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512 [2008/05/26]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

4 . Achim Mehnert / Festung der Regenten / 君主たちの要塞
5 . Marc A. Herren / Lazarus Tod / ラザルの死
6 . H. G. Francis / Regenten der Energie / エネルギーの君主たち
7 . Timothy Stahl / Aufstand der Grall / グラルの蜂起
8 . Achim Mehnert / Sternentod / 星間の死
9 . (作者未詳) / Der Zündermutant / 点火ミュータント
10 . (作者未詳) / Falkans Verderben / ファルカンの没落
11 . Wim Vandemaan / Gericht der Regenten / 君主たちの審判
12 . Christian Montillon / Die Robotgarde / ロボット親衛隊

 4月開始、企画物ヘフト・シリーズ。12冊、隔週刊。
 その4冊目。

 □ Perry Rhodan-Action 4話「君主たちの要塞」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/4.html ]

 西暦2166年3月、惑星トラファルガー――

「ペリー・ローダンは~」
「惑星テラで発生した、自分・暗殺未遂事件の真相を、究明すべく~」
「カスタム重巡《ジュノー》で、惑星トラファルガーを来訪」
「目下のところ~」
「事件の黒幕――〈エネルギーの君主〉たち――と、交戦中」

 戦闘後、惑星首都トラファルガー市――

「被害、甚大」
「死傷者、膨大」
「ところで」
「――この……はじめて見る種族の、遺体は?」
「じつは~」
「これこそは、戦死した敵――〈メンタ君主〉タル=アボラン――の遺体」
「解剖、してみましょう」
「――超小型のハイテク機器が、埋めこんであるなー」
「――あ、コレは……」
「――ばーん」
「遺体・爆発」
「惑星トラファルガー在住の医師、ガイドル氏、死亡」
「……」
「――この……敵アンドロイドの、残骸は?」
「分析、してみましょう」
「――細胞組織は、複数種族のDNAから、できてますねー」
「――マガドン人?」
「マガドン人は、デメトリア星団の太古文明の担い手です」
「――テラナー?」
「――アルコン人?」
「――あと、もう1種族……」
「さらに調査した結果~」
「――デメトリア星団発祥の種族グラル、と判明しました」
「……」
「――この……ペリー・ローダンが決死で入手した、転送機のデータは?」
「解析、してみましょう」
「――相手先は、深海ですねー」
「――そこが、〈エネルギーの君主〉の本拠に違いないっ」
「結論・一足飛び」

 惑星首都トラファルガー市――

「ペリー・ローダンは、情報収集」
「惑星トラファルガーに~」
「滅び去ったマガドン種族に造詣が深い考古学者は、ただひとり」
「――ボクが、その考古学者カーティス・ニュートンです」
「本名なのかは、不明」
「――で、彼女が、後援者のデザロナさん」
「先般、加勢してくれた、スプリンガー船《ワトリン》のヒトらしい」
「デザロナさん、ペリー・ローダンを気に入ってくれたようです」
「請求書なしで、支援してくれそうな気配」
「考古学者カーチス・ニュートン、曰く」
「――マガドン人は~」
「――1万5000年から2万年くらい昔~」
「――デメトリア星団の支配勢力、だったのです」
「――アルカイック時代の、あいだですね」
「……」
「アルカイック時代――」
「それは、アルコン暦3000年から3700年の、一時期」
「銀河系の中心から、超巨大なハイパー嵐が~」
「――ごーっ」
「発展途上だったアルコン人の大帝国は、大打撃を被ります」
「数世紀間、銀河系一帯で、ハイテクが、全部ダメ」
「この時代、多くの惑星が、孤立化して文明退行」
「この時代、アルコン人は、リニア航行技術を失いました」
「と、そんな時代」

 惑星首都トラファルガー市――

「ペリー・ローダンは~」
「〈エネルギーの君主〉の本拠に、すぐにも、突入したい」
「が、めずらしく、ちょっと我慢」
「惑星周回軌道上のテラ級重巡《星塵》に、命じて~」
「惑星テラに、支援要請」
「で」
「3月15日――」
「旗艦《セオドリックII》、到着」
「搭乗するのは~」
「ネズミビーバー、グッキー」
「透視能力者、ウリウ・セング」
「加えて、すでに惑星トラファルガーには~」
「テレポーター、タコ・カクタ」
「テレキネシス能力者、タマ・ヨキダ」
「超能力者が4名」
「で」
「ペリー・ローダンは、4名をともない~」
「シフト10台の部隊を、指揮して~」
「目標地点へ」
「ペリー・ローダンは、4名をともない~」
「――テレポートっ」
「〈エネルギーの君主〉の本拠へ、潜入」
「ロボット部隊とアンドロイド部隊が、猛攻撃」
「――うりゃっ」
「超能力には、勝てません」
「さらに」
「ロボット部隊とアンドロイド部隊の、猛砲撃」
「――テレポートっ」
「それをかわして、太陽系帝国の精鋭部隊を、本拠の中枢へ」
「ところで」
「――グッキー、〈エネルギーの君主〉は、見つかったか?」
「――うーん……ボクのテレパシーに、ひっかからないよ?」

 〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジン――

「――撤退だっ」
「――手持ちの手段で、テラナーは倒せぬっ」
「――〈アウラティア〉応答をっ」
「返事は、ありません」
「〈アウラティア〉と、連絡がとれないのでは~」
「これ以上、ロボット兵団の投入は、不可能です」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンの、迅速な判断のもと~」
「生き残った〈エネルギーの君主〉9名は、転送機を抜け~」
「デメトリア星団の、別の基地惑星へ」
「……」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジン、心に念じて曰く」
「――テラナーに固執して、本願成就が果たせなければ、本末転倒だ」
「――われらの仇敵は、アルコン人っ」
「――まずは、昨今アルコン人が頼みにするテラナーを抹殺」
「――なんて、思い立ったわけだが……もうやめだっ」
「……」
「どうやら~」
「太古――」
「アルコン人の大帝国は、マガドン人の帝国を蹂躙」
「〈エネルギーの君主〉たちは~」
「災厄の時代を、深層睡眠で乗り越えた」
「という、次第」

 惑星トラファルガー深海、〈エネルギーの君主〉の本拠――

「――ごごごごごっ」
「〈エネルギーの君主〉の本拠、自壊しはじめます」
「――撤退だっ」
「まずは、太陽系帝国の精鋭部隊が、シフトへ」
「――テレポートっ」
「最後に、ペリー・ローダンを……」
「――?」
「――どこ行ったのさ、ペリー?」
「……」
「――ごごごっ」
「――ばーん」

 惑星首都トラファルガー市――

「かくして」
「太陽系帝国大執政官ペリー・ローダン、行方不明」
「人々は~」
「その死を、信じていません」
「で」
「人々が推察する、とおり~」
「現在」
「ペリー・ローダンは、ただひとり」
「〈エネルギーの君主〉の転送機を抜け~」
「デメトリア星団のどこかの惑星に、いるのでした」

 以下、次号。

□ Perry Rhodan-Heft

2440 . Leo Lukas / Armee der Schatten / 影の軍団
2441 . Leo Lukas / Die letzten vierzig / 最後の40人
2442 . Arndt Ellmer / Stützpunkt im Chaos / 混沌の基地
2443 . Christian Montillon / ESCHERS Plan / エッシャーの計画
2444 . Michael Marcus Thurner / Vor der Finalen Schlacht / 決戦前夜

□ Perry Rhodan-Heft 2440話「影の軍団」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2440.html ]

 新銀河暦1345年、ハンガイ銀河――

「そこでは」
「目下、〈混沌の勢力〉が〈負の球体〉を建設中」
「〈混沌の勢力〉実動部隊=終末戦隊〈反逆者〉の艦艇が、ウヨウヨ」
「あちらこちらに、〈原混沌胞〉増殖中」
「物理法則も、オカシクなりはじめています」
「そこへ」
「単独、先行突入、した~」
「テラナーたちの巨艦――全長8kmの亜鈴型艦――《ソル》」
「のっけから、悪い相手と、あたってしまいます」
「……」
「キルミズさま――」
「青肌の巨漢」
「超能力が、ふたつ」
「〈痛叫〉――」
「顔面が、縦にぱっくり割れて~」
「聞いたモノどもを抹殺する、必殺技」
「メンタル・ディスロケーター能力――」
「自分の意識を分割・憑依させて~」
「幾多の知性体を、制御下に」
「このキルミズ」
「〈混沌の勢力〉が~」
「現在、銀河系にて、建造中の~」
「正確には、銀河系の諸惑星を材料にして、建造準備中の~」
「ハンガイ銀河防衛用・機動要塞カオテンダー《ヴルタファー》」
「そのパイロット、なのでした」
「……」
「――メンタル・ディスロケーターっ」
「――憑依・憑依・憑依っ」
「数日の、うちに~」
「――《ソル》乗員ほとんどを、制御下に置いたぜ」
「――免れたのは?」
「――精神安定化手術をうけた……ロナルド・テケナー?」
「――他に?」
「――なんか難民みたいなのが、20万体くらい、いるけれど~」
「――問題外・問題外」
「で」
「〈反逆者〉の戦闘種族モルダエル人――ヘビ頭――と~」
「〈反逆者〉の技術種族ガンシュカル人――トリ頭――が~」
「ぞろぞろ乗艦、要所を占拠」
「艦載脳〈セネカ〉も~」
「〈モバイル計算カーネル〉4基の、完全制御下に」
「戦隊モーティヴェーター――雲のようなもの――が~」
「――乗員に、強力な動機づけを、してやるぜ」
「乗員の、最後の抵抗の意志を、挫いたり」
「かくして」
「《ソル》は、すっかりキルミズさまの自家用艦」
「ロナルド・テケナーは、不本意ながら雇用人扱い」
「――立場をわきまえるアタマも、ある」
「――話し相手として、オモシロイ」
「――《ソル》の乗員も、任せて安心」
「――ハイ・サイドライトの称号を、与えてやろう」
「……」
「それから~」
「すでに、1年近くが、経過」

 新銀河暦1346年9月1日、星系ティル=ナ=ティル――

「キルミズは、銀河系へ単身出張」
「――翌日には~」
「――《ソル》も、〈反逆タンク〉2隻の監視のもと~」
「――ハンガイ銀河中心部近く、エルガス星域へ、発進するように」
「エルガス星域には~」
「一帯の実務級の指揮官で、あらせられる~」
「進歩維持者ヴォーサルのテルカンさまの~」
「執務城《シルク》が、停泊中」
「――そこで待機して、次の指示を待つがよい」
「エルガス星域まで、行程はわずかに22日間」
「《ソル》艦内には~」
「正規乗員、5144名」
「モルダエル人が、1500名」
「ガンシュカル人が、300名」
「戦隊モーティヴェーターが、1000体」
「が」
「ロナルド・テケナーは、考える」
「――キルミズは、いないんだ」
「――なんとか、なる」
「――なんとか、するんだ」
「――執務城《シルク》に、到着したら~」
「――《ソル》奪還の機会は、失われてしまうっ」

 《ソル》艦内――

「モルダエル人の指揮官の称号を、カルバロンといいます」
「シラテさんは、《ソル》の曳航を任された、女性のカルバロン」
「少々、気負って、寝不足気味」
「――《ソル》乗員は、油断ならないわっ」
「――戦隊モーティヴェーターの動機づけ、強化月間よっ」

 《ソル》艦内――

「《ソル》乗員は、表向き、静かなもの」
「ロナルド・テケナーは、ここ数カ月、よく眠る」
「――拝啓、ステフ・ラ・ニーヴァント特命中佐……むにゃむにゃ」
「ステフ・ラ・ニーヴァント特命中佐も、よく眠る」
「――ロナルド・テケナー様、敬具……むにゃむにゃ」
「で」
「ジャキンタのベンジャメーン」
「――むん」
「超能力を、発揮すると~」
「――ロナルド・テケナー様へ~」
「――ステフ・ラ・ニーヴァント特命中佐から、速達でーす」
「夢を経由の〈隠密郵便屋〉」
「さらに」
「ジャキンタのベンジャメーン」
「――むん」
「超能力を、発揮すると~」
「――いま、反乱は、いけないよいけないよいけないよ」
「――ほうら、失敗する失敗する失敗する……やめておけ」
「《ソル》乗員の無駄な蜂起を、断念させる〈夢御用改〉」
「そうする、うちに……」

 《ソル》艦内――

「《ソル》中央艦体の瓦礫の山に~」
「モム・セリマー種族20万人が居住する、通称〈瓦礫都市〉が、あります」
「……」
「モム・セリマー種族――」
「《ソル》が、1800万年前のセガフレンドー銀河で、救助して~」
「なりゆきのまま、住みついた~」
「いわゆる、難民なのですが~」
「世代交代が、早いので~」
「すでに、人口20万名?」
「つい、このあいだ~」
「市民権を、得たばかり」
「――機器のあつかいくらい、教えてよー」
「――ボクたちも、働くよー」
「かくして~」
「創設された、《ソル》後継者アカデミー」
「英才教育をうけた、モム・セリマーなら~」
「操艦くらいは、可能なように」
「でも」
「キルミズも~」
「モルダエル人も~」
「戦隊モーティヴェーターも~」
「――モム・セリマー種族?」
「――難民でしょ?」
「――20万も、相手してられないでしょ?」
「――問題外・問題外」
「と、ノーマーク」
「……」
「トレスト・ハカンヴォルターは、とっても若いモム・セリマー」
「思いこみも、それなりに」
「――ボク、すっごい超能力をもってるんだ」
「――まだ、超能力は、発現してないけど」
「――《ソル》のために、全力で戦う……あ、間違えた……勉強するよ」
「そんな、モム・セリマーたちを、相手にするのは~」
「ステフ・ラ・ニーヴァント特命中佐」
「《ソル》後継者アカデミーの校長先生です」
「授業に、かこつけて~」
「――さあ、みんな体育と技術の時間だよー」
「――軍事教練、ざっざっざっ」
「モム・セリマー種族8000名以上を、組織して~」
「〈影の軍団〉――〈夜の軍団〉ともいう――創設」
「《ソル》中央艦体の〈瓦礫都市〉の、いたるところで~」
「――軍事演習、ざっざっざっ」
「《ソル》艦内の、いたるところで~」
「――武器も調達、ざっざっざっ」
「さらに」
「――さあ、みんな仕事だよー」
「予定されていた、艦載脳〈セネカ〉のパーテーション分割作業」
「分割したパーツの12分の8の、個別試験を~」
「《ソル》後継者アカデミーが、担当することに」
「――この仕事に、かこつけて~」
「――艦載脳〈セネカ〉を~」
「――〈モバイル計算カーネル〉4基の、完全制御下から、解放するのだ」
「――決行は、9月24日……執務城《シルク》に到着する、前日だっ」

 《ソル》艦内――

「一方」
「カルバロン、シラテさん」
「少々、気になることがあって、寝不足気味」
「――キルミズさまから、あずかった箱」
「――進歩維持者ヴォーサルのテルカンさまに、渡すように、って」
「――ああ、気になるわっ」
「――(こっそり)」
「開けてみると、中は空」
「が」
「――何か、箱の中から視線を感じたような……うっ」
「次の瞬間~」
「意識も記憶も、トンでしまいました」

 《ソル》艦内――

「ロナルド・テケナーは~」
「カルバロン、シラテさんの自室に、およばれ」
「と」
「――(妙な箱、握りしめて?)」
「――(様子が、おかしくないか?)」
「対話して、わかってきました」
「――(箱を介して?)」
「――(6万光年離れた場所から、キルミズさまが、遠隔操縦中?)」
「語られた、キルミズさまの驚愕の計画とは」
「――好機到来?」
「――執務城《シルク》に到着した時が、《ソル》奪還の時だ?」
「――時が来たら、手助けしてやるから?」
「――それまで、おとなしく待つがよい?」
「――(なぜ?)」
「語られた、キルミズさまの驚愕の動機とは」
「――執務城《シルク》の目の前で、《ソル》が、逃走すれば?」
「――進歩維持者ヴォーサルのテルカンさまが?」
「――カオプレッサー〈コルトロク〉さまから、お叱りをうける?」
「――だって?」
「――進歩維持者ヴォーサルのテルカンさま、嫌いだもん?」
「そんな些細な動機で、しでかして良いことなのか、どうなのか」
「キルミズさまの倫理感は、まあ、それとして」
「――時が、来たら?」
「――カルバロン、シラテさんが、命令して?」
「――艦載脳〈セネカ〉を監視する〈モバイル計算カーネル〉4基を?」
「――停止してやる?」
「――!」
「キルミズに、とって~」
「《ソル》が、どうなろうと~」
「《ソル》を監視する部隊が、どうなろうと~」
「どうでも、良いらしい」
「ロナルド・テケナーから、してみれば~」
「まだまだ、疑念でいっぱい、ですが~」
「――かたじけない」
「と、この場は、話を呑むことに」
「――(いざとなったら、オレの計画を活かせば良いのだ)」
「……」
「その後~」
「ベンジャメーンが~」
「カルバロン、シラテさんを、探ってみますが~」
「――当人は、きれいに忘れてますねー」

 9月24日、《ソル》は、執務城《シルク》へ――

「到着の、直前」
「カルバロン、シラテさんは、虚ろな目をして、命令ひとつ」
「――執務城《シルク》から、査察が来るわっ」
「――モルダエル人部隊の半数は~」
「――艦の中枢部から、艦殻のすぐ内側に、移動っ」
「――お出迎えよっ」
「で」
「《ソル》は、執務城《シルク》脇の指定座標に、しずしずと停泊」
「と」
「その時」
「艦載脳〈セネカ〉を監視する〈モバイル計算カーネル〉4基が~」
「――ばーん」
「〈影の軍団〉が、艦内深くのモルダエル人部隊を、不意打ち」
「――どどーん」
「自由になった、艦載脳〈セネカ〉は、隔壁を操作」
「艦内深くのモルダエル人部隊の、退路を断ち~」
「〈影の軍団〉を、自在に誘導」
「さらに」
「艦殻のハッチを、開放」
「――ぷしゅっ」
「艦殻すぐ内側にいたモルダエル人部隊は、宇宙空間へ全員放擲」
「さらに」
「〈影の軍団〉は、戦隊モーティヴェーターを、各個撃破」
「――頭を叩けっ」
「――戦隊モーティヴェーターの、指揮個体はどこだ?」
「トレスト・ハカンヴォルターは、とっても若いモム・セリマー」
「思いこみも、それなりに」
「――まだ、超能力は、発現してないけど」
「――ボクの潜在能力に、賭けてみようっ」
「勇猛果敢に、個人行動」
「――うぉぉっ」
「戦隊モーティヴェーターの指揮個体が~」
「討ちとられると~」
「――ひー」
「モルダエル人も~」
「ガンシュカル人も~」
「戦隊モーティヴェーターも~」
「総崩れ」
「艦外へ、逃走」
「……」
「かくして」
「《ソル》は、最高速度で宙域離脱」
「戦隊モーティヴェーターの影響が、消えたので~」
「――はっ」
「正気にかえった、《ソル》乗員」
「さらに」
「――はっ」
「正気にかえった、ハルト人ブロ・ラカネ」
「――うぉぉぉっ」
「司令室を奪還すること、力まかせ」
「――ひー」
「カルバロン、シラテさんは、虚ろな目のまま、戦死したという」
「……」
「大勝利、大成功」
「モム・セリマー〈影の軍団〉は、鼻高々」
「が」
「唯一、すっきりしないヒトがひとり」
「ロナルド・テケナーは、つぶやきます」
「――簡単すぎる」
「――なにか、あるんじゃないか?」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 この本の山の下から、発掘したい本があるんですが……。
 経済効率を考えると、もう1冊買った方が、安いかも。


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