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538 [2008/11/24]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Heft

2466 . Michael Marcus Thurner / Galaxis der Antikrieger / 反戦士の銀河
2467 . Christian Montillon / Mentale Revision / 精神監査
2468 . Uwe Anton / KOLTOROCS Kinder / コルトロクの子ら
2469 . Uwe Anton / Das Paramorphische Feld / パラ形態場
2470 . Horst Hoffmann / Finsternis über Terra / テラを覆う闇

□ Perry Rhodan-Heft 2466話「反戦士の銀河」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2466.html ]

 新銀河暦1347年7月2日、銀河系まで4400万光年――

「自由テラナー連盟政庁首席ペリー・ローダン、指揮下~」
「遭難船《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「タレ・シャルム銀河で、立往生」
「――急いで、銀河系に帰らねば」
「ペリー・ローダンが拾ってきたのは、直径1126kmの巨大構造物」
「2000万年前の超兵器=〈法〉付与機《ケオス・タイ》」
「が」
「発進、まもなく」
「――操縦を、拒否します?」
「《ジュール・ヴェルヌ》を、未知宙域に、ぽいっとされて」

 銀河間空間、《ジュール・ヴェルヌ》――

「もっとも近い星々まで、3000光年以上」
「――あれは、PGC032861?」
「――2000万年前のタレ・シャルム銀河の住人が~」
「――アスドラン、と呼んでいた小銀河?」
「……」
「アラスのイストリコ親方――」
「《ジュール・ヴェルヌ1》の、首席技師」
「――ワシは、機械の〈医者〉なのだ」
「――〈病気〉の機械は、おらんかのー」
「という、ヒト」
「その、御大が~」
「――ホークIIコンヴァーター、試験運転っ」
「――3、2、1……開始っ」
「――ごごごごっ」
「《ジュール・ヴェルヌ》艦内の各種機器、試験運転」
「なぜ? 今?」
「自艦の機器の試験運転が、必要なのでしょうか?」
「――コスモクラートの超工廠惑星、エヴォラクスで~」
「――メタランナー種族が、〈治療〉してくれたもんでなー」
「――どの程度まで〈快復〉したのか、良くわからん」
「メタランナー種族は、超優秀な技術者」
「三度の飯より、修理好き」
「修理した機器は、なんと新品よりも高性能に」
「――ごごごごっ」
「――〈治療された〉ホークIIコンヴァーターの速度は、以前と同じ?」
「――でも?」
「――ハイパー水晶が、ほとんど減らない?」
「――航続距離が、伸びたから?」
「――時間のことを、度外視すれば?」
「――自力で、銀河系に帰還できる?」
「――すばらしー」
「防御兵装、バリア性能なんかも」
「――すばらしー」
「……」
「ところで」
「首席技師イストリコ親方」
「最近、気になることが、ひとつ」
「――なんで、倉庫の部品の数が合わない?」
「――ワシ、疲れてる?」
「――いんや、ワシのせいじゃないっ」
「と、いう次第で~」
「エカトゥス・アティモス殿――たぶん艦内随一の暇人――に、相談です」
「――なんで、部品の数が合わないと?」
「――オレの、出番?」
「――こんなコト頼まれたって、嬉しくなんかないぞ……ふん」
「エカトゥス・アティモス殿は、超能力全開」
「――パラポール・ベールっ」
「別のエネルギー水準に、移行して~」
「いろいろなモノを、すーっと、やりすごしながら~」
「――あ」
「メタランナー種族1名を、発見」

 メタランナー種族、パン・グレイスタット――

「集中力は、人一倍」
「コスモクラートの超工廠惑星、エヴォラクスで~」
「機器の修理に、熱中するあまり~」
「――うっかり、してしまったのです……ごめんなさい」
「――はい、ボクが修理なんかして……ごめんなさい」
「エカトゥス・アティモス殿は~」
「――安心して、来いっ」
「――密航者だからって、縛り首なんかにさせないから」
「――ひいっ……ごめんなさい」
「なだめて、脅して、首席技師イストリコ親方のところへ」
「で」
「職人同士、いろいろ話を聞いてみましょう」
「――ボク、テントン式ハイパー水晶ドナーをイジっていて……ごめんなさい」
「ハイパー水晶ドナーは~」
「いわば、ハイパー水晶の浄水器」
「上の口から、ハイパー水晶の燃えかすを、入れると~」
「――たらーり、たらーり」
「まだ使えるところを、濾しとってくれるという」
「首席技師イストリコ親方、思うに」
「――ハイパー水晶ドナーを、〈治療〉してもらったら」
「――なんて、すばらしー」
「かくして~」
「ペリー・ローダンも~」
「――この新しい友のために、やってみてはくれまいか」
「と、いうことで」
「メタランナー種族、パン・グレイスタットは、修理作業に猪突猛進」
「――ハイパー水晶ドナー、試験運転っ」
「――3、2、1……開始っ」
「――たらーり、たらーり」
「――ぽっとん」
「――!」
「――サルクリット水晶の燃えかす、から?」
「――立派な、ホワルクリット鉱石が?」
「そんな、こんなで~」
「《ジュール・ヴェルヌ》は~」
「小銀河アスドランへ、向かう」

 小銀河アスドラン、《ジュール・ヴェルヌ》――

「小銀河アスドランのハイパー通信に、耳を傾けて、いると~」
「――群雄割拠?」
「――きわだっているのは、〈反戦士同盟〉?」
「さらに」
「――〈法〉付与機《ケオス・タイ》が?」
「――星系ヴァカコールを、武力制圧した?」
「ペリー・ローダンは~」
「ハイパー通信リレーを介して、〈反戦士同盟〉と接触」
「本来の素姓を隠して、曰く」
「――わたしのことは、〈物質通〉と呼ぶが良い」
「――《ケオス・タイ》と戦う、支援を提供して進ぜよう」
「対する~」
「タヴォキー・ウ・アラカイは、〈反戦士同盟〉の国務長官」
「カリトマ・ハオス種族――カメっぽい――の、一員」
「曰く」
「――《ケオス・タイ》の、おかげで~」
「――惑星ヴァカ防衛艦隊は、全滅です」
「――ヴァカ人の遺伝子工学者の、全員が~」
「――《ケオス・タイ》内部に、連行される、ようなのです」
「ペリー・ローダンは~」
「――(それだっ)」
「早速の好機到来と、色めきたつ」
「〈反戦士同盟〉国務長官、タヴォキー・ウ・アラカイに、提案して曰く」
「――カリトマ・ハオス種族の搭載艇で、惑星ヴァカまで運んでもらえぬか?」
「――遺伝子工学者を運ぶ渡し船に、紛れこめば~」
「――《ケオス・タイ》への潜入は、雑作もないこと」
「対する~」
「〈反戦士同盟〉の国務長官、タヴォキー・ウ・アラカイ、曰く」
「――いやいや、それは危険すぎです」
「などなど」
「そんな、押し問答に~」
「勝利を収めた、ペリー・ローダンは~」
「《ジュール・ヴェルヌ》艦内から、《ケオス・タイ》突入部隊の精鋭を選抜」
「ハルト人、イホ・トロト」
「ネズミビーバー、グッキー」
「科学者の重鎮、マルコム・S・デーリアン」
「クルカリェン・ヴァランティルとレ・アニャンテさん――アルゴリアン夫妻」
「泥棒種族ラオソール、10名」
「エカトゥス・アティモス殿」
「と」
「エカトゥス・アティモス殿が、言い出したのが」
「――メタランナー種族、パン・グレイスタットを、部隊に加えるんなら~」
「――行ってやらない、こともないぞ……ふん」
「――ボクなんかが、参加して……ごめんなさい」
「かくして~」
「ペリー・ローダン指揮下、《ケオス・タイ》突入部隊は~」
「惑星ヴァカへ、向かう」

 《ケオス・タイ》突入部隊――

「ペリー・ローダンの、憶測によれば~」
「――〈法〉付与機《ケオス・タイ》のやってることは、グダグダだ」
「――新しい乗員は、まだ《ケオス・タイ》を、使いこなしていないかも?」
「――ヴァカ人の渡し船に、オレたちがいても、気づかないかも?」
「で」
「ヴァカ人の渡し船に潜んだ、《ケオス・タイ》突入部隊は~」
「案の定、難なく、〈法〉付与機《ケオス・タイ》の、格納庫へ」
「――ココって?」
「――先日まで、《ジュール・ヴェルヌ》がいた、格納庫?」
「……」
「ところで」
「メタランナー種族、パン・グレイスタット」
「先刻から、なにやら顔色が悪い」
「――ここのカーライト、何か変……ごめんなさい」
「――気分が悪くなって……ごめんなさい」
「《ケオス・タイ》のカーライト装甲――〈究極素〉含有の金色金属――が~」
「なにやら、変質していて~」
「どうやら、体に悪いらしい」
「……」
「《ケオス・タイ》突入部隊は~」
「格納庫から、さらに内側の閉鎖構造部分に、突入したい」
「でも」
「カーライト装甲の隔壁は、難攻不落」
「グッキーと、泥棒種族ラオソールは~」
「――テレポートっ」
「――!」
「隔壁突破、失敗」
「エカトゥス・アティモス殿は~」
「――パラポール・ベールっ」
「――!」
「隔壁突破、失敗」
「ところが」
「メタランナー種族パン・グレイスタットだけが~」
「――とんとんとんとんとん……こん……こんこんっ」
「――ここだと、思うんですけど……ごめんなさい」
「手持ちの工具で、カーライト装甲の加工時の不揃い箇所なんかを、発見」
「――構造ランナー能力っ」
「――すーっ」
「カーライト装甲の隔壁を通り抜け、内側から鍵を開けたり」
「――すばらしー」
「が」
「その代償に~」
「――気分が悪くなって……ごめんなさい」
「オカしなカーライト装甲に、潜ったために~」
「メタランナー種族パン・グレイスタットの体力、著しく消耗」
「……」
「で」
「しばらく、進むと~」
「突入部隊は、通路が閉ざされた一角で、ふたたび立往生」
「メタランナー種族パン・グレイスタットは~」
「――ごめんなさい……ごめんなさい」
「制止する間も、なく~」
「新しい友のために、猪突猛進」
「――構造ランナー能力っ」
「――すーっ」
「悪条件の、中~」
「カーライト装甲の隔壁を通り抜け、内側から鍵を開けたり」
「で」
「――これ以上、助けられなくて……ごめんなさい」
「――がっくり」
「息絶えて、しまうのでした」

 〈法〉付与機《ケオス・タイ》内部――

「突入部隊は~」
「突然、異生物――ビーバーみたいな――と、遭遇」
「――あれが、現在の乗員?」
「――発見された……のか?」
「――グッキーっ」
「――エカトゥス・アティモス殿っ」
「両名は、異生物を捕獲しようと、しますが~」
「取り逃がして、しまいます」
「で」
「ペリー・ローダン、独白して曰く」
「――バレたぞっ」
「――作戦を、急がねばっ」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 いろいろ、悲しい話ですね。


d-information ◆ 538 [不定期刊] 2008/11/24
発行:y.wakabayashi /rlmdi [ yw@rlmdi.org ]
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