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| d-information | シリーズ/作家 | ペリー・ローダン |

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531 [2008/10/06]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

14 . Marc A. Herren / Die Plasma-Pendlerin / プラズマ往復少女
15 . Achim Mehnert / Trabant der Opulu / オプルの人工衛星
16 . Marc A. Herren / Tarkalons Abgrund / タルカロンの奈落
17 . Hans Kneifel / Das Auge des Kosmos / 宇宙の眼
18 . Timothy Stahl / Tod über Ekhas / エクハスを覆う死

 隔週刊の企画物ヘフト・シリーズ。
 13話開始の、第2部 Kristallmond-Zyklus / 水晶月サイクル の二冊目。

 □ Perry Rhodan-Action 14話「プラズマ往復少女」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/14.html ]

 西暦2167年6月6日、銀河系、惑星タルカロン――

「アルコン植民惑星タルカロン――住民はタルカ人」
「――今日は、〈三月宵〉の日なのです」
「――300年に1回~」
「――〈ネルトの涙〉=3つの月――ルテ、ティモン、ダラン――が~」
「――陽光を遮る、大日蝕なのです」
「――タルカ人のあいだに、噂があるのです」
「――〈三月宵〉の日蝕のとき、伝説の暴君が蘇る、と」
「で」
「その日、その時刻」
「なにやら不穏な、ポスビのフラグメント船11隻が、襲来」

 フラグメント船の1隻、船内――

「事態に巻きこまれた、連合帝国大執政官ペリー・ローダン」
「タニシャ・カビルちゃん――10歳――に、手をひかれ~」
「フラグメント船の倉庫へ、テレポート」
「ところで」
「タニシャ・カビルちゃんのテレポート能力は、目標限定」
「一度でも触ったヒトを標識にして、跳躍できるだけ」
「知らないヒトのところには、行けません」
「で」
「ポスビのプラズマに触れた経験が、あるのでしょう」
「どのポスビの居場所にも、テレポート可能」
「でも、現状~」
「不穏なフラグメント船内の~」
「不穏なポスビは、すべて敵」
「テレポートしても、逃げきれません」
「それでも」
「ペリー・ローダンは、状況を掌握すると~」
「――子供は、下がっていなさい」
「――(子供あつかいしないでよっ)」
「――まず、エネルギー貯蔵施設を破壊したぞ」
「――ほら、3基も破壊したぞ」
「――しばらく、惑星タルカロンに足止めしてやるぞ」
「が」
「フラグメント船は、頑丈でした」

 近隣宙域、宇宙アカデミーの研修船団24隻――

「研修教官パウリー・デンジャーフィールド――84歳――」
「研修船《ヴァルゲン》で、指導教官をしています」
「別の研修船には、名高い超能力者ベティ・タウフリーさんが、添乗」
「――あっちの方が、良かったなぁ」
「という訓練生の愚痴、しきり」
「……」
「と」
「――惑星タルカロンから、救難信号?」
「――でも、本船団は研修生ばかりだし」
「なんて、研修船団各員が、言ってると~」
「名高い超能力者ベティ・タウフリーさんが、血相変えて」
「――あそこには、現在、チーフがいるのよっ」
「鶴の一声」
「研修船団24隻は、惑星タルカロンへ」
「で」
「もちろん」
「――どどーん」
「研修生だらけの研修船が~」
「不穏なポスビのフラグメント船に、敵うはずなし」
「僚船が、どうなったかは、さておき~」
「研修船《ヴァルゲン》は、撃沈」
「研修教官パウリー・デンジャーフィールドは~」
「救命カプセルで、ひとり宇宙を漂うことに」
「――オカシクなったポスビに、敵うわけなかろう」
「――いつもポケットには、ウィスキー……ぷはっ」
「さすが、老兵というか」

 フラグメント船、船内――

「ペリー・ローダンと」
「タニシャ・カビルちゃん」
「――!」
「――テラナーの遺体?」
「――ポスビがオカシクなったときの、連絡将校?」
「――合掌」
「やがて」
「ペリー・ローダンと」
「タニシャ・カビルちゃん」
「――!」
「マットのウィリーと、遭遇」
「――わたしは、マットのウィリー、パトロケルです」
「ウィリー、パトロケルの話を聞いてみると」
「――半日前から、ポスビがオカシクなった?」
「――でも、ポスビ全部が、オカシイわけでもない?」
「どうやら~」
「タニシャ・カビルちゃんが~」
「――ポスビのプラズマに、精神の力をっ」
「――注入注入注入っ」
「すると~」
「ポスビの心が洗われて、キレイになるような」
「そんな効果が、あるようです」
「ペリー・ローダン、曰く」
「――よし、まずはプラズマ船長を、何とかするのだっ」
「――(勝手に決めないでよっ)」

 星系内、研修船《ヴァルゲン》の救命カプセル――

「研修教官パウリー・デンジャーフィールドは~」
「――?」
「――いきなり、質量接近?」
「――星系内を、勝手にうろうろしてる、月のようなモノ?」
「救命カプセルは、引き寄せられて~」
「――あー、ヤバそうな物体群」
「――あー、火山のようなところ」
「――あー、巨大な緑の水晶の塊?」
「――なんとも、マズイ予感がしとるぞ、モーリス」
「――非常エンジン点火、緊急脱出じゃ……ぷはっ」
「なんとか降下しないで、通り過ぎます」
「ちなみに」
「モーリスというのは、この場にいないヒト」
「故郷にいる、可愛い曾孫の名前なのです」
「……」
「――?」
「――いきなり、質量接近?」
「――ポスビのフラグメント船?」
「――あー、避けられんなー」
「――ごーん」
「……」
「研修教官パウリー・デンジャーフィールドは、無事でしたが~」
「救命カプセルは、もう航行不能」
「――いつもポケットには、武器……がないから調達しよう……ぷはっ」
「さすが、老兵というか」
「あらわれたポスビを、なぎ倒し~」
「マットのウィリーと、遭遇」
「――わたしは、マットのウィリー、……です」
「――モーリスっ」
「さすが、老兵というか」

 フラグメント船、船内――

「タニシャ・カビルちゃん」
「――(なんか、このオヤジ)」
「――(あれこれ、注文が多すぎない?)」
「そういえば」
「――(さっきも、このヒト、自分の息子トマスの話を)」
「――(養子に出して、グレさせた?」
「――(そんなヒトに、父親面で指図されたくないよ)」
「――(あたしのパパでも、ないのに)」
「――(タニシャ、ここへテレポートしろ、とか)」
「――(タニシャ、下がってろ、とか)」
「――(タニシャ、よーし、イイコだ、とか)」
「――(きーっ」
「いろいろ、心にたまったモノにより」
「――ふん」
「タニシャ・カビルちゃん」
「ペリー・ローダンの言うことを、無視するようになりました」
「で」
「ペリー・ローダンは、心中おろおろ」
「……」
「それでも~」
「ペリー・ローダンと」
「タニシャ・カビルちゃん」
「プラズマ船長のところへ、到達」
「タニシャ・カビルちゃん」
「プラズマ船長の心の洗濯に、かかります」
「が」
「先方の容量が、大きいので~」
「――うっ……ばったり」
「倒れてしまう」
「そこへ」
「――ばーん」
「――どどーん」
「船内のポスビたち1ダースが、襲来」
「――うっ」
「マットのウィリー、パトロケルも、まきぞえでくらって、麻痺」
「ぺりー・ローダンも、押さえこまれて」
「それでも~」
「――希望を、捨てるなっ」
「――(でも……オヤジなんて、みんな嘘つきじゃないっ)」
「そこへ」
「研修教官パウリー・デンジャーフィールド、参上」
「――ばーん」
「――どどーん」
「――モーリスぅっ」
「故郷で待つ可愛い曾孫の顔を、瞼に浮かべて戦闘突入」
「――こんなの、狙わなくても命中じゃ……ぶはっ」
「さすが、老兵というか」
「で」
「その隙に~」
「ペリー・ローダンは~」
「疲労の色濃い、タニシャ・カビルちゃんに~」
「自分の細胞活性装置を、はずして、かけて~」
「タニシャ・カビルちゃん」
「元気回復」
「プラズマ船長の心を、洗濯完了」
「フラグメント船《BOX=3132》は~」
「正気に返ったプラズマ船長のもと、制御回復」
「オカシクなっていた、ポスビ644体も~」
「心の洗濯」
「……」
「ところで」
「研修教官パウリー・デンジャーフィールドは~」
「先刻の戦闘の中で、瀕死の重傷を負っていました」
「――チーフ……うろうろする月に、巨大な緑の水晶塊が……」
「――モーリス……がっくり」
「マットのウィリー……の触手をモーリスと信じて、握って絶命」
「さすが、老兵というか」

 フラグメント船《BOX=3132》――

「フラグメント船《BOX=3132》の司令室」
「ペリー・ローダンは、探知スクリーンを、にらんで~」
「――アレが、話にあった、うろうろする月?」
「――ポスビがオカシクなった原因がコレである率、92%?」
「とか、やっていると」
「――!」
「フラグメント船《BOX=3132》を~」
「他のフラグメント船が、包囲」
「――どどーん」
「集中砲火」
「プラズマ船長は~」
「――搭載艇で、脱出してください」
「――さあ、脱出だ」
「――ふん(オヤジとなんか、行きません)」
「そこを、マットのウィリー、パトロケルが、いろいろなだめて」
「ペリー・ローダンとタニシャ・カビルちゃんを、搭載艇に押しこんで」
「――射出っ」
「フラグメント船《BOX=3132》は~」
「――ばーん」
「……」
「脱出に成功した、でも、破損した搭載艇では~」
「――こわいよー」
「――大丈夫、まかせておけっ」
「なんて、気恥ずかしい会話があって」
「ペリー・ローダンが~」
「――(トマスも、こうして抱きしめてやれば、良かったのに)」
「と、勝手に号泣してみたり」
「そうこうする、うちにも~」
「破損した搭載艇は~」
「問題のうろうろする月に、落ちていくのでした」

□ Perry Rhodan-Heft

2459 . Wim Vandemaan / Komplex Astrovent / アストロヴェント複合体
2460 . Horst Hoffmann / Soldaten der NACHT / 〈夜〉の兵士たち
2461 . Horst Hoffmann / Der unendliche Raum / 無限空間
2462 . Leo Lukas / Der Fund von Amienolc / アミエノルクの発見
2463 . Uwe Anton / Isokrain der Kosmitter / コスミッターのイソクライン

□ Perry Rhodan-Heft 2459話「アストロヴェント複合体」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2459.html ]

 新銀河暦1347年、局部銀河群――

「この一帯は~」
「目下、大半が、〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉の占領下」
「銀河系の、自由テラナー連盟の、中心星系ソルだけが~」
「テラノヴァ・バリアを頼りに、いまも泥沼の籠城戦」

 銀河間空間、テラナーが拿捕した《反逆タンク1199188》――

「目下、〈アストロヴェント複合体〉の謎を、追って~」
「ポスビの〈二百の太陽の星〉へ、航行中」
「乗員は~」
「ロワ・ダントン――双頭大佐ダンティレンの着ぐるみを装備――指揮下~」
「TLD工作員、〈敵種族の着ぐるみで変装〉部隊」
「――使いこなせているぞ、もとの乗員のようにっ」
「でも」
「艦の中枢機関スープラトロン・ジェネレーターは~」
「あいかわらず、技術的詳細不明」
「艦も、いつまで命令に従ってくれることか」
「ロワ・ダントン、曰く」
「――当艦の呼称は、《ダーク・グール》ということで」

 《ダーク・グール》、〈二百の太陽の星〉まで300光年――

「――時空構造的な、障害があって?」
「――〈二百の太陽の星〉、ハイパー機器で探知不能?」
「――よし、さらに接近っ」

 《ダーク・グール》、〈二百の太陽の星〉まで10光分――

「ある種のバリアのようなモノを、抜けたら~」
「〈二百の太陽の星〉――惑星と人工太陽200個――が、探知計測可能に」
「さらに」
「――ポスビのフラグメント船――休止状態――が、30万隻?」
「――〈反逆タンク〉536部隊?」
「――戦隊要塞38基?」
「――戦隊工場の〈セクィン・ドアル〉1揃い?」
「ちなみに~」
「〈セクィン・ドアル〉とは――」
「戦隊工場88基の1揃い」
「戦隊工場〈反逆ゴト〉66基+戦隊工場〈反逆カー〉22基で、1部隊」
「〈セクィン・ドアル〉24揃い2112隻が、〈工兵艦隊〉」
「さらに」
「――アールス種族の巨大航宙施設《アールス・ゾルム》が?」
「――連行されて、来てる?」
「その上」
「――超高次元なエネルギー放射の、環状のもの――直径2万4000km?」
「――超高次元なエネルギー放射2121個で、出来てる?」
「――これは……〈キャビネット〉?」
「〈キャビネット〉――解体されて、マイクロ化された、惑星など」
「〈キャビネット〉は、〈混沌の勢力〉の超要塞カオテンダーの、材料です」
「――なら、ここが?」
「――カオテンダー《ヴルタファー》の、建造現場?」
「――〈アストロヴェント複合体〉は、そのコードネーム?」
「――あ、〈キャビネット〉が、もう1個、運搬されてきた」
「で」
「ロワ・ダントンは、考える」
「――可及的速やかに、星系ソルに通報しよう」
「――〈カラポル構造バーナー〉魚雷を、投入して~」
「――カオテンダー《ヴルタファー》建造を、断固阻止だ」
「が」
「――?」
「――《ダーク・グール》と敵陣の間で、通信が?」
「――繋がって、しまった?」
「やむなく、ロワ・ダントン」
「苦労しながら、背筋を左にくねらせて~」
「右肩に生やした、偽のイレンディル頭を~」
「――カクカク」
「操作しながら、通信に応じる」
「――双頭大佐ダンティレンであるっ」

 戦隊工場《反逆ゴト1105》――

「――双頭大佐ダンティレンであるっ」
「出迎えたのは~」
「現場責任者、ガンシュカル人エクティム――階級カルバロン」
「〈戦隊測量士〉オアーム・カラ種族、ノリュン・カパン」
「――二百の太陽の星のご近所は、ハイパー物理学的に安定、してるので~」
「――カオテンダー《ヴルタファー》建造の好適地、なのです」
「ところで」
「――えーと、少し前に、敵星系ソルの周囲をかすめた、高次元の?」
「――あれは、時間都市〈ミナテルグ〉です」
「ちなみに~」
「時間都市〈ミナテルグ〉とは――」
「カオテンダー《ヴルタファー》の中核施設」
「そこから~」
「カオテンダー《ヴルタファー》の61万2000基の〈キャビネット〉を~」
「制御統合するかという、寸法です」
「さらに」
「現場責任者、ガンシュカル人エクティム、曰く」
「――カオテンダー《ヴルタファー》のパイロット、キルミズさまが~」
「――双頭大佐ダンティレンさまと、ふたりだけで会見したい」
「――とのこと、です」
「双頭大佐ダンティレン、としては~」
「――(オレ、もう背中が限界?)」
「――(あと何秒、我慢できる?)」
「着ぐるみの中は、凄い状態」
「が」
「相手が相手」
「選択の余地は、ありません」
「そのまま、転送機で、〈二百の太陽の星〉地表の会見場所へ」

 〈二百の太陽の星〉地表――

「――(まだ、キルミズは、来てないな)」
「――(あれ、あんなところに、小屋がある?)」
「――(ああっ、もうダメ……)」
「ロワ・ダントン、ばったり」
「と」
「ポスビ2体が、小屋に運びこんで、着ぐるみを緩めて」
「――ボク、ゲシュウニンです」
「――相棒のザウビルスキです」
「――ゲシュウニンは、――たぶん史上初の――ポスビ超能力者です」
「――重大事件検知能力者――」
「――何だか重大なコトの発生を、予測するのです」
「――一時巻き戻し能力者――」
「――時間を止めて、少し巻き戻すことが、できるのです」
「とかいう、つかの間の休息」
「ロワ・ダントン」
「気を取り直して、着ぐるみ着用」
「双頭大佐ダンティレンは~」
「《ヴルタファー》のパイロット、キルミズと~」
「対面します」
「――は、はろー」
「――カクカク」
「が」
「《ヴルタファー》のパイロット、キルミズだって、超能力者」
「双頭大佐ダンティレンの着ぐるみに、気づきます」
「――オマエ、何者だっ」
「――がしっ……べりっ……ボキっ」
「――わはは」
「こうして」
「ロワ・ダントン、即死」

 ポスビ超能力者ゲシュウニン、介入――

「時間を止めて、少し巻き戻す」
「――きゅるきゅるきゅる」
「――はっ」
「ロワ・ダントンが、意識を回復すると~」
「時間は、キルミズと会見する前」
「――つまり?」
「――気づかれる前に?」
「双頭大佐ダンティレン」
「《ヴルタファー》のパイロット、キルミズと~」
「対面するや、否や~」
「――けけけけっ」
「――カクカクっ」
「――ばーん」
「今度は、ネジのはずれた出来損ないのフリ」
「で」
「――さすが、〈進歩維持者〉にふさわしい飼い犬っ」
「――わはは」
「《ヴルタファー》のパイロット、キルミズは~」
「誤魔化されて、立ち去っていくのでした」

 6月3日、《ダーク・グール》、銀河系、星系ソルへ急遽帰還――

「ロワ・ダントンは~」
「――ああ、オレ、なんか形が変?」
「――痛いよー」
「着ぐるみの中、長時間の凄い状態で、体型が変になっていました」
「故郷に到着するや、否や」
「――緊急手術っ」

 〈二百の太陽の星〉――

「ポスビ超能力者ゲシュウニンと相棒のザウビルスキは~」
「なにやら、地道な抵抗運動」
「適当な〈反逆タンク〉1隻の〈スープラトロニクス〉に、乗りこむと~」
「――〈二百の太陽の星〉のハイパーインポトロニクスと計算勝負」
「――して、くれませんか?」
「で」
「――(計算中計算中……終了っ)」
「――〈スープラトロニクス〉さんの勝ち、です」
「――でも」
「――当方はハイパーインポトロニクスの、ほんの一部ですから」
「――全力だったら、どうでしょうね?」
「――ふふふ」
「と、そんなところで」
「ポスビ超能力者ゲシュウニン」
「時間を止めて、少し巻き戻す」
「――きゅるきゅるきゅる」
「――(計算中計算中……終了してる?)」
「――きゅるきゅるきゅる」
「――(計算中計算中……終了しない?)」
「気がつけば~」
「〈スープラトロニクス〉は~」
「――(計算中計算中……)」
「――(ああ、計算中が止まらないっ)」
「――(ああ、過去も未来も、わからないっ)」
「――(きーっ)」
「オカシクなって、麻痺してしまう」
「――(あれ?)」
「――(きーっ)」
「ネットワークを通じて、周囲の〈反逆タンク〉へも、麻痺伝染」
「――(あれ?)」
「――(きーっ)」
「で」
「被害拡大を、迅速回避」
「同時に、テロには屈しない姿勢を明確に」
「別の〈反逆タンク〉が、砲門を開くと」
「――どどーん」
「不幸な〈反逆タンク〉は~」
「――ばーん」
「ポスビ超能力者ゲシュウニンと相棒のザウビルスキを、道連れに~」
「撃沈」

 〈二百の太陽の星〉地表――

「撃沈の直前ミリ秒で~」
「ポスビ超能力者ゲシュウニンと相棒のザウビルスキは~」
「――ぴぴぴ」
「新しいハードウェアに、自分たちの全データを、転送」
「――ぴぴぴ」
「転送が、完了すれば~」
「超能力も、なくしていない」
「で」
「ポスビ超能力者ゲシュウニンと相棒のザウビルスキは~」
「これからの〈二百の太陽の星〉に、思いを巡らすのでした」

 次号、舞台はハンガイ銀河へ。

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 父も息子も、大変ですね。


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