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510 [2008/05/12]


Perry Rhodan を中心とするドイツSFと周辺エンターテイメントの断片的情報を、私的興味の範囲でお送りします。

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◆目次
◇ペリー・ローダン近況


◆ペリー・ローダン近況

□ Perry Rhodan-Das Rote Imperium

1 . Michael Marcus Thurner / Die fossile Stadt / 化石都市
2 . Christian Montillon / Requiem für Druufon / ドルーフォンに鎮魂歌
3 . Wim Vandemaan / Die Zukunftsbastion / 未来砦

 Heyne 社の書き下ろしポケットブック・シリーズ。
 今年は「赤い宇宙の帝国」シリーズ。
 11月から隔月刊行。全3冊の予定。

□ Perry Rhodan-Action
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/praction/index.html ]

3 . Hans Kneifel / Rhodan mal tausend / ローダンが1000人
4 . Achim Mehnert / Festung der Regenten / 君主たちの要塞
5 . Marc A. Herren / Lazarus Tod / ラザルの死
6 . H. G. Francis / Regenten der Energie / エネルギーの君主たち
7 . Timothy Stahl / Aufstand der Grall / グラルの蜂起
8 . Achim Mehnert / Sternentod / 星間の死
9 . (作者未詳) / Der Zündermutant / 点火ミュータント
10 . (作者未詳) / Falkans Verderben / ファルカンの没落
11 . Wim Vandemaan / Gericht der Regenten / 君主たちの審判
12 . Christian Montillon / Die Robotgarde / ロボット親衛隊

 4月開始、企画物ヘフト・シリーズ。12冊、隔週刊。
 その3冊目。

 □ Perry Rhodan-Action 3話「ローダンが1000人」
[ http://perry-action.de/cgi-bin/heft.pl/3.html ]

 西暦2166年3月、惑星トラファルガー――

「ペリー・ローダンは~」
「惑星テラで発生した、自分・暗殺未遂事件の真相を、究明すべく~」
「カスタム重巡《ジュノー》で、惑星トラファルガーを来訪」
「が」
「謎の極地要塞から、いきなり砲撃」
「カスタム重巡《ジュノー》は、墜落」
「死傷者多数」
「謎のロボット部隊が、惑星トラファルガー全域を、いきなり襲撃」
「ペリー・ローダンは~」
「首都トラファルガー市への襲撃を、退け~」
「残された宇宙船――テラ級重巡《星塵》――を、衛星軌道上に逃がす」
「……」
「そして、今――」
「あつめた、重武装の11名」
「テレポーター、タコ・カクタ――いまだ傷は完治せず」
「テレキネシス能力者、タマ・ヨキダ」
「ティム・シェンドラク少尉――カスタム重巡《ジュノー》の、生き残り」
「トリファー・プラ軍曹――同じく、生き残り」
「惑星執政官コスマイ・セトラさんなんかも、参加してしています」
「他6名」
「ペリー・ローダンと11名は、グライダー2台に分乗」
「衛星ファークラスの月明かりの、もと~」
「未知の敵の地上要塞へ、侵入」
「――罠だ! 爆弾だっ」
「――罠だ! 爆発する転送機だっ」
「うまくかわして、被害なし」
「地上要塞の貯蔵庫に~」
「ポジトロニクス部品みたいなモノのが、若干」
「――専門家の銀河系秘密情報局員にみせたら、何かわかるかも」
「成果はそれだけ、ですが」
「――撤収だ」

 トラファルガー市――

「ペリー・ローダンは~」
「テラ級重巡《星塵》の指揮をとるミルトン・シュラム少尉に、無線連絡」
「――これまでどおり、周回軌道上に、留まってくれたまえ」
「また」
「ペリー・ローダンは~」
「惑星執政官コスマイ・セトラさん」
「惑星執政官の秘書タラ・スタイルンさん」
「両名と、会談」
「――デメトリア星団の太古惑星マガドンを、ご存知?」
「――マガドン人は、デメトリア星団に文明を築いていたのです」
「――マガドン人の退行した子孫が、地下に住むマガドゥなのです」
「――惑星トラファルガーでも、各種マガドン遺物が発掘されてございます」
「――今回の事件、マガドン人が関係するのか、しないのか……」
「――でも、さしせまった問題は、次に謎の敵がどう出るか、ですわね」
「――ほほほ」
「と」
「軌道上のテラ級重巡《星塵》から、緊急連絡」
「――敵ロボット部隊、トラファルガー市に接近」
「反重力プラットフォームで、襲来したのは~」
「――!」
「ヒト型アンドロイド1000体――しかも、ローダンと瓜二つ」
「――ああ、チーフたちが、都市を爆撃っ」
「――ああ、チーフたちが、住民を狙撃っ」
「被害甚大」
「混乱拡大」
「と」
「ぴたり」
「ペリー・ローダン(偽物)たち、攻撃を一時停止」
「拡声器で増幅された敵の声が、アルコン語で、曰く」
「――〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンであるっ」
「――テラ級重巡《星塵》を、引き渡せっ」
「聞いたペリー・ローダン(本物)、つぶやいて、曰く」
「――渡せるわけ、ないだろう?」
「――トランスフォーム砲まで装備したテラ級重巡、だぞ?」
「そうこう、していると~」
「軌道上のテラ級重巡《星塵》から、報告」
「――トラファルガー市から距離200kmに、敵陣を確認」
「――円弧状に、直径409mの地上要塞12基が、展開」
「――戦車6000台が、トラファルガー市に、向かっていますっ」
「テラ級重巡《星塵》は、軌道上から、戦車隊を狙い撃ち」
「――どーん」
「なんて、していると~」
「突如、飛来した転子状船」
「――スプリンガー船《ワトリン》?」
「――加勢してくれる?」
「――ありがたいっ」
「あとで請求書を見たら、後悔するかもしれませんが」
「――どどどーん」
「戦車100台以上を、撃破」

 トラファルガー市――

「テレポーター、タコ・カクタ――まだ傷は完治せず――は~」
「――病院に、病院に」
「戻る、途中の、再処理工場のあたり」
「――!」
「――あれは……小さいけれど、敵の地上要塞?」
「――あ、戦車が出てきた」
「咄嗟に、テレポートして、内部へ」
「操縦装置とおぼしきモノを、盗んで、逃走」
「専門家の銀河系秘密情報局員に、調べてもらいましょう」
「――ふむふむ」
「――先だっての出撃で、盗んできた、ポジトロニクス部品が~」
「――今回、盗んできた、操縦装置に~」
「――ぴったりハマる、みたいです」

 トラファルガー市――

「ふたたび」
「拡声器で増幅された敵の声が、アルコン語で、曰く」
「――〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンであるっ」
「――テラ級重巡《星塵》を、引き渡せっ」
「――さもないとっ」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは~」
「地下の集落から、無防備なマガドゥ種族を、強制連行」
「つぎつぎ、処刑」
「――無関係なのにっ!」
「ペリー・ローダン(本物)は、決断を迫られます」
「が」
「その時、形勢逆転」
「先だって、ペリー・ローダンと11名が盗んできた、ポジトロニクス部品」
「今回、タコ・カクタが盗んできた、操縦装置」
「これを用いて、敵ロボットに自滅指令」
「――さあ、互いに戦って自滅するのだっ」
「――どーん」
「――どどーん」
「――どどどーん」
「戦車と、ロボットと、ペリー・ローダン(偽物)は~」
「自滅、壊滅、あるいは撤退」
「……」
「ペリー・ローダン(本物)は~」
「テラ級重巡《星塵》に、指示だけ言い置くと~」
「――(そーっと)」
「撤退するペリー・ローダン(偽物)の群れに、紛れこむ」
「――ざっざっざっ」
「反重力プラットフォームに、乗りこんで~」
「100km離れた転送機へ」
「転送機の手前で、身を隠し~」
「転送データを、収集すると~」
「トラファルガー市へ、戦術的撤退」

 3月14日、トラファルガー市――

「被害、甚大」
「死傷者、膨大」
「ところで」
「――この……はじめて見る種族の、死体は?」
「――まさか……マガドン人?」

 極地、〈君主たちの要塞〉――

「ここは、事態の黒幕の拠点」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは、くじけない」
「――このっ」
「――戦闘は、敗北だが」
「――戦争は、これからだっ」
「――憶えていろよ、ペリー・ローダンっ」
「じつは、今回の戦闘で~」
「前線に出ていた〈メンタ君主〉タル=アボランが、あえなく戦死していたり」
「でも」
「〈エネルギーの君主〉ロク・アウラジンは、くじけない」
「――ペリー・ローダンめっ」
「――この、マガドンのロボット親衛隊があるかぎりっ」
「――キサマごときに、敗れはせんっ」

□ Perry Rhodan-Heft

2438 . Hubert Haensel / Das Stardust-System / スターダスト星系
2439 . Hubert Haensel / Menschen für Stardust / スターダスト移民団
2440 . Leo Lukas / Armee der Schatten / 影の軍団
2441 . Leo Lukas / Die letzten vierzig / 最後の40人
2442 . Arndt Ellmer / Stützpunkt im Chaos / 混沌の基地

□ Perry Rhodan-Heft 2438話「スターダスト星系」
[ http://www.perry-rhodan.net/produkte/hefte/1/2438.html ]

 新銀河暦1346年、星系ソル――

「自由テラナー連盟の主星系は~」
「〈混沌の勢力〉の終末戦隊〈反逆者〉に、包囲されています」
「超知性体〈それ〉が提案したのが~」
「避難所=遠いどこかの星系スターダストへ、逃げるという方策」
「が」
「星系ソルと星系スターダストをつなぐ、〈遠隔転送転轍機〉には~」
「深刻な、問題が」
「通過すると、ハイパー水晶の9割が、ダメになってしまいます」
「で」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルは~」
「――現地を見ずして、転居を考えることなかれ」
「スカラベ級重装甲小型艦10隻に、ハイパー水晶満載の金庫をもって~」
「現在、先行調査中」

 8月19日、自由テラナー連盟、首都テラニア――

「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテが~」
「いきなり、勝手に記者会見」
「――避難所=遠いどこかの星系スターダストへ、逃げると良いです」
「――星系スターダスト――惑星22個」
「――居住可能な惑星は、4つ」
「――惑星カタラクトの大陸アウマルクだけ、立入禁止です」
「――他は、自由にお使いいただいて、かまいません」

 テラニア・ロボティック・レトロデザイン社――略称TRR――

「ティムバー・F・ホイッスラーJr」
「TRR社の、創業者にして、オーナー社長」
「前世代のロボット工学を操る、匠の技」
「前世代のロボットを、細々生産」
「ロボット業界を常に主導してきた、栄えあるホイスッラー一族に、おいて~」
「――古いのよ、ねー」
「――変人よ、ねー」
「異端者、あつかい」
「が」
「新銀河暦1331年――」
「ハイパー物理学的抵抗・増大」
「ハイテクがみんなダメ、な時代の到来」
「ティムバー・F・ホイッスラーJr」
「一躍、長者番付第3位」
「TRR社の純資産、2500億ギャラックス」
「妻は死別し、子はいない」
「そんな、いかにもな大富豪」
「ティムバー・F・ホイッスラーJr」
「テラニアにそびえる、全高300mの豪邸で~」
「ふと、目にした3Dニュースが~」
「超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテの、記者会見」
「――これだっ」
「――恐怖におびえる人々を、新天地へ導くのだ」
「――ああ、星系スターダストに、植民したい」
「決断まで、わずか1分」
「で」
「そこは、みなぎる、富豪の力」
「――超知性体〈それ〉の使者ロト・ケレーテさんに、話を聞きたい」
「個人的な対面も、即・実現」
「もらってきた、データ水晶には~」
「星系スターダストと〈遠隔転送転轍機〉の、情報が満載」
「で」
「いよいよ、ほとばしる、富豪の力」
「――メディアで、この計画を、告知したい」
「メディア〈ゴビ・トリビデ〉で、即・放送」
「――スカラベ級重装甲小型艦を、多数、買い付けたい」
「準備、着々と進行」
「数日で~」
「TRR社には、問合せ殺到」
「……」
「自由テラナー連盟政庁大臣ホーマー・G・アダムズは~」
「――政府としては~」
「――民間主導の植民団を、認めるわけには、いきません」
「などと、抗議の申し入れ」
「が」
「ここで、富豪の必殺技」
「――TRR社を、250億ギャラックスで、誰かに売却したい」
「――あの……TRR社の純資産は、2500億ギャラックスでは?」
「――売却したい」
「――わたしが、購入を希望したら?」
「――売却したい」
「――えと……新天地、星系スターダストでの成功をお祈りしますっ」

 星系スターダスト調査隊、レジナルド・ブル――

「すでに~」
「〈遠隔転送転轍機〉を抜ける通信経路が、完成しています」
「本日も~」
「ニュースが、いくつか」
「星系スターダスト調査隊を指揮する~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブルのもとへ」
「――植民団の第一陣が、すぐに来る?」
「――メディアの記者に、居住可能な4惑星を取材させろ?」
「――やれやれだぜ」
「現在~」
「自由テラナー連盟政庁大臣レジナルド・ブル」
「みずから指揮する、スカラベ級重装甲小型艦で~」
「恒星スターダストと第1惑星パルガの間を、調査中」
「――強度の5次元放射を、計測ですねー」
「――!」
「――?」
「厚さ数mmの未知物質にくるまれた、ハイパー水晶が~」
「ごろん・ごろんと~」
「それはもう、大量に」
「そこで」
「レジナルド・ブル、思案して曰く」
「――超知性体〈それ〉が、人類のために、用意してくれた、とか?」
「――そんなわけ……ないよなあ」
「と」
「――!」
「スカラベ級重装甲小型艦、何かと接触」
「――直径数mの、網状の球体が、いくつも?」
「マーク・ロンドン超能力少年の弁、によると~」
「――あれは、生き物だよー」
「スカラベ級重装甲小型艦、網状球体に、囲まれます」
「――ハイパー・エネルギーを、吸収されてる?」
「――逃げるんだっ」
「――ダメです。追ってきますっ」
「そこで」
「レジナルド・ブル、思案して曰く」
「――モノは試しっ」
「――H"Uバリアを、切れっ」
「ぷっつん」
「網状球体は、喰い物がなくなったと見ると、離れていきました」

 8月24日、〈アルビオン3D〉星系スターダスト取材部隊――

「メディア〈アルビオン3D〉の、おしどりレポーター」
「ジュリニア・ジャランティン」
「フランク・ジャランティン」
「スカラベ級重装甲小型艦《SK=PRAE=101》に、便乗して~」
「星系スターダストへ、到着」
「まずは、居住可能惑星ジックスへ」
「――すばらしいところね、ダーリン」
「――すばらしいところだよ、ハニー」
「――わははは」
「連呼すること、数えきれず」
「――あの水棲生物は何かしら、ダーリン」
「――あの水棲生物には知性があるかもだよ、ハニー」
「……」
「スカラベ級重装甲小型艦《SK=PRAE=101》、発進予定時刻」
「――わたしたち、もどりません」
「――ボクたち、ここに住むことにしました」
「すなわち、ジャランティン夫妻は、星系スターダスト植民者・第1号」
「――すばらしいところね、ダーリン」
「――すばらしいところだよ、ハニー」
「――わははは」
「取材報告は、〈遠隔転送転轍機〉を抜けて、星系ソルへ」

 星系ソル、自由テラナー連盟政務次官シグルト・エックナトム――

「――星系スターダスト自由テラナー連盟植民地の暫定執政官に任ずる」
「――謹んで、拝命いたします」
「で」
「暫定執政官シグルト・エックナトム」
「まずは」
「――〈遠隔転送転轍機〉が、閉じたあと~」
「――本国との連絡を、なんとか」
「そして」
「――資材や、スペアパーツを~」
「――本国なしでやっていけるように、なんとか」
「そうして」
「各種宇宙船100隻の用意を、進めます」
「そうこう、するうち~」
「移民希望者、すでに8月末には1億人」

 9月1日、星系スターダスト――

「ティムバー・F・ホイッスラーJrの私設移民団1500万人が~」
「惑星アヴェダに、着陸」
「ティムバー・F・ホイッスラーJrは~」
「自由テラナー連盟の旗を、大地に立ててみたり」
「そこへ~」
「暫定執政官シグルト・エックナトムも、到着」
「かくして」
「星系スターダスト自由テラナー連盟植民地、誕生」

【関連サイト】
・出版社が運営するドイツ公式サイト
[ http://www.perry-rhodan.net/ ]
・他、関連サイトはこちらを参照
[ http://www.rhodan.jp/ ]


◆今回のひとこと

 2005年のドイツSF大賞、クルト・ラスヴィッツ賞、ダブルクラウンの長篇 Der Schwarm ……早川書房『深海のYrr』として邦訳。


d-information ◆ 510 [不定期刊] 2008/05/12
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