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519 [2008/07/14]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

8 . Achim Mehnert / Sternentod / 星間の死
9 . Marc A. Herren / Der Zündermutant / 点火ミュータント
10 . Timothy Stahl / Falkans Verderben / ファルカンの没落
11 . Wim Vandemaan / Gericht der Regenten / 君主たちの審判
12 . Christian Montillon / Die Robotgarde / ロボット親衛隊

 4月開始、企画物ヘフト・シリーズ。隔週刊。その8冊目。

 □ Perry Rhodan-Action 8話「星間の死」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/8.html ]

 西暦2166年3月、デメトリア星団――

「連合帝国の大執政官、ペリー・ローダンは~」
「惑星テラで発生した、暗殺未遂事件を、発端に~」
「〈エネルギーの君主〉たちを、追跡」
「惑星スペジムで~」
「〈精神の君主〉シン・トラグとの死闘に、辛くも勝利」

 惑星スペジム――

「ローダン一行は~」
「アラスの医療センター、ノアルト・マンタラで、一時休息」
「と」
「――どどーん」
「何者かの、襲撃」
「――俺は、クラル・ゴムに雇われた暗殺者だっ」
「――クラル・ゴムは、グラル種族を誘拐していたのだっ」
「――金払いの良い雇い主の雇い主を、殺したのは、キサマらかっ」
「完全に、逆恨みの逆恨み」
「襲撃者は捕獲して、地元当局へ引き渡しましたが~」
「アラスの医療センター、ノアルト・マンタラは、瓦礫の山」
「まあ」
「気を、とりなおして」
「――〈エネルギーの君主〉たちを、追うぞっ」
「――惑星トラファルガーから、考古学者を呼べっ」
「考古学者カーティス・ニュートンは~」
「滅び去ったと言われてきたマガドン種族に、造詣が深い」
「周知の、とおり~」
「〈エネルギーの君主〉たちは、太古マガドン帝国・指導層の生き残り」
「惑星スペジムの基地の〈高主の血室〉などを、調査してもらうと~」
「――1万3000年前の、拠点マガドンの、座標?」
「――星系ゲリム=ヨトー、第8惑星の衛星?」
「いろいろなことが、わかってきました」
「……」
「グラル種族、ウ=カレ=ゼローンとエ=ツルガ=プラクタル」
「〈エネルギーの君主〉たちの旧拠点、マガドンの座標を一瞥して、曰く」
「――これ……グラル種族の?」
「――聖地ラマル=グラルの座標、です」
「星系ゲリム=ヨトーは、今日の星系ノラク・タル」
「第8惑星は、現在はトリュマと呼ばれています」
「第6惑星は、現在ファルカン――ファルカン侯爵領の中心惑星」
「……」
「ローダン、曰く」
「――グラル種族の巡礼船で、隠密裏に潜入するのだっ」
「部隊の編成は~」
「ネズミビーバー、グッキー」
「テレポーター、タコ・カクタ」
「透視能力者、ウリウ・セング」
「アラス医師、ノアルト先生」
「太陽系帝国艦隊の勤務医、ジャン・ツォウ先生」
「ところで」
「ローダン、ハイパー無線をひとつ」
「相手は~」
「テラナー植民惑星トラファルガー、惑星執政官コスマイ・セトラさん」
「――外交使節として、ファルカン伯爵領に、出向いてもらいたいのだが」
「主要な、目的は~」
「ローダンが隠密裏にあれこれする、根回しです」

 ローダン一行は、星系ノラク・タルへ――

「グラル巡礼船は、第8惑星トリュマの衛星シャブランへ」
「――ここからは、連絡船?」
「――はい、隣の衛星、聖地ラマル=グラルへ」
「――17の〈泳ぐ神殿〉まで、ご案内します」
「案内役は~」
「グラル種族、イ=コノーロ=テスカとア=カマンセ=フェルタル」
「亜光速連絡船、発進」
「――え……手放し操縦?」
「――思考で、直接、操縦できるのです」
「そのとき」
「ローダン、つぶやいて、曰く」
「――超光速で手放し操縦できる技術を、いつか、実用化したい」

 聖地ラマル=グラル――

「海は、ありません」
「17の〈泳ぐ神殿〉――一辺1km菱形――は、空中に浮遊」
「〈向上の場〉、〈英知の港〉、〈信仰の柵〉、〈変化の風〉……」
「ローダン一行の連絡船は、〈自省の洞〉へ」
「最高司祭プ=マラ=ラダイ、曰く」
「――異人を聖地に迎えるなんて、冒涜です」
「――〈エネルギーの君主〉たちの要塞が、この聖地にある?」
「――そんなことは、グラル種族の信仰が許しません」
「で、そらんじて、曰く」
「――オ=マレ=テスカは、初めなり」
「――かれより、すべては道を歩み」
「――かれより、生命と未来は始まり」
「――オ=マレ=テスカは、来たり、成すべきことを成し、ふたたび去り」
「――そうして、すべてのことは良し」

 〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジン――

「深層睡眠で時代を超えた〈エネルギーの君主〉たちは、10名」
「〈プリム君主〉ロク・アウラジン」
「〈ペルペト君主〉2名――うち、シン・トラグは惑星スペジムで死亡」
「〈レコン君主〉3名」
「〈メンタ君主〉4名――うち、タル=アボランは惑星トラファルガーで死亡」
「で」
「ロク・アウラジンは、〈エネルギーの君主〉6名に命じて~」
「――大ポジトロニクス〈マカラント〉から~」
「――1万3000年前のデータを、浚うのだっ」
「――旗艦《アウラティア》の隠し場所を、見つけ出せっ」
「――旗艦《アウラティア》さえ、あれば~」
「――マガドンのロボット親衛隊を、起動できるのだっ」
「でも」
「大ポジトロニクス〈マカラント〉は、不調のため、稼働率40%」
「――当時~」
「――グラルの最高奴隷戦士オ=マレ=テスカが~」
「――旗艦《アウラティア》を、隠したのだっ」
「――探せっ」
「ところで」
「残る〈ペルペト君主〉は、現在、惑星トラファルガーで作戦中」
「ですが」
「――ええいっ……進捗を、よこさんかっ」
「音信不通」

 聖地ラマル=グラル――

「グッキーは、精神コンタクト」
「――キミは、誰?」
「――マガドゥ?」
「――わたしは、〈33のトウサーム〉です」
「デメトリア星団の原住民マガドゥ――または〈孤高の哲学者〉――」
「〈エネルギーの君主〉たち=太古マガドン人とは、縁続き」
「今回の戦いとは、直接関係ない、のですが」
「――マガドン人たちは、マガドゥの生命エネルギーを」
「――ちゅぅぅぅーっ、と吸引して、食するのです」
「マガドゥ〈33のトウサーム〉の案内で~」
「――テレポートっ」
「ローダンとグッキーは、火山の火口のマガドゥ地底村へ」

 〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジン――

「――マガドゥ捕獲作戦中の〈レコン君主〉ロム=ユルトニクから、緊急連絡?」
「――え?」
「――ペリー・ローダンが、このマガドンにいる?」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジン」
「〈レコン君主〉ロム=ユルトニクとルー=ホルミシャルに、命じて曰く」
「――もちろん、抹殺だっ」

 聖地ラマル=グラル――

「――聖地ラマル=グラルは~」
「――1万3000年前のマガドン――マガドン帝国の拠点――です」
「――アルコン人が惑星ファルカンに来た頃には~」
「――すでに、グラル種族の聖地でした」
「――だから、当地のマガドゥたちは~」
「――他惑星の同族とは、多少、違った生き方を、強いられてきたのです」
「なんて、マガドゥ地底村で、昔話を聞いていると~」
「グッキーは、精神コンタクト」
「――あれ?」
「――タコが、戦闘中?」
「――誰か、、神殿〈自省の洞〉を襲撃?」
「かくして」
「グッキー」
「――テレポートっ」
「ローダンとグッキーも、参戦」
「……」
「襲撃者は~」
「〈レコン君主〉ロム=ユルトニク」
「〈レコン君主〉ルー=ホルミシャル」
「従えるロボットとアンドロイドは、少数なれど~」
「〈エネルギーの君主〉2名は、超強力」
「〈エネルギーの君主〉が額に装着する〈レーゴン〉」
「すなわち、結晶体が嵌ったサークレット、のようなもの」
「〈エネルギーの君主〉は、額の〈レーゴン〉を媒介に~」
「超強力な、プシオン・エネルギーを駆使できるのです」
「が」
「そのあたりの秘密は~」
「すでに、ローダン一行の知るところ」
「で」
「〈レコン君主〉ルー=ホルミシャル」
「――あ、〈レーゴン〉がっ」
「跳ね飛ばされた〈レーゴン〉の結晶体を、ローダンが」
「――ばーん」
「……」
「――ごごごっ」
「神殿〈自省の洞〉、墜落していきます」
「〈レコン君主〉ロム=ユルトニクは~」
「――超能力者相手では、分が悪いかっ」
「と、矛先を、ジャン・ツォウ先生へ」
「――!」
「ジャン・ツォウ先生、即死」
「テレポーター、タコ・カクタは~」
「――ジャン先生っ」
「今回の一件、最初から怪我して治療の連続」
「世話されるうちに、この女医さんに思いを寄せるようになっていた、らしい」
「しばし、呆然」
「行動を、起こしたのは~」
「アラス医師、ノアルト先生――ジャン・ツォウ先生の師匠」
「〈レコン君主〉ロム=ユルトニクが、ひとり倒して、気が緩んだところを~」
「――がきっ」
「押さえこんで~」
「――あ、〈レーゴン〉がっ」
「――ぱきっ」

 〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジン――

「――両名とも、通信途絶?」
「――おのれっ……ペリー・ローダンめっ」
「と」
「そこへ、〈メンタ君主〉セル=パルスリンとオルル=メスニタから報告」
「――旗艦《アウラティア》は、惑星ファルカンの海の底?」
「――よし、全員集合っ」
「――捕獲してあるグラルを、殺害っ」
「――そのプシオン力で、跳躍だっ」
「――目標、惑星ファルカンっ」
「――長距離テレポートっ」

 聖地ラマル=グラル――

「しばしの休息の後~」
「ローダンは、マガドゥ地底村へ」
「さらに、マガドゥ3名が、やってきて~」
「あれこれ、話をしてくれました」
「その中で」
「――1万3000年前?」
「――グラルの英雄オ=マレ=テスカが?」
「――マガドンの旗艦《アウラティア》を、惑星ファルカンに隠した?」
「――そこだっ」
「……」
「かくして」
「連合帝国大執政官、ペリー・ローダンは~」
「惑星ファルカンを、目指す」

 以下、次号。

□ Perry Rhodan-Heft

2447 . Uwe Anton / Warten auf Xrayn / クズレインを待ちながら
2448 . Hubert Haensel / Tage der Angst / 恐怖の日々
2449 . Hubert Haensel / Die Finale Schlacht / 決戦
2450 . Robert Feldhoff / Evolux / エヴォラクス
2451 . Michael Marcus Thurner / Die Metaläufer / メタランナー

□ Perry Rhodan-Heft 2447話「クズレインを待ちながら」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2447.html ]

 2000万年前、タレ=シャルム銀河中心部、〈負都市〉――

「〈負都市〉――」
「宇宙ステーション――さしわたし、100km程度まで――の、寄合所帯」
「密集して、相互に絡み合う、超強力な力場が~」
「超巨大都市を、存続させて、いるのです」
「おおむね球状、さしわたし2200km」
「で」
「――女将軍カムコさんは?」
「――〈負牢〉に、拘留中?」
「〈負牢〉――」
「周囲から、最短でも10kmの距離を置く、隔絶した一角」
「5次元バリアに、守られて~」
「水素=メタンの泡の、中~」
「さしわたし400m、まばゆい金属製の古城、のような構造物」

 〈負都市〉潜入部隊――

「ペリー・ローダン」
「ネズミビーバー、グッキー」
「ハルト人、イホ・トロト」
「エカトゥス・アティモス殿」
「泥棒種族ラオソールから、12名」
「すなわち~」
「大泥棒三兄弟――首領ポタウク、ヴィズクエガトミ、リムボクス」
「他、9名」
「一行は~」
「――(こそこそ)」
「〈負牢〉へ、進撃する」
「……」
「途上」
「ローダンは、遠くをよぎる影に、気がついたり」
「――あ、〈暗黒のエレメント〉だ」
「ローダンが、謎の球体――直径70m――に、走査されたり」
「――異質だけれど、敵意はないようだ」
「仲間の誰も、気づいていないようでした」
「……」
「〈負牢〉に隣接する区画に、到着」
「ローダンは、先刻の球体が、気になる様子」
「――グッキーっ」
「――イホ・トロトっ」
「――ポタウクっ」
「――女将軍カムコさんの救出は、まかせたっ」
「で」
「――わたしは、エカトゥス・アティモス殿と~」
「――先刻の謎の球体を、調査してくる」

 〈負牢〉――

「囚われた、女将軍カムコさんは~」
「超装備〈夜光鎧〉の、〈胸甲〉も〈脛甲〉も、剥がれて~」
「拷問吏アソメガの、プロフェッショナルな拷問が、続くっ」
「――必殺〈アソメガ噛みつき〉っ」
「――うっ」
「が」
「女将軍カムコさんは、耐える」
「――何にも、言わないわよっ……う」
「意識をなくして、目覚めると~」
「――〈ラボラトの爪〉を、移植された?」
「〈混沌の勢力〉の大軍勢、終末戦隊〈反逆者〉の構成員は~」
「〈ラボラトの爪〉を移植されて、条件付けされます」
「――(〈ラボラトの爪〉の、強力な心理攻撃)」
「――うっ」
「が」
「女将軍カムコさんは、耐える」
「――何にも、言わないわよっ」
「とはいえ」
「――必殺〈アソメガ噛みつき〉っ」
「――うっ」
「――(〈ラボラトの爪〉の、強力な心理攻撃)」
「――うっ」
「さすがの、女将軍カムコさんも~」
「――あんまり長くは、保たないかも」
「と、思うのでした」

 ローダンたちは、謎の球体の前へ――

「謎の球体――」
「――中に、いろいろ住んでいる?」
「――こいつは……体長10mの……全知全能の……クラゲさま?」
「同行したエカトゥス・アティモス殿が、あれこれ探り出すのに、成功」
「――アズドゥンの〈世界賢〉?」
「――寿命は、1000万歳以上?」
「――もっぱら、平和的?」
「――異宇宙から、どこかの〈負の球体〉に到来して?」
「――この〈世界球〉ごと〈負都市〉に、住みついた?」
「――!」
「――カオターク〈クズレイン〉と、個人的に連絡がとれる関係?」
「ローダン、思わず身を乗り出すと」
「――ぜび、友として、交流を深めなければ」
「ローダンは~」
「〈世界賢〉の誘引インパルスに、アテられたかんじ」
「で」
「ローダン」
「エカトゥス・アティモス殿に、頼んで曰く」
「――〈世界球〉の中に、連れて行ってはもらえまいか」
「が」
「エカトゥス・アティモス殿は、進入禁止のようで」
「――入れない?」
「では、ローダンだけも、試してみたい」
「――パラポーラライゼーターを、もらえまいか」
「――え?」
「ローダン」
「無心した、パラポーラライゼーター2粒を、握りしめ~」
「まず、1粒、点火」
「――パラポーラライゼーターっ」
「――すーっ」
「〈世界球〉の中へ」
「ローダン、思わず身を乗り出すと」
「――ああ、やはり〈世界賢〉は真の友だっ」
「ローダンは~」
「より強く~」
「〈世界賢〉の誘引インパルスに、アテられたかんじ」
「で」
「深まる友情、だかなんだか」
「――カオターク〈クズレイン〉の外観は?」
「――こんなの?」
「さらに」
「――〈負の球体〉の真実を、教えてくれる?」
「――もともと、自然発生・自然消滅している現象?」
「――それを、人為的に安定させたもの?」
「――安定を阻止するのが、コスモ・メッセンジャー?」
「――現在も?」
「――コスモ・メッセンジャーが10基同時に?」
「――タレ=シャルム銀河に、突入しようとしてる?」
「さらに」
「――〈負都市〉の真実を、教えてくれる?」
「――もともと、カオターク〈クズレイン〉の機動前線基地?」
「――たしかに~」
「――高次な存在が、下層の宇宙で直接行動すると~」
「――〈トランスフォーム症候群〉に、やられる、というのは~」
「――コスモクラートも、そうだが?」
「――特別あつらえの〈負の球体〉と〈負都市〉に、カオタークを降臨させて?」
「――罹病を、阻止する?」
「――そのために?」
「――〈負都市〉の〈時のアーケード〉に、振動プシを集積してる?」
「さらに」
「――〈負の球体〉が、完成して?」
「――〈負都市〉に、カオターク〈クズレイン〉が、降臨して?」
「――カオテンダー《インファター》が、到着して?」
「――〈混沌の勢力〉の大艦隊が、集結したら?」
「――標的は、コスモ遺伝子〈ドリークレ〉?」
「壮大な計画です」
「で」
「〈世界賢〉、曰く」
「――ずーっと、友だち?」
「このあたりで~」
「ローダンは」
「――(あれ? 何か変だぞ。オレ、ここにいて良いんだっけ?)」
「〈世界賢〉の誘引インパルスに、アテられながらも~」
「思うのでした」

 グッキーたちは、〈負牢〉へ――

「――補給グライダーに、潜伏するぞ」
「――バリアの隙を抜けて、テレポートするぞ」
「と、いう作戦」
「――テレポートっ」
「空き倉庫に、潜伏すると」
「リムボクス――泥棒種族ラオソールの中でも頭脳労働を担当――が~」
「――ハッキング成功」
「――女将軍カムコさんの独房は、ここ……かな?」
「――あと、女将軍カムコさんの〈夜光鎧〉は、ここ……かな?」
「で」
「――突撃テレポートっ」
「――!」
「グッキーとラオソール部隊、アソメガと戦闘・勝利」
「同時に」
「泥棒種族ラオソールの、リムボクス」
「すべての独房の鍵を、開放」
「混乱の、中~」
「泥棒ラオソール部隊、女将軍カムコさんを、救出」
「――きーっ」
「〈ラボラトの爪〉に動機付けされて、暴れるので~」
「ヴィズクエガトミ――泥棒種族ラオソールの中でも肉体労働を担当――が~」
「――!」
「麻痺させて、運び出す」
「超装備〈夜光鎧〉の、〈胸甲〉も〈脛甲〉も、運び出す」
「同時に」
「泥棒種族ラオソールの、リムボクス」
「〈負牢〉計算機に、ウィルスのようなもの注入」
「――警報発令を、遅らせるんだっ」
「――バリアも、解除っ」
「で」
「――携帯小型転送機っ」
「ラオソール部隊も、イホ・トロトも、気を失った女将軍カムコも~」
「〈負牢〉から、潜入船《プルラフ》へ、撤退」
「しんがりの、グッキーは~」
「携帯小型転送機を、爆破して」
「――さてと」
「――ペリーたちを、迎えにいかなくちゃ」

 ローダン、〈世界球〉内部――

「〈世界賢〉の誘引インパルスに、アテられて~」
「――ずーっと、友だち?」
「呪縛から、逃れられずにいた、ローダンですが」
「――!」
「――何だ、この不吉な予感?」
「――カオプレッサー、コルトロクが、来る?」
「――マズいっ」
「呪縛・脱出」
「――パラポーラライゼーターっ」
「――すーっ」
「〈世界球〉の外へ」
「疲労困憊」
「支える、エカトゥス・アティモス殿」
「――ペリー、逃げるよっ」
「と、迎えに来た、グッキー」
「――テレポートっ」
「潜入船《プルラフ》へ、撤退」

 かくして、〈負都市〉潜入部隊、撤退――

「《プルラフ》は、もう逃走に使えません」
「なので」
「――《プルラフ》に、自爆装置を、仕掛けたぞ」
「――船内に隠した転送機で、跳躍一回っ」
「――潜伏中の《ジュール・ヴェルヌ》まで、一瞬だっ」
「――……」
「――ばーん」

 3.6光年先、《ジュール・ヴェルヌ》――

「――緊急発進っ」
「――針路、恒星ロトラフルっ」
「恒星ロトラフルには~」
「〈法〉付与機2基――〈秩序の回廊〉を開く――が、待機中」
「が」
「――恒星ロトラフル方面に?」
「――〈反逆タンク〉数千隻の艦隊?」
「――反転だっ」
「《ジュール・ヴェルヌ》は、逃げる」
「でも」
「ここは敵地のど真ん中、なのでした」

 以下、次号。

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◆今回のひとこと

 2450話刊行まで、あと2冊。


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