「――これを、支援してもらいたいっ」
「――惑星テラにいる〈ニュークリアス〉は~」
「――〈進歩維持者〉の認知力を、ちょいとなら阻害できるから~」
「――オレと会ったことは、知られやせんっ」
「――キミらの支援があれば~」
「――執務城も〈進歩維持者〉も、ひとひねりだっ」
「――どうだ?」
「と、ここで最後の一押し」
「――〈暗黒捜査官〉反逆同盟を、星系ソルに招待しようっ」
「――惑星テラにいる〈ニュークリアス〉と、直接話して、決めれば良いっ」
「――どうだっ?」
「で」
「〈暗黒量子〉グ・ショグン、心を動かされたらしい」
「――ワタシが《クーダリオン》で、行きます」
「ロワ・ダントンは~」
「――球状星団ケンタウルス座オメガの転送基地《モトランスOC1》」
「――その座標を、教えておくっ」
「――そこを通って、星系ソルに来るのだっ」
「――再会は、6月20日っ」
「かくして」
「〈暗黒捜査官〉6体は、〈モミの木〉船団を、離脱」
「シラグ禁断星域から、姿を消す」

 〈モミの木〉船内、ロワ・ダントン――

「――撤退の前にっ」
「――タルニー・コルトロク種族の卵を、土産にするぞっ」
「――新鮮で、受精してるヤツだぞっ」
「――マイクロけだもの部隊っ」
「――出撃っ」
「――〈巣通信〉を、止めれば~」
「――タルニー・コルトロク種族は、烏合の衆だ」
「が」
「〈巣通信〉の停止を、うけて~」
「〈モミの木〉船団内では、〈パラ形態場〉全開」
「――こっちだっ」
「――違う、こっちだっ」
「潜入部隊全員、方向感覚喪失」
「で」
「ロワ・ダントン、曰く」
「――やむをえんっ」
「――〈巣通信〉、再開だっ」
「かくして」
「〈パラ形態場〉は、タルニー・コルトロク種族を、守り~」
「マイクロけだもの部隊は、数千個の卵を、収穫」
「ロワ・ダントン一行は、《ダーク・グール》へ、帰到」

 仮装〈反逆タンク〉《ダーク・グール》――

「乗員大多数・代表、フラウニー中佐は~」
「ロワ・ダントンに、抗議陳情」
「――〈暗黒捜査官〉を、星系ソルに招待する?」
「――やりすぎですっ」
「――無謀なこと、せんといてくださいっ」
「が」
「ロワ・ダントン、応じて曰く」
「――まあねえ」
「――《モトランスOC1》なら、動かせば、それまでだし」
「――ブリーとアダムズがダメって言うなら、やめれば良いし」
「相当に、適当なのでした」
「かくして」
「仮装〈反逆タンク〉《ダーク・グール》は~」
「一路、星系ソルを目指す」
「――とにかく~」
「――ブリーとアダムズに、相談だ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 12月4日、いろいろ高名なフォレスト・J・アッカーマン氏死去。
 奥方と共に、Perry Rhodan をUSAに持ちこんだ立役者でもあります。


d-information ◆ 541 [不定期刊] 2008/12/15
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