rlmdi.
| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

d-information

539 [2008/12/01]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

[このメールは登録者に無料で配布しています]
[解除はこちらから http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]


◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2467 . Christian Montillon / Mentale Revision / 精神監査
2468 . Uwe Anton / KOLTOROCS Kinder / コルトロクの子ら
2469 . Uwe Anton / Das Paramorphische Feld / パラ形態場
2470 . Horst Hoffmann / Finsternis über Terra / テラを覆う闇
2471 . Arndt Ellmer / Das Geschenk der Metaläufer / メタランナーの贈り物

□ Perry Rhodan-Heft 2467話「精神監査」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2467.html ]

 新銀河暦1347年7月2日、銀河系まで4400万光年――

「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン、指揮下~」
「遭難船《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「――急いで、タレ・シャルム銀河から、銀河系に帰らねば」
「ペリー・ローダンが拾ってきたのは、直径1126kmの巨大構造物」
「2000万年前の超兵器=〈法〉付与機《ケオス・タイ》」
「が」
「発進まもなく、いろいろあって~」
「《ジュール・ヴェルヌ》は、未知宙域に放擲されたり」
「ペリー・ローダンは、現在、《ケオス・タイ》奪還作戦、遂行中」

 〈法〉付与機《ケオス・タイ》、医療ステーション――

「怪我して、入院中の~」
「〈タイ=サーボス〉タファナロは~」
「ヘロメト種族――ビーバーに、似ていないこともない」
「〈サーボス〉は、〈法〉付与機の艦内で、お世話をするのが役目です」
「〈タイ=サーボス〉は、《ケオス・タイ》の〈サーボス〉長のようなもの」
「で」
「〈タイ=サーボス〉タファナロ」
「2900万年前の〈精神監査〉と、2900万年間の〈停滞〉で~」
「記憶もなくし、体調もいまひとつ」
「でも、〈停滞〉解けてからの不幸な出来事は、よく憶えています」
「自分が怪我した事故の、原因は~」
「――インクーさん……」
「……」
「インクー・セレクソンは~」
「現在、《ケオス・タイ》の、実質的指導者」
「ティベリアン・メレクの、一員です」
「ティベリアン・メレクたちは~」
「〈熱力技術者〉――アホメレクとルビを振りたい――に、似ているけれど~」
「〈熱力技術者〉ほど、偉くはないと、されるヒトたち」
「で」
「ティベリアン・メレク、インクー・セレクソンも~」
「2900万年前の〈精神監査〉で、記憶がない」
「の、ですが~」
「――〈精神監査〉させたのは、〈熱力技術者〉エレギタ・マス・ガウム?」
「――よくも、オレたちを〈精神監査〉にかけたなっ」
「――2900万年も〈停滞〉させたなっ」
「――みんな、キサマのせいかっ」
「と、膨らむ妄想」
「せっかく覚醒した、〈熱力技術者〉エレギタ・マス・ガウムを~」
「話も、聞かずに、いきなり~」
「縊り殺して、しまったのです」
「で」
「ヘロメト種族、タファナロは~」
「その騒動の、まきぞえを喰らった、という次第」
「……」
「ヘロメト種族、タファナロ、思うに」
「――インクーさん、やっぱりダメだよ」
「――ティベリアン・メレクたちが指導者なんて、やっぱりダメだよ」
「――そうだ、反動活動しよう」

 〈法〉付与機《ケオス・タイ》内――

「ヘロメト種族、タファナロ――反動家志望」
「うろうろ、していると~」
「――!」
「ペリー・ローダンの《ケオス・タイ》突入部隊を~」
「発見」
「――あの連中?」
「――《ケオス・タイ》の司令室と格納庫に、巣くっていた連中?」
「――オレがティベリアン・メレクたちに注進して、追い出したのに?」
「――しぶとく、戻ってきた?」
「でも」
「ヘロメト種族、タファナロは、自称・反動家」
「――ティベリアン・メレクたちには、報告しないで」
「――そうだ、こっそり、様子をうかがってみよう」

 〈法〉付与機《ケオス・タイ》、司令室まで4km――

「ペリー・ローダンの《ケオス・タイ》突入部隊は~」
「このままでは、司令室のティベリアン・メレクたちと、正面対決」
「で」
「ここで、勇気を、ふりしぼる~」
「ヘロメト種族・反動家、タファナロ」
「――!」
「少し前、自分が追い出した、ペリー・ローダンと~」
「鉄面皮で、対話にのぞんだり」
「――盗み聞きしたので、状況はわかりました」
「――コスモクラートのもとで、活動してるのですね」
「――ヘロメト種族・反動活動の、旗頭になってください」
「いきなり、手のひらを返したような、対応に~」
「ペリー・ローダンは、目を白黒」
「そこへ」
「先行突入していた、モンドラ・ダイアモンドさんの突入部隊が~」
「――だだだっ」
「誤解して、いきなり、武力介入」
「――わたしのペリーに、何をしようというのっ」
「――だだだっ」
「あわや交渉決裂、かと思われましたが」
「そこは~」
「ペリー・ローダンも、鉄面皮」
「モンドラ・ダイアモンドさんの暴挙なんて、なかったかのように」
「――つまり?」
「――ティベリアン・メレクたち亡き暁には?」
「――このローダンに、《ケオス・タイ》の指揮を委ねる、と?」
「そこは~」
「タファナロも、調子を合わせて」
「こくこく、頷いて、曰く」
「――ボクたち、〈負の球体〉の戦場に、お供するよ」
「――《ケオス・タイ》に精通した2万2000名が、お役に立つよ」
「――でもね」
「――ひとつだけ、条件が……」
「――事が終わったら《ケオス・タイ》は、コスモクラートさんに返したい」
「ペリー・ローダン、ふたつ返事」
「――もとより、そのつもりだ……同士タファナロ」
「――同士ローダンっ」
「――がしっ」
「……」
「かくして」
「ペリー・ローダンの悪知恵の、強力な後押しで~」
「同士タファナロは~」
「ヘロメト種族を、反動活動に~」
「引きこむ・引きこむ」
「で」
「ヘロメト種族は、もう、誰ひとり~」
「ティベリアン・メレクたちの、お世話をしない」
「ティベリアン・メレクたちの前に、姿を見せない」

 〈法〉付与機《ケオス・タイ》、ティベリアン・メレクたち――

「《ケオス・タイ》の、実質的な最高指導者」
「ティベリアン・メレクの一員、インクー・セレクソン」
「現在、最大の課題は~」
「2900万年間の〈停滞〉から覚醒、した後~」
「ティベリアン・メレクたちを襲う、原因不明の細胞異常増殖」
「集団で、肉体が変容して~」
「――ぱっくり」
「裂けて、死に至る」
「インクー・セレクソン自身も~」
「――うわ……オレも、発症しかけ?」
「で」
「――ご近所宙域で評判・ヴァカ人の遺伝子工学者さんを~」
「――全員、強制徴用だっ」
「――ティベリアン・メレクの、病気を治すのだっ」
「強要した、という次第」
「その~」
「ティベリアン・メレクを襲う、原因不明の細胞異常増殖」
「ですが」
「――発症過程で?」
「――同族間で、意識が繋がる現象?」
「――で?」
「――そのまま、集団変態して?」
「――ぱっくり」
「――裂けて、死に至る?」
「インクー・セレクソン本人も~」
「――うわぁ」
「発症過程で~」
「――ぱっくり」
「までは、さいわい、至らなかったものの~」
「変な光景が、見えたりします」
「――これは、2900万年前?」
「――〈熱力技術者〉エレギタ・マス・ガウムが?」
「――コスモクラートから、指令をうけた?」
「〈熱力技術者〉エレギタ・マス・ガウムが、うけた指令」
「――〈法〉付与機《ケオス・タイ》の乗員は、非効率的なので?」
「――乗員すべてに、〈精神監査〉を受けさせて?」
「――乗員すべてを、〈停滞〉させておくのです?」
「なんて、光景を見てしまって~」
「インクー・セレクソンは~」
「――あのヒトは、ただ命令に従っただけ、なんだ」
「ちょっぴり後悔、したのです」
「……」
「ヴァカ人の遺伝子工学者たちの、分析結果」
「――ティベリアン・メレクたちの、体内で~」
「――ふだんは抑えている、パラノーマルな遺伝子スイッチが~」
「――ひょっこり、入ってしまう」
「――ひとりが、スイッチを入れたら~」
「――パラノーマル能力で、周囲の仲間をまきこんで~」
「――連鎖反応で、集団変態」
「さらに、分析結果」
「――このメタ遺伝子プログラムは~」
「――ティベリアン・メレクたちを、何かに変えようと、しています」
「――でも~」
「――できない事情が、あるみたいです」
「インクー・セレクソンは~」
「――オレ、メタ遺伝子プログラムなんて、知らないぞ?」
「――それとも、知っていたのか?」
「――オレ、〈精神監査〉のおかげで、記憶ないし」
「ヴァカ人の遺伝子工学者たちも~」
「――事情は、なんとも、わかりませーん」

 〈法〉付与機《ケオス・タイ》、司令室――

「ヴァカ人の遺伝子工学者たちにも~」
「ヘロメト種族にも~」
「見離されて~」
「ティベリアン・メレクの生存者たちは、司令室にたてこもる」
「で」
「――キミたちは、完全に孤立無援だっ」
「――おとなしく、投降しなさいっ」
「ペリー・ローダンと~」
「ヘロメト種族・反動活動家、同士タファナロは~」
「司令室の外から、降伏勧告」
「が」
「その時、すでに」
「司令室の内部は~」
「降伏なんて、ありえない状況に」
「――うわぁ」
「ティベリアン・メレク全員が、集団変態」
「――ぱっくり」
「――ぱっくり」
「次々、裂けて、死に至る」
「が」
「インクー・セレクソンは、見た」
「――カリット・リンドバク?」
「という名前の、同胞が~」
「――ぱっくり」
「――中から……〈熱力技術者〉が?」
「――あ……でも、死んでる」
「インクー・セレクソンは、悟ります」
「――ティベリアン・メレクの1集団から、わずかに1体だけ?」
「――〈熱力技術者〉=アホメレクが、生まれる?」
「インクー・セレクソンは、推測します」
「――かつて、コスモクラートは?」
「――〈熱力技術者〉アホメレクの誕生プロセスが、あんまり非効率的なので?」
「――〈熱力技術者〉アホメレクを、人工培養することに?」
「――で?」
「――ティベリアン・メレクは、いらなくなった、けど?」
「――万一の保険として、〈停滞〉させて、保管しておきましょう?」
「――それが、オレたち?」
「インクー・セレクソン自身も、そろそろ、ダメなようです」
「――2900万年間も、〈停滞〉したために?」
「――けっきょく、〈熱力技術者〉アホメレクも、うまく誕生させられず?」
「――オレたち、ダメなコだよなー」
「――ぱっくり」
「インクー・セレクソン=最後のティベリアン・メレク、死亡」

 〈法〉付与機《ケオス・タイ》、司令室――

「ペリー・ローダンが、司令室に入ってみると~」
「――ティベリアン・メレクたちが?」
「――みんな、ぱっくり?」
「死屍累々」
「――〈熱力技術者〉の遺体も、ひとつ?」
「――いったい、何が?」
「推測するしか、ありません」
「ともあれ」
「〈法〉付与機《ケオス・タイ》の指揮権を手にした、ペリー・ローダン」
「ヘロメト種族の手を、借りて~」
「――ヴァカ人の遺伝子工学者たちを、惑星ヴァカに帰すのだ」
「――《ジュール・ヴェルヌ》を、格納庫に繋留するのだ」
「――発進するのだ、銀河系へ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 いろいろ、報われませんね。


d-information ◆ 539 [不定期刊] 2008/12/01
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
バックナンバー、登録/解除はこちら [ http://www.rlmdi.org/rlmdi/di/ ]

 このメールマガジンは Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りしています。

【ご注意】記事の性格上、伝聞・広告・ひろい読みにもとづく不確かな情報が多くふくまれます。より正確な情報を望まれる方は、紹介する関連サイトなどをかならずご自身でご確認ください。


このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発行しています。[http://www.mag2.com/ ]