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514 [2008/06/09]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

5 . Marc A. Herren / Lazarus Tod / ラザル死す
6 . H. G. Francis / Regenten der Energie / エネルギーの君主たち
7 . Timothy Stahl / Aufstand der Grall / グラルの蜂起
8 . Achim Mehnert / Sternentod / 星間の死
9 . Marc A. Herren / Der Zündermutant / 点火ミュータント
10 . Timothy Stahl / Falkans Verderben / ファルカンの没落
11 . Wim Vandemaan / Gericht der Regenten / 君主たちの審判
12 . Christian Montillon / Die Robotgarde / ロボット親衛隊

 4月開始、企画物ヘフト・シリーズ。隔週刊。その5冊目。
 12冊で、このエピソードは完結。
 しかし、続いて2期目のエピソードも準備中、とかいう。

 □ Perry Rhodan-Action 5話「ラザル死す」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/5.html ]

 西暦2166年3月、デメトリア星団――

「ペリー・ローダンは~」
「惑星テラで発生した暗殺未遂事件を、発端に~」
「デメトリア星団で、〈エネルギーの君主〉たちと、交戦中」
「惑星トラファルガーの深海基地で、敵の逃走用転送機に、単身突入」
「どこかに、転送されたのです」
「当然、孤立無援」

 3月15日、ペリー・ローダン、未知の転送機で実体化――

「――重力が、1.25G?」
「――てことは、トラファルガーとは別の惑星?」
「と」
「――!」
「見たことないロボット1体、いきなり襲撃」
「……」
「スタヴ=イアコ=2――」
「〈エネルギーの君主〉の親衛隊ロボット」
「頭蓋の透明なドームの中に、脳髄らしきもの」
「自律的に思考して、活動できるらしい」
「――ががが……コイツ、弱イ有機体」
「――ががが……ヒトヒネリ、ダ」
「が」
「ローダンの策略にかかって、敢なく戦死」
「……」
「ローダンは、ステーションの出口を探す」
「――壁に、絵のようなものが?」
「――体がひとつ・頭がふたつの異星人、の絵?」
「――この紋章のついた腕環は、なんだろう?」
「紋章――三角形がふたつ、向かい合って、砂時計的な形」
「とりあえず、着服」
「ステーションを、脱出」
「周囲は~」
「砂と岩の、荒涼たる荒野」
「上空に~」
「〈エネルギーの君主〉が乗るとおぼしき、グライダーが1機」
「――すーっ」
「遠く、山地の方角へ、飛んでいく」
「直後」
「ステーション、爆発」
「――ばーん」

 ペリー・ローダン、荒野を彷徨う――

「ローダン、山地へ向けて、歩いてみたり」
「道程は遠く、疲労は頂点」
「とかいう、状況下」
「人間、いらないコトを、回想します」
「――そういえば、数週間前~」
「――変なファンに、つきまとわれたっけ」
「……」
「――わたくし、ハンナ・トイヴァライネンと、申すモノなのねん」
「――〈ローダン道〉は、救世主ローダン様を、拝みたいのねん」
「――荒野から、彷徨っておいでに、なったのねん?」
「――燃える繁みから、神の御言葉を、賜ったのねん?」
「――否定なさるなんて、本当に謙虚でおいでなのねん?」
「……」
「――オレ、なんで、荒野を彷徨ってるんだっけ?」
「さすがに、疲れ切って、岩の日陰で一休み」
「と」
「いつの間にやら、寄ってきたのが」
「体がひとつ・頭がふたつの異星人、3名」
「左の頭部は、ヒトのよう」
「右の頭部は、頸が長くて、口がこうくわっとして、ケモノのような」
「棒を、かまえて~」
「――ぽかっ」
「眠るローダンを、気絶させて、拉致」

 3月16日、ペリー・ローダン、監禁施設で覚醒――

「――はっ」
「そこは、監禁施設の、医務室のような場所」
「――あの腕環が、ない?」
「――細胞活性装置も、ない?」
「同じ囚われの境遇の男と、知りあいました」
「――オレは、ジェレモン・ラザル」
「――アルコン人とテラナーの、ハーフだ」
「ローダンとしては、偽名をつかって自己紹介」
「――わたしは、ペ……ユーリ・トポル」
「――ごらんのとおり、一介のテラナーだ」
「――頭ふたつの連中に、大事な腕環と首飾りを、奪われたらしい」
「――奪回、したいのだが」
「――協力しては、もらえまいか?」
「ラザル、応じて曰く」
「――まかせろっ」
「で」
「失敗しました」
「――はっ」
「そこは、監禁施設の、危険囚用の檻の中」
「ところで」
「頭ふたつの連中は、いったい何者なのか」
「ラザル、説明して曰く」
「――あれは、グラル種族」
「――監禁施設の長は、グラル種族、エ=クリゲ=クラナルだ」
「――ここの収容者には、テラナーも、アルコン人も、スプリンガーも」
「――各種ヒューマノイドが、いろいろ」
「――でも、用途は同じ」
「――血を、抜かれて~」
「――血は、ワラビ鳥の飼料に」
「――卵が、なにやら大切らしい」
「ローダンとしては、遠慮したい運命」
「で」
「得意の戦法」
「――収容者諸君っ」
「――いまこそ、蜂起だっ」
「――うぉぉぉぉっ」
「蜂起は、成功です」
「――だから生命くらいは、助けてやれ……あ」
「収容者諸君は、監禁施設のグラル種族を、皆殺し」
「ローダンは、腕環と細胞活性装置を、奪還」
「重傷を負ったラザルを担いで、グライダーで、病院を探す」

 3月18日、医療センター、ノアルト・マンタラ――

「ところで」
「ここは~」
「デメトリア星団、星系スペジモル、自由商業惑星スペジム」
「スプリンガー、ジャホル」
「スプリンガー、デゼバル」
「両名が、実質支配者」
「……」
「ローダンは、重傷のラザルを担いで~」
「医療センター、ノアルト・マンタラの門を、叩く」
「――ノアルト先生、全力で、こいつは助けてください」
「――もちろん、全力を、尽くしておる」
「ところで」
「アラスのノアルト先生」
「ローダンの腕環に、興味津々」
「――我輩、永遠の生命を探索、しておってな」
「――文献にある、〈高主の血室〉を求めて、この惑星スペジムに来たのじゃ」
「――ところで、その腕環……」
「と、そのとき」
「――ぽっくり」
「ラザル死亡」

 3月20日、惑星首都ペッシマ近郊――

「ローダンは、ラザルの遺体を連れて~」
「ラザルの近親者を探しに、惑星首都ペッシマへ向かう」
「と、そのとき」
「――はっ」
「ラザル、蘇生」
「ラザル、説明して曰く」
「――あれは、薬物つかって、死んだふりだ」
「――アラスの請求書なんて、見たくないし」
「――オレは、野暮用があるので、このへんで」
「――いくらか金を、分けてやろう」
「――では、さらばだ」
「――しゅたっ……ごーっ」
「ラザルは、ゴミ回収車に潜んで、こっそりペッシマ市内へ帰還」
「ラザルという男――」
「どうやら、惑星・裏社会の大立て者、らしいのですが」

 3月21日、惑星首都ペッシマ――

「ローダンは~」
「ハイパー無線で、援軍を呼びたい」
「腕環の歴史的経緯なんかも、解明したい」
「――永遠の生命を探してるなら、ここへ行きなっ」
「教えられたのは、いかがわしいブルー・グラルの店」
「……」
「妖艶なグラル娘、ク=マガリ=ドゥッザンが~」
「――コレは、内緒の鳥の卵から、抽出した上物なのよん」
「――効くわよん」
「少し、話が違うようで」
「知りたいことを説明すると、父親を紹介してくれました」
「……」
「グラル父、ウ=シマ=レシュナルは~」
「グラル種族の歴史を、語って曰く」
「――グラル種族は、太古から抑圧、搾取されておってな」
「――英雄イ=フィネ=ブスハクが、反乱したのだがな」
「――惨敗してな」
「――英雄イ=フィネ=ブスハクの皮から、〈抑圧の帯〉が作られてな」
「――その腕環が、〈抑圧の帯〉というわけでな」
「――〈抑圧の帯〉を持つ者は、解放か災厄をもたらす、と言われてな」
「ところで」
「このところ、多数のグラル種族が、失踪しているらしい」

 3月24日、惑星首都ペッシマ――

「グラル親子から、ローダンに、連絡」
「――植民アルコン人、バゾカに会えば、何か情報が得られるかもよん」
「ローダン、早速、バゾカに接触」
「と」
「――!」
「乱入してきた、グライダーが1機」
「――ばーん」
「バゾカを、射殺」
「乗っていたのは、ラザル」
「――バゾカは、グラル種族誘拐犯の一味だっ」
「――これは、罠だっ」
「――連中、誘拐したグラル種族を、ザナド山地のロマロス山の山頂へ……」
「と」
「――ばばーん」
「首領ダッヴォル率いる、グラル種族誘拐犯の一味が、周囲を包囲・攻撃開始」
「――逃げろっ……大執政官っ」
「ラザルは、ローダンの素性を、見抜いていたようです」
「――オレのことは、かまうなっ……うっ」
「ラザルは、ローダンを逃がすため、死亡……のようです」

 3月25日、医療センター、ノアルト・マンタラ――

「ローダンは、ふたたび~」
「医療センター、ノアルト・マンタラの門を、叩く」
「――ノアルト先生、ハイパー無線を、貸してください」
「――〈高主の血室〉に同行させてくれるなら、貸してやらんでも……」
「ローダン、ハイパー無線で、援軍要請」
「――さあ、行くぞっ」
「――〈高主の血室〉へっ」

 同じ頃、ザナド山地、ロマロス山――

「ところで」
「〈エネルギーの君主〉たちの、言葉では~」
「ここは~」
「惑星ケレロンの〈高主の血室〉」
「……」
「〈エネルギーの君主〉シン・トラグは~」
「手術中」
「――百体のグラル種族のケモノ頭の方を、すっぱりー」
「――脳髄を、摘出したら~」
「――親衛隊ロボットの頭部ドームに、移植・移植・移植っ」
「……」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「思う」
「――惑星トラファルガーから、収集した情報に、よると~」
「――ペリー・ローダンは、深海基地で死亡した、ようだし」
「――恐ろしい敵、であった」
「で」
「〈エネルギーの君主〉シン・トラグも~」
「思う」
「――転送機ステーションをひとつ、爆発させた、とき~」
「――侵入した賊は、爆発で死亡した、ようだし」
「――くわばら・くわばら」

 以下、次号。

□ Perry Rhodan-Heft

2442 . Arndt Ellmer / Stützpunkt im Chaos / 混沌領内の基地
2443 . Christian Montillon / ESCHERS Plan / エッシャーの計画
2444 . Michael Marcus Thurner / Vor der Finalen Schlacht / 決戦前夜
2445 . Horst Hoffmann / Geschöpf des Chaos / 混沌の被造物
2446 . Uwe Anton / Die Negane Stadt / 負人都市

□ Perry Rhodan-Heft 2442話「混沌領内の基地」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2442.html ]

 新銀河暦1346年、ハンガイ銀河――

「現在、作戦行動中」
「アトラン指揮下、精鋭ながら少数の、ハンガイ銀河遠征隊」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》」
「ポスビのクェーサー級〈LFT-BOX〉重箱型」
「《アトス》、《ポルトス》、《アラミス》」
「以上、4隻」
「が」
「目下、ハンガイ銀河では~」
「〈混沌の勢力〉が〈負の球体〉を建設中」
「〈混沌の勢力〉実動部隊=終末戦隊〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「あちらこちらに、〈原混沌胞〉増殖中」
「物理法則も、オカシクなりはじめています」
「探知も、ままならず」
「直進、転針も、ままならず」
「宇宙船は、まともに航行できないありさま」
「――この現象を、〈収差〉と呼ぶことにしましょうか」

 10月、ハンガイ銀河中心近く、ウィノラ星系――

「アトラン指揮下、ハンガイ銀河遠征隊」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》」
「クェーサー級《アトス》、《ポルトス》、《アラミス》」
「以上、4隻は~」
「惑星ウィノラIIIに、到着」
「そこは~」
「ハンガイ銀河中心部を包む〈内塁壁〉から、8000光年」
「惑星ウィノラIIIには、〈コンタクト森〉がいます」
「――基地、設営だっ」
「ハルト人ドモ・ソクラトが、基地司令官」
「――基地、設営ねっ」
「カルタン人、ダオ=リン=ヘイさんが、〈コンタクト森〉に挨拶」
「で」
「パラポジトロニクス〈エッシャー〉、によれば」
「――〈負の球体〉宙図を、解析したら?」
「――シヴァ=バザル星域で、終末戦隊〈反逆者〉が、何かやりそう?」
「超能力者トリム・マラート、によれば」
「――シヴァ=バザル星域は、何か〈病んでいる〉感じがする?」
「となれば」
「――基地は、頼んだぞっ」
「アトランは、発見者級戦艦《リチャード・バートン》で、偵察に」

 10月27日、シヴァ=バザル星域――

「アトラン指揮下、発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「――傍受した〈反逆者〉通信に?」
「――妙なモノが、混在してる?」
「――テラ艦だけの、興味を惹いて?」
「――テラ艦だけが、解読できそうな問題が、300問?」
「300問を一瞥して、経験豊富なアトラン、曰く」
「――なんというか……1問、変みたいだが?」
「――付帯脳でも……単独では解析は困難だし」
「――とにかく、全問解析だ……専任部隊を編成してっ」
「あとは」
「――とりあえず、受領した旨、返信だけはしておくのだっ」
「……」
「その後」
「アトラン指揮下、発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「いよいよ、二重恒星系シヴァ=バザルに、接近」
「スタム・ブラウン博士の研究チームが乗組む、研究カプセルを、射出」
「研究カプセルは~」
「小型軽量で、超光速航行・不可ですが~」
「整備万端おこたりなしの、カンター型ウルトラ計測器を、装備」
「高次領域の事象は、余さず計測」
「――計測、開始っ」
「と」
「――!」
「二重恒星系シヴァ=バザルに、〈反逆者〉艦隊、出現」
「――〈反逆タンク〉12部隊が、護衛して?」
「――〈戦隊フェリー〉数隻が、牽引して?」
「――戦隊要塞〈反逆コーン〉96基が合体した、構造物?」
「――さしわたし、864km?」
「――その上?」
「――〈戦隊マシーン〉も、1基?」
「いったい~」
「何が、始まるのでしょう?」
「スタム・ブラウン博士の研究チームが乗組む、研究カプセルは、小型軽量」
「気づかれないように、そーっと」
「高次元領域の観測を、継続します」
「で」
「わかって、きました」
「目下、ハンガイ銀河では~」
「あちらこちらに、〈原混沌胞〉増殖中」
「物理法則が、オカシクなりはじめています」
「シヴァ=バザル星域は~」
「〈原混沌胞〉6つが、近接するところ」
「――!」
「――〈原混沌胞〉6つの縁を、引き寄せて?」
「――シヴァ=バザル星域で、重ねてる?」

 11月2日、二重恒星系シヴァ=バザル――

「アトラン指揮下、発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「〈反逆者〉通信を、傍受」
「――〈戦隊フェリー〉数隻が、牽引して?」
「――戦隊要塞〈反逆コーン〉96基が、二重恒星系シヴァ=バザルを離脱?」
「――〈反逆タンク〉12部隊も?」
「――〈戦隊マシーン〉1基も?」
「さらに」
「――〈反逆タンク〉4部隊が、二重恒星系シヴァ=バザルの周囲を封鎖?」
「いったい~」
「何が、始まるのでしょう?」
「さらに、〈反逆者〉通信を、傍受」
「――22時間後に?」
「――エントロピー・サイクロンが、来る?」
「周知のとおり~」
「エントロピー・サイクロンは、知性体をオカシクします」
「生命と知性の進化を助ける、〈搬生素〉――〈オン量子〉と〈ノオン量子〉」
「これを、根こそぎ、吸引してしまうのです」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「超光速駆動で、撤退可能」
「でも」
「スタム・ブラウン博士の研究チームが乗組む、研究カプセルは~」
「超光速駆動、できません」
「――よし、救出に行くぞ……オレがひとりでっ」
「アトランは、スペースジェット《レミー・デンジャー》で~」
「単身、発進」

 二重恒星系シヴァ=バザル――

「エントロピー・サイクロン襲来まで、残り30分」
「アトランは、スペースジェット《レミー・デンジャー》で~」
「スタム・ブラウン博士の研究チームが乗組む、研究カプセルを、目指す」
「――〈反逆タンク〉4部隊も、二重恒星系シヴァ=バザルから撤退?」
「――まずいぞっ」
「――リニア駆動っ」
「――ああっ……また、まっすぐ飛べてないっ」
「とか」
「やってる、うちに~」
「エントロピー・サイクロンが、到来」
「――ごごごごごぉぉぉーっ」
「――ああっ……スタム・ブラウン博士、申し訳ないっ」
「が」
「スタム・ブラウン博士の研究チームは~」
「なぜか、無事」
「そこへ」
「アトランのスペースジェット《レミー・デンジャー》、到着」
「スタム・ブラウン博士と研究チームを、移乗させると~」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》へ、自動操縦・設定」
「そこへ」
「――ごごごごごぉぉぉーっ」
「エントロピー・サイクロンが、本格襲来」
「アトランも、意識を失いますが~」
「スペースジェット《レミー・デンジャー》は~」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》へ、無事到着」

 二重恒星系シヴァ=バザル近傍――

「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「8光年の距離を、おいて~」
「二重恒星シヴァ=バザルを、観測」
「激しい噴出・爆発」
「――ばばーん」
「激しいハイパー震動」
「――どどーん」
「プシオン的で高次な衝撃波が、超光速で」
「――ざざーん」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は、リニア駆動で緊急退避」
「で」
「衝撃波が、鎮まった後~」
「――直径26光年の宙域を覆う、雲みたいな構造物が?」
「科学者たち、によれば」
「――〈原混沌胞〉6つの縁を、重ねて?」
「――貼り合わせて、〈混沌胞〉を造った?」
「超能力者トリム・マラート、によれば」
「――腫瘍みたいなモノに?」
「――〈オン量子〉と〈ノオン量子〉を、注入して?」
「――こう、ぼーっとしてシアワセな感じの、波動が?」
「――こう、熱っぽくて、短波っぽい、波動が?」
「超能力者トリム・マラート」
「辛抱たまらず、自分に麻酔」
「やがて」
「――ぶぶーん」
「――ぶぶぶーん」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》の、一般乗員も~」
「パラノーマルな振動を、感じて気分が変になったり」
「これこそ~」
「〈混沌胞〉が発する、振動プシ、というモノ」
「なのでした」

 発見者級戦艦《リチャード・バートン》は、シヴァ=バザル星域を撤退――

「そういえば」
「――300問は?」
「――やはり、1問、変みたいで?」
「――暗号が、解けない?」
「――よし、まかせるのだ……このアトランに」
「そうして、アトランと付帯脳は、考えた」
「――ていうか、この暗号方式」
「――昔に、このアトランが考えたヤツでは?」
「――インターコスモから、敵言語〈反逆コム〉に翻訳するとき?」
「――誤訳が、あったとして?」
「――ここを、こう」
「――そこを、こう」
「――解答の数字、すべての桁を足し合わせると、こう」
「――それを鍵として、解読すると、こう」
「――星系アックートで待つ、by、テケナー?」
「……」
「かくして」
「発見者級戦艦《リチャード・バートン》は~」
「星系アックートを、目指す」
「行程、およそ7日間」
「その間~」
「アトランは~」
「最近なかよしのネクシャリストの博士インディカさんを、連れて~」
「なにやら、自室に籠ったまま」
「曰く」
「――マッサージの実技指導を、しているのだ」
「とか、いう」

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・他、関連サイトはこちらを参照
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◆今回のひとこと

 振動プシって、肩こりには、どうなんでしょう。


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